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ヤンデレ予備軍な当て馬×相手役にされた平凡男子高生
ateuma no aiteyaku ni nacchatta hanashi

転校前日、夢の中に創作のネ申が現れ、当て馬の相手役になれと使命を言い渡された北川透のお話です。
関係ないですが、一度完成間近だったレビューがなぜか全消えして、めずらしく保存してなくてしょげたまりあげはですので、
みなさま保存はお忘れなきよう、、、涙
で、当て馬とは、主役cpの受けのあんりにただなるヤンデレぶりを発揮しそうな、イケメンの赤羽です。
その赤羽が、上巻では赤羽Loveではあるのですが、なんとなく北川にもベクトルが傾きかけているけれど、まだ認めたくない! と、いうほのかな恋心が芽生えてきた状態で終わっています。
ちなみに、北川は無自覚人たらしですので、赤羽以外にも、接した人みなさんを虜にさせてしまうネ申の力がそこに加わるわけですが、
秘密裏に柳という男がその輩たちを滅している関係性がまた面白いです。
柳と北川でいい感じなんですけれどね、、
でも、ネ申がそうさせないんですよね。。
そんなネ申視点や、柳視点、モブ視点でのエピソードも入ったわちゃわちゃ感が、とても面白い、
腐の民であれば納得ばかりしかない視点も取り入れたストーリーでした!
ちなみに、えちはなし。
ですが、きっと腐の民だったら、この当て馬←相手役←さらに当て馬、という垂涎モノのストーリーは好きに違いありません!!
ぜひに、当て馬が救済されるのを見届けたい方、または当て馬の相手役に、さらに当て馬がいるという、なんともまあ拗らせた? 矢印をご覧になりたい方には、オススメの一冊です♪
至高の当て馬救済BLがここに誕生したと豪語させてください
赤羽くん、透くん、柳くん、それぞれの心情描写が秀逸でどんどん世界に引き込まれていきます
最高ですタコ(この世界の神)!!!
この物語は、ヒロインである「あんり」のことが好きすぎて恋が叶わないなら監禁するといった暴挙を起こす当て馬赤羽くんを止めるために、この世界の神であるタコが赤羽くんの相手役として用意した透くんを送り込むという物語です
透くんがピュアピュアで小さくて可愛くってスパダリな受けちゃんなのですが、透くん自身はバリバリのノンケです
赤羽くんのことも恋愛相手としてではなくて友人として見ています
これが良かった!!!
透くんは赤羽くんの相手役としてこの世界に送り込まれた自覚もあり、赤羽くんを救いたいという思いから友人として接していくのですが、透くんの透き通るようなピュアでカッコいい姿に赤羽くんが次第に恋をしていきます
この赤羽くんの気になって葛藤して恋を自覚する一連の丁寧な移ろいと透くんとのエピソードの描き方や距離感が秀逸です
そして最大の山場である「大鏡」
赤羽くんの想いが溢れるのでご堪能ください
赤羽くんと透くんのこれからの関係も気になるところですが、透くんファースト主義の柳くんの過去もとても興味深いです
おとと先生が柳くん編を描かれると言われているので、過去に何があったのか、透くんの記憶にはない出来事が明かされる日を楽しみに待機したいと思います
とにかく!おとと先生の物語に心を鷲掴みされること間違いなし!!大満足の上下巻なのでオススメです
それと、上下巻を読了後にはIFルートの小冊子を読まれることを強く強くオススメします
個人的にはこの小冊子(番外編)に赤羽くん本来の執着系ヤンデレの全てが詰まっていると思っています
執着系ヤンデレ全開の赤羽くんを見たい!という方には深く突き刺さると思うのでぜひお手にとってみてください!!
おとと楽先生の作品は初めてなので、拝読させて頂くのが楽しみでした。
個人的、各項目5段階で
人たらし 3
男前 3
コミカル 2
エロ 0
な感じだと思います。
赤羽くん×透くんのカプです。
当て馬とは、メインカプを盛り上げる為の片思いキャラであり、振られてしまうキャラ。そんな当て馬である赤羽くんの相手役として白羽の矢が立った透くん。タコ姿の神様から、想い人を監禁するかもしれないヤンデレ予備軍の赤羽くんの側に居てと頼まれるが…。
当て馬の相手役、今作の受けである透くんはノンケなので、普通に赤羽くんの相手役を拒否します。しかし、タコ神様の策略で、体格差を強調する為、透くんの身長は今以上には伸びなかったり、感度が増し増しになっていたり、BLの世界観に好都合な状態になっています。
しかし、体格差や感度増し増しは、上巻では絡み描写が無かったので、あまり意味が無いなとは思いましたね。
あと、根本的に透くんの人たらし度合いが凄過ぎて、赤羽くんの相手役とか以前にモブキャラにも好意を寄せられるフラグが立っちゃう始末って…ちょっと総受けとかハーレムとかの系統になるのでは?と思ってしまいましたね。
赤羽くんを嫉妬させる為の要素かもしれませんが、それは柳くんが担っているし、透くんがモブ達にまでモテて、それを妨害するのが赤羽くんではなく、柳くんの方というのもカプ要素として、表記が違ってくるのでは?も思ってしまいました。
タコ神様の言動に振り回されている透くんのコミカルさにクスッと笑えますが、ラブコメのラブがまだ赤羽くんと透くんの間では少なめなので、今後の展開でラブは生まれるのか、楽しみなので、次巻も読ませて頂きます。