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崎谷はるひ×おおや和美で贈る大人気シリーズ待望の短編集!
hakou yori haruka(表題作 Involtini インヴォルティーニ)
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
大きく3つの作品です。
「Inviltini」
「しじまの夜に浮かぶ月」ケネス×薙 後日談です。
タイトルはイタリア語(ケネスはイタリア人じゃないのに)で
「包む」という意味みたいです。←調べた(苦笑)
ケネス目線で話が進みます。
キラキラ王子様は、実は結構計算高い腹黒王子様だった!?的な話。
まぁ、本編でもシャンパン頭からかけるとか、
うっすら見えるとこありますけどね。
「くちびるはやさしく」
「振り返ればかなたの海」山下×一葡 後日談です。
崎谷さんこのカプ好きなのかな。
短編集「ただ青くひかる音」にも登場してます。
私、個人としては「ただ青く~」より、こっちの話の方が好きです。
上の2作品、どちらも
あまあま攻様×トラウマ持ち受様 カプですね。
そうか、こういうの私、好きなのね。改めて納得。
「ショコラ・チョコレイト・ショコラーデ」
これはいらなかったかな。
なんか、全員出さないと的な感じ満載で(個人的見解です)
各カプが短かすぎて、物足りなかったです。
『ブルーサウンド』シリーズ番外編集(その2)です。『ただ青くひかる音』と同時発売ですが、向こうを先に読んだ方がいいと思います。
『Involtini インヴォルティーニ』はケネス×薙です。
このCPの本編『しじまの夜に浮かぶ月』は、ちょっといろいろ極端というか行き過ぎと感じる部分があって、面白いのは確かだけど好みではシリーズ中でもそれほど・・・と思ってたんですが、番外編になると意外やすごくよかったですね。
『しじま~』では絵に描いたような完璧な王子様だったケネスの本性が見えて、でもそれも魅力的でした。
薙のキャラクターはやっぱりあまり好みのタイプではないんですが、このCPは好きだなあと思ってしまった。
それでも、目立つのはケネスの変貌ですが、私は薙が変わって行く・行こうとする姿もすごく好ましいと感じたんです。もともとのキャラクターに対する苦手感も薄まるくらいに。
とても面白かったです。
『くちびるはやさしく』は山下×一葡CPですね。
私はこのCPの本編『振り返ればかなたの海』は好きなんですが、もともとこの2人のキャラクターは好みじゃないんですよ。
ですから番外編になると自分でも(本編好きだったから)なんで!?というくらい乗れなかった。
本編はストーリー展開で引きつけられたけど、くっついた後のアレコレは(ただのあまあまラブラブ後日談ならともかく)なんかどうでもいいと言ったらあんまりですが、興味持てませんでした。
なんというか、きっと崎谷さんはこのCPがお気に入りなんだろうな~という気がしましたね。
シリーズ5CPの番外編集にしては、2冊合わせても分量(ページ数)があまりにも偏ってるし。
『ショコラ・チョコレイト・ショコラーデ-バレンタイン狂想曲-』
メンバー総出演。リレー方式?
私はこのシリーズでは大智×瀬里が断トツで好きなので、番外編でもこのCPがいちばん嬉しい。
そして、ケネス×薙もよかった。何故だ!?と思うくらい。たぶん↑『Involtini~』に書いたようなことなんでしょうね。
でも、少しずつ交代で進んで行くので、それぞれが短い分どのCPくど過ぎずにさら~っと読めて結構よかったです。
でもラストの嘉悦×藤木CPはちょっとHが無駄に濃くて疲れたけど。
まあ、トータルではなんだかんだ言いつつ結構楽しめました。
短編が3つ入っており、各カプの様子が読めます。
この3つの中では、ケネス・朝倉のが良かったかな。
ケネスが日本語では丁寧な話し方だけども、
英語では結構汚い言葉を使うという設定が面白かったです。
ただ、各カプをまとめて読むと
受の性格がどうも苦手だな・・・と気づいてしまいました。
(いや、うっすら気づていたのですが。)
卑屈な性格というか、健気で自分に自信が持てないような性格なので、
3人も出てくると、苦手かな~と。
でも、各カプのやり取りを読めるのは、嬉しいんですよね~。
大御所崎谷先生の作品、読ませるし面白いのは分かるんですが、当て馬とか障害に度を超えた、キ◎ガイじみた人を出してくるのが多いですよね。
読んでいると「世界の半分はおかしい人」で構成されているような錯覚を覚えるんです。私だけ?
