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tsurezure
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
「徒然」という物語を構成する、全ての要素が大好きですっ!
Tシャツの襟は伸びていて 風呂は五日おき。
でも、インディーズシーンで絶大な人気を得ていた 元バンドマンだったりする恩田寛斗の今の職業は エロ漫画家。
そんな恩田さんに「俺にはおまえしかいねーよ」と言わしめる技術(プロテク)を持つ相良の職業はBL漫画家で、恩田さんのアシスタントとしても五年の付き合いだ。
「恩田です ヨロシク」と差し出された汚ねー手、汚ねー部屋。
――なのに このときめき――と、彼に一目惚れし できすぎたアシスタントとして、だらだらと捧げ続けて早五年…
食事のお世話・お風呂のお世話 面倒みたいタイプの相良は、ダメ人間製造機のよう(笑)
作中では大抵「締切り間際」という のっぴきならない状況、ガチャガチャゴチャゴチャした部屋にも拘わらず、二人の間に流れる空気はのんびりとしていて とても心地好い。
なので恩田さんが、その心地好さを手放せないのは人として当然。情だって湧くし。
・・・だいたいこんな内容です。
一読目は順番通り始めから読むのがベストだと思いますが、実は どの章から読み始めても、なんなら思いつきで開いたページから読んでも スーッと「徒然」の世界の住人になれるとこが凄い…
イチャラブカップルの家の【寝室の壁】になるのも魅力的ですが、私は心の底から この物語のメンバーに入りたい。
それに、徒然に登場するカップルは恩田さんと相良だけじゃないんですよ~
リス(現在:お坊さん)と摂津(現在:小学校の先生)ていう胸きゅんカップルのお話もあるんです。
リスと摂津と恩田寛斗で、カリスマインディーズバンド『菩薩』!!
はぁ…バンド名が秀逸…(私、ハート撃ち抜かれる)
何度読んでも お腹を抱えて笑ってしまう電報のシーンみたいなのもあれば、いつも太陽のような心持ち 努力と寛容の人・相良の胸に北風が吹き込むことだってある。
お互いの気持ちを察するあまり、読み間違えていることだって少なくない。
でも要所要所に見つかる恩田さんの、飾らないのに心のこもった言葉が切なくて優しくて「素敵だな」と心から思わせてくれるんです。
彼の持つ愛嬌と凄味の絶妙なバランスに、相良はトリコになっているんだね。納得。
最高に面白い漫才を見た後のような高揚感と パッヘルベルのカノンを聴いた時のような心が凪いでいる感じ、両方を味わわせてくれるストーリーです。
指揮者が最後に こぶしをキュッと握るみたいな綺麗にまとまった終わり方もカッコいい!
これ、徒然なるままに書いた私から この作品へのラブレターです。
萌え、てはいないんだけど、話としてなんとも言えない味があってそこがいいので、面白い!という意味で「萌x2」です。
表題作「徒然」は数作からなる連作というかシリーズというか、同人誌で発表された作品群で、確かに「商業」というよりはもっとゆるいというか、悪い意味ではなくダラっと続く感じがある。
主人公はプロアシスタントでBL漫画家の相良。
エロ漫画家の恩田が好きで、アシとして献身している。
恩田はつれなくて…
でもBLというよりも、アシスタント残酷物語というか、漫画家〆切地獄というか、そういうストーリーとして読むのが面白いのかな。
後半は、恩田がその昔組んでた人気バンド「菩薩」の話になったり、正に『何てことないだらだらした話』の風味。
「日常よりの一幕」
社長の道楽で存続している寂れたホテルに、その社長の長男がフラリと現れ。
超ドヒマなホテル業務をしつつ、その長男に口説かれる支配人。
この長男はラッパーというかスケーターというか?つまりはトジツキボーイズ的。
「夜に歩く」
徹夜続きのロマンス小説編集部。
深夜の見回り警備員さんはどうやら人間ではないらしい…
夏の夜のちょっとだけひんやりするドタバタな吊り橋効果。素直な橋本さんとクールな椎名君のコンビがいい。
中古の紙で購入しましたが、電子化したらお布施のつもりで買いますw
かなりお気に入りの作家さんで、全部揃えたいのに電子がないんですよね。
リサイクルも良いことですがお布施したい(大事な事なので2回)
力の抜けたタイトルと中身も大した事は起こっていない毎日。
これがクセになる。ずーっと眺めていたい。
そういえば表紙のエアドラムwスネアどこいった?
