好きも嫌いも時間外

suki mo kirai mo jikangai

好きも嫌いも時間外
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×25
  • 萌13
  • 中立2
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
7
得点
61
評価数
21
平均
3 / 5
神率
0%
著者
毬田ユズ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス・リンクスコレクション
発売日
価格
¥590(税抜)  
ISBN
9784344816978

あらすじ

システムエンジニアの秋津は、転勤したばかりだというのに、やり手の営業マン・原田に強引に取引先に連れていかれ…!?
出版社より

表題作好きも嫌いも時間外

堅物営業マン
症のSE

同時収録作品制服交感

高3
高2

同時収録作品COME BACK AGAIN

整備士、20歳
大学生、20歳、コンビニバイト

その他の収録作品

  • アイアルオシゴト
  • 好きも嫌いも時間外 それから。
  • あとがき

レビュー投稿数7

読みやすい短編集

表題作、好きでした。
ただ、初めは読み切りで作った作品なのでしょうか?
営業の原田とSEの秋津がHに至るまでが急速すぎました。
その後、同じCPの前後編が掲載されているので、そちらまで引っ張った方が良かったのでは?と思ってしまいました。
比較的スムーズに両想いになるのですが、前後編で当て馬登場があったり、すれ違いがあったり、ちょっとしたトラブルが起こります。
でも、一番許せなかったのは原田が秋津に嘘をついて女性と会っていたことです。
理由はどうあれ、嘘をついたことが嫌でしたね。

まぁ、他の短編も含めてハッピーエンドで終わりますので安心して読むことができます。

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初コミックス

帯『深夜の残業は甘い罠』
「敏腕営業マンと、繊細なシステムエンジニアとのドキドキオフィスラブ!」

鞠田さんの初コミックで初読み作家さん。
カラーや絵柄がデジタルっぽくなくってそこは好みです(実際にデジタルを使ってるかどうかは別であくまで印象として)
表題作は「アイアルオシゴト」も含め営業マン原田[攻]と緊張すると過呼吸が出てしまうSE秋津[受]が組んで仕事をしている内にラブに落ちるって話。
この2人カップルとしてはなかなかいいんですが、惜しむらくは1話目の「アイアルオシゴト」が告白して即エロ、そこがあまりにも早ッって感じがしちゃったとこかなあ。
おそらく最初はこれ1話の読み切りだったのかなと推測はするんですが、まとめて単行本になると最初はやっぱ早ッ!!って気分になる。
でもやっぱり基本的にこのカップルは好み。
原田の眼鏡フレームの描き方が何気にいいです、目の表情が必要な部分では違和感持たせずに処理してるなー、と。
良くも悪くも新人さんっぽいなーっていう雰囲気。
カバー下にオマケマンガ有り。

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1冊まとめておすすめ

転勤早々に、強引な態度の営業の原田に連れられ、いきなりクレーム対応に出されたSE秋津。その後も原田は無茶ばかり言うが、共に仕事をするうちに、秋津は原田に惹かれていき…。
話の流れ自体はありきたりですが、秋津の心情がしっかり描かれていておもしろかったです!
受けの秋津は、あがり症。物静かな感じかなと思いきや、表情の変化は可愛いし、言うときは言う。美人でツボでした。
攻めの原田は、仕事第一な眼鏡。でも秋津に対しては一途で、ヘルプで来た秋津の元同僚仲本にやきもちを焼いたりと、余裕のないようすが可愛かった。

同時掲載「制服交感」は、お隣で幼馴染の将史に思いを寄せる晃。卒業式のために将史と制服を交換した晃は、制服についた将史の匂いに思わずオナニーしてしまうが、その現場を将史に見られてしまい…というお話。
幼馴染の二人のやりとりがとっても可愛かった!将史の卒業式に、第二ボタンを巡ってやきもきする姿がたまらなかった。
幼馴染もの大好きな私としては大変萌なお話でした。収録作の中で一番好きかも。

