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表紙からして意味深だなぁこれ。花びらが血っぽい。結末を予感させますね。
お互いの立場から会わないと決めたふたりだったが、運命とは酷なものでふたつの組織が対立している限りどうしても顔を合わせてしまう。そんな時、街を歩いていたシュエは行き倒れていたタウを見つけてしまって。目を覚ましたタウはふたりで逃げようというが…
でも、結局逃げられなかった。対立が激化した組織はふたりに対してそんなに甘くはない。ふたりは多分本当にここで覚悟を決めたんだと思う。仲間がどんどん殺されて行く中、最後のかたをつけにふたりは会う…
最後の終わり方はかなり衝撃的で…もう泣けて泣けて涙が止まんなかった…タウのシュエに対する無言のメッセージ。そして、シュエのあの行動が切なくて…もう言葉じゃ言えない位の気持ち。最後の最後に握り合った手が凄く心に響きました。
ありゃー何だかネタバレしすぎかなぁ。。。この作品の凄さを伝えたいがために書いたら…書きすぎた?…すいません;;でも本当いいお話なのですよ…みんなに知って貰いたいです。
ではでは。これにてこの作品のレビューを終わります☆
ラストの見せ場がスゴイ。秀逸です。
言葉にすると壊れてしまいそうだから言葉にできない、そのぐらいスゴイです。シェークスピア越えてます。
号泣しました。
放心しました。
儚さ、弱さ、脆さ、優しさ、強さ、すべてがギュッと濃縮されて詰まってます。
悲恋系の物語が苦手じゃないなら、是非読んでみてください。
>>乱菊さん
分かります!
レビューはちょっと時間を置いてから書いたほうが、客観的に書けますよねぇ。
実は乱菊さんは、切ない系は大好物なんだろうと思いますwでなきゃ書けないような心理状態にはならないw
「窮鼠~」の最終話は今ネットから配信中みたいですが、怖いですよね。せとなさんのことだし…。でも読むけどw
こんばんは♪
私もこのお話は随分前に読んだのですが、なかなかレビューができないんですよー。
悲恋系の物語が苦手・・・なのです!実は。
何だか入り込みすぎて、ある程度時間をおかないと書けなくて(-ω-;)ウーン
この方の作品は、そういう傾向が多いですよね。
チーズもレビュー書きながらちょっと暗くなっちゃいました(笑)
そして木原音瀬さんも入れ込み過ぎて書けない派です。
書くと落ちこんじゃうんで・・・ついつい避けてしまいますね。
なので書けないレビューがたくさんあります(;´∀`)
最終巻ということで、どんな終わりを迎えるんだろうとずっと気持ちが高揚していたんですが、予想以上に素晴らしい結末でしたね。正直、タウとシュエの出会いから繋がるまでがあまりに急展開で、3巻までは自分が2人の気持ちに追いつけていないような気持ちもあったんです。電撃的に恋に落ちる展開の作品って最近だとそんなに見かけないので、慣れるのに少し時間がかかったというか。でも、この4巻を読むことによって、今までの2人のやりとりもすべて自分の心の中にすとんと落ちてきたような、そんな感じがしました。
いろいろなものを犠牲にしても、相手に自分を丸ごと捧げる愛を優先した2人。他のものと比べられても一切迷わないそのスタンスが、潔くて、若者らしく青くて怖いもの知らずで、見ていて清々しい気分になりました。でも、最後の最後に2人で逃げることは諦めた。逃げたところで笑って真昼の街を歩ける日など永遠に来ないことは、誰よりも分かっていた2人。彼らにとっては、あの部屋が最も安穏に愛を与え合える場所だったんですね。2人でいるのにあそこより優れた場所はなかった。そして、決着がついた後、真昼の街中を目指したシュエ。若い2人に似合う明るい場所が、最後の舞台となって良かった。翔龍と希馬、宜春と緑のその後も読めたので、ちゃんと次に繋がっていることが分かり安心しました。