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oujisama wa yuutsu
初読み作家さんです。
表紙の絵が割と好みかな?と思って読み始めたのですが、中身の絵も中々綺麗でした。
2007~2008年に雑誌に発表された作品が収録されていますが、2007年の絵柄も好みでした。
表題作シリーズは某王子様喫茶が舞台になっていて、カップルとしては合計3組のお話、その他に短編が2作品収録されています。
表題作は登場人物が多くてややこしく感じるかもしれないのですが、キャラの特徴が色濃く出ているので、私はそれ程混乱するということはありませんでした。
仕事場のシーンでは色んな華やかな衣装が堪能出来ました。フリルがひらひら沢山ついている18世紀のロココ風衣装です。^^
恋愛のお話としてはどれも王道的な展開だったのですが、かなりコミカルな雰囲気。
私はどちらかというと恋愛のお話としてよりはお笑いを見ている感覚で楽しめました。
脇キャラもギャグとしていい味出していると思います(特に人気No.3のフィリップとキングが好き)。
恋愛のお話としては生意気な新人くんxNo.4のお話が好きでした。
同時収録作の「キミとゴハン」もほのぼのとしたお話で、眼鏡の奥田君がカッコよかったです。
時々眼鏡が似合うなぁ~というカットがあって、思わず見とれてしまいました(笑)。
王子様喫茶を舞台にした、3カップルのお話と、その他2本が収録されています。
高校の同級生、今24歳の、デザイナー(?)×人気ランキング1位の王子様のお話。
年下新人王子様×4位の王子様のお話。
年上教育係×2位の病弱王子様のお話。
の3カップルですが、私は1話目が良かったです!(普段は、自動的に年下攻が上位に来ちゃうんですけど…年下攻至上主義だから私)
話数が進むにつれて、だんだん、王子様喫茶が舞台なだけのBLになってっちゃってるような気がするんですけど、1話目は、職業は王子様やってます!なちょっとおバカな受で、随所随所で王子様設定が生きてて好き。
ジャージ姿で薔薇を出したときには驚きましたです。
あと、全体的に皆さん目がスゲェでかいのにもおどろ…ゲホゲホ。
あとの2本は、
料理頑張る男子高生のお話と、
エレベーターに閉じ込められたリーマン、五百木(いおき)くん26歳と楠さん(陸上部のエース)28歳のお話。年下攻。たった10ページのお話だけど、こっちも可愛いです。
王子様がサービスいたします!がコンセプトなちょっと進化した執事喫茶みたいなのが舞台で、その一方で店の中の耽美風味な世界とはあまり関係ない割合ふつーの恋愛模様が進行する本です。
家の中のシーンとかよその店のシーン多いし。
王子名と実名がちゃんぽんで、しかも似てるような似てないような名前で化かすか出てくるので誰がなんだったのかすぐに分かんなくなってしまうのがこの本の弱点なのです。
自分はあまり受け様攻め様で物事をとらえないし、そもそも受け攻め意識させるほどにはエッチな本でもないので・・・。
というわけでこの本には、人物紹介が欲しい!です。
ストーリー自体は「ギャグ書き馴れてるなー」って感じで面白いのですが、そのあたりのフォローがあればもっと上の評価だったかと。
誰がなんだったかを何度もさかのぼりつつ読むのはちょっとしんどかった。
表題作の「王子様の憂鬱」は『王子喫茶フランボワンヌ』で働く王子達の恋愛を描いた話です。(Prince.1~5までで3組のカップルの恋愛が描かれます)
3組のカップルの中でHまで辿り着くのが1組だけということもあり、全体的に可愛らしいというか、ほのぼのした雰囲気の話だったと思います。それに『王子喫茶』が舞台になっていることで、指名率ランキング=王位継承順位と呼んでいたり、ケモ耳イベントデーがあったりと細かい設定がなかなか面白かったですし、お店の雰囲気も和気あいあいな空気が漂っていて良かったです(一部例外もありますが…)。
基本的にはほのぼの・可愛らしい雰囲気というのは共通しているのですが、それぞれのカップルの話では微妙に印象も異なっていて3通りの恋愛模様を楽しめたし、王子一人一人のキャラにも特徴があったのも楽しめる点の一つだと思いました。ただちょっと私には全体的に物足りない印象がありました。もちろん可愛らしさやほのぼのしたところに和めましたし、普通に面白いと思いながら読んでいたのですが、お気に入りと言えるまでではなかったです。(でもこれを読んだ後、○○喫茶と呼ばれるところに行ったことのない私でしたが、ちょっと○○喫茶的なものに興味を持ってしまいましたよ)
表題作以外では、料理をきっかけにただの友人同士だった二人が意識し合うようになる「キミとゴハン」や、エレベーターに閉じ込められてしまったサラリーマンの話「五百木くんと楠さん」も、ほのぼの系の話で和めるのですがこちらもちょっと物足りなかったかも…。
都内某所にある王子喫茶(※実在しません(笑))+αを舞台に繰り広げられる色んな恋のお話です。
みんなとてつもなく不器用で可愛らしくて個性的です。
一番の個性派は王様ですが(笑)
話の展開としては同じような流れの物ばかりだったので、後半は話が読めてしまってちょっと退屈でした。
しかしこんな素敵なお店が実在すれば、絶対に通いたいですね!
王子喫茶の王子様たちの恋愛エピソード。
王位継承権No.1だけどおバカであカルいアロンド王子は同級生の福本に片思い中(というか、押しかけ居候中)。
ふてくされ系ダイアン王子は初心者の自分の世話をやいてくれる(教育係なので)真面目なウィリス王子を尊敬し、彼がNo.4に甘んじていることに納得がいきません。
No.2のランスロット王子は病弱なため、クールな教育係オギールに支えられています。
この3カップルのお話と、その後の2カップルのお話が描き下ろし。
No.3のやんちゃで可愛いフィリップ王子だけ相手がいないので、最後の「あーーー恋がしたい!!どっかに落ちてねーのか!」って言うせりふに失笑します。
特にNo.1カップルはいい感じで盛り上がってくるとギャグで落とすというスカシっぷり。外見的にはNo.2カップル、ストーリー的にはNo.4カップルが好きかな。