イロメ

irome

イロメ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神40
  • 萌×230
  • 萌32
  • 中立5
  • しゅみじゃない7

--

レビュー数
37
得点
421
評価数
114
平均
3.8 / 5
神率
35.1%
著者
草間さかえ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
シリーズ
イロメ
発売日
価格
¥552(税抜)  
ISBN
9784403662171

あらすじ

そっけない銀縁眼鏡のむこうから、野田先生は俺に信号を送る。ここ、テストにでるぞ。ここ覚えとけよ。でも、先生、ほんとに送りたい信号はそれなの? 先生と生徒、先生と卒業生、先輩と後輩、幼なじみの同級生。校舎の中で生まれ、育ってゆくいろいろなイロコイを描いた、描き下ろし満載の草間さかえ傑作読み切り連作!
出版社より

表題作イロメ

高校生
社会科教師

同時収録作品花いちもんめ

新高校一年生
怪我で休学し高2なのに20歳

同時収録作品うらはら/あつくてつめたい

しっかりものの幼馴染・童貞
彼女はいてもナオシが好きだった・非童貞

同時収録作品カオス

大学生で2年前の卒業生
高校の物理教師

その他の収録作品

  • 花いちもんめ
  • うらはら
  • あつくてつめたい
  • カオス
  • 先生の写真

レビュー投稿数37

BL世界遺産登録決定 天才的にいい

草間さかえ先生は天才…みんな知ってて私も知ってたけどやっぱり天才だと思いました。タイトルどう言う意味なんだろう?と思っていたけど こう言うことか!こんな素晴らしい作品読んだことないってくらいよかった。草間先生の作品の中でも群を抜いて好き(全部メチャンコ好き!)
この短いお話に全てが注ぎ込まれていて何の説明もされていないのに全部わかる。
4CPともがみんな違うけどそれぞれとってもよくて短いのに気持ちが全部伝わってうる感じがしました。
“短髪メガネは人類の叡智“まさにその通り!不器用な先生が不器用に恋をする、BL世界遺産に登録すべき一作かと思います。

1

体が大きくなったら男らしくなるって呪い

好きな人の前での顔と恋人の前での顔とお仕事の顔と友達や後輩の前での顔
一人の人の色んな顔を違和感なく見せてくれるのが巧みだと思う
野田先生が汚部屋住まいなのとかも意外って程でもなく、そこに人上げちゃう人柄なのもなんか解るし

白川先生は大きくなることに可愛がられ愛されるのではなく男らしく包み込む側になったって意味付けをされてしまってそれがこびりついてしまっている
マッチ売りとかもそうなんだけど、トラウマから本人が受け入れてしまった呪いに関しての描かれ方に納得してしまう
受け入れて呪われながら過ごした年月が呪いをより深くに刻ませてなかなか解くことができない
でも呪われたままでもかなり一途にキチンと愛されるのがとても良い

髭はさ、いつか見せてもいいし見せたくなきゃ永久脱毛しちゃえばいいんじゃない

1

どのお話も好き

短編4本。
草間先生の短編は物足りなさを感じることがなく、萌えて満ち足りた気分になれるので好きです(長編のマッチ売り〜やぎさん郵便も大好きです)

表題作、タイトルはそういう意味だったんですね。サロメ的なフランス語かなんかだと思っていましたw

野田先生が、草間先生がお好きなメガネキャラで色っぽい。
先生が描かれるキャラは特に横顔、触れられるさまが色気があり、めっちゃ好みです。
野田先生が桃山に顔をごしごしされる表情がかわいらしくて萌え〜でした。

「花いちもんめ」もいい。
遭難くんw が短髪長身無愛想で、でいて森崎を見る目が色っぽくてタイプです。手が早いし。
森崎も小野の隣り寝ちゃったり、襲われる姿に萌え〜。

「うらはら」「あつくてつめたい」も好き。
子どもの頃の光彦の怖がる顔がめっちゃかわいいww(他の漫画家さんの子どもの顔で、目がやたら大きくてあざとかわいい絵をよく見ますが、ああいうのは苦手でして。草間先生は子どもの絵もすごく好きです)

ちびナオシもいい。「じじいっ」てのがかわいい。
幼なじみの切ないお話、最高です。

「カオス」もよかった。
壬生谷「先生を抱きしめるために大きくなったんだ」のシーンにじーん。
その後、絡みながら小難しいことを言ってタイトル回収なのも笑えます。

描き下ろしの、白川先生が壬生谷の腕の中で眠っちゃうのめっちゃかわいい。2人くっついて眠る場面大好きなのでうれしいです。

で、野田先生の部屋がめっちゃ散らかってるのが気になりましたw 隣りに桃山が寝ているみたいでそこも詳しく〜〜となりました!

