嘘みたいな話ですが

usmitai na hanashi desuga

嘘みたいな話ですが
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神59
  • 萌×266
  • 萌69
  • 中立18
  • しゅみじゃない9

--

レビュー数
53
得点
784
評価数
221
平均
3.7 / 5
神率
26.7%
著者
腰乃 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックス~BE×BOYCOMICS~
発売日
価格
¥571(税抜)  
ISBN
9784862637208

あらすじ

カッコよくて仕事もできて、えらい男前の北川先輩に、キモいほど粘着してる後輩の中村くん。酒瓶相手に告白練習するような音萌え過ぎて変態で可哀相な彼は、妄想を武器に欲望のままに北川に迫るが、先輩ってば……予想以上に男前でした…ッvv!!
いいトシの男たちがキャッキャvラブラブ展開中!
待望の単行本化・描き下ろし付!

表題作嘘みたいな話ですが

25歳、後輩リーマン、妄想好き
27歳、先輩リーマン、男前

同時収録作品明けの明星

リーマン
リーマン・島田の同僚

同時収録作品意外性の発展

リーマン
神原の上司・43才

その他の収録作品

  • 意外性の発展後?(口絵カラー)
  • 嘘みたいな話でした(描き下ろし)
  • 暴露の夜
  • 焼酎瓶と寝ていた男(描き下ろし)

レビュー投稿数53

気持ちいいくらいに順序が逆

◆嘘みたいな話ですが(表題作)
 序盤からヤっちゃう2人ということで、いろいろと順序がおかしくなってしまった職場の先輩と後輩の腰乃先生らしい軽快なやりとりが楽しめる作品でした。難しいことは考えず、さくっとラブコメを読みたい時にはオススメ。個人的には最後までヘタレな変態という雰囲気だった後輩の中村がそこまで魅力的に感じられなかったので、萌評価にしました。もう少し野獣っぽかったり、Sっぽい所があると良かったかも。

◆明けの明星
 モノローグが効いていた作品。ただ、ストーリーはやっぱり会社でヤっちゃう2人(笑)。今回3作品とも気持ちが通じる前にヤっちゃう男達の話だったので、1作品くらいは別の導入があっても良かったかなと。でも、3作品の中ではこちらが一番好きかも。ノンケの島田が割合ノリノリなのが腰乃先生らしくて面白かったです。

0

男前受けに萌え

ゲイ年下攻め中村×年上受け北川。
中村が長年の片思いから付き合うお話。
北川を好きすぎる中村の挙動がいちいち怪しくておもしろいw
北川がノンケだけど男前受けでかっこいい。
んで、やっぱり や ら し いw

表題作以外の2編もおもろかわゆくてやっぱり や ら し いw

中村がじゃっかんこじらせ気味だけど北川が男前だからめんどくさいことにはならず、微笑ましくやらしく距離感縮まっていく過程が萌え萌え。
相変わらず心の声もふんだんにあり楽しい。

「明けの明星」「暴露の夜」も長年片思いが実るエロいい話だけど、表題作とはまた違うタイプで幅広くてすばらしい✨

0

哀れタクシーの運転手

2006年の作品から収録されてるってすごい。
ちょうど腰乃先生がキラ星のごとくBL界に現れた後ぐらいが、自分が商業BLを読みだした頃で、それからずっと好きです。初めてみたBLを親と思って着いて行く雛状態で笑
ですから、毛がしっかり描いてあるのもキラキラした絵柄でないのも普通のことなんですよね〜早々に腰乃先生に出会えてよかった。

表題7割ぐらい
◾︎中村(後輩 ゲイ)×北川(先輩 ノンケ)
2人っともかっわいいなぁ!まったく!!中村に比べて北川って誠実だよなぁ。

初期、腰乃先生の良さは何と言ってもサラリーマンがめちゃくちゃサラリーマンなところです!普通に仕事してる。別に仕事がらみで起承転結が作られている訳ではないのですが、自然に仕事してる会社員の日常にBLが存在してます。

※電子書籍ebook 書き文字見辛い 修正白海苔

1

真剣で純粋ででも変態な攻めが笑える

職場の先輩である北川に半ストーカー的な想いを寄せる中村。酔いつぶれた北川を介抱するため自宅に連れ帰った中村だが手を出そうか出すまいか迷走。実はさほど酔ってない北川が誘い受けするために中村の家についてきたことがわかり、長年の想いが成就する。

北川を盗撮したり北川に見立てた一升瓶に告白や添い寝をしたりと半ストーカーというよりアホなことばかりする中村が可愛かったです。どんどん変態的なプレイをする中村に半ギレになる北川がでも憎めなくてどんどん好きになっていくところが萌えました。

0

腰乃さんの強引に引っ張られる感じが癖になりますv

腰乃さんは同人からだったのですが、
なんというか、やはり個性的といいますか、
絵もそうですが、
ストーリー展開がああ腰乃さんやー!という感じでv

いつも予想もつかない発想というか、
マニアックというか……
時々食らいついていかないと、振りほどかれそうになる時があります。
今回はそれほどでもなかった感じですが、
相変わらず変態さん(褒め言葉)が多いです!

