条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
離れても思い出すのはあの日のことばかりだ。
seshun play back
『猫の恋』でヤラれてしまったので購入。
この作品も、同人誌も、嶋二さんの描く作品にはどうも心が揺り動かされます。
空気感というか雰囲気というか、なんかブワァっとクる瞬間があります。
『青春プレイバック』
東京でリーマンとして働く陽は、高校時代の同窓会で故郷に帰省する。
しかし、間に合わず同窓会には出席できなかったため、昔の恋人・寛治にも会えないかと思っていたが、
翌日寛治と再会してしまい――。
陽と寛治の二人で綴られる、昔の思い出と、現在の二人。
シンプルな話なんですが、話が進むにつれて陽の思いがどんどん溢れだしてくるのがいい。
別に寛治に会えなくてもいいと、過去に未練はないと思いながら
結局は寛治に会いたくて帰ってきちゃった陽。
自分から手を離したくせに…
10年前、ズカズカと自分の中に入ってくる寛治を、鬱陶しいと思う反面、愛しく思っていた。
そんな思いが二人で過ごした教室で蘇り、溢れかえります。
もー、鳥肌立ちました。
書き下ろしもいいです。エロ度アップしてます。
ツンツンしてるくせに、乙女で寛治が大好きな陽にほんと萌え萌え。
『ワンダリンタワ-』
同じ会社の武智が嫌いだった樋野。
しかし飲み会で出会った彼はいつもと全く態度が違って…
「外の顔と内の顔」を持つ武智のことがどんどん気になっていく樋野。
恋に落ちるのなんて結局一瞬なのさ!
樋野じゃなくても萌えてしまう、武智のギャップに悶えます。
書き下ろしでも武智のギャップが炸裂!!
幸せなのになんだか不憫に感じる樋野にも萌えますw
今後が気になる一作です。
『ミイラ取りのミイラ』シリーズ
園児のお兄さん(高校生)×保父さん。
このさわやか保父さんの裏の顔がすっごくすっごく魅力的。
スレてるわ腹黒いわとんでもないんですが、結局はお兄さんとの年の差に悩んだ結果だったりとか
恋に臆病だったりとか
そんな自分の弱い部分を隠すための虚勢だったわけで。
…まぁ腹黒いのとかアケスケとしてるのはもともとの性格のようですが。
結局お兄さんの熱い思いに押し切られて堕ちちゃうんですがw
恋人になってからは保父さんがすごく可愛いの~!
保父さんのさらに上を行く園児・ナオくんに嫉妬したり
やっぱり年上だな~と思わされる余裕とか。
保父さん萌え。その逆ギャップに萌え!!
もちろんワンコ器質のお兄さんにも萌えだけど。
『マイスターマイブラザー』
実の兄弟。再会モノ。
兄に追いつきたくて頑張ってきた弟と、弟に好かれたくて頑張ってきた兄。
なぜだか恋のような恋未満のような複雑な感情に襲われる二人。
この関係を壊してほしいようなほしくないような…
カバー裏には嶋二さんの萌えつぶやきがてんこ盛り!
これを見れば萌え倍増間違いなし!
発売してすぐに買ってたはずなのに
未だに放置してたってどーゆーことよ( ̄∇ ̄;) ハッハッハッ
てなわけで、嶋二先生の短編集。
最近のものよりは、サラっとした印象な作品が多かったようにお思います。
濃くないというかなんというか。
短編→その後~な作品の並びも憎い。
というか、うまいなと思うのです。
一度終わらせてその後でまくる。これはこれは。
個人的に、その後~のお話がどれも好きでした。
>>ワンダリンタワー
会社のいけ好かない奴。
内と外と、性格を使い分けていると噂されているが・・はたして今はどちらだろうか・・・・
酔いつぶれた相手を介抱し、触れた唇。
はてさて火は付くかwというところですな。
普段クールで、むかつくやつが、実は甘えん坊で可愛いとか・・・
萌えましたL(´▽`L )♪
>>ミイラ取りのミイラ
保育園の先生と、園児のお兄さん
年下攻w年の差w動物園デートもろもろ~なイベントが可愛い作品
>>マイスター・マイブラザー
その愛が、性的なものなのか、家族的なものなのかは別として
依存し合う兄弟。モエ
お互いに、お互いを意識して、お互いの理想の自分でいようとしていた姿にキュンときました。それが決して異質のものだとしても
>>青春プレイバック
やけぼっくりw
けっして嫌いで離れたわけじゃない。久しぶりの再開
それから~なお話ですな。
その後~のラブラブっぷりがすごく好きv
攻の名前を呼ぶ受・・・(*´∀`*)カワイイジャナイカw
そのあと攻を蹴り上げる姿が男らしいv
その昔(?)密林さんで試し読み出来たので
開いてみたらリーマンだー!と一気にテンション上がった嶋二さんです。
コミックス全部持ってるのにレビューしていなかった事に気付き
なんでやねん!とセルフツッコミなワタクシでございます。
やだもう!世の酔っ払いリーマンが(若人でもオヤジでもいいよ)
こんな風に恋に落ちるきっかけを作ればいいのに!!
