お買い得商品、セール品、中古品も随時開催中
強引兄貴肌なエリートリーマン×元泣き虫の強がり美容師 思い出と今が交錯する焦れったい大人のセカンドラブ
hatsukoi ha mada shindenai

実は、単話で読んでいました。
もう、毎話読むたびに胸を切なくさせていたのが懐かしいです。
ということで、
十年前に実らなかった初恋相手と再会してしまう、運命のいたずら的な再会Loveです。
ちなみに、エリートリーマンの薫×美容師でゲイの優里。
学生時代、優里は薫のことを好きだったが、みんなの前で薫が優里との関係を茶化されていたことで、必死に関係を否定したのを聞いてしまったことで、疎遠になり、やがてクラスも離れてそのままになってしまった、、、
という苦い過去を持つ優里の前に、客として現れた薫。
再会から、強引に関係を結ぼうとする薫には、優里との関係を好ましく思っている様子はあり。
では、どうしてあのとき、あんなふうに薫はみんなの前でひどいことを言ったのか、、、
また、学生時代みたいになりたくないと、過去をずっと引きずっていた優里がとにかく切ないです。
そして、行動だけ見れば、薫も優里に執着しているのは一目瞭然なのですが、本音はどうなのかがいまひとつ見えないのは、どうしたって過去の例の発言のせいで。
けれど、あの発言の理由が明かされた瞬間、
わ、わかりずらすぎるけれど、その感情、、、
ぇえ、、、?!!
と、混乱しましたが、、
結局は、薫が優里Loveすぎてて、過去もそういう意味合いだったと知れてよかったと安堵しました。
たしかに、並々ならぬ優里への執着心? を毎話感じていたので、
なぜ、、、?!!
と思う(女性用の化粧水とか、歯ブラシとか)行為には、まりあげはも疑問しかありませんでした。
いや、きっとなにかしらの理由があるとは信じていましたが!!
ちなみに紙コミックスの修正は、ほぼtn…の描写は見かけませんでしたが、(えちはありますよ!)太白短冊での修正でした。
初恋を引きずって、大人になってからの再会ラブ。
過去の思い出の中の初恋がキラキラとしていて、青春時代だからこその初恋とうまくできなかった未練が残るのも分かるなぁ。
ただ、昔も今も…なんで身体先行にしちゃうんだろう??
痴漢を理由に攻めから軽率に手を出してるよね…。
「また仲良くしたい」や「お前がいなきゃだめ」「そばにいて」などの攻めの台詞は、身体の関係だけでそんなこと言うから…私には攻めが受けの恋心につけ込んでるズルい奴に見えてしまいました。
過去に"そんなことがあったのにすれ違ってしまった"のはいいけど、今もすぐにえちなことになだれ込んでしまうのがすごく残念だったかなぁ。
大体さっさと気持ちを伝えれば…。
受けは一途で健気だったので、それですべて丸く収まっただろうに…。
ヘタレっぷりをエリートや世話焼きや強引さで見せないようにし、最後の最後にならないと肝心の一言が言えない様子が本当にビビりにしか見えなくて…!
申し訳ない、私にはこの攻めの魅力が分からなかったです。
あとすぐ「一緒に住もう」というけど、彼女偽装してまで自宅に来る母親騙してるのに今後どうするつもりなのでしょう?ちゃんと母親と対峙して受けのこと守れるのだろうか。
実は本音を隠していて受けにだけ弱さを見せられるとか、
「いい子」のデコチューシーンなどは好きでしたが、
受けは自分で努力して成長してきたのが分かるけれど、
攻めはまだまだ乗り越えるべきものが多そうなキャラクターだなぁという印象です。
面白かったです。読みやすかったし、ストーリーもグッド。高評価も納得です。
ただ少しだけ残念だったのは、先が読める展開だったことと、色っぽいシーンが少なく感じたこと。もっとイチャイチャも見たかった!
主人公たちは過去にすれ違ってしまって、誤解のあるまま離れてしまったんですね。大人になってから再会し、さてどうなるのかというお話なんですが。
とにかく今回は失敗してくれるなよ、と特に攻めの薫を応援しながら読んでいました。薫、よく頑張った!無事に2人がくっついてくれて嬉しかったです。
この本のタイトル、「初恋はまだ死んでない」、かっこいいですよね。印象的で気に入りました。あと優里が攻めのことを「薫ちゃん」呼びするのも良かったです!