バンド関係のネタは薄めだけど、黒歴史DVDに笑ったw
同時収録のホテルマンとドラ息子のお話
こちらも空気感が素敵。
ドラ息子が表情豊かで可愛いw
同じく同時収録の不夜城編集部
恋は始まったの...か?
1冊まるまる徒然でも良かったけど、バリエーション豊富で満足。
後書きを読んで衝撃を受けましたw
シュレッダーはやめて欲しいけど、そこもトジツキ先生らしいから仕方ないw
エロ漫画家とBL漫画家、ありそうでなさそうで、なさそうで、ある…じゃ無いけれどおそらく今までこの組み合わせは読んだことが無いだろうと思われる。
相手がBL漫画家だけだと接点は全く無さそうな二人だが、BL漫画を描いている彼相良はエロ漫画家恩田のアシスタントをしていると言う設定。
相良は恩田を好きで、かれこれ数年は恩田のアシをやっている、普通のBLなら相手が自分のことを好きだと知った時点でカラダの関係にまで発展してしまいそうなものだが、「お前ならいけるかも」と言いつつも、恩田は手強く、そういう関係になりそうな気配は全く無い。
そう言えば以前別のコミックのあとがきで、「暗くてエロい」のか「明るくてエロくない」のかどちらかしか描けないと言っていた。とすればこの話は「明るくてエロくない」の方なのか…?
話が進むに連れて、恩田にとって相良は漫画家としてのアシスタントである以上に無くてはならない存在であるように見えてくるのに、先がどうなるのか判らないというか、どうとでもなる。その想像の余地を多分に残したところがトジツキ作品の良さと言えるのかもしれないね。
あまりにエロエロしすぎている話が多いから、中にはこういう話があっても言いと思うと言うよりむしろこんな話ももっと色々あってほしい。
「BLは良いっすよ、基本ハッピーエンドで、オレには起こり得ない出来すぎたドラマ。」
「そういうのが描ける半面、冷静になるとむなしいです…」
相良が最後に呟いたこの言葉にドキリとさせられた、その気持ちなんだかとてつもなく良くわかるから。
トジツキさんの新刊ヽ(゚∀゚)ノやっぱりウマでした。
この雰囲気の持って行き方がすき。
エロがないけどここは許しちゃル。
代表作『徒然』は漫画家さんのお話。
好きな先生の世話を焼いて早6年。この想いは届かなくても。
これまた健気な男の子のお話でしたね。
無精ひげのオッサンのナニが良いのかわからんのですが、この受は可愛かった。
思い切った行動に出た受から、少しずつ微妙に関係が進化していく感じも面白い。
先生からの電話で、かえって来いと言われて、すごく嬉しそうな顔をする受が印象的。なんかね、うん。良いんだよ(*´∀`*)ウモ
ホテルのヤツ。
坊ちゃんビジュアル的には微妙なんだけど、このホテルマンの気持ち良い顔は見たいとおもう。ウモwウモw
名前のとおり徒然。良い作品でした。
なんかね、BLってうっかり読んだ本を、間違って買ってしまったりしませんか?
