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一度だけでいいなんて、嘘だ。
neko no koi
タイトルに「猫」←大好き
舞台が老舗の和菓子屋←大好き
主従関係のしのぶ恋←大好き
と、大好きな要素が揃っているのに、萌え切れないこともあるのです。
【猫の恋】(4話) 萌
六代続く和菓子屋の若旦那・茅比呂と番頭の克己。
4話あるのに、内容が薄く感じるのは同じことの繰り返しだからなのか…。
両親亡き後、引き取ってくれた先代との「茅比呂を守ってくれ」という約束を頑なに守ろうとする克己と、そんな克己に頼りっきりになることでせめてもの絆を繋ごうとしているように見える茅比呂。
そこに東京の大企業の経営者っぽい杜という常連客が加わって、毎話、杜が茅比呂にアプローチ→克己が割って入るというパターン。
そのパターンを繰り返す中で茅比呂が少しずつ気持ちをこぼしていって、最後は…という感じで、物語的にはわりと終始穏やかな雰囲気です。
ただ杜が気持ち悪いという…。
中年、おそらく既婚者(この時点では不明)、若い男に必死にアプローチ、さらに老舗の後継を囲いものにしようとする気が知れません。
経営者なら老舗の後継の価値、分かってるよね?と、目の前に正座させて説教したい。
それなりに場数を踏んでそうなのに、本気度を示すためとは思いつつも、全く相手にされていない相手への引き際の見極めもできないところも無粋でいただけない。
そんな話でした。
「猫の恋」が春の季語というのが分かったのが収穫。
【エバーシーン】(前後編) 萌
甥とおじ(本編もひらがな表記)がゲイバーでばったり、からの朝チュン。
このおじが前出の杜でした。
やはり既婚者子持ち、ただ別居中とのことですが。
こちらは甥と言っても血の繋がらない甥で、杜の兄弟の再婚相手の連れ子です。
家事全般得意な攻めは好きだけど、この甥がどういうきっかけでおじを好きになったのか…。告白シーンはあるものの、それまでのことは不明です。
おじの娘を交えた3人の関係も結構好きなパターンなのに、萌え芽の部分がなくて、いきなり花が咲いている状態なので、一緒に萌えることができず無念です。
余計な引っ掛かりですが、小さい頃引き取って以来、同じ年の息子と一緒に育ててきた子を、「さん」付けで呼ぶ母親にもちょっと違和感。
女将と番頭という立場的に「さん」付けなのかな。
何だろう、2時間ドラマの見過ぎなのか、女将と番頭という立場で、夫に先立たれた女将が番頭を「さん」付けすると、無条件に「男として見てるの!?そういう目で見ないであげて!lと思ってしまった次第です。
これは完全にわたしのサスペンス脳のせいか…。
和菓子屋さん受け、これはたまらんと購入。
しかも、京都なんですね!
でも、モブ以外は全く京言葉じゃないので云われてもピンと来ませんでした。
重い話に見えて、お母さんは一番のお花畑だったりであまり深刻な話になっていませんでした。どちらかというと、状況よりも本人同士の問題でしたねえ。なので、色々あっさりクリア。
あまり重すぎてもしんどいので、こういう軽い感じのお話もいいんじゃないですかねえ。
何となく高評価に出来ないのは、本来好きなタイプの受けが微妙な事でしょうか。
仕事もバリバリやって悩んでるならともかく、仕事がなあなあなのがダメかもです。そんな状態で「自分の身一つで店が守れるなら」って云われても、普段仕事サボってる分働いて貰いましょうか。としか思えないです。
やはり社会人BLはバリバリ働いてるのが好きですなあ。
で、スピンオフ。
最初、スピンオフだと気づきませんでした。
後編の最初の「杜の子」で初めて「あれ?」と気づいたくらいです。
この生活感あふれたおっさんが、表題作で受けにちょっかい出すような甲斐性があるように思えないのですけれど。
話自体は嫌いじゃないですが、スピンオフとしては微妙だったような。
う、うーん。
表題作の二人と、スピンオフと2カップルの話が収録されています。
