崎谷はるひ×おおや和美で贈る大人気シリーズ待望の短編集!

ただ青くひかる音

tada aoku hikaru oto(表題作 夏恋KISS-嘉悦×藤木編-)

ただ青くひかる音
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神9
  • 萌×29
  • 萌16
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
9
得点
129
評価数
35
平均
3.7 / 5
神率
25.7%
著者
崎谷はるひ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
おおやかずみ 
媒体
小説
出版社
角川書店
レーベル
角川ルビー文庫
シリーズ
目を閉じればいつかの海
発売日
価格
¥533(税抜)  
ISBN
9784044468248

あらすじ

海辺のカフェ「ブルーサウンド」店長の藤木と恋人の嘉悦は、別離と誤解を越えて再び結ばれ、幸せな日々を送っていた。嘉悦の愛に包まれながらも、彼の意外な一面に藤木は翻弄されて…!? 待望の短編集が登場!
出版社より

表題作ただ青くひかる音

嘉悦政秀 大手商社課長 33
藤木聖司 レストランバー「ブルーサウンド」店長

同時収録作品夏恋KISS-大智×瀬里編-

中河原大智 「ブルーサウンド」厨房担当
宮上瀬里 「ブルーサウンド」店員 

同時収録作品無条件幸福

山下昭伸 「アークティックブルー」店長
奥菜一葡 マッサージ店アルバイト兼学生

同時収録作品胸を焦がせばあえかな海

宮上和輝 東大生
大澤笙惟 ラジオDJ

その他の収録作品

  • 夏恋KISS-嘉悦×藤木編-
  • (無条件幸福内)おまけ・山下視点
  • (胸を焦がせばあえかな海内)おまけ1/その夜の藤木
  • (胸を焦がせばあえかな海内)おまけ2/その夜の瀬里
  • あとがき

レビュー投稿数9

「イチャラブエロス」幸せは十人十色

「ブルーサウンドシリーズ」の番外短編集
嘉悦✖藤木、大智✖瀬里、山下✖一穂、笙惟✖和輝の甘い日常

嘉悦✖藤木……半年以上経過後
大智✖瀬里……瀬里が大学卒業後
山下✖一穂……一年経過


作家さんが書かれているように、「イチャラブエロス」満載(^^)
最後の笙惟✖和輝のお話には、『白鷺シリーズ』の志澤✖藍が出てきます。
シリーズの他のカップルも出ており一番ページが割かれていました。

ここからはネタバレが嫌いな方は読まないでくださいね


………………………………………………………………
飲み過ぎた和輝がいきにくくなり、笙惟がなんと……


「これなら一発だ、いい子だ、力抜いてな。」
と余裕綽々の笙惟に
「マジ、怖ぇんだけど……っ」
と怖がる和輝。
最後は相手を気持ちよくさせるコツをつかんだ和輝が笙惟に………と。
これは……なんというかリバまでいってないけど、リバっぽい。
好みは分かれるかもしれませんが、私は好きです。
お互いの(かわいいかわいい)という心の声に、いや、言葉にも、お腹いっぱいになりました。


BLを読んでいると
わらわらわらとカップルが登場します。
お腹いっぱいだなぁと思ったり
それぞれの結びつきの有り様を見て
幸せは人それぞれなんだなぁと思います。

こういうカップル大集合の一冊はたまのご褒美のようで。
感謝です。

1

それぞれのその後

今まで5組のCPのお話が1冊づつ出てきましたが
今回はショートストーリーで、
嘉悦×藤木編
大智×瀬里編
山下×一葡編
和輝×笙惟編
の4つのお話が楽しめます。

この人たちのお話は基本ラブラブで、ちょっとしたすれ違いや
勘違い、痴話げんかはあっても最終的には熱いHになだれこんで
Happyendになるのはだいたい予想がつくので
安心して読むことができます。
相変らず、崎谷先生の絡みシーンは激しく
読んでいてちょっと恥ずかしくなるくらいなので、
どのCPも、その人達らしさが出ているラブシーンに大変満足して
読み終わりました。

