たかが恋だろ

takaga koi daro

たかが恋だろ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神19
  • 萌×230
  • 萌34
  • 中立9
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
39
得点
326
評価数
93
平均
3.6 / 5
神率
20.4%
作画
山田ユギ 

作家さんの新作発表
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原作
英田サキ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
ミリオンコミックス HertZ Series
シリーズ
たかが恋だろ
発売日
価格
¥600(税抜)  
ISBN
9784813051879

あらすじ

倉田泉巳は、ある朝、思いがけない男と再会を果たす。それは中学時代の親友であり、卒業式の日、理由も告げず自分を拒絶した男、高津戸真だ。なにごともなかったように振る舞う高津戸に、泉巳は戸惑いながらも嬉しくもあった。一方、義兄の椹木とは良好な関係を築きつつも微妙な緊張感を抱えていた。そんなある日、高津戸は椹木に嫉妬のようなものを見せるのだが…
過去を抱えた大人たちの恋の物語登場!!
出版社より

表題作たかが恋だろ

中学時代の親友、27才
喫茶店店長、子持ち、27才

その他の収録作品

  • たかが男同士だろ
  • POSTSCRIPT

レビュー投稿数39

高津戸が逃げたのか?!

攻めの高津戸ですが、彼は学生時代に親友だった泉巳から突然離れていきます。
「やっと離れ離れになれて清々するよ」

仲良い友達と思っていた奴からこんなの言われたらトラウマになる〜

泉巳は結婚して一児をもうけますが奥さんは他界。一人で子育ていています。義兄でヤクザの椹木にも支えられ、なんとか生活してるんですが、そこに高津戸が突然現れて…

泉巳は奥さんをなくした失意で呆然自失のときに、椹木と寝ます。だから、まぁ元々男性に抵抗がなかったのかも知れないです。その伏線があるからこそ、高津戸が何故あの時、あんなことを言ったのか、あんな離れ方をしたのかを知っても嫌悪じゃなく受け入れられたんだろうな。

絵のイメージと最初の出だしで何となく泉巳が高津戸を追いかける風かと思っていたら、高津戸の方が学生時代からの想いを持て余してたんですね。
両思いになってからの二人は、昔さながらに仲良く、喧嘩もしながらたくましく生きてるな、これからも生きていくんだろうな、とは思いましたが、高津戸は警察官だから何かと大変かもな〜なんて妄想してしまいました。

続編で椹木のお話もあるようなので、そちらも読んでみます。

0

攻めの態度には共感しきれなかったけど

 萌2に近い萌評価。27歳という若さで男やもめである泉巳が、天然の人誑しなのが腐女子心を擽ってきます。恋愛対象として告白したわけではないけれど、過去に親友として自分を身勝手に切り捨てた高津戸に、彼はもやもやとした気持ちをずっと抱えていて。再会してからたっぷり時間をかけて、高津戸は泉巳の頑なな心を溶かしていく、そんな作品でした。

 萌えたシーンは多々あったのですが最終的に萌評価にしたのは、やはりいくら不器用な男と言えど、自分の未練を断ち切るためにたった一言の酷薄な言葉で、長年泉巳の心を苦しめた高津戸に、100%納得がいったわけではないからです。再会してからも、なぜあんなことを言ったのか、せめて本心ではなかったということだけでも、もっと早い段階で伝えても良かったのではと思ってしまって。無駄に泉巳が悩まされたような気がするのが悔しいんですよね。まずはその手順を踏んでから、徐々に気持ちを伝えていって欲しかったかな。泉巳は素直で可愛かったけれど。とても好みのタイプ攻めだった泉巳の義兄、椹木の続編は楽しみです。

1

お二方だからこそ

「愛想尽かし」未読です。

中立レビューの多さ…
そしてそんな私も萌評価なのですが、肩透かしくらった感は否めないです。原作、作画このネームバリューにして、穴が多く主役の魅力が今ひとつ…子持ちものでありながらその辺りの掘り下げの薄さ…このお二方だからこそ物足りなく感じてしまうのは致し方なし。

ヤクザ苦手なので椹木とくっつけとまでは思わず、一方刑事好きなので高津戸のことは嫌いではないけれど、魅力があったかと言うとそれはまた別のお話で。高津戸、随分勝手な奴である。

1

もっと戸惑ってほしかった

英田サキさん×山田ユギさんの作品ということで期待しすぎた感は拭えませんが…評価は「中立」です。

続編に当たる「愛想尽かし」を続けて読みました。椹木が素敵すぎて、この作品も悪くないのですが「愛想尽かし」のプロローグという位置づけに思えてしまいました。

泉巳はストレートだし子持ちだし、亡くなった奥さんのことも愛してるのだから、高津戸からのセクシャルなアプローチにもうちょっと戸惑ってほしかったです。中学生時代は高津戸の完全な片想いだったのに、再会後のこの展開はお手軽すぎる気がしました。

