フジミシリーズ最新刊! あのブリリアント・オケが、ついに再結成!

富士見二丁目交響楽団シリーズ第6部 誰がためにミューズは微笑む

富士見二丁目交響楽団シリーズ第6部 誰がためにミューズは微笑む
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×20
  • 萌2
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
2
得点
12
評価数
4
平均
3.3 / 5
神率
25%
著者
秋月こお 

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イラスト
後藤星 
媒体
小説
出版社
角川書店
レーベル
角川ルビー文庫
シリーズ
寒冷前線コンダクター 富士見二丁目交響楽団シリーズ
発売日
価格
¥495(税抜)  
ISBN
9784044346522

あらすじ

M響での競演は成功したものの、すれ違いから圭との関係はギクシャクし、悠季は家を飛び出すことに。しかしかつての愛の巣に身を寄せた悠季は、当時の想いを取り戻す。同じ頃、ブリリアント・オケの再招集が掛かり!?
出版社より

表題作富士見二丁目交響楽団シリーズ第6部 誰がためにミューズは微笑む

天才指揮者
眼鏡のバイオリニスト

レビュー投稿数2

久々に・・・!

シリーズ何冊目かもはやわからない超長編フジミですが、今回は悠季が大学講師の苦悩から離れて、ソラ君たちに再会したりして、ちょっと前のイメージが戻ってきて楽しかったです。珍しく圭と悠季が喧嘩したりして。

何よりも一冊に一回入っている(?)エッチシーンがなくて新鮮でした。出し惜しみしてくれると、嬉しいです☆来月もまた続きが出るらしいですよ~。

3

登場人物紹介が付きました!

今回から目次のあとに登場人物の紹介の挿絵が入りました!
これで、皆さん登場するいろいろな人物の特徴をつかみやすくなったと思いました。
簡潔な紹介文も入っていますので、第一部からでなく途中から読み始める方にも、わかりやすいと思います。

今回は夫婦喧嘩プラス「実家に帰らせていただきます!」ネタでした。

いつものごとく、指揮者・桐ノ院圭と、バイオリニスト・守村悠季の二人の喧嘩ストーリーです。いつものように音楽に関することでの喧嘩だったら、お互いを心底嫌いあっている訳ではありませんから、すぐ仲直りできます。

でも今回は違います。
圭の些細な一言が原因ですが、それが悠季にとっては許せなかったみたいです。
読んでいて(そんなに腹が立つかなあ)と思う一言なんですが、悠季にはだめだったのかもしれません。
ここで、悠季に感情移入できるかできないかで、あとの読み方が変わってくると思いました。
わたしは、このシーンの悠季に感情移入できなくて(こんなことで怒らなくてもいいのに)と思ってしまったので、そのあとの悠季の家出にも(なんでかなあ)と思ってしまいました。

家出するのに、きちんと居場所を圭に伝えて定時連絡も入れるのは、悠季なりの几帳面さとM響オーケストラの定期演奏会を控えているからですが、そのために家出の意味が今ひとつ不明瞭だと思ってしまいました。

今回は演奏会が二つ入っている構成なので(M響とブリリアントオケの定演)、演奏に対する悠季の集中ぶりもいつもと違っていた感じでした。
「音楽」と「エッチ」が両方とも物足りなかったと思ってしまったのは、いつも両方入っているせいだと思います。


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