「猫の恋」「シューティング・スター」
老舗和菓子屋の番頭・克己×若旦那・芽比呂。使用人と雇用主、幼馴染という関係から、恋人同士という深い繋がりになったという話でした。
誤解にしろ見合いにしろ、よくある展開なのに、登場人物の表情を筆頭に、作品全体の雰囲気が好きでお気に入りの作品です。芽比呂の名前が漢字のときとひらがなのときに何かこだわりがあるのだろうかと妙な部分が気になりました。
「エバーシーン」「うさぎの恋」
亮一×杜の年の差カップル。表題作で当て馬役だった杜(受け)と、彼を子供の頃から好きな甥・亮一(攻め)が恋人同士になる話です。
表題作で受けた印象より、杜は子供っぽくなっていて、ちょっと驚きました。描き下ろしの「うさぎの恋」ではもっと幼くなっていて、表紙のカバー下でのお花畑には笑いました。
杜には妻子がいるのに、亮一や他の女性と関係を持つような表現がありますので、そういうのが苦手な方はご注意ください。表題作はともかく、スピンオフの方は好き嫌いの評価が分かれそうな気がする作品でした。
嶋二さんの本は、一旦全て集めたのですが、
本棚の収拾がつかないこともあり
悩みつつも、一度全部手放しました。
しかし、好きな作家さんということは変わりがなく、
また1冊1冊、集めだしてしまいました……。
みなさんも、こういうことってないですか?
あれ、ない? 私だけ?(笑)
この1冊には、2作品収められてします。
◆◆ 猫の恋 ◆◆
嶋二さんの本は、全体的にサラリとした独特の雰囲気で、
読みやすいです。
「猫の恋」も例に漏れず、サラリと読みました。
主人公の受けは、老舗和菓子屋の若旦那。
対する攻めは、その店の番頭を務めています。
どちらも好きあっているのに、立場上の問題から
どちらも告白できないで、幼い頃から今まで過ごしてきました。
しかし、ある日お得意様の社長が受けのことを気に入り、
東京に一緒に行かないか、と誘われます。
しかし、老舗和菓子店を存続させることが自分の使命と
考えている受けは、首を縦に振りませんでした。
何より、攻めのことが好きだから……。
冒頭から、やきもきさせられます。
両想いなのに気持ちを伝えられない、伝えてはいけない…
そんな気持ちが綯い交ぜになって、お互い何も言えない…
うあー、もうスッキリさせちゃえよっ!
未来のことなんか、考えず、今の気持ちに素直になれよっ!
お互い、告白してしまえ、馬鹿野郎と言いたくなります。
ついに受けが攻めを誘い、エッチへ。
まさか番頭(攻め)が主人公の若旦那(受け)が
好きとは知らず、「一度でいいから…」と誘うのです。
うわっ、誘い受けです。
地雷とまではいきませんが、誘い受けはちょっぴり苦手かな。
最後の受けのセリフ。
上から目線でしたが、嫌いじゃありませんでした。
受け「責任取れよ」
攻め「大事にする 一生」
ハッピーエンドで、めでたしめでたし。
◆◆ エバーシーン ◆◆
「猫の恋」で老舗和菓子店の若旦那にフラれた社長が
主人公のお話です。
冒頭からエッチの事後らしく、ベッドで裸の
社長(受け)とその甥っ子(攻め)。
しかし、飲み過ぎてエッチに至ったまでのことを
全く覚えてない社長。
自分が受けだったことをお尻の痛みとアソコからどろりと出る
白色の液で確認し、自分がベッドでは下だったことを知ります。
うおー、年下攻めキタコレ。
好みです!(><)
酔っ払っちゃって、タチがネコになっちゃう設定も
ありきたりといえばありきたりですが、悪く無いです。
でも、ここの話に出てくる子供の女子中学生がね……。
どうにも邪魔。
大人びた口調で、二人の間にチャチャを入れる感じが
好みじゃないです。
あと、最後。
いろいろと問題解決してないが、あれはあれでいいのか…?(汗)
離婚とか思春期の子供とかどうするんだ…?
「笑ってるから まあいいか」で済むの?
うーむ…
◆◆ ◆◆ ◆◆
圧倒的に表題作のほうが好きでした。
老舗というだけで、着物って着なきゃいけなかったんですかね…?