他、やっぱり絵が見ていて気持ちがいいし、好きなシーンもっとあるんですけど書ききれないのでこの辺にしておきます。

1

救性主

◾️イロメ
◾️桃山(高校生)×野田(日本史教師)
「ヌレル」がある前提で読み返したので、この単行本にたった40ページそこそこしか載ってないことをすっかり忘れてました。先生、短編描くのやっぱりとってもお上手で。

◾️花いちもんめ
◾️小野崇(新入生)×森崎(高校2年,20歳)
成人高校生って漫画っぽい設定なのに浮ついた雰囲気にならないのが草間先生。
めちゃくちゃ好きです。押しの強い年下のガタイいい男に流される年上の美人。
理学療法士×森崎は想像するだにエロくて、詳しく教えてください!!!

◾️うらはら/あつくてつめたい
◾️ナオシ×光彦
繰り返しますが、短編がうますぎる。
光彦が案外策士なのが流石非童貞。

◾️カオス
◾️壬生谷(卒業生)×白川(物理教師)
イロメのスピンオフ
押し倒されながらの語りが物理教師的色気に満ち溢れててものすっごく好きです。

フラクタルをタイトルにしようか迷って下世話な方を。

0

男子高校生×教師

作者さまのDK作品集でした。

表題作は日本史の教師と男子校生のラブなのですが、授業中やテスト中に生徒をくすぐるような目で見る教師…エロい!
リア充っぽい攻めと、堅物眼鏡の組み合わせも良くてですね、非常に萌えました。
生徒×先生ものでよくある卒業してからなどというまどろっこしさなく、学校内で尺ってしまう早急さも検温なく読めてしまいました。
眼鏡に掛かるアレがまた…。

あとは新入生×留年してる20歳のDKや、幼なじみDKなど、いづれも可愛くて初々しさの残る恋愛模様が描かれています。

巻末の『カオス』は表題作のも野田先生の同僚、白川と卒業生壬生谷の話なのですが、白川が高校生時代に振られた教師と同じように高校生を振るんですね。
大体の高校生はそれで終わるのですが、壬生谷という生徒は成長してまた白川に会いに来る…というお話。

壬生谷が自分の二の舞になる事を恐れてるのですが、壬生谷は"カオス"だったんですね。
髭面を見られたくなくて、壬生谷より絶対に早起きしてる乙女な白川が可愛かったです。

0

みんな、どこかでつながってる

微妙な関わりがそれぞれの話をつないでいます。
オムニバス好きにはたまらない短編集です。

【イロメ】 萌
友人には不評の日本史教師・野田と、授業中に目が合うことが気になる高校生の桃山。
おとなしそうな顔をした先生が結構大胆。
そして比較対象がどれほどいるんだろうってくらい、モテるんですな、桃山くん。
この1話では物足りないけれど、卒業後の2人が『ヌレル』で読めるしあわせ。

【花いちもんめ】 萌
入学式に遅れて来た新入生・小野が出会った訳あり2年の森崎。
大柄で猪突猛進タイプな小野と、省かれないように小野を教室に戻そうと必死に説得しながらも、小野が自分のところへ来るのを待っちゃう森崎が可愛い。
ただ間の草間さんのひとこと(理学療法士となんちゃら辺り)で、やっぱり創作する側の方は上級者なんだなあと思った次第です。

【うらはら】【あつくてつめたい】 萌
幼馴染の光彦とナオシ。
女子からの告白は断らない光彦は、告白してくる子と自分を重ねていたのかなあ。
最初はナオシが切ない話かと思いきや、煮え切らなさにびっくり。
光彦がバイトするコンビニで、前話の小野もバイトしてます。こういう繋がり、好きです。
煮え切らないまま押し切られて、きっとまた煮え切らないことが何度も出てくる度に押し切られるんだろうなあ、という2人でした。
幼少期の回想では、ナオシの方が思いっきりが良さそうだっただけに、意外な展開。

