__モコ__
眠傘に弱い。
寒さに弱い。
そんなお話。
真矢は相当寒がりらしく、教室で身を縮めて震えている。
そこに女子があっためてあげると言わんばかりに真矢の上に座る。
真矢は温もりが心地良くて身を委ねる。
そんな真矢の姿を眠傘が観て――という感じです。
もう無意識なのか意識的なのか、完璧にこの頃の眠傘は「ヤキモチ」を覚えます。
勿論その場で言ったりはしないけれど、思い返しては「それなら僕も」と、部屋で寒がる真矢の懐に潜り込む。
部屋があったまるまでね、なんて言うんだけれど、自らそんな行動を起こしてくれた事が、真矢はとてつもなく嬉しかったりするんでしょう。
その後、アレやコレやと色々とするんです、が。
実はそれは(多分)全て真矢の妄想で(笑)
そのせいで、真矢の体温上がる!汗じんわり!妄想で大興奮!!なんてオチ。
眠傘は、風邪なんだよ早く寝てろよという感じでイソイソと出ていきますが。
真矢は、妄想でサカッてしまった事に落ち着きを取り戻せず、熱は上がったまんま、でした。
結局真矢は本当に風邪の初期症状だったんだけれど、体が弱ってるから尚更こう、眠傘のそういう行動が嬉しかったりもしたのかな?なんて思いました。
真矢は単純だけれど、眠傘の事を本当に好きなんだなぁと。
「恋人同士みたい、もっとくっつきたい」なんて、可愛さにも程があるっ。
早く、眠傘がしっかり真矢を好きになってくれないかな、なんて思った瞬間でした。
また真矢の妄想話です(笑)
妄想なのか本当なのかわからないんですが、妄想じゃなかったらいいです(*^_^*)
冬の話?らしく真矢はすごく寒がりみたいで、学校でも家でもマフラー巻いて布にくるまって、それをみた眠傘は真矢の上に座って暖めてあげる・・・までが本当でそのあとHなことをするんですが、それが真矢の妄想?みたいなんです(笑)
なんか真矢が可哀想のみえてくる(;_;)
真矢と眠傘はラブラブになるんでしょうか?
このシリーズは、真矢が眠傘に酷いことをしたのが始まりのはずなんですが、なんだか真矢が可愛そうに思えてくるのが面白いところですね。
「酷くしないで」というタイトルは、真矢の眠傘に対する願望なのではないかと思えてくるほどです(笑)。
この本では、眠傘はそれ程酷いことはしていないんですが(笑)、真矢の一人暴走している妄想が、なんか不憫で・・・
眠傘ももうちょっとでラブラブ状態になるんじゃ?というところまできているのですが、本人は無自覚というか、無意識で真矢につれなくしているんですよね・・・ほんとあと一歩なのになぁ・・・
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