いや、色っぽいからいいんですけどね。
若旦那(受け)にはいつまでもそのままで
いて欲しいですね。
表題作でない作品は、余り好みではないかも…です。
これからも嶋二さんワールドの雰囲気は
壊れてほしくないと思わせる作品でした。
切ない話だけど。風邪を引いて寝込んだ茅比呂を克己が介抱して魘されながら克己の名前を何度も呼んで、克己の差し出した手をぎゅっと握るところが可愛かった。
幼なじみなのに、若と番頭という立場になってよそよそしくなるのは何故だろう。
昔は仲良かったのに、そのままじゃ駄目なのか。
(ドラマなど他の作品でもよくあるけど)
そんな、境遇に立つことないからわからんが……。
遠回りし過ぎだ。人間て不器用だって思うわ。フィクションだけども。
気付けば、甥っ子に犯られていたおじさん受けの話には萌えた。
カバー裏のお花畑の二人も可愛かった。
でも、一番のお花畑は茅比呂のお母さんだわ。
嶋二さんの作品はいつもスルッと読めていいですね~
「猫の恋」と言う題名だったのでペットの猫が擬人化かな~と思ったけど違いましたねw
幼馴染の若旦那と番頭の話です。猫は若旦那のペットですね
自分からしかけておいて不安になっちゃう若旦那可愛いですね~
ちょっかいかけて来るおじさんもいい感じですw
「エバーシーン」はあのちょっかいおじさんいいキャラしてたので主人公として再登場してくれて嬉しかったです!
相手が年下甥っ子(血縁なし)で子持ち別居中というなかなかな設定ですが笑
ちょっかいおじさんの弱い部分や父親としての娘に甘いパパな一面と年下甥っ子に流されちゃったり頼って甘えたりしてるギャップがたまらないですね・・・・
嶋二さんはやはり高校生や学生の話より大人~な話が合いますね
子持ちお父さんの話もわりとありますしw おすすめの一冊です!
老舗和菓子屋の跡取り息子茅比呂と、幼い頃から一緒に住んで今では番頭として働いている克己。
踏み切れない想いがそろりと近づいては離れ、試しては諦め、諦めきれずまた近づく。
お店の事を大切に思っているからこそ、継ぐ意味を互いに重く受け止め一歩が出せない。
のほほんと自由きままな様でいて今あるものを守る為に必死な茅比呂。
克己の気持ちを測りかねて一夜の情に縋り付くような迫り方に切なさが募りました。
「エバーグリーン」
表題作の当て馬となった杜のまさかなお話。
心の準備が出来ていなかったせいか全く別の話かと思う程。
意外性の集まった杜の飄々さにやられました。
嶋二さんの作品の中で、
このお話が一番好きです。
嶋二さんの真骨頂とも言える、
胸キュンストーリーで、自分的にど真ん中でした。
老舗和菓子店の後継のちひろと、
番頭かつみの恋物語です。
二人は幼馴染で、
お互いを想い合いながらも
若旦那と番頭という身分差があり、
気持ちを伝えることが出来ない関係。
幼馴染ときて、身分差ときて、和服です。
これが萌えないはずがない☆
そして、心が繋がっているのを
お互いおそらく分かっているのに、
あと一歩が踏み込めない。
可愛いですね~♪
ちひろは小悪魔風の雰囲気ですが
後継の自覚のあるシッカリした人物。
たまに、お仕事サボっちゃうのも
まあまあご愛嬌に思えます。
かつみは、朴訥としながらも
長年、一途にちひろだけを想い、
ナイトのように彼を守っています。
また、当て馬さんのキャラが良かった。
一見能天気なお兄さんなのですが、
大口取引と引き換えに、
ちひろの体を要求するなど、
グイグイ積極的に攻め込んで来ます。
料亭で、二人で会食の際、
隣の部屋を見ると布団が敷いてあるとか
やってることは結構姑息なのに、
堂々としていてむしろ好ましかったです。
そして、ちひろは、揺らがずなびかず。
かつみ以外に体を差し出すくらいなら
取引が白紙になっても構わないと、
当て馬さんを突っぱねるのです。
その確かな気持ちは、
かつみにしっかり伝わったことでしょう。
そして、線が細く儚げなちひろに、
