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kayashiashi no yuuga na seikatsu
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
マイフェイバリット作品の中では、今のところ不動の1位である「茅島氏の優雅な生活」。
昨年の夏に「花音DX」誌上で本作の連載が始まってから、私の心はガッツリと茅島氏に持っていかれてしまい、絶版になってしまったリーフ出版の原作小説を入手し、2か月に1度の漫画の掲載を待ち続ける・・・という状態だった。
そうして念願のコミックス発売、そして原作小説の復刊と、最近は嬉しいニュースも立て続けだ。
そんなわけで「子連れオオカミ」の時は早売りを期待して前日に書店へ出向いたものの空振りであったので、今回は朝一番に購入しに行った・・・という、とても思い入れの強い1冊となった。
前置きが長くなったが・・・今回コミカライズされたものは、3冊出ている原作小説で言うと、1冊目の内容にあたる。
この作品には面白い仕掛けが2つあり、それはエピソードが時系列通りに並ばず逆配置の構成になっていることと、攻めである庭師の氏名が伏せられているところである。
これは今回のコミックス化にあたってもきちんと踏襲されている。
感想についてはリーフの旧版小説の方で熱くレビューし過ぎたので(笑)、出来るだけ重複する部分は割愛したいところだが・・・やはり感動してしまうのは同じシーンなので、繰り返しの内容になってしまうことをご了承願いたい。
それは茅島氏が彼と関係を持てた時から既に死後の事までをきちんと考え、一生を独身で通すことを決めていたというくだりである。
ここは何度読んでも胸を衝かれる。
それが当たり前のように言い放つ茅島氏に、彼は自分の器の小ささと、茅島氏の自分に対する愛の深さを思い知る。
何でも手に入る茅島氏が彼の心だけがどうしても手に入らないと、苦しげに彼にしがみつく。
こんな健気な人っているだろうか。
せめてこの先は出来るだけ氏を悲しませないように、そしてささやかな幸せを与え続けてあげて欲しいと切実に思った。
麻々原絵里依の描く茅島氏ワールドは、氏の高貴さと健気さ、そして彼の精悍さと傲慢さを、原作そのままに再現している。
少し硬質な絵里依さんの絵柄も、作品世界にとてもマッチしていた。
またルチル文庫から復刊される原作小説の挿絵は日高ショーコで決定しているが、こちらもまた楽しみで仕方がない。
ちなみにドラマCDも以前に発売されているので、どの形からでも良いから、多くの人に茅島氏を知ってもらえたらなと思う。
蛇足ではあるが、今回も表紙の素敵さにハッ!と目を奪われた。
絵の事が何も分からない私なので、技術的なことは説明できないものの、ここまで何度も何度も直観的に惹かれてしまうと言うのは、やはりスゴイことじゃないだろうか。
名和田耕平デザイン事務所、ここの仕事には今後も大注目である。
私と茅島氏の出会いは旧版のリーフノベルでした。
まさか文庫で復刊そしてコミック化されるとは!
知った時は大変嬉しかった。
とんでもない大富豪で、無職。
はじめ原作小説を読んだ時はけっこう衝撃でした。
働いていない!
無職!
ありえん!
BLに出て来るお金持ちは、社長・貴族・王子様とかそういう人たちが多かった。
いずれも無職とは言い難い立場にあり、なにかしら動き働いているというイメージなのです。
しかし、しっかり作中にも「茅島氏は無職である」と。
とりあえず、この辺りからもう心鷲掴みされていました。
いったいどんな話になるのだろう、と。
そして、主人公たる登場人物の名前。
茅島氏は茅島澄人とフルネームが出てきますが、庭師は名前が一切出てきません。
茅島氏も「お前」などと呼びます。
名前が出てこないことが少し残念でもあり、逆に名前が出てこずに茅島氏が「お前」と呼ぶことで、彼がやはり傅かれる立場の人間なんだな、と思わせられるのです。
そんな本来、傅かれるべき茅島氏に逆らい自分の良いように振舞うのが庭師なのでしょう。
原作小説ももちろん好きですが、コミック版もかなり素敵な仕上がり。
麻々原さんの描く人物はどことなくノーブルな雰囲気が漂っています。
ある意味…血の通っていない冷たい雰囲気、もしくは高貴過ぎて近づけない雰囲気を持つイメージ。
そんな作画が茅島氏にぴったり過ぎて。
ナイスチョイス!と震えました。
無表情で何を考えているのか分からない茅島氏が、庭師に見せる感情的な表情は美しくもあり、可愛くもあり、色っぽくもあり。
甘さを含んで頬を染める表情など、なんと可愛いお顔!
