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asu mo tanin
もうすぐ、まさお三月さんの新刊が出るということで、
ワクワクを更に盛り上げるのに、昔の本をひっぱり出して読んでみました☆
そういえば、まさお三月さんの商業本は全て、我が家の本棚に並んでいます。
派手さや激しさはないのですが、
とても丁寧で、じわじわとツボを刺激してくるトコロが、手放せない理由かなと思います♪
こちらのお話は、
20年近くも付き合いがある幼なじみに、希望を持たずに片想いしている男の子のお話。
ちょっと面白いのは、
ふつう片想いならば、想っている方がなんだかんだと世話を焼いてしまうものなのに、
この話は反対で、片想いをしている方が、尽くされ世話をされまくるのですw
健康を気遣ってご飯を運んでくるわ、掃除も洗濯もしてくれるわ・・・
面倒見がいいだけで、ここまでやるか??というレベル。
好きな人にそんなにもしてもらって、幸せを感じる反面、辛いし、告白なんてできないのは、
相手の幸せな未来を自分が壊してしまった、という過去があるから・・・
男同士で恋をしても家族にはなれない、相手を幸せにはしてあげられない・・・
そんなBL普遍の否定的な思いや不安を、ストレートに描いた作品です。
そして、真剣に向き合ってその気持ちを受け止めてくれる相手(攻め)に、きゅん♡
でも、愛の告白の最中にゴミの話を持ち出したり、
真剣ながらも、肩の力が抜けている感じで、その自然さが妙にツボなのです☆
ふたりがくっつくのに重要な役割を果たすのが、受けの先輩。
あまりにいい人すぎる脇役なのですが、
最後の最後に言った「めんどくせーなぁ」のセリフで、とってもリアル感のある存在にw
理解のある脇役が出てくるのも、まさおさん作品の特徴のひとつ。
今度の作品にも登場かな?
ああ~どんな本なのか、ますます楽しみになってきました~~♪♪♪
実はこの本がまさおさんの作品では初めて読んだ本になります。
この本を読んで他のまさおさんの作品も読んでみたくなりました。
ゲイの受けとノンケの攻め、幼馴染で受けの片思いもの、過去に受けが攻めに対してしたことに引け目を感じていて、自分は攻めの愛情を受ける資格がない、と考えているところなど、私のツボに入る要素が多くあるお話でした。
こういう受けは好きなんです。健気なんだけど、過去のことで自分を許せないという、自分に厳しいところとか、高望みしていないところとか。
胸にキュンキュンくる作品です。
まさお三月さん好きなのです。
すっごく良かった!と大声で言えるというより、じんわりと、何度も読んで好きだなぁと思える作品が多いです。
2人幼少期のお話は出てこないものの、ご近所なのできっと幼少期から一緒なのではと思います。
幼馴染もの大好きなのですが
幼少期の思い出があるとより、キュンとするのですが
この作品は昔の2人じゃなく
今の二人としてしっかり描かれていてなおかつキュンとしました、
相談役になってしまっている室野さんがひじょうに素敵。
おじさんとか嫌いですが
このおじさまは素敵。
一方的にお世話をやかれまくられる関係ってふんわり女性的にだったりかっこいいのに・・・だらしなくて、とか結構タイプが偏っている気もするのに、この作品の彼はどちらでもないので新鮮でした。
好きな相手との恋愛に、自らエンドマークつけることは難しい。
しかも自分の気持ちが伝わってないのだから、恋愛は始まってもいない。
でも諦めなければいけないと思っている切なさが全編に漂う話でした。
まさお三月さん作品としては、かなりシリアスに傾いた話なのでは。
一冊丸々じっくり描かれているし、まさお三月さんらしく大きな緩急はなく進むので、人によってはかったるく感じるかもしれないですね。
でもくすっと笑える些細な日常のやり取りが利いているので、案外すらっと読みきれるのではないでしょうか。
懺悔の気持ちを持つほどの行為も、相手にとっては大したことではなかった、というのはよくあることですよね。
言葉の捉え方も人によって違う。
そんなよくあるすれ違いによって、また片方の無自覚によって何年も恋愛に至れなかったと思うと、可愛い奴らだなぁと思ってしまいます。
亮介の「俺がいなけりゃ~」発言は、罪としか言いようがないけどw
この二人はズレ方の違う天然同士なのでは。
確かこの作品と同じ年代の頃に、とあるところで「ぐるぐる悩む受けが好き。それを思わぬ方向から攻めが救ってくれるのがいい」というようなコメントを目にしたことがあります。
まさにその言葉どおりの良作品だと思います。
最近のまさお三月さんの作品って
ちるちるさんの「トーン」に
「コミカル・シュール」がつくことが多いのですが、
この作品については「せつなさ」多めです。
両親を事故で亡くし、祖母と暮らしてる亮介。
生活能力の低い章生に甲斐甲斐しく世話を焼く。
人一倍「家族」に憧れる亮介に対して、
恋心を抱いている幼馴染の章生は、
二年前の出来事について、亮介には言えない負い目があって‥。
他の方のレビューにもありますが、室生さんがいい人です。
当て馬で終わってしまうには惜しい。ちょっとオヤジですが。
でも、私の記憶ではまさお三月さんのスピンオフってあまりないから、
室生さんにはもう会えないのかな。
丸ごと一冊ひとつのストーリー入りでした。
一般生活能力に欠ける受けの章生くんと
世話焼きタイプの攻めな亮介くんのお話。
ちょっぴり・・・過去に負い目のある章生くん。
この部分がお話を「普通っぽい」内容なところから
「ひと味」変えて、面白くなっている!と言った
感じがしました^^
この作家さんの背景は、白いのですが
あまり気にならないんですよね。
他の作家さんの時は、それがとても気になった事があったので
これってストーリーの面白さによってだとか
ストーリーやキャラの雰囲気なんかによって
受ける印象も違うんだな~という事が発見でしたw
面白かったです♪
まさお三月さんの、二次の面影が残る時代の御本!