和服のイメージがドンピシャで、
すごく雰囲気がありました。
ラスト、“鳴きすぎた猫の恋”
という一文が粋でした。
モノローグで多くを語らない、
しみじみ深い、締めでした。
・・・・・
ここまでは神だったんですが…。
同時収録は当て馬さんのお話です。
妻とは別居、娘もこまっしゃくれていて
色々と生活感漂いすぎではないかと(^_^;)
表題作では鷹揚でカッコ良かったのに
これが同一人物?と、若干落胆しました。
夢見ちゃってすみません(笑)
現実はむしろこんなものですよね。
そして何故か、私は嶋二さんの描く
女子キャラを好きになれないのですね。
自分的に凄く残念なのですが…。
「兎は寂しいと死んじゃうの」
という、娘さんの最後のセリフも
ごめんなさい、白けてしまいました。
BL作品だけでも10回以上は聞いた文言。
ラストが何故これなんでしょうか( ;´Д`)
というか、兎は寂しいと死ぬはもういいよ(笑)
神から萌え1つに落ちちゃいました。
えーん、ごめんなさい。
嶋ニさん好きです
作家買いしてます
猫、和服この2点要素だけでかなりテンション上がりました
絵柄に関しては、水面にうつる人間をみているような
揺れ感覚は多々あるのですが・・・・
若旦那と番頭さらに、幼馴染
設定だけで好きと言えました
嶋ニさんがかかれる、幼少期の絵が大好きです
話の進み方はスローかなと思いますが
もっとスローでも良かったくらいです
テンポ感がしっくりくる作品でした
和服どうしのからみは新鮮でした
BLで洋服をきたまま行為をするのが多いように思いますが下をぬがないでどうするんだろと
後のことが現実的に気になったりするのですが
着物であれば、そういうもやもやがないことに
気がつきました
自然であるとw
服きたままで汗かいていやじゃないですか?
それとも服を全部ぬがないで行為をすることが
人気あるのでしょうか
謎です
和菓子の鶴丸屋の跡取り旦那、芽比呂と番頭の克己。幼いときから二人はいつも一緒なのですが、その二人が恋仲になまるまでを描いています。芽比呂はともかく猫のように気まぐれなところがあって、しかも愛がないと生きていけないタイプです。そんな芽比呂をほっとけず、いなくなった芽比呂を探しに行ったりしたり、何かと面倒を見る克己はどことなく健気さが漂います。
幼なじみから結ばれるまでを描いている話なので、決して珍しいストーリーではありませんが、終始ほのぼの感が醸し出されている展開となっています。
嶋二さんのお話は、本を購入してや雑誌で何度か読んだことがあるのですが
どうにも入り込めないなぁという印象でした。
登場人物の瞳がビー玉みたいで、心情が読みづらい
それが原因のように思うのですが、それは自分だけなのかしら?
それともそこが魅力なのに、わたしは感じ取れていないのか?
こちらの本は、表紙に雰囲気があってとても素敵だったので、また読んでみようかなと
手を伸ばしてみました。
結果は、
やっぱりお話に入り込めなかったうえに、自分の好みの受けじゃなく、残念…
その受けとは、「猫の恋」の老舗和菓子屋の若旦那。
寡黙で仕事熱心な番頭、克己に店の仕事はほぼ任せているようで、
若旦那はおサボりが日常っぽく、ちょっと男としてだらしない。
「自分は何もできなくても、克己が(そばに)いるし」という状態がずっと続いている。
かといって、女王様タイプなわけではなく、その克己へ想いを募らせひとり苦しむ。
番頭克己からも密かにずっと想われていて、客のひとりからもしつこく誘われる若旦那。
見目麗しく、とっても着物がお似合いだとは思うのですが、
内面的な魅力がいまいちよく分からず、そんなにこの若旦那がいいのか?
という思いが強く残ってしまったのでした。
一番好きだったのは、その「猫の恋」と「シューティングスター」に出てくる、本物の猫。
目つきが悪くてかわいくないところが、妙にかわいく、存在感があったなぁ。
和服萌え!!
世界観からすべて素敵な作品でした!