あぁ、茅島氏の気持ちはどうしようもなく庭師に向いているのだ!とトキメキがとまりません。
コミック版で何が秀逸かというと、私としては茅島氏の表情ではないかと。
もちろん作画やその他もろもろも素晴らしいです。
庭師が初め「あんたのことが好きだと感じられない」と突っぱねれば、これから自分のことを知っていけばいいと言い募る茅島氏の表情がいい。
うつむき加減で自信がなさそう。
きっと滅多にしない表情なんだろうと思うと、なおさら萌えてしまいます。
普段は眉をピクリとも動かさない表情なのに庭師の彼に対し、彼の心が欲しくて、彼が欲しくてこんなにも一生懸命になっていると。
表情が変わるたびにそう思ってしまうのです。
傲慢で高飛車だが素直で健気な茅島氏。
傲慢だが世間を知っている分、ある意味世間を上手く渡っている庭師。
初めは茅島氏の庭師の彼への気持ちが大きく思えますが、ふたりの気持ちがだんだんと同じ位置に近づき重なっていく静かな、もしくは少し淡々としている流れが大変心地よいのです。
しっとりとした物語が読みたくなると手に取る1冊です。
余談ですが、近所でたまにボルゾイを散歩させているご婦人を見かけます。
ラフマニノフと心の中でそっと呼んでいます。
どこか浮世離れした孤独な資産家茅島氏と、そんな彼が生まれて初めて心奪われた雇われ庭師の男。
二人の関係は、茅島氏の突然の行動から始まります。
クールでセクシーな麻々原さんの絵が、この物語の独特な雰囲気に非常にハマってます。
英国式庭園、優雅なティータイム、茅島氏・・・うっとりするほど素敵です。
突然庭師の家を訪れて口説いたり、高貴な身分ゆえの高慢さがあるのかと思いきや。あれ?実はすごく健気で可愛い?
一冊読み終わる頃にはすっかり茅島氏の魅力にやられてました。
突然の行動の裏には、庭師への想いと茅島氏の不器用さが窺えます。
庭師のことがとても好きで、必死だったんですね。
普段はぼんやりとして表情を変えない茅島氏が、庭師の前でだけ、照れたり、悲しんだり、喜んだりする様は本当に可愛い。
本気になってはいけないと思いつつも、惹かれてしまう庭師の葛藤も切なく、二人の間の「身分」というハードルがたまらないスパイスになってます。
原作は未読なのですが、小説が復刊されているそうなので嬉しい限りです。
茅島氏と庭師の物語をもっと楽しめるなんて、幸せ。
ある日突然雇い主の旦那様が、庭師の元に告白しにくる。
戸惑っていたものの結局庭師の方も主人にすっかりハマってしまう。。
ということが非常に淡々と描かれているのですが
間の取り方やら、表情の描写がとてもステキです。
だんだんと庭師が主人にハマっていく様子にとても胸が締め付けられました。
性的表現も過剰ではなく良くも悪くもあっさりと綺麗に描かれています。
切ないけれど切なすぎず、甘いけれど甘すぎない。
原作の小説も読みたい!と思いました。
麻々原さんのイラストは、ほんとに美しい。
どの作品を読んでも毎回ドンピシャ好みのカップルなのですが、この二人がこれほどイメージ通りとは!
庭師×富豪…に、庭師!!これがいけません。植木職人や庭師に激弱な私は、キャラの職種がそれだけでどんぶりメシ3杯はイケるっていうのに、この庭師がまた、大人でちょっとだけ意地悪で、包容力もあって男っぷりがいい!
そして庭師本人の視点でお話が進むので、焦れていたり苛ついていたり、余裕ありげだけど実は結構嫉妬してたりなどの負の感情がよくわかるところが、更にグッとくるのです。
茅島氏がまたね…!清楚でクールでお育ち良くて、ちょっと天然ですが、庭師の前ではたよりなくいじらしく可愛らしくて、庇護欲&支配欲をそそるっちゅうもんです。
何もかもを持っているのに、いや、それゆえになんでしょうな。自分のやりたいことが特にない茅島氏。
両親は莫大な財産を残して他界してしまい、身の回りのことはすべて人に任せ、孤独で毎日ただ流れるように過ごしている…人にとっての幸せとはなんだと思わずにいられない。
そんな茅島氏が、初めて自分から欲しいと思ったもの(人)が庭師だったわけですが、手に入れようとする行動が唐突で、変な打算がなく直球な分、庭師もかえってぐらつくんですよねえ。
あら、麻々原さんか懐かしいと気になってはいたものの、何となく手を出せなかったのですが何でか勢いで買ってしまいました。
当然のごとく、原作は未読です。
こ、これは!!!