もう一つの掲載作「COME BACK AGAIN」。
幼い頃いじめられがちだったトモを、いつも助けに来てくれた慎也。ところが慎也は中学卒業と同時にトモの前から姿を消してしまった。その慎也との五年ぶりの再会に喜ぶトモだが、「おまえといると疲れる」と言われてしまい…。
攻め慎也の行動が、受けトモを大切に思うあまりというのが可愛かった。いつもトモを助けられたのも、慎也の地道な努力あってこそ、というのはどこの少女マンガかとwいや、でもきゅんとしました。

全体的に可愛いお話で、読後感の良い1冊でした。今後が楽しみな作家さんですね!
最近購入したのですが、ハナコイフェアで表題作のペーパーの見開き漫画がついてきました。秋津の元同僚仲本が、秋津たちの支店に転勤が決まったそうで、二人の邪魔をする決意をしてましたw

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挿入スピードがはやい

絵はキレイとふつうの間に入ると思います。
目にあまり感情がない気がします…
また、H はちゃんと描いてあるのに、なぜか萌えない…
いつも同じ太さの線だからでしょうか…?
話はいたってふつうです。

◆表題作
営業×SE。
カンタンにまとめると…
営業はイヤなやつだが、仕事で一緒するにつれ、長所がわかってきて、いつのまにか恋に落ち、あるとき告白。実は営業もずっと好きで、両想いになる。途中、SEの元同僚が茶々をいれてきて関係がぐらつくものの、乗り越えて前よりも仲が深まる。めでたしめでたし。

◆制服交感
交換した制服の匂いをかいだら興奮してきて、オナニーしているところを目撃される。

◆COME BACK AGAIN
幼稚園から中学まで一緒で、20歳になって再会。

全部の話で挿入がすばやくて、慣れているんだろうな、と思いました。もうちっとほぐしてあげるシーンがあればよかったかも。
カバー下あり。

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また青い表紙……

 青い表紙の初読み作家衝動買い……第何弾だっけ? どうも、青っぽい表紙で絵が好みだと、読んだことのない作家さんでも買ってしまうようです。
 しかも、リーマン!!!!

 お仕事BLはいいですよね~~~。男同士なのに、恋愛にグルグルしすぎているのは引きます。実際の男性でも、他人の恋愛に異常に興味を持ってたりする人だと、もっと仕事とか他のこと考えろよって思ってしまいます。
 なので、BLでも責任感のある仕事をしている男子を見るのは萌えます。

 その点で、この表題作とその前の作品は満足でした。
 ただ、リーマンもので思うのですが……職場エッチはどうかと。この作品だけじゃなく、よく見かけますよね。真面目にお仕事のことを書いているだけに、そこは家に帰ってやるとかラブホテルでやるとかして欲しいと思うのは、私だけでしょうか。

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お仕事大好き!

表題作の前のお話として「アイアルオシゴト」があり、そのまま「好きも嫌いも時間外」へと続きます。

敏腕営業マン×繊細なシステムエンジニア(って帯に書いてあります)のお話。
転勤してきたばかりのエンジニア・秋津は、仕事には厳しいけれど頼れる営業マン・原田にどんどん惹かれていきます。
思い余って告白して、受け入れられて両思いになったと思ったのもつかの間、原田の仕事の関係ですれ違いが続きます。

そういえば、原田は「好き」とは言っていなくて、秋津が悩むのももっともですが、秋津の元上司・仲本の一言で原田の態度がハッキリしてきます。
秋津のことを「弱いから放っておけない」と言う仲本と、「そんなに弱くない」と言う原田、私はここで、秋津が嬉しくなってお話が収束していくと思ったのですが、その言葉より「好き」という言葉が欲しい秋津は原田の手を振りほどこうとするのでした。