でも妄想なのはよくわかっています…。
普通は同僚・上司・部下に酔い潰れられたら迷惑極まりない。わかる。
そこはスルーで、やっぱり酔うとその人の本性も垣間見れるし
苦手だと思ってた人でも、一気に距離が縮まる気がします。
アルコールパワーも時にはコミュニケーションに必要ですよ!
(晩酌してる言い訳じゃないです。念の為)
『フルミイラ』でのモノローグ、
「愛しいと思い始めたらもう 真っ逆さま」と
「愛しさ一回りして 憎らしい」に激きゅん!!
すっかり惚れてんなぁ…。年下に迫られる保育士、いいわ…。
個人的な意見で申し訳ないんですが
嶋二さんて、銀土よりオリジナルがより魅力を発揮しているような…。
もちろん銀土のコミックス分は持っていますけど。
でも、距離を置きたい気持ちがあるのに、
意に反してどんどん惹かれてもう戻れないという心情は
共通する部分があるかも知れません。
嶋二さんの最大の魅力かと。
やば、嶋二さん祭りを開催したくなってきました。こんな時間に。
明日も仕事だってば…(泣)
青春プレイバック!青春プレイバック!青春プレイバック!
嶋二先生、初読みでした。
青春プレイバックの二人のお話だけだったら、神作品にしていましたね~。
それくらい、苦くて甘酸っぱい作品でした。
二人とも、ちょっとぐらいは期待していたんだと思います。
運命的な再会を!
高校時代、陽に大した思いではなくとも寛治との出来事は心に残るものだった。
その後の二人のお話もギュワーってなるくらい萌えました(*^^*)
新婚生活(о´∀`о)いやー一緒に住むべきでしょ!
もう、陽さんは寛治さんがいないと生きていけないと思います(笑)
兄弟のお話も好きです。
兄弟以上恋人未満てな感じの、その後の二人雰囲気がとても良いです。
他の二作品は可愛いけど、グダグダなストーリーな感じがしました(^^;
表紙裏のあとがきもふむふむと言う感じで面白かったです。
やっぱり、作者さんのあとがきって大事ですよね。
作者さんの頭の中覗かないと見えない所が見えません。
(↑日本語変?(笑)
幾つかのストーリーが入っているので
長編とは言えない、というか短編集なのですが
ストーリーがきっちりできていて
全部の作品、とっても楽しめました。
嶋二さんの作品は、まだそんなにたくさん読んだことが
無いのですが、既に大ファンですねw
絵もステキなのでストーリーに入り込みやすいです。
嶋二さんの描くキャラには
なんというのか・・・色気を感じます。
「目線」のせいでしょうか。。。
そういう目線だとかちょっとした表情で
ストーリーが数倍面白く感じられる事って
あると思うのですが、
いつもそんな感じで、この作品も
キャラだけではなくて、風景なんかからも
色気を感じる・・・素晴らしい一冊だと思います^^
「青春プレイバック」、
思わず受けに惚れて表紙買いしてしまいました。
「ワンダリンタワー」、
やはり嶋二先生の受けはかっこいい、顔もタイプです。
雰囲気が、作品にただよう空気がとってもリアルで
フィクションなのに読んでいる私までキュンとさせられました。
そして、この二人が最後まで書かれていないことで
妄想がかきたてられ、作品がよりリアルになっていました。
絵が好みだし、あらすじ読んでも気になるしで、長々買うのを迷ってた一冊です。
思い切って買ってみたんだけど、買ってよかった! かなり好みでした。
表題作以外にいっぱい短編が入っててお得な感じの一冊でした!