0

振り回されてもそばにいたい気持ち

先にスピンオフ作の「愛想尽かし」の方を読んでしまったので、本編のこちらは「前日譚」としての位置付け的に読みました。

シングルファーザーの泉巳は、息子誠の保育所で中学の同級生高津戸と再会する、という冒頭。
この泉巳は子育てにも一生懸命だし、亡くなった奥さんの事もちゃんと愛してるのに、なんともオトコを惑わす?フェロモンが漏れ出しているのです。
高津戸は何が吹っ切れたのか、昔からずっと好きだった、とどんどん距離を縮めてきて…
泉巳の死んだ妻の兄が「愛想尽かし」の椹木で。今作ではまだ現役ヤクザで、心ならずも薬物犯罪に関わり捕まることを覚悟している、いやむしろ捕まろうとしている?そしてそれを機にカタギになろうとしているようで、泉巳と誠の事を心から案じている様に何故か色気が漂っていますね。
泉巳の事が好きor気になってるけど、自分がヤクザである事や、高津戸が泉巳にとって特別な存在である事を感じ取ってあえて身を引く、というか遠くから見守る、的な。やっぱり椹木は格が違うオトナだわ。
高津戸は実は刑事で、はじめは椹木の情報を得るために泉巳に近づいたけれど、過去には認められなかった泉巳への想いを今は自分でも受け入れて、正面からぶつかってくる。
大人の椹木と、同い年の高津戸の愛し方の対比。
皆様のレビューでは椹木x泉巳の方が!とのご意見も多いですが、私は高津戸x泉巳で正解、と感じました。というよりも、「椹木が身を引く」というシチュエーションがイイ。その状況も分かってて椹木を待っててやれ、と言える高津戸もいいじゃないですか!
一見流されているようでも、ひとり親として誠をとってもいい子に育てている泉巳。3人が3人とも「たかが恋」を通して強い気持ちを内包する懐の深い人間になっていく。そんな人間ドラマだと思います。

「たかが男同士だろ」
泉巳の自宅でいちゃつこうとする高津戸。熟睡したはずの誠がいいところで起き出して…誠は愛ちゃん(高津戸の甥っ子)と結婚できるといいね。(2人が30代になる頃にはニューセキもできるようになるかも)

4

何度読んでも楽しめる大好きなシリーズです。

「たかが恋だろ」に始まって、スピンオフ「愛想尽かし」「花片雪」と続くこのシリーズ。
大好きな山田ユギさんというのもあって、大好きなシリーズです。

「たかが恋だろ」は、高津戸と泉巳のお話。
中学生の時に仲良かった2人ですが、卒業の時に高津戸からの「やっと離れ離れになって清々する」と言われて絶縁状態。
そんな2人が12年後に再会する所からお話はスタートします。
なんで再会出来たのか、
実は現在刑事である高津戸が、泉巳の義理の兄、ヤクザの椹木をマークする為に近付いたからなのですが、やはり再会したら高津戸は昔の恋心が忘れられない。一方泉巳も卒業の時に言われた時のトラウマがずっと心に残ってて、なんでこんなに傷付いた心が残っちゃってるのか解らない。泉巳の事が好きだと再認識した高津戸に想われる事によって、泉巳も自分の心の中にあった恋愛感情が出てきて…というお話。ざっくり言うと。
そこで出てくるのが、スピンオフ「愛想尽かし」で主人公となる椹木。泉巳が結婚した奥様のお兄さんで、実は出産で奥さんを亡くした時に傷心のあまり一度泉巳と椹木は関係を持ってしまっているんですよね。で、椹木はその後もずっと泉巳と泉巳の息子、誠をずっと大切にしていて、生活面でも精神面でも泉巳を支えてて…。義理堅い男の中の男。器が大きくてカッコよくて…他の方のレビューにありますが、何故泉巳は椹木を選ばない!っという位かっこいいのです。