ひとつのお話だけで一冊になっています。
題材としては王道ですが、それをじっくりことこと描かれているからマンネリ感なくキュンとしました。題名は、幸せになる前の気持ちのことでしょうか。
受けの章生が幼なじみの想い人に言った「お前に似て世話好きな人だよ」(当て馬(といっても受けに恋愛感情としての好意があったのかどうかは不明)のこと)、後々攻めの亮介から好意を感じて受けが思った「これ以上亮介に振り回されないようにしないと」に胸が痛かった。
終盤、立場としては亮介側で読んでいました。"男であることが攻めの憧れていた"家族"になれないこととイコールになるとは思わない。だからこそ、相思相愛の相手が自分を必要としてくれて帰りを待ってくれてたら それだけでもう他人じゃないと思うのは強引か? この台詞はこの御本の本質をついているし大いに納得の意味で感動しました。受けの子は過去のこともあって大分後ろ向きだけど、お互いの足りない部分を埋められる二人でよかった。
BLの根本的な「報われなくていい」の思いを、初心にかえって取り出せるような御本であったし、 →タイトルに続く
幼馴染で、ほっとけなくて、情がわいて・・・の攻め君と、長い間片思いをしていて、すまない事をしたという負い目もあり、友情でもいいから側にいたい受け君のまとまるまでのお話。
心に引っかかっている過去の行動というのは、現在の自分にブレーキをかけてしまいますよね。相手の愛情は十分わかっていても、自分に後ろめたいことがあると、どうしても否定的になってしまうのもわかります。どこかでブレーキを壊さなければ足踏みしかできないままなのでしょうね。
その引き金を引いてくれたのが、ちょっと傍若無人な先輩の室野さん。彼に足を向けて寝ちゃ駄目ですよ。
描き下ろしで明らかになった、受けの章生君の天然っぷりがエロかわです。なんだかんだで、室野さんは第三者を楽しんでいるのでしょうか?あわよくば章生くんをいただいちゃおうと思ってたんでしょうか?今じゃいい相談相手!
まさおさんやっぱいいな~。
今回もキュンとさせられました。
今回は5回連載の長編。
じんわりじっくりと進むお話にじれったさを感じながらも引きこまれました。
…やっぱりまさおさんの描く受の性格がどうもツボな子が多いと実感しました。
最初っから諦めが先に立ってて、決して告白しようなんて思わないところとか。
今回の場合は好き過ぎで、過去にヤラかしてしまって、結果的に攻を傷付けて、ある言葉を吐かせて。
それが自分に傷となって返ってきてるから、告白できないとも言えるんですが。
揺さぶられて攻が自覚して受に言い寄っても、その傷ゆえに素直に向き合うことができなくて。
結局、振ってしまうことになるのとかせつない。
好き同士なのになかなか幸せになれない。
どこか受が幸せになるのを恐れてるような。
いつか壊れることの方を思ってしまうような。
そういう受がすごく好きです。
「明日もはた迷惑」
これ、まさおさんの恒例のギャグですよね?
受が真面目な顔してちょっとどうかしてるのがステキです。
ホントはた迷惑(笑)
家に帰って冷静に裸エプロン(下着はつけてるけど)な恋人がいたら一瞬戸惑うと思う。
着るに至った理由とか理路整然と説明されたらどうしたらいいのかわからないと思う。
なんというか…シュール?
しかし、裸エプロンはやはりロマンです。
下着を脱いだ完全体での後ろからのアングルはやはり美味でした☆