色々なカップルの色々な葛藤…そうですね、どれも少し傾いた程度の不安定な微妙な気持ちの空気感や戸惑いをとても上手く描いてあるなと思いました。
表題作は高校時代に一年間だけ関係を持ってた相手との再会もの。
ありがちと言えばありがちなテーマなんですけど、高校時代の気持ちが初々しくも切なかったです。
その後の二人の書き下ろしがよかった! それがないとちょっと納得いかない!って感じでしたね。
それ考えると、どれも「あ、これちょっと消化不良…」と思った短編全てにその後的な書き下ろしがついてたので、それで納得できたってのが多かったです。
エロは全体的に薄め、特に近親相姦もの?なのはエロなしでしたけど、私はこの空気感とか、それぞれのカップルの葛藤みたいなのが切なくて好きだったんで無問題でした。
私が特に好きだったのは巻頭のリーマンものと、保育士と生徒の兄の高校生のお話です。
どっちも軽く甘くそして切なく、ちょっと現実味も加味してあってよかったですね。
もっと読みたい作家さんです。
明らかに表紙買い。ずっと気になっていたんです。受の子の表情というか目線というか、あの角度、好みなんです。あと、装丁もいいなぁ~。考えてみたら、ここのコミックスの表紙好きかも。フォントの処理とか入れ方もいいわ~。なのに、なぜ背表紙はあんな感じ?悪くはないけど、本棚に並んでいると結構バラバラ感があります。ピアスほどじゃないけど・・・
さて、この作品にはいくつかのお話が入っているのですが、私のツボは表題作「青春プレイバック」です。
10年ぶりに帰郷した主人公の陽(あさひ)。興味もない同窓会に出ようと思ったのは、幹事に昔の男の名前があったから・・・。アクシデントで同窓会には行けなかった陽だったが、偶然その「昔の男」寛治と会ってしまう。一緒に昔通った学校の校舎を見て回るうちに、陽は10年前寛治の前から逃げ出してからもずっと彼を忘れることは出来なかったことに気付く・・・というような、いい感じに切ないお話でした。
ちょっと暗い高校生だった陽とか、逆に明るくて人気者な寛治とか、二人が密かに関係をもっていた教室とか、好きすぎて別れが怖くなって(だと思う)自分から逃げちゃう陽の臆病さとか、そんな陽に素直に気持を伝える大人な寛治とか、全てが少し切なくて温かくて良かった。最後の読み切りは、現在の2人の話で、甘いけどどこか切なくて、これまた良かったです。
他には、システム部×営業部のサラリーマンの話も良かったです。よくある「飲み会で飲み過ぎて、相手の家に~」って設定なのですが、よくあるからこそ、そこでの2人の描写が命なのです!こちらのお話は、キス止まりでしたが、ドキドキ感がありました。攻も受もなんか可愛い。頬が赤くなるのがとても良い!あ、これは個人的嗜好による評価ポイントです(笑)。このお話も書き下ろしの後日談?があります。Hはないけど、これはこれでいい。ゆっくりと進んで欲しいわ~と思う二人です。
あと、高校生×保父さん(30)と、弟×兄のお話があります。兄弟のはBLっぽいという程度。実の兄弟みたいだし。どちらも年下攻めなので私の萌えセンサーには反応しませんでしたが、そちらのご嗜好の方にはお勧めです。保父さんの話は、ちょっと絡みあり。そして一応保父さんはツンデレっぽかったです。
あ、そうそう、カバーをめくって見つけた作者直筆のあとがきも面白いです。幼稚園児の話、それが読みたいよっ!!と心で叫びました。
三つのシリーズ作を微妙な加減で
配列させながら進行しているので
飽きが来ない一冊です。
ややバタ臭い懐石料理といった感じ
でしょうか。〆の飲み物は珈琲かと
思わせて実は韃靼蕎麦茶だった、と
言う趣です。
多分作品の旨みを十二分に引き出す
為にはもう一匙の何かが必要となる
筈なのです。
しかしその一匙は敢えて加えられない。
その一匙の味わいを思う事で見えて
くるものがこの一冊の本当の味わい
なのでしょう。
厄介なのはその『本当』が読者それぞれに
よって微妙に違って来るだろうと言う事ですが。