えらい想像以上に可愛いのですけれど。
この逆パターンだったら多分苦手でしたが、富豪がぼんやりした受けっていうのはたまりませんね!!
話はまあ淡々としていますが、淡々とした平和な話が好きなので無問題。
それなりのシーンも結構あれど比較的あっさりで、私はこれくらいが好きです。逆に淡々とし過ぎて、萌えられないという人も多いかも?
並外れたお金持ちの話なのに、皆ほんわかしていて、相続が!とかそういう事もなく平和です。いいですねえ。
個人的には、執事さんが大好きです。ちゃんとお年を召してらして。ああ、たまらない!
日本が舞台ですが、バジル氏(多分、タイトルからしてオマージュですよねえ?)やジーブスがお好きな方はお気に召されるのでは?
続きも買ってこなくちゃ!
神!神…神作品です!!何で今まで知らなかったんだってぐらい良かった!
これ原作の小説は20年前ぐらいのものなんですね。まったく古さを感じさせません。
受けの茅島さんは超世間知らずのいつもポ〜っとしたお坊ちゃん。庭師の彼が初恋の童貞君…すごく私好みです。26歳で初恋って!
彼がまったく恋愛のノウハウなんか知らない中で庭師にアタックします。可愛すぎました!
御曹司と庭師の身分差もすごく好みです。庭師は身分差に一人もんもんとしています。
久しぶりに大当たりのBLでした!たまにこういう神作品に出会えるからBLやめられません!
世間知らずの天然御曹司と粗暴だけど実は優しい庭師の身分差ラブストーリー…というのにピンと来た人には損はさせないとてもよく出来たストーリーでした!
ドラマCD(高橋さん・興津さんVer.)は以前聴きましたが、小説は未読(積んでいます)です。
庭師×富豪。最初は「庭師」と「雇用主」という ただの概念としてお互いを捉えていた二人が、きっかけとなる出来事を通し身近な存在になり、徐々にかけがえのない人となっていくお話。
茅島氏(富豪)の謎に包まれた私生活と、静かだが情熱的な二人の恋の行く末を 屋敷のいち使用人としてそっと見守っているかのような錯覚に陥り、結末が幸せでありますように…と願わずにいられないのです。
やんごとなき世界観のお話なので こういう俗っぽい事を書くのは気がひけるのですが・・・
この庭師がVネックのセーターが恐ろしく似合う、かつ仕事中の麦わら帽子姿もキュートな美丈夫でして。何より「もみあげ」の感じが素敵!作画が麻々原さんで本当に良かった…
捲った袖から伸びる庭師のたくましい腕を、一日中眺めていられる茅島氏が私は羨ましい(笑)
そして読み込んでいけばいく程じわじわと染み入ってくる茅島氏の可愛らしさ。
彼の突拍子もない思考回路に たまにめまいを起こしそうになりますが、ズルをすることや かけひきなどとは無縁な茅島氏の「わけのわからなさ」に、庭師と一緒に魅了されてしまいます。それはきっと物静かで美しい黒目がちな瞳の奥に庭師への強い想いが、いつだって見て取れるから。
両親の突然の事故で孤独な身の上となってしまい、時折透けて見える茅島氏の言いようのない寂しさ。
そんな彼が自分を満たしてくれるものを繰り返し確認するかのように、愛しい人へ そっと手を伸ばす。
立場の違う二人だからこそ、今おきていない事や先の事を考えては怖くなったり不安になったりという、心のせめぎ合いは勿論あります。
けれども二人で居る時の控えめだけど楽しくて幸せでしょうがないという茅島氏を見る度、伸ばされた手を何度でも何度でも強く掴んで離さないで欲しいと、庭師の彼にお願いしたくなるのです。
ちなみに「ラフマニノフ」は茅島氏の愛犬。
ご主人と庭師の ただならぬ関係に気がついたのは二番めでしたが(一番めは もちろん執事の波多野さん)、人とは比べものにならないほど感度が良い耳には、ご主人に向かって『もっと腰を上げて足を開け』などと命令する庭師の声は筒抜けなのでした。
原作もの、それも原作が相当いいものの場合、漫画化されるとガッカリしてしまうものが多いのですが、大丈夫だった、OKだった、満足しました。
そもそも、小説のイラスト(リーフ版)は史堂櫂氏なので、どうして麻々原氏に白羽の矢が立ったのかと思ったのですが、いきさつはともかく、雰囲気を壊すことなく新しい作品として表現されており、問題がありませんでした。
両親の事故死により若くして資産家・茅島家当主となった茅島氏と先代に雇われた庭師との、静かで情熱的な愛のお話。
美形でおっとりとしていて喜怒哀楽の波が小さく、寡黙でもあるので、高慢で何も感じていないように見える茅島氏ですが、動じないだけで決して高慢なわけではなく、するべきことはし、言うべきことは言い、受け入れるべきものは受け入れらる大人な人です。
淡々と過ごしている茅島氏が庭師に恋をし、告白し、受け入れられ、愛を育てていくという、ただそれだけのお話なのに、茅島さまだからこその味があるのです。
いわゆる一般的な生活臭のない茅島さまと一般人過ぎる庭師との関係が絶妙なバランスで、茅島さまの意外に大胆な行動や小さな嫉妬、静かに外堀から固めていく用意周到さなどと、富豪相手に卑屈にならず懐深く抱き込んでいるようにみえる庭師が実はけっこう茅島さまの手のひらの上で・・・なところがなんとも心地いい面白さです。
執事の波多野さんもいいキャラクターだ。
絵柄も上品で、特に私のお気に入りは正装の茅島さま。七三分けのヘアスタイルにしてくれてありがとー!綺麗だよ綺麗だよ。
あとがきで、大変だった旨が書かれていましたが、次はないのでしょうか?続きも描いてほしいものです。
こんばんは♪
さすが久江羽さん、原作も読んでらしたんですね~。
私もリーフ版を貪るように読みました!
