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君が離れていくなんて、絶対にゆるさない。 執着が渦巻くノワールBL
bokura hametsu ni madoronde

子供の頃のある事故をきっかけに、
それ以来ずっと一緒にいる真人と神。
周囲を魅了し、いつでも人の輪の中心にいる神。
誰もが彼を求めてやまない。
けれど、そんな神の隣にはいつも真人がいて、
2人の間に割って入る人間が現れようものなら、
露骨に排除しようとする。
周囲はそんな真人を見て密かに「ソクバクカレシ」と呼ぶ。
そして、そのあだ名の通りに真人の神への執着は度を超えていました。
神の傍から片時も離れず、
彼が自分以外の人間と交わることを厭い、
その執着の形は成長と共に変化してゆき、
身体の繋がりまで求めるようになってゆきます。
真人から執着され、彼以外との親交を絶たれ、
身も心も真人に捧げ続ける神の健気なことよ…。
子供の頃に真人を傷つけてしまった負い目ゆえに彼に抗うこともできず、
その歪んだ執着を受け容れることしかできない神が不憫…
と、途中までは思っていたのですが、
視点が神に切り替わると、あれ?そういうわけでもなさそうです?
てっきり真人の神への一方的な執着だと思っていたのに、
神の真人への執着の方が歪んでないか、これ?
互いの家系に引き継がれてきた“血”ゆえに惹かれ合うとされているけれど、
きっとそれだけじゃない。
真人を自分のものにしたいあまり殺したい衝動に駆られる神は
真人から離れようとするも、結局は叶わず。
この先もこの歪な執着を抱えて苦しみながらも、
一緒にいることだけが互いにとっての幸せなんだろうな…。
それぞれの家系に伝わる本能の部分はちょっぴりファンタジー要素もあり、面白かったです。
神の先祖は人ならざるものってことでいいのかな?
激しく執着しなからも血に引き継がれる本能によって
最後は殺さずにはいられないという悲劇性も孕みながらも、
決して離れることもできない激重愛がよかったです。
執着BL好きにはハマりそうな1冊でした。
ササ木先生の作品は初めてなので、拝読させて頂くのが楽しみでした。
個人的、各項目5段階で
共依存 5
執着 4
独占欲 3
エロ 1
な感じだと思います。
真人さん×神さんのカプです。
その昔「奥条家」は魔性の魅力で人々を支配し、繁栄してきた。しかし、その魅力が利かない「鷹司家」が存在し、力で奪って蹂躙していた。そして鷹司家への妄執は呪いとなり、子孫である神さんにも受け継がれ…。
幼い頃に、鷹司である真人さんの喉に噛み付き傷付けた神さん。しかし、神さん以上に執着した真人さん。被害者という立場と神さんの罪悪感を利用し、神さんを独占しようとします。
神さんに対する執着や独占欲を持っている真人さん。一方通行かと思いきや、奥条と鷹司の因縁から、神さんの方も真人さんへの執着と独占欲があるので、共依存要素があります。
神さんが真人さんを傷付けたい、と欲望が垣間見える時に、神さんの耳が伸びたり牙が伸びたり、角が生えた描写もありので、鬼なのかの?と思ったのですが、明確な描写がないので、常にモヤモヤしてしまいました。
他にも、真人さんからの独占欲を神さんが嫌々受け入れているのかなと思ったけど、そうではなく、でも真人さんを傷付けて殺してしまうかもしれないことを恐れていて、離れようとするけど、真人さんへの独占欲と執着はある。こういうのに葛藤は付きものですが、若干どっち付かずという感じがして心理描写が分かり辛かったですね。
真人さんも、神さんに噛み付かれた後から神さんに執着しますが、恋愛的な好意が若干読み取り辛くて、執着している割には神さんを突き放すような言動をしたり「わかんないよ。君の気持ちなんて」と言っているので、押してダメなら引いてみよう、的な言動だとしても、本当に好きなの?と、恋愛要素が物足りなかったですね。
一族の因縁や幼い頃の出来事から、今の2人の関係性が築かれているのは分かるのですが、それぞれの言動や心理描写には、なかなか癖に刺さるものがなくて、キャラ萌えや好感が抱き辛かったですね。
でも、真人さん、神さん、それぞれの執着と独占欲が凄まじくて、だからこその共依存関係は良かったので、読んでみては如何ですか。