目を閉じればいつかの海【BLCD】

目を閉じればいつかの海
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神23
  • 萌×27
  • 萌8
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
9
得点
168
評価数
39
平均
4.3 / 5
神率
59%
著者
イラスト
媒体
CD
作品演出・監督
菊田浩巳
音楽
上田理恵
脚本
堀井明子
原画・イラスト
おおや和美
オリジナル媒体
小説
CD発売会社
マリン・エンタテインメント
シリーズ
目を閉じればいつかの海
収録時間
145 分
枚数
2 枚
ふろく
初回封入特典: オリジナルイラストカード / マリン通販初回特典: B2告知ポスター
フリートーク
あり
発売日
JANコード
4996779013364

あらすじ

あなたの触れる……指先や、唇が。
硬く閉ざしたはずの心を、こんなにも容易く――脆くする。
湘南のカフェレストラン『ブルー・サウンド』の店長・藤木聖司は学生時代、一方的に別れを告げたかつての恋人・嘉悦政秀と、偶然再会する。その左薬指に指輪を見つけ、激しく動揺する藤木だったが、彼との別離後エリートサラリーマンの道を着実に進んでいるらしい嘉悦に、今でも忘れられずに愛しているのだと告げられてしまう。嘉悦への想いをとめられず、ふたたびその手をとってしまう藤木だったが―――?(公式HPより転載)

表題作 目を閉じればいつかの海

嘉悦政秀 → 黒田崇矢

藤木聖司 → 鈴木千尋

その他キャラ
中河原大智[小西克幸]/ 宮上瀬里[野島健児]/ 林田真雪[松岡由貴]/ 曾我克鷹[宗矢樹頼]/ DJ、客[高村保裕]

レビュー投稿数9

原作を1としたらCDは200

千尋さんが美しい儚い切ない。
なんて綺麗に泣くの。
一字一句に感情が乗る細やかな演技に引き込まれる。

絡みは、高く甘い声がイイんだけど、
むしろふいに低く歪むところに猛烈に萌えた。
BLの醍醐味!
男なのだと意識させられる。
とても生々しくて臨場感があって素晴らしかった。
本当に上手だと思う。

黒田さんは包容力と色気がだだ漏れです。

丁寧でテンポの良い佳作。好きなBLCDベスト10に入る。

原作を1としたらCDは200ですね。それくらい素晴らしい。
千尋さんが魅力的すぎる。
読み応えのある原作だけど、それでもCDのほうが200倍の破壊力。

原作→CDなら、このセリフをどう読む?の全ての想像を上回る。
CD→原作なら、ただただ千尋さんの独創性に感服する。凄い…。

CDと原作の両方を聴いた・読んだ作品はこれまで3桁を超えるけど、
その中で今作の千尋さんの表現力が圧倒的すぎる。
なんだこれは…。凄い。

8

傑作ですね!!

R25です!!!

いあ・・こんなすばらしく内容がでけたBLCD久々・・・これ10代で聴くのと20代で聴くのと30代で聴くのたぶん全っ然シナリオの味が違うと思う。かなりアダルティーな内容だ

10年たっても忘れられない相手が結婚していて、愛人でもいいから・・・そばにいたい・・・でもそのうち自分の中の独占欲との葛藤が

切ない
・゚・(ノД`;)・゚・

嘉悦に「好きだ」と再び告白されて、

「遅いよもう・・・会っちゃったら・・・離れられない!!」
←このセリフがなぜか一番好き

会話をすると、嘉悦さんの日常が透けてみえそうで、それをごまかす様に性欲に溺れるところも・・・
もうね・・・聴きごたえたっぷし!


黒田低音ヴォイス口説きやべーーーー

耳から妊娠します。


妊娠しますと言えば、ちー様のあはんのお声もやぶぁかた
_| ̄|Σ・:'、`----===≡≡≡≡⑱
ほ・・・ほんとに・・ヤッてないよね??!!みたいに思っちゃうほど、息遣いがリアール
(;*´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア / \ ア / \ ア


それはそうとブルーサウンドはエスニック調のバーレストランのようですが、行ってみたい・・・。
エスニック好き~~

3

ついつい何度も聴いてしまう!