この作品は他の方も仰られていますが「ブルーサウンドシリーズ後日談短編集」です。
私はブルーサウンドシリーズは「ケネス×薙」が一番好きなカップルなので楽しく読みました。
お互いやることはやってるし、今までだって遊んできたくせして二人とも思っていることを言えなくて、いやいや遊んできたからこそ言えないことが沢山あるんだよね!
っていうお話でした。多分。
もう一組はやっぱり崎谷先生らしい感じでした。
。
懐かしのブルーサウンドシリーズってことで、
このシリーズ、BL読み出した初期(多分2年前くらい)にまとめて読んだはずなんですが、
登場キャラも、ストーリーも、ほとんど忘れている。
登場する「場所」は少しは覚えていたけど、それも他の作品と結構混じってあやふやだったりして
で、こうやってシリーズの各カップルをまとめて読んでみると、なんか似たようなカップリングで、
あぁ、私、こうゆう、
大人と子供、みたいな、
受けが健気、みたいな、
攻めが大人でかっこいい、みたいな
この設定って、それほど好きじゃなかったんだ、って
本編っていうか、もとの本を読んでいる時は、それぞれ充分おもしろかったはずなのにな。
こうやって、纏まった後もぐじぐじって、それを各カップルそれぞれみんなだと、、
甘いし、エロいし、これはこれで楽しいけど、
ネギトロ丼とイクラ丼と甘エビ丼が、セットで出てきたみたいな感じで、ちょっと満腹。
本作はレストランバー「ブルーサウンド」を舞台とした
ブルーサウンドシリーズのカプの後日談を収録した短編集。
シリーズ全5巻で各巻カプが別々ですが
今回は各巻のカプが程良く絡んだお話になります。
【インヴォルティーニ】
『しじまの夜に浮かぶ月』カプ+
『目を閉じればいつかの海』攻様。
『チョコレート密度』攻様も回想で参加
大手商社の米子会から出向中の美形外人と
フリーのシステムエンジニアの後日談。
自分の素が出せない為のすれ違いが解けるまで。
攻様は大手商社米子会社から日本出向中。
攻様は生粋の米国人ですが
日本女性にならった丁寧な言葉で話す上、
外人というハンデ解消に
普段は紳士的な振舞をしています。
常日頃から受様に王子様と言われる攻様。
本当は母国語でばかなり口も悪く、
受様を抱き潰すほどしたいと思っているのですが
素の自分を知られたら引かれるかもと
なかなか思った様には振舞えません。
しかも
先日のデートで受様の昔の男に会ってから
受様との仲がぎこちなくなり、
未だに修復できずにいたのです。
愚痴を聞いた友人にちゃんと話し合えと
送られた受様宅で
彼への気遣いまでを曲解している受様に
攻様は逆ギレして母国語で怒鳴ってしまいます!!
優しすぎて怖い?
いっそ犯しつくして思い知らせてやろうか!
とうとう本性を出してしまった攻様ですが、
どんな攻様でも好きだと言って貰えて結果オーライ?!
その後は仲直りHに突入です♪
本編で出来上がったカプでも悩みは尽きないようです。
こちらの初出は記念冊子の為のお話ですが、
今回の改稿されて内容的に濃ゆくなった感じです♪
【くちびるはやさしく】
『振り返ればかなたの海』カプ+
『しじまの夜に浮かぶ月』カプ
西麻布店の厨房担当兼店長と
見習いマッサージ師の後日談の後日談。
バイト先での心労がたたって倒れてしまった受様が
思っている以上に攻様に思われていると判るお話。
【ショコラ・チョコレイト・ショコラーデ バレンタイン狂想曲】
『手を伸ばせばはるかな海』カプ&
『振り返ればかなたの海』カプ&
『しじまの夜に浮かぶ月』カプ&
『耳をすませばかすかな海』カプ&
『目を閉じればいつかの海』カプのオールキャラ。
とあるバレンタインデーの一日です。
元は崎谷さんのサイトで企画したアンケの
お礼で書かれた短編だったそうで
カップルによってラブ度合はバラバラですが、
それぞれがらしい感じがさすがです♪
3編とも『ただ青くひかる音』よりも
各カプが絡んだ感じがまた楽しかったです。
今回は同時発刊のもう一冊
崎谷はるひさん『ただ青くひかる音』もぜひ!!
