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俺のこと、追いかけてください。
wauikonotame no wasuremonotechou
小恶魔的偷心手札
表題作が、とっても短いんだけど、とっても可愛い♡
あざとくも可愛い♡ 小悪魔、佐野。顔も可愛けりゃ、先輩の気を惹くそのあざとさも可愛くて♡
知らず知らずにその可愛い罠にハマってしまう先輩。
途中で、『こいつ、わざと⁈』と、先輩も気付くのだが、その時には、もう可愛いくて仕方なくなっている。
佐野の、いっぱいいっぱいになってる癖に、ノンケの先輩を「一度くらい血迷わせてみたいなぁって。出来心です。」なんて、強がって。嘯く佐野が切なくて。可愛くて。
けれど、多分最初から。先輩は佐野の熱視線には当てられていた筈。
もちろんハッピーになります♡
表題作の可愛いさに比べたら、わたし的にはトーンダウンしてしまうのだけど、
長さで言ったら、その次の「グリーングラスロード」と「ブルードロップ」という二つの作品が続きになっている中編なので、こちらを表題作にしても良かったのかも。というボリューム感。
コーヒー専門店を舞台にした恋物語。
カフェのマスターの息子と幼馴染のバイトくんの恋をメインに始まるのですが、
実は父親であるマスターに報われない恋を募らせて来た、お店の常連、タマさんの切なくもほろ苦い失恋の物語でもあって。タマさんの想いになんて全く気付いてもいない、ノンケのマスターは女の人と結婚している。自分の心の為に、思い切って告白をして、その想いにケリを付けるタマさんだったが、全くもって、意味が分からず、きょとんとしているマスター。とてもとても切ないです。
後半は、このタマさんに新しい恋人が出来るという救済措置になっているけれど。
マスターが、今で言う「イケオジ」でもあるので、そういう意味でも何だか切ない。
「豚丼伝説」については、他のレビュアーさんに同意します。受け攻め逆ですと読みやすいです。
陸が、ボクサーである翼の体を気遣うのは分かるのですが、ならば‼︎ その躰を攻めないで欲しい。
受けろ‼︎って、思ってしまう。そして元気いっぱい、ボクサーの翼には、格闘家本能とそのワンコ気質から、やはりワンコ攻めでお願いしたい。
「僕にください」もほろ苦いショートストーリー。短いけれど、ノンケにひっそりと恋をして、終わらせる切なさ。
砧先生の可愛い可愛い絵柄と共に、意外に切なさを併せ持つ、読み応えありの短編集です。
借りて読みました。
表情がとてもいいなと思います。
恋してる顔とかあきれた顔とか、表現が上手。
一緒になってきゅんとしちゃいました。
絵もきれいでいいですね。
これで2009年…今年発売って言われてもわからないくらいです。
短編集ですが、全体的によかったと思います。
さらっと読めるポジティブなお話が多かった。
「悪い子のためのわすれもの手帖」
表題作は会社の後輩と先輩で、後輩が可愛いのにちゃっかり腹黒な感じでした。佐野は葦原に気があり、わざと忘れ物をしては届けてもらう、など手の込みようが細かくて女の子が使いそうな手かも、て思いました。
そのままくっつく流れが、実際こんな事あるの?て感じなのになんだか短い映画のようでよかったです。
「豚丼伝説」
変わったタイトルだけど可愛いお話でした。ボクサーの翼は恋人の陸と同じくらい、陸が作る豚丼も好き。だけど、試合まではどっちもおあずけ、というお話。
この子が意思が弱くて、陸や豚丼に気を取られて全然集中しないのがどうなんだと思ったのですが、馬鹿な子ほど可愛い、みたいなお話でした。
コメディなんですが癒されます。
「僕にください」
これが一番お気に入りです。短く終わって恋にいたるまででない話なのに、失恋したものどうし、もしくは恋の辛さがわかるものどうしが出会って…という作品が好きです。
結婚してしまう好きだった人を笑って送り出すというのが辛い。
ほんとはどっちが好きだったのかな、という今となっては仕方ないというせつないテーマがよかったです。
絵は今風で素晴らしく綺麗です。
表題作とメガネくんのカフェの話と最後の結婚式の話は好きです。
おまけ漫画で、表題作の二人は普通に纏まったんですね、良かった、良かった。
後輩は小悪魔よりは必死な方が好みだったかもしれません。
いや、必死は必死なんですが。
カフェの話もほんわかで可愛い。
タマさんはそこまで好みじゃないので、その続編は何となくはいれなかったです。
豚丼はどんぶり屋さんが受けのが好みかなあ。
こればっかりは仕方ない。惜しい!!