健気で律儀な人がどうしようもなくなってわがままと独占欲を発揮するのが何とも言えず好きで、それに感情移入したくてついつい何度も聴き返しています。

鈴木さん演じる聖司は、お店では頼れる店長ですが恋愛ことになると儚くて…。しっかり者と繊細は紙一重ですね。
好きだからこそ別れるという選択をしてしまうのもわかるし、わかるんだけどそうだから、忘れられないのです。切ない。

人と別れても想いを消せはしない!
偶然の再会からまた恋が始まってしまいます。

再会の時のお二人の演技、どちらもいじらしくてこれから始まる二人の物語に一気に入り込んでしまいます。

私は、どちらかというと聖司側の気持ちに共感するのですが、いやどちらかというか100%聖司応援団ですね。
だって、嘉悦さん。いつもいつも言葉が足りなさすぎる!
足りなさすぎるのに、聖司が早とちり過ぎるから、だからそんなにすれ違うんだから。
というか、やけになったからって結婚するって嘉悦の人間性が本当に良く分からない。結局この人は自分のことを大切にしていなかったんだろうと思うと、最後に一番好きな聖司に大切にされて良かったです。と思うけどやはり共感出来ない事が多いです。

だけど、黒田さんの囁きの素敵さで、嘉悦嫌いがだいぶ緩和されます。

こんなに主人公二人の好き嫌いがハッキリする作品も珍しいので、本当に心を掴まれてしまいました!
そして、脇を固めるみなさんも良くて、音声だけですが映像が浮かんで来るのです。

SEやBGMも好きです。
この作品を聴くと、無性に海に行きたくなるんです。そして海に行ったらこの作品を思い出します。

他作品でも、鈴木さんの演技の素晴らしさを知っていましたが、また聴けて嬉しいです。
可哀想な受けが似合いますよね。
泣きの演技、すがりつく演技、濡れ場の乱れ具合、全てが完璧でした!

好き嫌いが別れるところですが、まゆきち私は好きです。3桁の経験人数は驚きますが、誰よりも乱れている娘が言う妙な説得力があって、好きですよ。ちょっと舌ったらずのような話し方が若さも表れていて、想像するのにとても親切でした!
blcd に出演される女性声優さんて、男性声優よりも評価が厳しくなりがちですが、彼女たちの縁の下の力持ちな役割に敬意を表したいです。

1

切ないなぁ・・・

大好きな黒田さんの攻めでした。
しかも、脇にコニタンとのじけんが!! なんかコニタンの声が若いビックリマーク セカコイの高野さんの面影はあるものの若さの残る元気の良いキャラです。
お話は原作を読んでからCDを聞きました。原作13ページでもう泣いていた私はきっとおかしい…。
別れ話から始まる冒頭に、一気に引き込まれました。
好きなのに別れないといけないという現実に、自分をだまして恋人に酷い事をいって別れた聖司。

何が一番って黒田さんに「好きだ」と耳元で囁かれた時の(いやCDですけどね)腰に来る響きはたまりません(笑)そしてのじけんのかわいらしい声が聞けて満足★
コニタンはなんとなくイメージが違ったけど、元気のいいキャラが花を添えていた気がします。SEもそこまで安っぽくないしただ、欲を言えばSEが大きくて黒田さんのベッドシーンでの声が聞き取りにくいのがちょっと寂しかった。

1

素敵な物語

黒田さん×千尋くん、両者のファンであり、崎谷先生の作品が好きなので、この異色な組み合わせで、どんな仕上がりになっているのかと聴いてみることにしました。海の近くのカフェ、そこで働く若者たちが繰り広げる恋愛のお話しで素敵な設定でした。千尋くんの受けは毎度、色っぽいし、演技、とくに切ない演技が上手くて安定感があって素敵だし、黒田さんも男らしい中にも可愛げのある演技が素敵でした。脇の小西さんも面白くて可愛くて良かったです。

0

崎谷作品が苦手な理由を考えてみた

うーん、評価難しい。
まずストーリーについて私のような評価をするのは珍しいだろうっていうことを、先に断っておきます。
崎谷はるひさんの作り上げるストーリー、苦手なものが多いのですよ。

まずオチに脱力。
そういうオチだろうという予想はしてたんだけど、あれだけ引っ張った挙げ句、予想そのまんま一ミリもズレることがなかったことにガックリ。
個人的な趣味ですが、攻めが本気でずるいヤツだったほうが私の好みだったなと。
登場人物みんながキレイなのも、なんだかなぁと。いや、みんなじゃないな。元奥さんはキレイじゃない。で、キタナイものをすべて彼女に押し付けてる感じがしてしまいました。BLではよくあるけど、女性キャラのこういう扱いには引いてしまう。