前読んだ時はあんまり印象に残ってなかったんだけど(エロがなかったせい?)、もう一度読んでなかなかよいな~なんて思いました。
漫画の修羅場シーンとか、大変なんだけど楽しそうですね。夜中に本音が出るシーンは、激しくないんだけどいいなぁって思いました。
はしっこに作者の自画像で「はんなりBLいいじゃない ノーモア ドラッグ! セックス! タトゥー! 妊娠! レイプ!」って書いてあるのが、確かに……と納得したり。
そんな普通の人たちの、普通の心の動きを、これからも読みたいですね。
この本、CD化されるにあたって、どんな内容だったか思い出そうとして、絶対読んでいたはず、まだ家にあったはずなのに、全く記憶になかったのを、ようやく発掘。
ああ、おもしろいじゃん。
何気ないけど、心地良い。
手放したくない感じ。
だからドナドナ箱じゃなくて、保存箱入りして底に沈んじゃっていたのね。
マンガ家とアシスタントとして、二人の男が密室で、ずっとグダグダしゃべり続けるお話。
特段エロはない。
途中で、その他大勢が乱入。
だけどやっぱり、特段エロはない。
ざっくりまとめちゃうと、非常に淡々と、徒然なるままのお話で、エロい抜き所はないし、ドラマチックな大展開もない。
でも、会話の端々がめっぽうおもしろい。
これ、会話劇として、ドラマCDで聞くと普通におもしろいかもしれない。
相良が寺島さんって言う、BL的には色気が足りないタイプがキャスティングされているのも良いかもしれない。
同録の短編2編。
こちらの方が読んだ記憶がしっかりあった。
どちらもラブ未満の話。
オマケ:この本買った時付いてきたペーパーのネタ。
「恩田は受け」だと、みんな(実は作者も)思っている。
やっぱ、そうよねぇー。
だからラブ方面に話が伸びていかないのよねぇ。
漫画家の作業を軸に、恩田(エロ漫画家)と相良(アシスタント兼BL漫画家でゲイ)の関係を描いていくシリーズ。
相良くんは捨て身なのか性分なのか、開けっ広げに迫るは、仕事から家事一般までこなし上手に懐柔するは、居ないと困ると知らしめるためか時々居なくなるし、恩田を振り回しているように見えますが、ホンの数箇所の恩田の台詞で、恩田もただ逃げ回っているのではなく、相良のことを深く考えているんだなとわかります。
手放すことはしたくないくらい、個人的にも仕事的にも好きだと言える相手に迫られたら、ホントのところどうするべきなんでしょうね?
あと、リスと摂津(恩田のバンドのメンバー)って他の作品に出てませんでしたか?何に出てきたんでしたっけ?出てましたよね?
>リスと摂津(恩田のバンドのメンバー)って他の作品に出てませんでしたか?
私もこの二人何かに出てきたような…と思いながら読んだのですが
全然思いつきませんでした、だれか正解を~^^;)
実は全部カタカナ名とか絵柄とかで、ちょっと混同してる人がありそうなトジツキハジメさん…コミックス初買いです。
絵は好みだったんですけど、見分けがつかない人数人と混同しててなんかこう手が出せなかったんですが、思い切って買ってみたら面白かったのでよかったです。
エロ漫画家・恩田(昔は結構人気のバンドのメンバー)とプロアシでBL漫画家でゲイの相良のだらだらな毎日のお話。
あまりにだらだらなので、全然こう盛り上がることもなく、でもかと言って同じかというそうでもない、不思議な距離感と、不思議な脇役で構成されたこの物語は、
その辺に意外とありそうだけど、やっぱりないよな…というお話でした。
全部のお話、雑誌に掲載された他短編も合わせて、決定的なエロがないってのも、最近ではある意味すごいかもですね!
でも、それでも言葉の端々ににじみ出る感情が何とも愛おしくて、ほんわかした気分にさせてくれる良作ばかりでした。
フツーに生きてる、フツーの男同士の話って感じしました。服装とか動きややることそういう細かい事に生活感がありまくるので。
それにしても…出てくるキャラがとにかく個性的でしたね。
そしてこのキャラだと仕方ない…という気分にさせられてしまいました。
私には面白かったけど、エロ重視の人にはかなり物足りないんじゃないだろうか?とは思いましたが。
同人誌再録というだけあって、ストーリーやキャラクターがとても自由でいきいきとかかれてた気がします。
BLかと問われると「?」と疑問符が浮かびますが、トジツキさんならではの味で楽しく読めました。
表題作のラストが心憎い。
よくあるパターンな演出ですが、BLで見たのは初めてのような気がします。
同時収録の短編も匂い文学に近い感覚で楽しませてもらいました。