絵が見やすくて可愛らしいです!
後輩の小悪魔な忘れ物の作戦が良いですね(*^^*)なかなかいじらしいww
最後におまけがあるのですが、ラブラブっぷりをわざと見せつけるとかそんなリーマンいたらかわええなー思いました!
あと、豚丼伝説という短編が面白かったです(^O^)/
丼屋さんの相手のために突き放してはみたものの会いたくなっちゃった所とか、ほっぺにちゅーとか可愛らしいです。 オチもいいです!
短編集なのに個人的に買って損はないと思います♡
短編集です。
面白い作品とつまんない作品が半分半分で、中立にしようか萌えにしようか迷ったんですが、表題作がキリッとまとまったいい作品たったので萌え評価にしました。
「忘れものをするのは計算でした」って冒頭からの流れとラストの絞め方、この繋がりのあるオチ、非常にまとまりがいいんですよね。
『』の、「自信満々キャラの弱さの見せ方」も上手かったです。
俺様キャラやツンデレキャラが崩れる瞬間って、ただ崩れただけじゃつまんないんですよね。きちんと前段階で説得力のあるエピソードを描いておいてくれないと。そういう意味でこの作家さんは上手いなと思いました。
苦手だったのは、リーマンなのに他人の視線に無頓着すぎるところとかかな。キスシーンを会社の人に見られるとか、趣味じゃないんですよね。相手によったら取りかえしつかないしさ。リーマンはもうちょい慎重なほうが萌える。
受け攻めが今ひとつはっきりしてないんだけど、それでもいい感じに読めるのでおもしろかったです。
タイトル作が一番好きです。
豚丼伝説は、おそらく受け攻めが逆だったら神でした。
残念。
絵が綺麗です。男子がイケメンでかっこいい……!
表題作はリーマン物で一応先輩×後輩。
気をひこうとしてわざと忘れ物したりする後輩が、タイトルの「悪い子」という解釈で良いのでしょうか。もっとも「君は悪い子だねッ」っていう軽いノリの悪ではありますが。一般的な女子の小アクマ的な感じですかねぇ。
ちなみに、書き下ろしでも小アクマっぷりを発揮してますので、そちらもお楽しみいただけると思います。
Hなんかに関してはあっさりしているので、かわいい小アクマ後輩がどんな手を使って先輩を落とすのか、を楽しむ物語でした。
ただ、駆け足感があったのは否めない。
同収録の他の作品もそれなりに楽しめたのですが、やはり表題作が一番おもしろいと思ったわたしからしてみれば、好きだからこそ、何かが残念です。
どの話も面白くて、短編集としてはかなりのハイ・クオリティではないかと思います。
キャラはどれも素敵ですが、表題作の受けの佐野君がめちゃくちゃ可愛いんです…!!(*´д`*)
『待てとか言われたら一生帰りませんよ!』
なんて殺し文句をあんな可愛い顔で言われたらそりゃ落ちますってw
ワザと忘れ物をするぐらいじゃ全然黒さレベルは低いですが、書き下ろしの「悪い子のためのおまけまんが。」を読んで、思わず「黒いなぁー」と呟いてしまいました。
黒い、というか計算高い?
そこもかわいいんですけどねっ☆
『小悪魔リーマン』というキャッチに偽りなしです。
まずはじめに表題作の短さにはびっくりでした。「え、もう終わりなの?!」と言いたくなるくらいにw短編集なのでしょうがないんですが、もっと読みたかったかも。
砧菜々先生の絵は可愛くて好きです!私のタイプな絵です!…でも面白いかといわれるとちょっと微妙かな。悪くはないけど、うーんって感じです(苦笑)
まあ、これは私が思った評価なので、面白いと思う方はいるかもしれませんが。
設定はいいけど、物足りない、キャラがイマイチとかですかねー。勿体ない部分を直せば確実に萌え評価になる作品です。
初めてのBL漫画(っぽいのは2冊ありますが)みたいなのでこれからに期待!