レイターさんは史堂櫂さん→麻々原絵里依さん→日高ショーコさんと次々変わっていきますが、どうなんでしょうかねー。
日高さんのものはまだ見ていないのでなんとも言えませんが。
私は絵里依さんが結構お気に入りだったので、ちょっと残念ですが・・・まあ色んな大人の事情があるんでしょうね(笑)
続き描いてほしいですよね!
私も同感です。
1冊だけじゃ物足りないですもの~。
原作の1冊目も全てコミカライズされているわけじゃないですしね。
そして原作の復刊が楽しみです。
書き下ろし・・・ありますよねっ。
ああああ、待ちきれない。゚+.(・∀・)゚+.゚
読んだのは随分前なんですが、
もう大好きで何度も読んでるシリーズ。
麻々原先生の素敵な絵は去ることながら、
原作の小説を思わせる、独特の語り口がまた
親切な説明はないんですけど、
ちょっと可笑しな物語りの気分を盛り上げてくれます〜
一番好きな場面は、なんと言っても
茅島氏が、好きな人にアプローチをするやり方を実践すべく、
庭師の家に突然訪ねて告白するところから
始まる一連のやりとり❤︎
何度も見ちゃう…庭師もカッコいいし
碌に話したこともない館の若い主人から
迫られて慌てるところも楽しい。
茅島氏のウブ全開の、でも飾らない告白に
参っちゃうとこは、こっちもくすぐったい❤︎
2人のラブストーリーだけど、
茅島氏の魅力に振り回される回ですね。
育ちの良さからくる真っさらで
世の中を俯瞰したところがあるかと思えば
欲すれば全てを手に入れられるくらいの貴人が
どこまでも一途に庭師を恋する姿が
誰よりも素直で可愛い❤︎
振り回されながらも、茅島氏に本気になっていく庭師と、育ちの違いからくる解釈違いで
すれ違いながらも大人の恋の階段を一歩ずつ上がっていく茅島氏❤︎なんだか愛おしくなってしまいます。
全3巻でラストまで完璧なんですけど、
やっぱりもっと読んでみたいくらい
本当に楽しいお話です❤︎
乱菊
>久江羽さま
「茅島さま」は本当に面白いですよね~。
私は今回のコミックスを雑誌で読んでから、茅島ワールドに引き込まれましたヨ。
新装版を読んでもまた同じとこでウルッとくると思います、私。
しかしぼーっとしているようで、やはりそうじゃなかったのか・・・茅島氏(笑)
感情の出し方がちょっと下手なだけなんですね、あれって。
そしてそれが庭師の彼によって解きほぐされて人間味を増してゆく成長っぷりも、このお話の面白いとこですよね★
あ~新装版たのしみ。
久江羽
>乱菊さま
こんばんは、コメントありがとうございました。
私の記憶容量は大変少ないので、正直細かいところまで覚えていないのですが、それでもこの作品のおかげで、遠野ワールドに踏み込んでしまった記憶はあります。確か、知り合いに「茅島さま」が面白いと薦められたのでした。
そして私も、乱菊さんがおっしゃる、
【それは茅島氏が彼と関係を持てた時から既に死後の事までをきちんと考え、一生を独身で通すことを決めていたというくだりである】
の部分にいたく感動した一人です。