恋こじらせて愛になる

koi kojirasete ai ni naru

恋こじらせて愛になる
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神2
  • 萌×22
  • 萌2
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
1
得点
24
評価数
6
平均
4 / 5
神率
33.3%
著者
夏嶋みき 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
コアマガジン
レーベル
drapコミックスDX
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784866539430

あらすじ

幼馴染の緋色と茜。
大学入学を機に久々に再会した茜は、すっかり格好良くなっていた。
昔は緋色の後を泣きながらついてきたのに…と思いつつ、茜の成長を誇らしく感じる緋色。
けれどちょっぴりモテる様子がなんとなく面白くないとも思ってしまう。
そんなある日、サークルの飲み会で泥酔してしまった緋色は茜にお持ち帰りされ、一線を超えてしまう。
目が覚めた緋色は「無かったことにしよう!」と提案するも、その日から茜の猛攻が始まって…?

レビュー投稿数1

「攻めの涙」に萌え転がりました

幼馴染同士で、健気一途な年下執着攻め。そして再会。
好き要素たっぷりのラブコメ、夢中になって216ページ(電子版、特典ページも含みます)駆け抜けました。
個人的に萌え転がってしまう「攻めの涙」が見られたのも嬉しく、
あああ〜!と大興奮でした◎

一年ぶりに再会した年下幼馴染と、酔った勢いでキスして
そのまま朝までセックスしてしまった緋色(ひいろ・受)。
翌朝我に返り、「無かったことにしよう!」と提案するも
「俺の一番大切な人だ」「諦めきれない」と茜(攻)の猛攻が始まってー

と続く、執着年下幼馴染×ほだされチョロ受け君のお話です(*´艸`)

1話目で早くも酔っ払って気持ちよーーくなり、
一夜を共にしてしまう受け・緋色(がとにかくチョロくてニヤけてしまう〜
本人も自覚している”子供っぽさ”が、ちょっと自分の一番萌えるタイプの受けとは違ったのですが、
微笑ましく思いながら読みました。

二人の子供時代の思い出、茜が緋色を意識するようになったきっかけのお話に、
なんだかとてもきゅーーんとときめく要素があって。

泣き虫でいじめられっ子だった茜を守ろうと、
緋色がいじめっ子に飛び蹴りをくらわせるシーン、
まさに”ヒーロー”そのものでした✨

茜が指摘したように、”緋色”という名前の響きも「ヒーロー」に似ていて、
その時からずっとずっと「かっこいい」緋色が茜の憧れになったのですね(*´˘`*)

茜が思わず発してしまった「結婚して!」という言葉、
「むりだよ?」と一笑に付されて(笑)
緋色の言う”しょーらいゆーぼー”な人(とにかくすごくて、すぐ泣かない人)になろうと
決心する素直な茜が可愛すぎます。
有言実行してるところがカッコ良すぎる。

成長し、二人の体格も性格もなんだか逆転したような気がしなくもないですが笑、
説得力ある一途な攻めの恋心に萌えが広がったエピソードでした☺︎

緋色が高校を卒業してから再会までの空白の一年間、
垢抜けてかっこ良くなろうとする茜の姿が、
電子限定描き下ろしに描かれているのですが(たっぷり6Pあります!)、
こちらもとても良かった…

で!

思わぬ形で茜と体を重ね、告白されても
「嫌じゃなかった…」と気付いた緋色。

それでも”恋人として好き”かどうかはよく分からない…と
正直に告げた上で出てきたのが、「俺を惚れさせてみろ!」という、
なんともびっくりな上から発言ꉂ(๑˃▽˂๑)

驚きつつも、大笑いして乗ってくれる茜、
いい奴、いい攻めだー…!

「絶対俺のこと好きにさせるから 覚悟してね?」
と、もうその手の中に落ちるしかない”フリ”は完璧。

そこからかなりグイグイくるのかと思いきや、
ふんわり甘やかで楽しいデートの中で、
自然なカッコ良さを見せてくるのがニクいところ。

迷子の子どもを優しくあやすところが素敵なんですが、
そんな茜に対し素直に「めちゃくちゃ格好良かった」と伝えられる緋色もまた、
愛おしいです。

別れ際の、しそうでしないキスは反則だ〜!//
「続きは恋人になってからね」の一言で、私、陥落です。笑

意識しちゃって…からの、いわゆる「好き避け」による
ちょっとのすれ違いはありつつも、
想いの全てを言葉にして伝えてくれる茜の誠実さに、
自分もきちんと応えよう!と向き合う緋色の姿勢が男前でした。
ここでやっっと、子ども時代以降の、”かっこいい緋色”が見られた気がする…!( ̄▽ ̄)

最終話での”仕切り直し”の心通いあったエッチが、
幸福感に溢れてました✨
(ただ修正は残念だった、、白抜き+紙本修正の名残だと思われる白短冊付き)

レビュー序盤に書いたように、嬉し泣きする茜の涙にホロリ。
やっぱりいいなあ…攻めの涙。

萌えどころどストライクの設定・展開に終始ときめいた、
素敵な”焦れ焦れ”幼馴染ラブコメでした。


★修正:白抜き/白抜き+白短冊(電子シーモア)

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