【カオス】(前後編) 萌2
表題作の小野先生の高校時代の後輩で、今は共に母校で教鞭をとる白川の話。
男子生徒からの告白を「大きくなったらまたおいで」と断っていた(つもり)の白川の元に、本当に大きくなって戻ってきた卒業生の壬生谷。
壬生谷が過去の自分と重なって、自分と同じ後悔を壬生谷にはさせたくないという時点で、愛を感じます。
需要と供給の合致。壬生谷の3本目のバズーカが無事活躍できそうで何より。

【先生の写真】 萌
桃山×小野、壬生谷×白川オールキャスト。
高校時代の可愛らしかった白川の写真を巡って、壬生谷の大きな愛を感じる内容。
本当に惚れていたら、どんな姿でも可愛い。
若いのに分かりまくっている壬生谷は、こころもムスコさんもデカイ子でした。
白川生きづらそうなところが、壬生谷の愛で減っていくといいなあ。

どかーん!と爆発的に萌える!という作品はないけれど、それぞれのCPのやりとりや距離感が楽しい1冊でした。

1

生徒の想いを踏み躙らないで

◆イロメ(表題作)
 表題作なのに一番短かったんじゃないかと思いますが、冒頭でしっかり心を掴んでくれた話でした。教師・野田の、だだ漏れな桃山への視線が熱くていい。教師だってまあ、気になっている生徒をじっと見ることくらいは許されるんじゃないでしょうか。それに生徒が乗ってくるかどうかは運次第。すっかりあてられて、野田に迫るようになる桃山も、学生らしくて可愛かったです。

◆花いちもんめ
 休学していたため二十歳で高2をやっている森崎が、がたいも良く世話焼きな年下の小野に絆されていくのに萌えました。二十歳だから喫煙も黙認されているのだけど、教師に代わって取り上げる小野の、堅物じゃないけれど面倒見の良い性格に好感が持てます。年齢差のある2人のやりとりが可愛かったです。

◆カオス
 表題作の登場人物、野田の同僚教師・白川の物語。自分がかつて生徒だった時、同性の教師に告白して体よく断られたことが心にずっと蟠っている彼。過去の自分の愚かさが嫌で、生徒に自分の二の舞にさせたくないと彼は言い張る。けれど、過去の教師と、今の彼はまったく異なる人間のはず。過去の彼と、今彼に言い寄ってくる生徒も。重ねて見てしまう気持ちは分かるけれど、一生同じ所をぐるぐるして抜け出せないより、一歩踏み出して別の世界があることにも気付いて欲しい。壬生谷が諦めずに彼の手を離さないでいてくれたことが嬉しかったです。

1

私の草間先生はここから!

BL初心者の頃に、おすすめ!という意見を見て、読んだ作品です。

連作短編集なので読みやすいのですが、理屈っぽい私からしたら説明が足りないなぁと思うはずの展開。特に冒頭の「イロメ」。なんでいきなり教室で?!と鈍い自分の頭では疑問符が浮かんでいたのに、そういう理屈をねじふせる妙な迫力で心をガッと持って行かれたのを覚えています。漫画って言葉じゃないなぁとすごく感じました。

絵に特徴があるので苦手意識のある方もいるでしょうし、最近の草間先生の作品に比べると分かりにくいかもしれませんが、ぜひ読んでみて欲しいなぁと思います。おススメです!

1

せんせいは色目使い

全編学校関係、高校生関係の連作短編集。

「イロメ」
教室で、好みの生徒にイロメを使うトンデモ教師・野田。
ど真面目くさい眼鏡のくせに、準備室でその子のアレを咥えるトンデモ教師。コワっ。

「花いちもんめ」
傷痕萌え。
大きな事故にあって3年休学の4才上、もう20才の高校2年生・森崎にもっと構ってもらいたい新入生の小野。
唐突な恋心のようだけど、『怪我のあと見てもいいですか』、引き攣れて盛り上がる傷痕に触れる小野の指先に萌えた!