●猫の恋
番頭×老舗和菓子屋の若旦那
身分違いで、幼馴染の二人。
お互い好きあっているはずなのに店を守らなくてはいけないがためどうしても欲することが許されない二人。
どうしようもない二人の距離感が切なかったです(;;)
じれったさと、我慢できない欲。その間を嶋二さんは見せてくれました!
ホント間の入れ方と一つ一つの言葉が上手くて、切なさの渦に巻き込まれていきますw
そして若旦那のフェロモンにやられました!
ほわほわした性格のどこにそんなものを隠し持っているのだ・・・
●エバーシーン
猫の恋で、当て馬として登場した杜様のお話。
でも、雰囲気はまるで違いますね。こっちは結構軽い感じ?
血のつながらない甥っ子×杜様
まさかの杜様受けヽ(^o^)丿
明るいようで複雑な家庭事情がらみでの恋でした
猫の恋よりもリアルな人間描写が多いと感じられます!
そしてひよりちゃんが可愛かった・・・
BLで出てくる女の子キャラで上位に行くんでないでしょうかw
小分けになっているけど、大きく分けて2つのストーリー。
その2つも全く無関係というわけではなく関連しているので
読み応えアリ。
1つ目の老舗和菓子屋さん若旦那と番頭のお話は
ちょっぴり切ないんだけど、若旦那の
ぽわ~~んとした性格があちこちに出ていて
重くならずに読みやすい。
番頭さんは、まさか自分の主人に手を出すわけにも
いかないし、自分を押し殺しつつ、
でも好きな人を一生懸命守ってるところが
かいま見えてステキw
若旦那の方が好き好きオーラを出しているんだけど
番頭さんの気持ちが見えないから
飛びつけないんだろうな。
自分を抑える2人の距離感がせつなくて
しんみり来る表題作です。
「猫の恋」
和菓子屋の番頭×若旦那
個人としての気持ちと、雇用関係にある気持ちと。
どっちにしても相手が大切な唯一であることには変わりないないんだけども、仕事の顔を貫こうとする番頭。
そんな番頭の一言一言に傷ついちゃう若旦那にきゅんきゅんきます。
こっそりひっそり好きなようなそうでないような。
時折、零れた感情が行動に出ちゃったり。
番頭だって決して気持ちがないわけじゃないし、むしろあるし。
それがなかなか結ばれても報われない感じなのがまたせつない。
途中、若旦那が取引先の社長に仕事を盾に誘われるシーンがあるんだが、その前のシーンで番頭に言われた言葉で思い留まったことを告げるシーンが好き。
「エバーシーン」
「猫の恋」のスピンオフ。
↑の社長の甥×社長
まずは社長が実は受だというのにびっくり!
いや、↑の方では攻だったのでリバなのか。
というか相手によるのかな。
個人的にはこのお話の方が好き。
というか、甥が好きなんだ。
ちょっとした復讐でヤったはずなのに相手はそれをまるで覚えていなくて。
2度もフラれたような気分になって。
軽くひねくれてる感じなんだけどもなんかかわいいところもあって。
特に社長が乱暴にされたのがキツかったって言ったのに、キツいなら入れないとか言うの反則級にかわいいと思うんだよねー。
ここでの評価もよく、和服萌えには結構ストライクな表紙だったので買ってみました。
率直な感想を述べると「なんか、浅くね?」です。
老舗和菓子店の若旦那と番頭の物語。
二人とも好き合っているのに素直になれず、両片思いのまましばらく物語が進んでいきます。
物語全体が、なんか、浅いんです。
形容しがたい感じなのですが、浅いというか、中身がないというか、物語に引き込まれるきっかけがないというか、読んだ後も何も残らないというか・・・。
クライマックス、二人がくっついたところで「あぁ、そう」としか思わないし、物語の行く末があまりにも見え透いているように感じました。
二人の感情や行動の描写も少なく、物語が薄っぺらいように感じました。
どこが見所なのか、読者になにを残したいのか・・・。まったく伝わってきませんでした。
萌える箇所もほとんどありませんし、絵もあまり好みではありませんでした・・・。
表題作だけでなく、オヤジ受けのお話もなんだかちょっと・・・。
それは私がオヤジを受け付けないからだと思いますが。
私のように、物語に厚みや切実さを求める人にはお勧めしません。
(このレビューで気を悪くした方は申し訳ありません)
大好きな作品です!
