お買い得商品、セール品、中古品も随時開催中
kotae wa soko ni umi ga arukara
数年前にこの作品を読んでいたのを再読しました。
この作家さんの作品で初めて読んだ作品になりました。
初コミックスだそうなんですが、表題作シリーズについては初々しい印象を受けたんですが、同時収録作品にはそういう雰囲気は感じませんでした。
絵柄も同時収録作品の方が上手くなっているように感じました。雑誌掲載の時期はそれ程変わらないのになんだか不思議。^^
好みとしては同時収録作品のリーマンものの2作品の方が好きでした。
仕事をしている場面が多くて、恋愛に関しても職場恋愛という感じが非常に出ています。
でも恋愛感情に流されることなく、仕事もきっちりしている頑張っている男達がカッコ良かったです。
表題作はシリーズもので、主人公たちは20代中盤以降な大人なんですが、作品の雰囲気はギャグに近いコメディ?といった感じ。
サーフィンがキーになっているんですが、結構サーフィン用語やサーファーの間での独特の雰囲気みたいなものがあるようで、サーフィンを全く知らない私はなんとなく置いてきぼりを食らったように感じるシーンが何度かありました。
ギャグっぽいノリや急に切り替わる場面にも少しついていけない所がありました。
あと、脇役で苦手なキャラが2人ほど登場したのもあって、表題作シリーズについてはイマイチ萌えられなかったんですが、同時収録作は好きだったので、全体としては萌評価にしました。
一ノ瀬ゆま先生初コミックス!
表題作はサーファー(ゲイ)×リーマン(ノンケ)。
野崎とサーファーの峰は電車で偶然知り合い、野崎が昔サーフィンをやっていたことから2人は仲良くなります。
しかし峰はゲイでした。
峰はゲイだと野崎に教えたのが峰のお母さんwこのお母さんおもしろかったですwもう息子がゲイでも開き直ってるといった感じでw
野崎も最初は峰を「このホモ!」といってからかってたんですが、峰の元カレがでてきて野崎の心が動きます。
いざ体の関係になろうとすると赤面して必死で抵抗する野崎が初々しくて可愛かったw
サーフィンするシーンもあったので夏にはぴったりですね。
『ご指導よろしく。』はリーマンもの。
『広告クリエイターの殺し文句』はタイトルの通り広告クリエイターの2人の話。
一ノ瀬先生は職業ものが得意みたいですね。
絵は安定していましたが、受け攻めともに目がちっちゃかった(例えるならつぶらな瞳)なと。
先生の初単行本なんですね。私も先生作品初読み。この後、先生の作品を何冊か読みます。
短編3本。
昔懐かしい絵と表現ですね。
3本とも受けが乙女というか、こじらせ系w
表題作のリンは、初夜はクリスマスの海の見える部屋で…とか乙女なこと言ったりしてるし。
かけあいのギャグも時代のせい?か、私は入り込めず、なんだかドタバタですね、と客観的に見ていたら…盛り上がる場面はぐわっとキラキラ魅せる展開で、ほほうなるほどと思いました(偉そうにすみません)
あ、表題作の攻めの母親が息子の部屋に盗聴器を仕掛けていたのはドン引きでした。
他の作品が楽しみです。