山田ユギさんの作風って、全作品通してそうですが、テンポが丁度良くて、かっこいい所はむちゃむちゃカッコよくて、でもってエロいシーンはむちゃむちゃエロいんですけど全然下品じゃないんですよね。後、悲壮感がない。あったかい。それが私はすっごく好きで、
今回も奥さんが出産で亡くなった辛さで泉巳と椹木は一度寝てしまうんですが、その後泉巳に赤ちゃんを抱かせて一言かける椹木がカッコよくて、あったかくて、好きなシーンでした。
また泉巳のストレートさが良くて、高津戸と椹木の間で揺れる気持ちがばんばん伝わってくる。
高津戸の臆病ながらも泉巳に対して抑えきれずに出してくる気持ちがせつない。でもなんというか器がでかい。椹木の泉巳に対する行動が泉巳に理解出来ない時、必ず高津戸が代弁して、泉巳と椹木の関係を守っているんですよね。それが私にはなんか良くて、
なので最後泉巳と高津戸が恋人同士になれた時は、椹木には悪いけど、なんというか、良かったと思いました。泉巳が椹木が出所する迄待ってていいか高津戸に聞いた時に「待っててやれよ」と言い、待ってるお前を支えたいと言う所、すごく良かったです。

この後椹木には新しい展開が待ってて「愛想尽かし」に続きます。この作品も大好き。
何回き読み直してるシリーズですが、何回読み直しても楽しめます。また続きが出ないかな〜と、どちらか一方のカップルじゃなくて2組とも主人公の続きが出ないかな〜とつい思ってしまう作品です。

1

深いです

山田ユギさんの原作、作画も面白いけど、作画が山田さんで原作が英田サキさんということで、かなり読みごたえありました。
主人公の泉巳は、色っぽいけどお父さん。ちゃんと結婚までしてたんですよね。悲しいときについつい男に抱かれてしまう性質と言うか、弱っているとフェロモン垂れ流しちゃう性質と言うか。
二人のいい男を振り回してしまいます。
でも、普段からなよなよしてるわけではなくて、元暴走族の総長だし、言葉も態度も男っぽいし。このギャップがたまらない。
やくざの義理の兄の最後の消え方もかっこよかったなぁ。

0

くっつく相手が違うと思う

山田ユギ先生が作画をしているので読んでみました。
正直主人公の泉巳と攻めの高津戸の性格はあんまり好きではないですね…

ですが、当て馬の椹木さん(やくざ)がすっごい好きです!
主人公達に比べてはるかに性格が大人で、かなり魅力的です。
むしろ、こっちを選ばない主人公がなんだかなあと思いました。

椹木さんがひたすらにかっこいい作品だと思います。

個人的には最後のおまけページ?良かったと思います。

子供たちがませてるけど、おもしろい。
将来が恐ろしい子どもたちです。

1

義兄さんは攻めでお願いいたします。

帯に義兄さんは受けとあって山田ユギ先生も共感されていたので、そうなのか、受けなのか……私的には攻めでお願いしたいと思います。

泉己の死んだ嫁さんのノロケ話、真が話を振っといて馬鹿馬鹿しいはないよね……。
嫉妬からかも知れないけどその態度はには幻滅です。

なのに、以外と図太い性格でね。逃げも隠れもせず堂々としてるのは好きです。
自分の言ったことで泉己を傷付けてるってわかってないのかも。

というか、「愛想尽かし」を先に読んだ私には椹木にこんな過去があったなんて!という感じだった。

御互いの傷を舐めあう一夜限りのセックスに萌えました。

そう、高津戸もこんなキャラだったんだ!っていうね。

愛と誠のその後も気になるところですが、「愛想尽かし」を読み返していて巻末の本の紹介の「花片雪」は柊也たちのその後だと今知りました。買わないと。

椹木さんが泉己に会いに来るな、出所したら真っ先に会いに行くから待っててくれって真が言伝てするけど、そのシーンがどんな再会だったのか読んでみたかったな。

真と泉己も良いんだけど……真と泉己より、椹木さんに惚れました。

4

当て馬が魅力的

椹木さんが格好良い(*´Д`*)
正直なところ、私は攻めの高津戸よりも椹木さんに魅力を感じました。
泉巳のことをとても大切にしていることが伝わってきて切ない…。
高津戸vs椹木さん(お題:泉巳のホクロの位置)の場面にはもう…めちゃくちゃ緊迫していてハラハラドキドキしました。

高津戸もねー…色々と思うことがあったのは分かるのだけどもね…アレは言われたら傷付くよ(´・ω・`)
だから泉巳に涙目で「信じられない」って言われて必死になって自分の気持ちを訴えている高津戸には清々しました←
でも椹木さんが出所するのを待ちたい泉巳に「待っててやれよ」と告げる場面では高津戸を見直しました(*´∀`)

個人的に好きな場面は、誠をブランコしているところです。
何か私的理想家族の一場面的な。
ってか誠と愛が気になるwww
マセたチビっ子どもめ(*゚д゚*)

3

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