京都が舞台で受けが老舗の若旦那。
攻めは店の番頭。
この主従関係がもう萌えまくりっ!
受けの芽比呂は、攻めの克己が大好き。
克己も芽比呂が大好きだけど、番頭と若旦那という立場を尊重する。
でもやっぱりお互い大好きで、張り詰めた想いがあふれ出すようなセックスシーン…。
和服エロはいいですね、(*´∀`)
京都独特の空気感が甘く、そこはかとなくエロティックな雰囲気が素敵でした。
老舗和菓子屋の若旦那である茅比呂は番頭の克己に思いをよせていた。
幼なじみの二人だが若旦那と番頭という立場から、克己は私情をはさまず番頭としての顔を貫く。
お互い思い合っているのはひしひし伝わるのに、一線を引いている感じがじれったい。
でも、大切に思っているというのがわかるから、とくに冷や冷やしたりする事はなく、いつ番頭と若旦那というラインを飛び越えるのか、と期待させつつのじれったさがよかったです。
老舗和菓子屋が舞台ということで皆さん和服なのでそれがまたいい雰囲気漂わせつましたね。
着物からはみ出る足が好き。
後半は猫の恋で当て馬として登場した杜社長と甥っ子・亮一のお話。
当て馬として登場した時は攻めな感じだったのに、受けですかw
いいねいいねヤった記憶がなくて半信半疑の状態だったけど後ろからバッチリ情事の証が流れ出るとかエロスでしたw
しかしエロはガッツリ描かれてないのでそこはやや物足りなかったかも。
個人的に攻めオーラ出してた人が受けってのはポイント高い。
猫の恋とウサギの恋の2つのお話が入ってますw
(あ。でもケモミミはカバー下のみw)
『猫』の方は
老舗和菓子店の若旦那・茅比呂(猫。。。じゃなくて受w)と
茅比呂の幼馴染で番頭の克己(攻)の主従愛。
幼い時に茅比呂の父から
「これからはおまえが茅比呂を守るんだよ」と言われて
茅比呂への気持ちを抑えて仕えているのがなんとも切ない。
一方の茅比呂も
子供の頃の父の遺言を一途に守り続けている克己の事が好きなのに
なかなか素直になれない様子がこれまた切ない。。。
こういう二人には、二人の関係を引っ掻き回すお邪魔虫が必要ってことで
茅比呂にちょっかい出してくる上客の杜がなかなかにGJ!
箍の外れた二人が激しく求め合う場面はかなり萌えました。
若旦那の着流しも、着崩し加減がなんとも色っぽくて萌えますw
『ウサギ』の方は
「猫の恋」でお邪魔虫だった杜と
彼の甥・亮一の大人の恋(でも中身は子供w)のお話。
二人は偶然ゲイバーで再会したことをきっかけに
カラダだけの関係を続けてるんですが
実は亮一は、高校生の頃から杜のことが好きだったりして
いまでも杜の事が好きで好きでたまらないんですよね。
それがなんとも切ない。
杜の方は、亮一が家を出て初めて自分の気持ちに気づくんですが
それに一役買ってたのが、杜の娘・ひより。
ひよりの「パパってうさぎなんだよ。さみしいと死んじゃうの」って
結構ジンと来ましたw
『シューティング・スター』は
若旦那の猫「八千代」視点で描かれてて
なんでもお見通しな八千代のふてぶてしさがなんかおかしいw
『うさぎの恋』は
ある夜の杜と亮一のナニの最中の会話w
ずっと入りっぱなしなのに、会話が間抜けな感じで笑えますw
本編よりも一気にラブラブっぽくなっててニヤニヤしましたw
老舗の和菓子屋の若旦那と幼馴染みの番頭さんのお話。
どっちもどっちで間違いなく両思いだろうに、立場を考えちゃったり思い切りが悪かったり、横槍が入ったりとまったりまったりもどかしくお話は進みます。
でも、着物姿の若旦那の憂いを含んだあれこれや、寡黙な番頭が段々と煮詰まってくる様を見ることができるのでそれはそれで良し。
同時収録【エバーシーン】は表題作の若旦那に振られた杜さんのお話。
オジサン受のお話ですが、受けちゃうおじさんってお母さんぽいよね。
女々しいっていう感じじゃないけど、肝要に受け止められちゃうのはお父さんよりお母さんだと思う。
お父さんだったら、どんとこい!ってイメージです、私。
いや待てよ、そういえば私の周囲のお父さんたち(私の父とか旦那とか)はどんとこいタイプじゃないなぁ。
どっちかといえば母や私のほうがどんとこいタイプだ。
話がそれてしまいました・・・
どちらも大きな波があったりするお話ではありませんが、ほんわかキュンってして、あたたかい気持ちになれました。
この作家さん間に挟む言葉っていうか・・・うん、言葉の選択がすごく上手いとおもう。思わず感情移入してしまう。
今回は、和菓子やの跡取りと番頭さんの恋。
幼なじみな2人。ずっと使用人と主人の息子の関係だった二人。
そこからの進展は・・・?!
