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shimizu yuki zenshuu
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
第3巻です。【蒼江×直也篇】&【晴臣×葵一篇】&【誠一×朋樹篇】と描き下ろしはカバーイラスト&キャラクタープロフィールが収録されています。今回も読み応え十分でした。カバーイラストに至っては、三人描いて下さった先生のお心に感動です。
【蒼江×直也篇】2人の関係が劇的に進展したお話になります。やっと平穏な日々が送れるのかと思いきや、今度は大手企業灰谷開発の会長の孫である事が発覚した直也。蒼江の名を盾に脅され直也は蒼江さんの元を去ることを決め、祖父のうちで生活し始めます。本当に次々と波瀾万丈な2人なんです。ただの手駒としてしか見ていない祖父と、後継ぎの為養子に入っている亘という少年との確執。でも直也はじっと我慢するんです。蒼江さんというたった一つの大切な存在を得た事で、直也自身も強く成長したんだなあと思いました。これも蒼江さんの愛情のたまものです。祖父の余命が近い事が明らかになり、直也を引き取ろうとした祖父なりの愛情と、亘への想いも分かります。この時の「俺には蒼江さんだけが正義」、「いつもいつも、なぜ無くすギリギリでないと、大事なものに触れ合えないんだろう・・・」という直也の言葉が心にしみます。無くす直前であっても、直也にとって触れ会えた事は意味があるんだとここでも涙でした。大きな波乱に翻弄されながらも、「ずっとこのままでいることができないかもしれない」という状況が生まれた事から、2人の関係が変化していくのも見所でした。直也は蒼江に二度と会えないかもしれないと思い。蒼江さんは、直也を失うかもしれないとお互いせつない気持ちで一杯になるんです。でも、お互いを思いやるが故に気持ちが微妙にすれ違い、お互い素直な気持ちを言葉にする迄に時間がかかるんです。離れてみて蒼江さんの存在の大きさに改めて気づいた直也。蒼江さん自身も大切な人を失う淋しさ辛さを知っている分、直也を離さない決意をかためます。やっと一緒にいる大切さに改めて気がついた2人。一緒にいるために自らの意志でお互いの手をとった2人…本当に良かった。おめでとうと涙でした。最後の2人の為に動いた亘の行動にも感動でした。
『すばらしき日曜日』では、【蒼江×直也】、【晴臣×葵一】、新登場でこの先鍵を握ってくる【天雷×一星】のお話になります。ここで、やっと蒼江と直也のお初が…ゆっくり時間をかけて距離を縮めてきた2人が、本当の恋人同士になります。いつも葵一が焦れったい×2という気持ちに同感だったので(笑)苦難を乗り越えてきた2人なだけに、悦びは大きいですね。感動的なハッピーエンドで萌大でした。
どんどん素直になって、蒼江さんにも大分甘えるようになってきた直也。その蒼江さんに向ける甘々な表情がエロくて照れます。最初に比べて前髪も伸びて美人さんになったなあと…先生の絵柄も変化してきたのもあるかもしれませんが。
【晴臣×葵一篇】やっと、影の主役であろう(笑)葵一様の登場です。なんといっても女王様本領発揮でした。晴臣との主従関係いいんですよね…しかも誘い受です。萌です(笑)
【誠一×朋樹篇】涙なくしては語れないおはなしでした。
某大物女優の隠し子である朋樹は、自分の命に限りがあることを知り、主治医・葵一の手を借り、B&BのNO.1ホスト・誠一に「恋人になって欲しい」と客になります。この朋樹が凄く健気なんです。その健気さに惚れてしまった誠一は、仕事を投げ出し、朋樹と残された時間を一緒にすごそうと決めて…はっきりしたラストは描かれていなくて、昔最初に読んだ時、なんとなく納得がいかないお話でした。でも、今回の描き下ろしのプロフィールのところに、「このお話はハッピーエンドです」と書いてあるんです。限られた少ない時間でも、精一杯愛し合い幸せな時を過ごした2人にとってはハッピーエンドであって欲しいと思っていたので。この後の巻で、ホストに復帰した誠一さんが登場してするんですけど、後悔なく幸せそうなので、こういう恋の形もあるんだなあと当時は思ったものでした。
志水先生はドラマの作り方が本当に上手です。泣かせ処を知ってますよね。この巻は涙なしでは本当に読めませんでした。いろんな愛の形がつまった作品でした。オススメです。
涙腺直撃な全集3巻。
蒼江×直也編のまとめと、この後の癸一の話への前振りと、誠一×朋樹編。