ブルーサウンドシリーズの短編集。
水青さんも書かれていますが、初めてこの登場人物達と出会った自分も、「ただ青く光る音」でキャラとカプの特徴があらかた解る仕組みになっていましたので、こちらはスムーズに読むことができましたので、読む順番としてはこちらを後で読むのをお勧めします。
「インヴォルティーニ」ケネス×朝倉
日本語だと王子様なケネスが実はちゃんと粗野な部分を持っていて、そういう部分も見せてというお話ですが。
どうも朝倉はいじめられたい嗜好があるようで、本性を見せたケネスは少しサド気があるようで、それらが噛みあった時エロス放出!みたいな、、、
こういう二面性は魅力的ですよねって思いました。
「くちびるはやさしく」山下×一葡
"ただ青くひかる音”で一番好きになったカプのお話でしたので食い入るように読んでしまいました。
一葡の健気な姿勢、嫌なことがあっても我慢する姿勢、山下でなくてかわいくて、かわいくて、好みです。
そんな一葡に我慢しなくていいんだよって、優しく包んでくれる山下も素敵ですね。
しかし、39度も熱出して倒れた一葡の理性も熱で溶けたらしくて、その積極的なエロさには山下でなくてもヨダレが出そうになりました。
そりゃ、翌朝恥ずかしくておきあがれないかも・・・
「バレンタイン狂想曲」
各面々のバレンタインの夜のお話ですが、何と言っても嘉悦の戦利品を黙々と仕分けする藤木の嫁さんぶりが、ほほえましいです。
恐妻家ですねww
シリーズで7冊、崎谷さんのもので一番長いシリーズだそうですが、色々なタイプのカップルがあって楽しめそうです。
ブルーサウンドシリーズの短編集です。同時発売でもう一冊『ただ青くひかる音』があります。読む順番はどっちでもいいと思いますが、私は『ただ青くひかる音』『波光より、はるか』の順で読むのをおすすめします。
ケネス×薙はケネス視点の話で、薙が可愛すぎてどうしよう的な話です(笑)
未だに精神的に不安定な所がある薙を大事に思うあまり、王子様の仮面を捨てきれないケネス。ケネスの本性は常軌を逸しない程度のサディスト。イジメられるのが好きな薙にはぴったりだったようです。ケネスの言葉責めがいいですね~。
山下×一葡は書き下ろし。一葡のバイト先に一葡をホモだとかおかまだとか差別する奴がいて、そいつのせいで一葡は精神的に疲弊。ついには過労と風邪で倒れてしまいます。そんな一葡を山下は優しく甘く癒してくれました。熱がある状態の一葡はHの最中もうエロエロになっております。
最後はバレンタインシリーズで、各作品のキャラたちがラブラブしております。特に印象に残ったのは嘉悦×藤木と大智×瀬里。
大智×瀬里は、大智がトリュフを手作りでプレゼントしてくれました。よかったね瀬里。しかしそのままHに突入してしまったため、瀬里はトリュフが溶けないか心配になって、
「はやく、おいしいのたべさせて……?」
と言ってしまった所、中にいた大智がすごいことになってしまいました。そういう意味じゃなかったのにねぇ…。
嘉悦×藤木は、バレンタインに仕事上の付き合いでたくさんプレゼントを貰ってきた嘉悦課長。それを藤木はランクごとに振り分けてホワイトデーのお返しを準備しております。本妻の余裕(笑)かと思っていたら、やはり思う所があったようで拗ねてる藤木も可愛かったです。その後はラブラブH。嘉悦の上で脚を開いて腰を振る藤木がたいへん色っぽいです。
今月は崎谷はるひさんの作品がルビー文庫から2冊も新刊が出て幸せでした(´∀`)
あとルチル文庫からももう一冊出るみたいですね。『服を脱いで僕のために』が『ささやくように触れて』と改題されて発行。でも加筆はまったくないそうです。残念。でも買っちゃうんだろうな。