正直、あの叔父さんにヤられて東京いっちゃうのかな~なんて思ってたので、思わぬハッピーエンドだったり(笑
ヤサグレすぎか自分(*´∀`)クスクス
ポイントとしては、初めて身体を重ねた~の流れが好きです。
猫にたとえた切ない表情の出し方がウマ。
他の作品も読みたくてウズウズしてまいりました。
後半は叔父さんと甥っ子。
ずっと叔父さんが好きだった甥っこが、あわよく叔父さんと再会。
酔っ払った叔父さんと・・・?!というところ。
これは近親相姦に相対するのだろうかww
重たくなりすぎないところがなによりの良でした。
この叔父さんが受けていると思うだけで興奮さめやらずww
ちょっとゆるいところがいんだよな~ww
はっ!!叔父さんのフェラ顔が最強に萌えでした!!!
粋な作品だったと思います。番頭×若旦那の幼なじみカップル。京都の老舗和菓子屋っていう設定も好きでした。
若旦那の茅比呂は普段ぽや~っとしてるのに、誰よりも店のことを第一に考えてる所がいい。着物も似合ってて素敵です。みんなから「若、若」と呼ばれて愛されてます。甘やかされて幸せそうです。そんな若旦那を唯一甘やかさないのが番頭の克己。
番頭の克己は茅比呂の幼なじみで、世話役みたいなこともしてます。茅比呂は克己のことを想っているのですが、克己はあくまで番頭のポジションを貫こうとするのでなかなかお互いの立場を崩せないでいました。
そんなある日、店の取引先社長で茅比呂に好意を抱いている杜が茅比呂に接近。二人きりの食事で、襖を開けたらお布団が(笑)押し倒されて着物を着崩される茅比呂が色っぽいです。「一緒に東京に連れて帰りたい」と口説く杜。杜は完全にあて馬役だったけど私は好きだったなぁ。
そんなこんなで杜に挑発されつつ、結局我慢ができなくなったのは茅比呂の方でした。克己のもとへ夜這いしに来たと思わず言ってしまい、「こっちの世話はしてくれないの?」と誘う茅比呂が大変色っぽいです。やっぱり和服はいいなぁ。
本編ではなんだかんだありつつ二人は落ち着きましたが、描き下ろしでは茅比呂にお見合い話が持ち上がります。
見合いを受けてみればいいと言う克己に茅比呂はブチ切れ。自分が他の人と結婚してもいいのかと言う茅比呂に対し「結婚したって身を引くつもりはない。なんなら愛人でもいい」と言い切る克己がカッコ良かった…!