この『FLY ME TO THE HEAVEN』が好きすぎる。
一週間だけの偽りの恋人。
最初で最後の恋の話が切なくて、とても美しいです。
読者まかせのラストはちゃんとハッピーエンドだと信じている。というか、そうあって欲しいというのが素直な気持ちです。
大好きで、何度も読み返してる作品です。絵は古いけど、お話が素晴らしくて、帯にある「BL界の金字塔」の言葉に偽りなしと実感します。3巻は、ほとんど直也と蒼江の二人のお話になっていて嬉しいです。
なんと、天涯孤独だと思っていた直也に、祖父と名乗る人物が現れます。でも、直也は蒼江の傍を離れたくなくて…。
何としても直也を手に入れたい祖父は、蒼江をスキャンダルから守る代わりに家に来いと持ちかけます。
そして、離れ離れになってしまう二人。一体いつになったら二人が結ばれて幸せになれるのかと、ヤキモキします。
でも、直也を取られて黙っている蒼江ではありません。やっぱり、本気を出した蒼江はカッコイイですね。
離れることで、お互いの大切さと、存在の不確かさを実感した二人は、やっとやっと結ばれます。
二人の幸せそうな様子に、キュンキュンします。
そして、二人をからかう葵一も、微笑ましいです。
もう一つのお話は、No1ホストと死期が近い客とのラブストーリーです。ハッピーエンドだと信じたいけど、涙無くして読むことができません。ホント、切なすぎます(泣)
今回はほぼ玲二×直也です。
玲二がオーナーの会員制高級デートクラブの方の話もあります。
これがしばらく立ち直れないくらいに切ない話なんですよ…。
【MY DEAREST】(6話) 神
体から始まった高宮×和泉と対照的に、お互いの存在が自分の中で大きく育っていった玲二と直也。
「天涯孤独だと思っていたら、超大富豪の祖父がいた」というのはよくある設定ながら、ここで2人を引き離すのはやめてーm(._.)mと、心から願ってしまう。
ただ離れたからこそ、強まる想いもあるわけです。
一人娘だった直也の母を失ってから、後継に据えた幼い養子・亘の「居場所を奪われる恐怖心」と、玲二の元で直也が感じた「居場所のある温かさ」が重なって見えました。
人を駒としか思わないように思えた直也の祖父にも大事なものがあって、その気持ちを言葉や表情で示せないから伝わらないという不器用なお爺ちゃんで良かった。
だけど展開的にそれだと、手元で育てた養子には苦労させられないけど、娘が反対を押して生んだ孫は矢面に立たせても大丈夫!という深読みが出来てしまう…。
いろいろありつつもやっと結ばれた玲二と直也ですが、今回玲二と高宮の話で出て来た「史貴」という人物。
この人がなあ…。
再読なので免疫はできたものの、初読のときはきつかった…。
恋人の元カノや元カレのことは知りたくない派の方は、(6)の前半にご注意を。
【素晴らしき日曜日】(3話) 萌
相変わらず直也を猫可愛がりする葵一に振り回される直也。
買い物に出た先で、強盗の人質になってしまうというトラブルが!!
というこちらの話は、葵一と晴臣、そして今回出てきた中国マフィア風の天雷の過去から現在に至る話の前哨戦のような作品です。
こちらも身悶えるほど切ない話なので、気になる方は(5)を!!
肝心のラストで全部を持っていったのは、猫のぎょくではないでしょうか?
直也が寝床にしているソファに、玲二がわざとお酒をこぼした瞬間のぎょくの表情!
可愛くて、おかしくて、何回も見返してしまうはずですよ。
【素晴らしき金曜日】 萌2
金曜の夜の玲二宅。
土曜登校がないと分かってからの玲二の強引さが、イケメンっぷりと相俟ってたまりません。
【病ミ上ガリノ夜空ニ】 萌2
晴臣×葵一回。
眼鏡を取った葵一の美貌をご覧ください。
そういえば編入先で再会した直也の中学の友人も、葵一に見惚れてましたね。
そして年越しのときに葵一が直也と入りたがっていたジャングル風呂も登場します。
総工費1億円…。
【FLY ME TO THE HEAVEN】(2話) 神
B&B(会員制デートクラブ)のNo.1誇る誠一に入ったスペシャルVIPの予約。
部屋にいたのはどう見てもまだ未成年の子供で…。
切ない。
買われた時間を最高のひとときに演出することが仕事で、セックスなんて何でもないしことだったはずの誠一が、自分がすることの全てに新鮮で初々しくて素直な反応をしてくる朋樹に対して、特別なものを感じていくのですが、最初から予感を感じさせるモノローグを読んでいる読者的には、読み進めるのがつらい!