あと、若い女の子が悟りきったように人生を語っちゃってる部分も趣味じゃなかったです。
崎谷作品には、女の子に関わらず、自己完結した人生観を仙人のごとく語るキャラがちょくちょく登場するんだけど、毎回のように苦手だなァと思ってしまう。
あと、当たり前のように、それが正義であるかのように、他人の恋愛に口出しする登場人物ちょくちょく出てくることも苦手で。しかも真理を語る口調で。
こういうキャラがグズグズしてる主役の背中を押してあげるのって美談なんだろうけど、私は「基本的には他人の恋愛には口挟まないほうがいい」と思ってるもんで、当たり前のようにそれをする脇役がいるとモニョモニョしてしまう。

ただ公平に見て、非常にデキのいいストーリーだし、またデキのいいCDだとも思いました。
丁寧な描写で、落ち着きがあって、無理な展開はどこにもなくて、キュンと切なくて、BL特有のトンデモな部分はどこにもなくて。

攻めの黒田さん。
声があまり好きじゃなかったです。

受けの鈴木さん。
こちらは最高でした。
泣き演技がうますぎてどうしようかと思いました。もっと泣かせたくなっちゃうよw
で、濡れ場は悶絶するほどエロいです。
ここはホント、崎谷作品万歳!!を言いたくなる部分で、清楚系の受けにド淫乱なセリフをバンバン言わせてしまうところが素晴らしい。
普段はおとなしくて優しい受けの豹変ぷりに萌えました。鈴木さんステキ。

6

しんどい人はしんどいかもしれない…

『手を伸ばせばはるかな海』を以前聴いていた為
店の感じとか、大智と瀬里と真雪との関係性は把握出来ていたので
あんまり構えず聴き始めることが出来ました。が!!!
聖司が嘉悦との関係を不倫だと勘違いしたままでの話が続くので
なんかこう……切ないっていうより妙にモヤモヤしてしまいました;
真雪は「聖ちゃんの味方だからね!!」なんて言ってくれたけど
いいの?ねぇ、本当にそれでいいの!?と思ってしまったし
大智の言い分が真っ当じゃないんだろうか…。

とは言え、嘉悦の事を想うあまり、ひどい言葉で振った聖司が
「どれだけ嘉悦さんを忘れていなかったか思い知らされた」みたいなところ、
本当に苦しそうでした…。
泣き演技が半端なくて、もらい泣きしてしまいそうでしたもの!!
電話で「もういい!しんどい!!」って一方的に切るところなんて
鈴木千尋さん…すげーな……。
原作をお読みになって泣いちゃった、と巻末フリトでおっしゃっていたので
シンクロできたんだろうなぁ…。
幸が薄そうな感じの聖司をきっちり演じて下さってました!!
「やだ……っ!!」がいやらしすぎましたw

黒田さんの嘉悦、…大変失礼ながら、2枚組はキツかったです!
なんつーか…セクシーと言えばセクシーなんですが、ねっとり度が高くって!!w
大人の余裕のような、ちょっと棒…のような……(黒田さんファンの方すみません!!)
巻末フリトの方が良いお声なんじゃないかなと思ってしまいましたw

真雪の経験した男性の人数が3ケタには若干引いた…;;
「病気もないし普通にヤッただけ」ってそれ以前に普通じゃないからね!!??
好きかどうかもわからない相手とできちゃうんだ、君は…。
『手を~』で、なかなか男前な意見で良い印象だったのに。
でも、それゆえ「聖ちゃんがうらやましい」と言うのはわかります。
一人の相手を忘れられない程愛する事って、人生で一回あるかないかだと思うので。

小西さんの大智が、やっぱり自然でフランクで好・き・だ!!!!!
放浪癖さえなかったら完璧じゃないかな?w

こちらでは出番が少なかったノジケンさんの瀬里、
寂しいので『手を~』を聴き直したいです!!


小西さんが『手を~』の巻末フリトで
「1と1トラックずつ交互に聴けばいいかも」とおっしゃっていた意味がわかったし、
聖司がただ優しい大人なのかと前は思ったけど
ツラい想いの恋愛したんだね、でも幸せになって良かったという感想です☆

5

展開は最低、しかしエロさは最強

ただいま、鈴木千尋受け強化期間中のワタクシ、にぎにぎしく千尋タン受けを揃えて正座して聞いてみました。

そういえば、千尋さんにハマるきっかけはやはり崎谷はるひ原作ドラマだったな…(ANSWER)そこからコルセーアシリーズで盛大に千尋受けにハマり現在に至る。
なんだか、千尋さん、崎谷作品と相性がいいらしい。エロいからね。