同時収録の甥×叔父も好きでした。まさか茅比呂に懸想してた杜が主人公とは!しかも受になってるし。甥・亮一の杜に対する切ない想いがよかったです…(T_T)本当に杜のことが好きなんだなぁ。
世界観がすごく素敵な1冊でした。作者買いしてしまいそうです。
嶋二さんの描く和装は本当色気があるな~大好きです。
若旦那と番頭でしかも幼馴染、もうこれは愛があって当然なんですが、しっとりと、はんなりと(?)、じわっと心に染みいるお話でした。
番頭のかつみと、若旦那のちひろは幼馴染。
お互いが好きって気持ちは、本当は分かっているはず。
でもかつみは番頭だから、若旦那は店を継がなくちゃいけない人だから、そんな色々があって、ものすごくストイックに一歩下がった位置で、でもしっかりちひろを守っている。
その姿が優しくて、若旦那でなくても惚れそうですよ。
片や、ひょうひょうとした風を装うちひろも、かつみが大好きなことダダ漏れなんですが、我慢している。
その姿がかわいらしくて、いとおしく感じるキャラクターです。
東京からの大口顧客の杜が、若旦那にちょっかいをかけたことがきっかけで前進する二人の関係。
若旦那、よく頑張ったよ!
かつみも、ものすごく強い愛を持っていました。
二人の主従もあって、雰囲気がものすごくあって、よかったです。
発情期の猫になぞらえるなんて・・・かつみはワンコというか番犬みたいだし、若旦那は猫っぽくはないとは思うんですけど・・・表紙をはずすとそれぞれのキャラの耳を付けた登場人物が見られてお得感あります。(もちろん、杜さんはうさぎ耳でした)
「エバーシーン」
Cabで読んでいたのですが、まさかこの叔父さんが「猫の恋」に登場した杜さんだったとは!
多分、若旦那に失恋して東京に戻ったところから始まるのでしょう。
酔った勢いで甥の亮一と寝てしまって。
杜さんは、若旦那みたいなかわいい人が好みだったはずなのに・・・と反省するものの、どうやら娘曰く「さみしいと死んじゃううさぎ」だそうなので、甥とはいえ、亮一が一緒にいることで杜さん幸せになるという。
杜さんは歳のせいか”運動音痴”だそうです→その~ナニが・・・これ笑っちゃいました。
全体を通して、全てに優しさがあふれていて、読んでいて気持ちの良い一冊です。
萌 え ま し た
表紙で萌え、ピンナップで萌え、表題作で萌えました。
主従!!かつ、幼馴染!!
最高!和服!若旦那と番頭!!最高!!
老舗和菓子屋の若旦那・茅比呂と、幼馴染で番頭の克己。
茅比呂は克己に片想いをしていたが、男同士であり、主従関係でもあるため、その想いを隠し通していた。
正直ね、展開は読めてるじゃないですか。
隠し通してるけどお互い両想いだって。
でも、この作品の作風がゆるくて、すごく心地よくって。
そんな中で二人の秘めた想いが交錯するんです。
茅比呂の、ダメダメ若旦那を絵にしたような、克己がいないとダメ~なキャラも可愛いし、
克己の、典型的な忠犬キャラにも萌えました。
あぁ、最高。主従、しかもワンコ(克己は忠犬っていうか番犬かもw)が好き!って人には超オススメの一冊です。
「店を守りたい」という気持ちは二人とも一緒。
だから茅比呂は気持ちを抑え込んで、自分に好意を寄せる取引相手と二人きりで食事をするし
克己は茅比呂を守るために、若旦那と番頭という関係を重んじている。
想いが溢れて重ねたキス。
でも、翌日にはいつもどおりで。
欲情に駆られてセックスしても、
結局翌日にはいつもどおりの主従関係。
そんな二人に助け舟をだしてくれたのが、取引先の社長で茅比呂に思いを寄せる、杜。
こいつがいなかったら二人は結ばれなかったと思います。
克己が抑えていた想いを告白するシーンがもう、感動!!
この二人大好き!!たまらん…!!
描き下ろしでは、克己が茅比呂に対する想いを語ってくれます。
萌え~!!!
そして、このあて馬・杜が主人公の話が「エバーシーン」
これ、cabで読んだけど、スピンオフだったんだ…!!
お相手は甥っこです。そして杜は受け…!!
最初はくたびれたオヤジなイメージでしたが、最後には誘い受けまでしてくれますvv
攻クンに腰をこすりつけて…!!!
杜さんも幸せになれてよかったわvv
もう、ほんとこの世界観と、「猫の恋」の二人の関係にやられました…
こんなん萌えずにはいられないっすよ
萌え以外のなんだというんですか!!