特にシリーズ最初の方の嘉悦×藤木や大智×瀬里は
その後どうなったかすごく気になっいていたので
すごく嬉しかったです。
できれば、これ以上新しいCPはいいので
今まで出てきたCPがそうなったか、時々書いて欲しいなぁ・・・
とそんな風に思いました。
身近な場所がたくさん出て来るお話なので
それぞれのCPが本当に実在しているような錯覚を起こしてしまいそうになりました。
ブルーサウンズって、本当にありそうな感じがして・・・
久しぶりに、鎌倉から藤沢方面に向かって海岸沿い歩いてみたくなりました。

2

短編集出た~(´∀`)

うわ[iLQjい♪d(⌒∀⌒)b♪ようやく出ましたブルーサウンドシリーズの短編集!待ってました!同時発売でもう一冊『波光より、はるか』があるんですが、順番はこっちの『ただ青くひかる音』を先に読んだ方がいいかもです。

別にどっちから読んでも大丈夫でしょうが、私の判断基準は『ただ青くひかる音』の方に「振り返ればかなたの海」の山下×一葡が【初めて】ドライオーガズムを経験した話が載ってるからというなんとも腐った基準です(笑)だって『波光より、はるか』にはもうドライオーガズムを経験しちゃってる一葡が出てきますから、順番はあってるよね?


収録されてる作品は、同人誌からの再録だったり、記念小冊子に載った話だったり、崎谷はるひさんのHPに掲載されていた作品がそのまま収録されたりしています。ちなみに私は同人誌も記念小冊子も持っているので、新鮮味はなかったけど1冊にまとまってくれて嬉しかったです。

嘉悦×藤木は、時間がない朝でも嘉悦課長はちゃんと「運動」してますよって話です(笑)藤木が嘉悦を誘って煽ってたいへん色っぽいです。

大智×瀬里は、こちらも朝のひとときなんですが色っぽいというより可愛らしい(?)話でした。まだ二人ともはっきりと覚醒してない中、瀬里があんあん喘がされてます。大智が先にイクとは思ってなかったです。そしてこの日瀬里は初めて射精しないでイキました。朝の話にしては濃いよ…。

山下×一葡はまぁ甘ったるい話でした。こちらも一葡が初めてドライオーガズムを経験する話。一葡が幸せそうでよかった。山下視点もおまけであって嬉しかったです。

和輝×笙惟は、笙惟視点で他作品のキャラも登場。『白鷺シリーズ』の知靖×藍とかホント久しぶりでした。笙惟と知靖は知り合いだったのか…。
和輝とのHシーンはまぁ濃かったです。酒が入ってるせいでなかなかイケない和輝をイカせるために、和輝の尻に指を突っ込む笙惟が怖かったよぅ(>д<)

あとはおまけのショートストーリーで嘉悦×藤木のプロポーズ編とか、大智×瀬里の酔っ払いは積極的だよ編(笑)とか色々。

とにかくギュッと詰まった短編集で読み応え抜群。ブルーサウンドシリーズは大好きですわ~(´∀`)もう一冊の短編集もぜひぜひ。こっちもおすすめですよ。

3

水青

かにゃこさんへ

参考にしていただけたら嬉しいです(・v・)時系列的にもですが、やはりブルーサウンドシリーズ第1弾の嘉悦×藤木の話から始まる『ただ青く~』から読んだ方がいいよなぁと思いました。表紙にもなってるし。ぜひぜひ読んでみてください☆