しかし、かく言うワタクシ、崎谷はるひ作品とはとんでもなく相性が悪い。
木原音瀬先生が、S・キングばりの嫌なやつ&さえないやつとループしていく展開、和泉桂先生が壮大な韓流ドラマ展開だとしたら、崎谷はるひは奥さま向け昼メロ!!ワイドショー的な下世話さも最悪にムカつく。
その上、レストランの店長がやけに美形でフォモで、しかし従業員はえらくナチュラルに「もっとやれ」w
あまりに現実感のないホモ連鎖、もうちょっと葛藤しろよw
序盤~中盤は心の中でツッコミの嵐でしたw

千尋さん、最初は「おかん」的な店長さんやってますw
あ~、千尋さん、実は非常に強烈なクセというか個性があってですね、レストランの店長やってても海賊の美しい参謀(コルセーア)で脳内再生されちゃうんだよw
つか、こんなセクシー声の店長いたら常連なりますって。

どうでもいいが、レストランのメニューがファミレスくさいんですけど?
おされなレストランなのかと思いきや、ヒスイ麺だのタコライスだの生春巻だの、方向性がまったくもって見えないメニューに脱力(笑)湘南で勝負するには心もとない(ワタクシ、地元民ですw)
水上ルイ先生のカフェ・美食小説のようなセンスはない。

よくありがちな再会モノ展開(序盤)はまあ許す。
しかし、カフェの従業員のどうでもいいアドバイスにイライラMAX!!!!
みのもんたですか!?「中学生日記」ですかコレ!?はたまた橋田寿賀子ドラマ!?
わざとだろうけど、音楽も「これ、なんて冬ソナ?」などうもスマートじゃない音楽当てられてて、最初は笑うしかなかった。

しかし、いよいよのHシーンで一気に流れが変わる。
黒田さん×千尋さん、Hはもちろんだが、Hしてなくてもこの二人のダイアローグがとてつもなくエロい。
黒田さんの声はかなり個性的でねっとりした大人のいやらしさ(いろんな意味で)、千尋さんに対抗するにはこれぐらいのクセっぽさがあってもいい。
また、千尋さんの喘ぎ方はハンパなくエロい。

また、FTで千尋さん自身も言ってたが、電話でブチキレるシーンは圧巻。
感情の起伏や演じ分けはさすがであります、千尋殿。

そんなわけで、評価にヒッジョーに困った一作であります。
ドラマとしてのストーリー展開は地雷満載、中盤ではマジ最低評価つけたろか思った。
しかし、ドラマCDとしてはおすすめしたい部分が満載。

間をとって、萌で。

4

アダルトムードむんむん。

ブルーサウンドシリーズ第1弾。
私は先に2と3を聞きましたけども。
2とほぼ同時進行な感じでしょうか。
嘉悦×藤木編。
お話としては再会モノで、受の勘違いによるぐるぐるのあるわりとベタなお話。
最初の方でわりとオチは簡単に見えると思います。
ただ、それでもその勘違いに振り回されてぐるぐるしてる受を見るのが好きなので楽しめました♪
いろいろ切羽詰まっていく感じだとか。
求めれば求めるほどにどこか付き纏う空虚感のようなものとか。
どんなに想っても淋しい気持ちだとか。
しっかりしているように見えた店長・藤木の恋にジタバタしている感じがせつなくて好きです。
でも、アフォだなって思ったけども(苦笑)
いい大人なのにな…。
一方の嘉悦は一途で真っ直ぐ。
黒田さんの声なので一途だけど、どこか「誠実」とは違うように聞こえなくもないですが。
大人の色気が常に垂れ流されているような。
聞こえ方によっては皮肉っているというか腹黒く聞こえるというか。
個人的にはあまり黒田さんの声は得意ではないのですが聞いてるうちに少し慣れました。
えちシーンはアダルトムードむんむんで崎谷作品なので語彙もスゴイです。
あとは真雪がとてもステキでした。
この子のお話も知りたくなりました、きっとないでしょうけど。
あとはラストが大智編に繋がるような感じだったので、大智編がまた聞きたくなりました。
ちょっとしか出てないけどのじー(野島さん)もかわいかったしv

フリトはちーちゃん(鈴木さん)と黒田さんのみ。
ほかの役者さんたちは既に帰った後だとか(笑)
2人は初対決というか初対面だったけどやりやすかったらしい。
黒田さんは武士のよう。
嘉悦もそういうイメージなので俺にピッタリだ!みたいな。
常にこんがりしている黒田さんだが、まだ足りないらしい。
東洋人に見えるうちはダメなんだって。
目指せ、黒人!!らしいよ(笑)

2

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