(褒め言葉)と付ければ何でも許されそうですが、
腰乃さんの場合、犯罪に近くても、
大抵それを受ける方が容認しちゃってるのでねv

お話としてはちょっと引っかかるところもありですが、
やはり強引に持ってかれた感じで「萌×1」!

1

ジワジワとクる、その嘘みたいな話と意外性の発展。

絵が…⁈ 絵が…⁈ だいぶ旧いみたいで、確認したら初出が約10年近く以前の様なので。表題作にしても、最初の方と終わりの方では別人と言っていい程の違いがあるかと思います。だって、最初、北川さん全然カッコ良くないですもん。それが、だんだんとイケメンになって行く。そして、腰乃先生の描く男子はコリッというか、カリッとした骨格が決め手!などと私は感じているのですが、この二人、最初の方はなんだかムチっとしてるんですよねぇ。(ガチムチでは無い、全体にモヤッとしている。)それだけにエロいというか。エロさ倍増している気もします。いや、最後の方の身体はカリッとしてるのに股間のアレがたゆんとしてるのも、それはそれでエロいです。確かに、このたゆんたゆんを描く作家さんて、あんまりいらっしゃらないかも!棒のみ!みたいな絵を描く方のが良くお見かけするので、腰乃先生のコレは結構、エロくて、見る度におおーっと、ちょっとビビります。表題作は妄想がガチ過ぎて、もはやキモい域に達している、後輩の中村のその想い、北川先輩は男らしく受け止めてしまう⁈ というマジで「嘘みたいな話ですが」。「俺は怖くて仕方ないよ。」と言いつつ、何もかも(もちろんその身体も‼︎)許してしまう、北川先輩が男前過ぎます!惚れます。
同時収録の「明けの明星」もこのムチっと感が気になってしまう、旧作の匂いがします。
「意外性の発展」の方が最近の絵に近いかも。カラーページでこの「意外性の発展後?」が描かれているのですが、神原の自分勝手な妄想がヤバいです。エロい‼︎ 『はひっ』とか言わせてます。この発展後、どうなったのか知りたくもあり、怖くて聞けなくもあり。とりあえず、今のところは拒否られているようですが。腰乃先生の描く世界では、妄想されたら逃げられ無い気もするので。それはそれで楽しみです。

2

諦めなければ、願いは叶う!

腰乃 初読み

3つのお話で構成されています。
どれも、リーマン同士のおはなしです。

『嘘みたいな話ですが』『嘘みたいな話でした』
■ 攻:中村 × 受:北川
 密かに憧れ続ける北川への告白を、日々妄想練習するゲイの中村。
 飲んだ流れで、北川持ち帰りに成功?したが、
 己の性と葛藤中の中村に、
 あっさり、オレのこと好きだろ?と受入れOKな北川対応に、
 中村の欲望が爆発!積極的な北川さんに感謝?
 あとは爆走、やりまくりな中村。
 北川の「ふち、めくれそう〜」に萌え。
 2人の関係が始まります。

 中村の癖に流され付合う北川が、優しくて、エロで、笑えますし、
 やはり、年上受けはよいですね。
 コミュ症な中村もおかしな行動ながら、
 北川愛 たぎる。なアホさもかわいい。
 挿入ガンガンで存分にエロシーン満載、満足です。

『意外性の発展』
■ 攻:神原 × 受:荒巻
 飲み会の帰り、不本意に上司 荒巻を自宅に泊めることになったゲイの神原。
 帰路途中の荒巻の粗相に、激ギレだった神原だが、
 自宅で介抱で→荒巻の服をむき始めると、次第に理性が押さえられなくなり、
 年上と侮っていたが、肌触りに、シミのない白い尻に、素股を敢行したくなる。
 
 実質的な接合はありませんが、
 ゲイの年上萌えなアホさが面白い。

『明けの明星』『暴露の夜』
■ 攻:島田 × 受:小峰
 片思いの島田にとゲイの小峰は、2人で迎えた徹夜明け、
 なに気ない会話から、早朝職場でオナニーの見せ合いとなる。
 目の前には、夢にみたズリネタ島田のペニスが〜
 理性決壊、小峰は暴走モードに突入し、自分の尻を島田に捧げたが…

 順番がごっちゃになりながらも、
 もじもじと告白に至る小峰がアホかわいい。 
 許容深く、優しい島田であります。

1

玉砕するとは限らない!