ラスト、どっちにも取れます。
どっちで取るかは読む人それぞれの自由というのが、志水先生らしい作品でした。
(余談ですが、次巻を読むと結末が曖昧ではなくなります。参考までに)
こういう作品を読むと、「1日も無駄にしちゃいけない!だらだらしてたら申し訳ない!」と思います。
だけど本棚整理、データ断捨離と言いながら、毎日山のように読み返してはレビューを書いている自分…。
だめ人間でございます。
蒼江の直也に対する言動が、少しずつ少しずつ情熱的に、狂おしくなっていく変化の過程に魅了されますね。1、2巻でも十分波乱万丈だったのに、この3巻でも直也を取り巻く環境は彼をまったく休ませてくれず、どうして彼ばかりこんな目に…と同情せざるを得ないほどドラマチックに展開していきます。それをそこまで鼻につかないように描けるのが、志水先生のすごさの1つだなぁと。落ち着いた美しいタッチと、緻密に練られたストーリーに自然と引き込まれてしまうんですよね。
波乱に富んでいる分、蒼江と直也は「雨降って地固まる」を他のどのカップルよりもたくさん経験していきますから、嵐の後の甘さ、深まる絆はまた格別です。直也の周りにどんな奴が現れようと、もう二度と彼を手放さないと誓った蒼江の決心は、けっして揺るがない盤石のものになっただろうと思います。2人に穏やかな蜜月が訪れることを祈ります。直也を可愛がってくれる葵一も危険な目に遭いますが、なかなか豪胆で惚れ惚れしました。彼も気になるキャラなので、是非メインでたっぷり読んでみたいです。B&Bホストの誠一と朋樹の話も甘く切ない余韻の残る、素敵な作品でした。朋樹があの時最期を迎えていたとしても、幸せの大きさは変わらないだろうと思います。
志水ゆき全集の三冊目、今回も分厚くボリュームたっぷりですが、一つのストーリーの流れを一冊で読み切れるのがこのいいところですね。
今回はいよいよ、蒼江と直也が・・・!
そして思わず涙してしまった一本が、、、感動の一冊でした。
前の回で、蒼江との同居が始まり幸せの一歩を踏み出したかの直也でしたが、今回は亡くなった母の父=祖父が登場し、また直也にとても厳しい運命を突きつけます。
蒼江と離れて、彼への愛しさが募る直也。
祖父の養子として育てられている小学生の亘との確執。
でも、ドン底を経験している直也は拗ねることも、諦めることもなく、ひたすら蒼江への愛で全ての運命と対峙しようと、自分を貫きとおす姿が凛をしています。
その中で着実に蒼江との仲は進展し、「すばらしき日曜日」でとうとう結ばれますー!
やっと、やっと、ですぅ~待ったよ、、君たち!!
でも、その「すばらしき日曜日」では葵一と直也が強盗事件に巻き込まれ、直也を助けようとして葵一が大けがを負うことに!
葵一は、早く蒼江と直也がくっつかないか、まるで読者を代弁しているような言動を作品中でところどころ披露してくれていて、こんなにヒョウキンな面もあったのだと思わせましたが、本当はものすごくキレものでブラックで女王様なんですよね~
ということで「病ミ上ガリノ夜空ニ」で女王様誘い受けでございました♪
葵一が怪我をした原因の謎の中国人ペア・天雷と一星は、また次に登場してくるのかな?
そして、もう涙なくして読めなかったのが「フライミートゥザヘブン」でした。
スペシャルVIPとして、一週間ホテルで恋人になるB&Bの№1ホスト誠一と、その客・朋樹
「もし明日世界が終るとしたら?」それは”もしも”の話ではなくて、朋樹には現実だったのだと言うことが余りに悲しく・・・
たった一週間に満たない二人の時間が運命になる。
ラストは、どうともとれる曖昧な結末。
読者まかせだとは言いますが、ネガ自分はBADをどうしても・・・
次の4も目が離せません!
LOVE MODE完全版第3弾。今回の描き下ろしは表紙とプロフィールのみ。雨宮誠一と鷺沼朋樹と陣内国明のプロフィールが載ってます。…こう書いても「誰?」と思われるかもしれませんのでこれ以上は深く述べません(笑)
今回作品に収められているのは、蒼江×直也と晴臣×葵一と誠一×朋樹のお話。この中でも注目はやはり、ようやく結ばれた蒼江と直也でしょう。Hまでたどり着くの長かったな~。しかしだからこそこの回は価値があったと思いました。
晴臣×葵一もよかったです。っていうか今回葵一出過ぎ(笑)裏で暗躍(?)もすれば、直也を助けるために強盗犯とも渡り合う葵一に惚れるしかない。晴臣と葵一の過去の話はまた後からあると思うのでここでは触れませんが、今から楽しみだなぁ。
誠一×朋樹は2話しか出てこないカップル。誠一は蒼江がオーナーをしているホストクラブのNo.1ホスト。朋樹はそのお客。そして脳に腫瘍がある病気にかかっています。その朋樹の担当の医師が葵一みたいです。この話の終わり方は…どうだろう。作者はハッピーエンドだと思っている、ということでした。私もそうであってほしい。
今回は伏線がちらほら。強盗犯に撃たれた葵一を助けた男・天雷とか、そして蒼江と高宮の話の中に出てきた「史貴」という青年。来月も4巻を買ってしまうなこれは。