甘さもそれぞれです

本作はレストランバー「ブルーサウンド」を舞台とした
ブルーサウンドシリーズのカプの後日談を収録した短編集。

ブルーサウンドシリーズは全5巻ですが
各巻のカップリングが別々なので
今回の様な短編集だと主カプがどれとは言い難いですが、
やっぱ基本のカプはこの二人でしょう。

【夏恋KISS-嘉悦×藤木編-】
『目を閉じればいつかの海』カプ。

海外進出もしている大手商社の課長と
湘南のレストランバーの雇われ店長の後日談。
受様起きぬけの朝の一コマ。

西麻生にだした進展の準備で忙しい受様は
都心にある攻様のマンションに仮住まい中。

会社で激務をこなす攻様は
体力維持にと朝からジムでトレーニングをしています。

本日も朝からジムへと向かいますが、
シフトの関係でほぼ昼夜逆転の生活をする受様は
彼の朝食に合わせてなんとか起きて
コーヒーを入れてあげる位がやっとな状態。

攻様は自分に合わせる事は無いというのですが
せっかくの同居生活なのに
タイミングが悪いと顔さえ見れないのはと
お互いの仕事上と納得いてもやっぱり寂しい受様。

ままならない日々に不満をもらすと
攻様に汗を流すついでにと浴室で引っ張らてしまいます。
挙句、お口でされて、ペットでも泣かされたのに
攻様に自分はいいからとあっさり離れてはたまりません!!

ここ、おっきいので、いくまで突いて…

結果、受様は攻様のベットで深い眠りにつく事に。
ちなみに本日の攻様の朝の運動は二時間だった模様(笑)

収録されたどのお話も出来上がったカプのお話ですし、
もともと同人誌とか記念冊子の為のお話なので
通常の商業誌より甘々。

【夏恋KISS-大智×瀬里編-】
『手を伸ばせばはるかな海』カプ。

湘南店の厨房担当とフロア担当の後日談。
同じく起きぬけの受様が攻様に襲われております。

【無条件幸福】+おまけ
『振り返ればかなたの海』カプ+
『手を伸ばせばはるかな海』攻様。

湘南店の厨房ヘルプ(後の西麻布店店長)と
見習いマッサージ師の後日談。
久しぶりのデートを満喫、夜までいちゃいちゃコース。

【胸を焦がせばあえかな海】+おまけ1・2
『耳をすませばかすかな海』カプ+
『目を閉じればいつかの海』カプ+
『手を伸ばせばはるかな海』カプ

某有名大学に通うと大学生と地方局DJの後日談。
西麻布店のオープニング司会を頼まれた日の
お話なので他のカプも盛り合わせで♪
「白鷺」シリーズの主役カプもちょっと絡んでいます。

同時収録の3編も面白かったです♪
どこから読んでも良いのもまた楽しかったですね。

今回は同時発刊のもう一冊
崎谷はるひさん『波光より、はるか』をぜひ!!

1

これが読みたくて

この本が読みたくて、長いシリーズと知りつつ手を付けました。
いや~。この本にたどり着けて、妙な達成感です(笑)

各カプのラブなお話がまとまっています。

特に好きなのは、やはり嘉悦・藤木カプです。
10年の荒波を乗り越えて、ついに迎えた甘い生活に
読んでいて嬉しい限りなんです。

もう各カプにそれぞれ苦難を乗り越えていますので、
「本当によかったね~」という想いで読んでしまいます。

あまりに各カプの幸せお話を読みたいばかりに、
行数を使う、エチを抜きにしてもらって、
あまあまなやり取りを読みたいと思ってしまうのは、たまに傷ですね(笑)

1

ラブエロ満載

ブルーサウンドシリーズの登場人物達のその後の、熱い熱い短編集です。
自分はこの本編シリーズは未読ですが、知らなくても十分楽しめました。
崎谷さんのエロあふれる表現が堪能できます。