結局丸くおさまるのですが、次の朝、髪の毛もセットしていないのに、再び「仕事最優先」的発言をしながら家の鍵を渡す原田って、どれだけツンなんだよって思いました。
描き下ろしでその鍵が原因のひと悶着があり、不本意ながら林さんにカミングアウトしてしまう二人が笑えます。
カバー裏も合わせて、間抜けなバカップルになっちゃってる二人でした。

あとの2作は高校生もの。
卒業式と制服を絡めたちょっとせつなくて可愛い、幼馴染みの恋。
一途っていいなぁ。
それから、幼馴染み再会もの。
よくある展開ですが、こういうの結構好きです。
ただ、この受ちゃんは女の子に置きかえ可能だなって思いました。

で、どれもそうなんですが、エッチシーンは全てに必要なのでしょうか?
無くても良さそうなところがちらほら。キス止まりくらいにしておいてその分お話にもっと厚みを持たせれば、もっといいお話になった気がします。お仕事バリバリやってる話って大好きなんで。

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お気に入りの新人さん発見!

最近の新人さんの中で一番光ってました!
絵柄も可愛いし、愛あるHも素敵だし、王道も上手にまとめちゃうし、いいですね!
読んでてニヤニヤしちゃうような甘いお話ばかりです。

表題作シリーズは、堅物営業マン・原田×アガリ症のSE・秋津。
ある日秋津は原田とともに取引先にお詫びに行くこととなる。
それをきっかけに二人の距離は縮まり、秋津はいつも原田が自分のことを気遣い支えてくれていたことに気付く。
そうして原田に恋心を抱くようになるのだが――
わりと王道な話なんだけど、すごくよかった。
原田が自分が仕事終わるまで待っててくれたり、缶コーヒーを渡すときにフタまで開けてくれたり、
そんなちょっとしたことにトキメク秋津が可愛い。
そしてちょっとしたことですれ違う二人だけど、お互い好きだ!って思いをぶつけ合ってHに流れ込む様は潔い(笑)
意外とすぐにヤっちゃうけど、嫌悪感は全くないです。
それまでにお互いずっと想いを抱えていたんだなっていうのがよくわかるから、
ある意味待ちに待ったHなわけですよね。
原田の、堅物そうに見えて(なんせ眼鏡にオールバック)意外に強引なところや、
合いカギ渡したのになかなか家にきてくれないって悩む姿、見ていてニヤニヤしちゃいます。
そんなに恋愛に入れ込むタイプじゃないのに。
秋津も対人関係とか苦手そうだから、他人にそこまで執着しなさそうなのに、
原田に対しては嫉妬しまくりーの、酔い潰れーの。
純粋に原田を思う姿がとっても可愛かったです♪
こんなニヤニヤしちゃうリーマンものは久しぶり。
オススメです!
あとがきではその後の二人。カバー裏にもその後の二人!
本編よりラブ度は上がってます。
バカップル、社内でイチャつくの禁止!(笑)

『制服交換』はタイトル通り。憧れのシチュですね!
ワケあって、制服を交換した幼馴染の晃と将史。
晃は将史を思ってそのままオナニーしちゃうけど、それを晃に見られてしまって?!
お約束な展開ですが、幼馴染同士、長い間想いを抱えていたってのが萌えポイントなんで!!
しっかりHもあって嬉しいです。

『COME BACK AGAIN』
中学以来久々に再開会した慎ちゃんとトモ。
再会を喜ぶトモ、しかし慎ちゃんはどこかよそよそしい。
それには、トモは忘れてしまった過去のある出来事が関係していて…
ややダーク目ですが、これも昔の友人との再会、長年抱えていた想いが実を結ぶ…という私の好きシチュだったんでヤられました。

この作家さん…私の萌えツボ知っているとしか思えない(笑)
大満足の一冊でした。
健気受けとか、幼馴染ものとか再会ものとか好きな方はぜひ読んでみてください。
王道だけど、めっちゃキュンとしますよ!

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