「うらはら」
「あつくてつめたい」
幼馴染もの。
受けの子が攻めの子をずっと好き。攻めの子はDTでどうしても意識してしまうけれど、ちゃんとHも込みの「好き」ってことで。

「カオス」
「イロメ」と同じ高校。
「イロメ」の野田先生の同僚で、生徒の告白を「大人になったら」といなしてた白川先生のターン。
そうやっていなしていた元生徒の壬生谷(みぶや)が大きくなってグイグイと迫ってきて、その壬生谷に対して自分の「受け願望」及び可愛いモノとして愛されたいんだ、という本心を明らかにする白川。
これ、よく考えたら結構重い。
2人で迎える朝にも、1人で先にシャワーを使いヒゲを剃る白川。女になりたいわけでは無いけれど、自分のヒゲが許せない白川の強迫観念。壬生谷はどんな白川でも受け入れてるよ。解き放たれてください。

先生と生徒のカップリングってのは背徳感がすごいね!

1

学校の中で。

【生徒×教師/後輩×先輩/幼馴染み/元生徒×教師】の4CP

幕間マンガとコメントもおすすめ╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !

■イロメ■萌
桃山(高校生)×野田(高校教師・日本史担当)

そっけない銀縁眼鏡のむこうから、野田先生は俺に信号を送る。
「ここ、テストにでるぞ。ここ覚えとけよ。」
——でも、先生、ほんとに送りたい信号はそれなの?

「ちょっと……ひっかけてやろうと思っただけだ」なーんて言いながら「なにしてくれるの?」に対してフェラするものの下手っぴな先生が可愛い(*´艸`*)

■花いちもんめ■萌
小野 崇(高校1年生)×森崎(高校2年生・怪我で休学していたため20歳)

入学式に遅刻した小野をフォローしてくれた1学年上の森崎。
クラスに馴染ませようとするのは自分が年上で馴染み切れていないのと同じ状態にしたくないという優しさから?
それとも…???

3年に妹いるって気分複雑だろうな…。
でも妹ちゃんも優しい美人さん。
それにしても余程の大怪我ですよね、3年休学って。
しかも話の幕間に書いてあったんだけど、リハビリ中に理学療法士の人とやっちゃってるとな!?
ちょいちょいちょーい!!!
その人とはどうなったんだ?
うっかり街で3人で遭遇(小野・森崎・理学療法士の人)したら楽しそうwww

妹の制服を着てスカートのホックがとまらない二十歳www
妹ちゃんのドン引き具合がまたwww

■うらはら/あつくてつめたい■萌萌
ナオシ(高校生・DT)×加賀 光彦(高校生・非DT) ※幼馴染み

安易に女の子からの告白を受け入れては直ぐに別れる光彦にイライラするナオシ。
昨日まで付き合っていた彼女とお揃いのストラップがゴミ箱に投げ込まれているのを見て、思わず自分が前にお土産であげた光彦のストラップを窓から投げ捨てようとしたところ突然想いの内を告げられ…?

この話好きだー!
特に光彦が気持ちを伝える場面!
切ないんですよ…。
好きだって我儘言ったらいなくなってしまうからずっとずっと我慢していたんです。
あとナオシが忘れていったバイト着を使っての自慰場面をうっかり見てしまって逃げ出してしまうナオシの動揺とか…息がつまりました。

■カオス 前編・後編/先生の写真■萌萌
壬生谷 隆平(大学2回生)×白川(高校教師・物理担当) ※野田先生の同僚(後輩)

「もう少し君の、背が伸びてここを卒業して大人になった時にもう一度おいで」
生徒に告白されるとそう返す。
自分が昔、好きになった人に言われたみたいに…。
ところが本当に背が伸びて戻ってきた元教え子に?!

本当は可愛いものとして愛されたかった白川先生が、更に大きくなって目の前に現れた卒業生に愛されて幸せになるという…(*´艸`*)
…白川先生と野田先生の雑談「バズーカ壬生谷」にワロタwww

それにしても杉浦先生の奥さん、気がききますねw
無神経野郎に是非ともそう伝えてお見合い話は遮断して下さい。

いつも壬生谷が起きる前に髭を剃りにお風呂を浴びに行く白川先生が可愛い。
そして寝ている先生に「きれいで きまじめで やさしくて 一番かわいいよ」と睡眠学習させている壬生谷に(・∀・)ニヤニヤ

※光彦のバイト先に「花いちもんめ」の小野くんが!!!最初読んだときは気付いてなかったんだけど、レビュー書くのに読み直したら…!!!因みにコンビニ。

2

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