 「夏恋KISS」嘉悦×藤木
"目を閉じればいつかの海”のカプ。

 「夏恋KISS」大智×瀬里
"手を伸ばせばはるかな海”のカプ

 「無条件幸福」山下×一葡
"振り返ればかなたの海"のカプ
 
 「胸を焦がせばあえかな海」和樹×笙惟
"耳をすませばかすかな海”のカプをメインにオールキャスト

すごいですね、それぞれのカプごとのなので一作毎にラブラブが入っていて、しかも濃厚です。
今頃気が付いたのですが、崎谷さんの小説がエロいのは、エロシーンで行為について、何してるだとか、感想とかを文章でなくて登場人物に語らせてるからなんですね。
だからページも長くなるし、詳しくなって濃厚さが増すんだと!
なのでこの短編集はおいしいとこ取り作品群かもしれません。

カプはそれぞれ特徴があって組み合わせよりどりみどりですが、自分は山下×一葡が好きかな?
いやはや、お尻だけでイっちゃうだの、酒がはいると中々イけないからと立ち様の前立腺刺激をしながら交わるだの、短編ならではの良さ(?)がでておりました。

0

ガツガツガツ

ブルーサウンドシリーズ後日譚短編集。
同時発売の「波光~」より、ちょっと後の時間のお話。
「波光~」で一緒に住むの、住まないのともめていた各カップル、
どうやら落ち着くように落ち着いて、
最初は受け側からアプローチして付き合うようになったのに、
今では攻め側の方がよっぽどメロメロで、歯止めがきかない状態に、、
ってな、甘甘エロエロ話が山盛り。
 
こっちの方がよりガッツリ濃厚なので、カツ丼とステーキ丼と巨大エビ天丼の大盛りがセットで出てきちゃった感じかな。
こうなったら開き直ってガッツリ全部食ってやる!!ってね。

0

う~ん、まあ・・・

『ブルーサウンド』シリーズ番外編集(その1)です。

もう1冊の番外編集『波光よりはるか』と同時発売ですが、こちらが先になっているようです(文庫の通し番号が)。

元が同人誌やサイト・小冊子掲載作なので、必然的にHが多くて濃いです。申し訳ありませがこんなにはいらなかったです。途中で飽きてしまいました。

このシリーズ、作品としてはともかくキャラクターが好みじゃないCPが多いので、番外編はあんまり・・・

とにかく、私は大智×瀬里CPが好きなので、無条件で楽しめるのは『夏恋KISS-大智×瀬里編-』とおまけくらい。
あとは、程度の差はあれキャラクターがあまり好みじゃないんですよね。

それでも嘉悦×藤木や山下×一葡は、結局は本編もそれなりには好きだしさら~っと読めました。

『胸を焦がせばあえかな海』は、メインは和輝×笙惟で私はこのCPがシリーズで唯一受け付けないんですが、シリーズ他CPが絡んでくるのと、冒頭部分は私が崎谷さん作品でいちばん好きな白鷺シリーズ本編(志澤×藍)とのコラボにもなってるので、そういう周辺部分は楽しんで読みました。←私はこちらが収録されている小冊子(『ロマンスをください』)を今回収録分では唯一持ってるんですけどね。

まあ、結局はシリーズ4CP(ケネス×薙CP以外)のあまあまラブラブ後日談として、何も考えずにあっさり読むにはいいと思います。

個人的には、全体に占める割合として好みじゃないCPのストーリーが多過ぎたので、トータルとしてはちょっと微妙ですね(好きなものはすごく好きなんですが、割合が少な過ぎる)。

0

短編集

ブルーサウンドシリーズは小説では読んだことがなく、cdで聴いたことがあるのみでしたが、短編集ということで読んでみました。このシリーズを読んだことがない人も、どんな感じかお試しに読んでみるのもいいかと思います。
いっぺんに読めなくても少しずつ読み進めるのに適していると思います。
自分のお気に入りとしては、嘉悦と藤木のラストのお話です。
エロスは端折っており残念でしたが、あまあまでよかったです。
小説でもちょっとシリーズで集めてみたいと思います。

0

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