3つのお話が収録されています。

「嘘みたいな話ですが」「嘘みたいな話でした」
乙女思考のストーカー攻めxノンケなのにキッパリ受ける男前先輩。
攻めのウジウジ・モジモジ、なのにめっちゃストレートな性衝動。ただ、読者的には擬音やアングル、ア○ルや○ニス、挿入ってる描写などからどエロな印象を受けますが、実際特別変態な事はやってないと思いますね。
受けの北川さんがいいですね!家電店で手をつないできたり、花見の宴会でキスを仕掛けてきたり、中村に目薬さしてあげてキスとか、タクシー車内でキャイキャイ話したり。
何と言っても年末年始の風邪エピソード。1人ではもういられなくなってる。それを隠しもせず、自分も好きっていうの時間掛かってごめんな、なんて。素晴らしい受けでございます。
しかーし!
中村は酔っ払って北川に無体した挙句『あーいい夢だった』って…バカでしょ。

「意外性の発展」
酔っ払ってグダグダの上司を仕方なく家に連れて帰った神原(ゲイ)。
タイプじゃなかったのに、服を脱がせたりトイレを手伝ってる内にすべすべの肌やらイイ感じのお尻を見て素股でヤッちゃう、という話。この上司は40代に見えないなあ。そこだけ星一つ減。

「明けの明星」「暴露の夜」
片想いしているノンケの同期と2人で徹夜残業。
その島田が溜まってるというような事を言い出すのでつい手を出してしまった…
私は基本全裸H派なわけですが、この切羽詰まったというか選択肢なしのようなオフィスでの着衣Hはイイ感じでした。
好きな相手に襲い受けしてしまって、もう玉砕みたいな気でいた小峰ですが、こちらのノンケもなかなかの男前。
『自分を好きになってくれた子のこと笑ったりするような男じゃない』名言じゃないですか。
そして合意の上でのHが始まりますが、やってる事は普通のHだけど、描き方がもうすごく直接的なんでどエロに見える、という腰乃マジック。

2

隅から隅まで腐目線

今やBLコミック好きでこの方を読んでいないといったら、確実にタコ殴りにされるんだろうなというほどコアなファンがいらっしゃる作家さん。独特な絵柄とか、ポップそうなのに具体的なエロ描写とか、キャラクターの男っぽさと乙女な部分の絶妙な配分とか魅力は色々。逆に人によってはその魅力が苦手ととられてしまうこともある、確固たる腰乃ワールドを築き上げています。

表題作&描き下ろし。職場で新人の中村とその教育係として出会った北川。ゲイで少々コミュ障とヲタっ気のある中村は北川先輩を密かに想っている。(彼の暴走したら止まらない性格からいって、あわよくば狙っているといった方が正しいかも。)北川も中村の好意を察知していて、自ら泥酔したフリをして中村を誘うところから物語が始まります。

初めて読んだ時、ノンケの北川が徹頭徹尾オトコマエのままで男に興味を持つプロセスが新鮮でした。中村の北川への想いは完璧純情乙女なのに、その実むっちゃエロい目で見ていて、えっちの時は攻め倒すギャップとか、そんな中村がお詫びに差し出す好物の水まんじゅうに添えられたメモにハートを射抜かれて、すぐに許しちゃう単純な北川とか。そんなところに男の可愛さを感じてしまいます。

「意外性の発展」、 「明けの明星」&「暴露の夜」(連作)が収録されていますが、どちらもリーマンもの。あらすじは割愛させていただきます。表題作の前半と「明けの明星」以下は絵柄が古めです。裸体が肉感的で、わたしは当世の細マッチョより好きですが、受けつけない方もいらっしゃるかも。

腰乃作品の読みどころに一つに、メインカップルの「出会い方」があります。といっても、全然ドラマチックじゃない。むしろ普通の日常生活の中での、ちょっとした出会いがだんだん発展していって、振り返った時にドラマチックなものにしてしまう見せ方がうまい。表題作の描き下ろしには、二人が出会った頃の春夏秋冬がダイジェストで描かれているのですが、こういうのを入れちゃうところに作家さんの「二人が出会った頃」へのこだわりを感じます。

そして地味なハイスペックキャラが多い。デキる男とデキるんだけどキャラがダメな、可愛げのある男の組み合わせが萌えどころ。イイ男の魅力をフェティシズムで物語らせたら天下一品だと思います。(過去のレビューを拝読すると、「変態」というワードが多いのですが、あまり変態だと思わなかったわたしは変態なのだろうか。)

あとなんでかこの方の作品だと、初恋や一目惚れの相手が同性だったとか、最初っからゲイ設定でも抵抗がないのはなぜなんでしょうかね。…多分、この作家さんが独自の強烈で突き抜けた「腐」視点をお持ちだからなんじゃないかと勝手に思ったりしてます。

4

ヲタの暴走はどこまでも

オタリーマン中村は、男勝りな北川先輩相手が好きで好きで盗撮や妄想をしながら己の性欲を持て余していたのですが、ある日酒に酔った北川先輩をお持ち帰りするというまたとない機会を得、夢にまで見た北川先輩と結ばれます。
どんどんヲタ気質の中村の注文はエスカレートしていき、マニアックなプレイも……
いやいや言いながらも受け入れてしまう北川先輩(ちょっぴりナルシシズム)がとーっても可愛いです。

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