やましさの熱に抱かれて 下

yamashisa no netsu ni dakarete

やましさの熱に抱かれて 下
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神76
  • 萌×24
  • 萌3
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

144

レビュー数
11
得点
405
評価数
83
平均
4.9 / 5
神率
91.6%
著者
ウノハナ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス Qpaコレクション
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784801986053

あらすじ

過去に奥村の居場所を奪ってしまった元凶が
自分だと知り、罪悪感と後悔に苛まれる東湖だったが
同じタイミングで帰国したふたりはかりそめの関係から
一歩進み恋人として甘いひとときを過ごしていた。

これ以上好きになってはいけないという思いとは裏腹に、
ますます惹かれてしまう。

この先も過去の過ちを心に秘めておく覚悟を決めるが、
自らが身体を使って売り込み、結果奥村を陥れる
原因となった医師・西野と遭遇し繋がりをばらされ――。


天才外科医×ヤリ手MRの後悔と秘密、
忘れられない一夜から始まる、狡い大人の本気の恋

ウノハナが贈る甘くほろ苦いラブロマンス
上下巻で堂々登場!!

表題作やましさの熱に抱かれて 下

天才脳外科医、36歳
外資系製薬会社トップMR、30歳

その他の収録作品

  • 描き下ろし:お疲れドクターを癒したい
  • あとがき

レビュー投稿数11

思いの外いじらしくて可愛い受けだったな

Σ えええ こんなところでぇぇえええええええ

ってところで 下巻につづく になっちゃったんですよ
で この巻最初に読まされたのが 後ろめたさと疚しさ どっちなのか

禊をすませたところで拭いきれない過去か
素性を知ってなお気づかぬふりをし続けた今
知らなかったとはいえ小規模病院に追いやることになった信念

てか うしろめたさとやましさの違いってなんだったっけ?
えと 罪悪感があるのが うしろめ いや やまし
まって 人の目が気になるのが え? なんかちがう? えっと 自分自身が気にやむのが… 気にやむのはどっちやッッッ!((怒)) ←病むのが疚しさです

あの お話自体に目先をチョロチョロさせるものも派手な演出もないのがこう 深読みをさせる要因なんですかね
いつもなら そこまで考えて読んでなくない?ってところまでいかされるというか
ややっこしさや難しいさがないので 揺さぶられる感情の部分をじっくり追えるし味わえる

そうなのよ 目線は受け側なのにどぉしても攻め側の気持ちを読みにいきたい 出汁の決め手はあっちが握ってるっていう ほんとうまい

1番最初に引っ掛かったやましさにちみっとさせられてんんんんんんッッ
なんかすんごいゆったりと 恋しい を読んだし愛しいを読んだな

0

No Title

上下巻、まとめてよみました。

大好きな先生の作品ということもあり、期待しながらよみましたが、期待以上に、おもしろい作品だと思いました。

続きが気になるところで、下巻に続くようになっていたので、どうなることになるのか、ドキドキしながらよみすすめました。

天才脳外科医と外資系製薬会社トップMRさんとのお話です。それぞれ、30代なので、いろいろと過去もある大人の恋愛を綴っているのですが、しっかりと描いていて、うなずけるシーンもおおくありました。

ストーリー重視の作品だと思います。

0

地に足が付いている大人の恋

社会人としてしっかり経験を積んできちんと生活をしている30代の大人の男性が、恋にはまってジタバタするような、そういう恋の物語でした。
これまでいくつもの失敗をし、同じくらい成功もしてきたとの蓄積が、言動から感じられます。それだけに、本当はもっと余裕をかましていられるはずなのに、好きな人を前に何故かみっともないことを口にしてしまったり、それでも浮き立つくらい何か楽しかったりと、翻弄とまではいかないですが日常に風が吹き抜けて瞠目するような、二人の気持ちが伝わってきます。
一言で言うと大人の恋だけど、地に足が付いている二人なので、読んでいて安心感がありました。
その一方で、子供っぽさというか、抜き身の感情が見え隠れするのにもぐっと来ます。
たとえば、奥村先生が、もともと教授選なんてまったく興味がなかったのにいざ負けると死ぬほど悔しかったと言っていたのが印象的。
おそらく周囲からもてはやされて持ち上げられて、いや自分なんてと本気で思ってはいても、やっぱり人だから気持ちのどこかではもしかしたらと思ってしまう、自らのそういうところを恥ずかしいと思う気持ちはとてもよくわかります。挙げ句に結果が伴わなかったので。
私は上巻を読んだときに、二人とも「やましさ」つまり秘密を抱えていて、下巻でそれが露見するのかと思っていました。東湖は悩んだ末に全部を奥村先生に打ち明けましたが(潔いほど正直に)、奥村先生はたとえば東湖のお兄さんと繋がりがあって、早逝したのを機に脳外科の道に進路を決めたとか、お兄さんの面影を東湖に見出していたとか、妄想逞しく想像していたのですが、全然そういう展開ではなかったです。
そうでなくてよかったとも思っています。
実際には前述のとおりで、ストレートに恋愛のお話が描かれていました。奥村先生に足りないところを東湖が補ったり、素直じゃない東湖をまるごと受け止めたり、よいカップルだと思います。

2

神展開に次ぐ神展開…‼〝大人の恋〟から〝大人な2人の恋〟へ(ღ˘͈︶˘͈ღ)

上巻終わりの緊張状態からのスタート…
どうなるのかとハラハラしてる私の脳を溶かす序盤の神展開は必見‼

「大人である利点」が詰まってた…!!!
何だ…あのスマート且つキュートな忍さんの対応は…(゚Д゚;)‼‼‼
もぉ、、、全ての包容力色気攻め好きの読者さまに見て貰いたい…٩(๑´3`๑)۶ 
そして共にキャッキャウフフしまくりたい٩(*´ᗜ`)ㅅ(´ᗜ`*)وイエーイ♪*˚

上巻からの緊張が一瞬で緩和されて、おや…このまま進むのか(◔д◔)⁈と思ったのも束の間、、、
更なる展開を生みながら進む下巻の1話目(=7話)にスッカリ翻弄されてしまいます…(๑ºдº๑)
心の臓がお強くない方は動悸にはお気を付けて下さいませゃ…|qд・,,)

濃厚な幕開けから更に続く神展開の連続に何度天を仰いだか分からない…‼
どんな展開が待っているか⁉はホント、是非皆さまの目で確かめ、体を震わせ、心を乱され、そして…満たされて下さいネ .゚(→ε←*)゚ .゚

上巻の読み始めから「大人の作品」という点に魅了され、猛プッシュして参りましたが下巻でもまたその想いを強くしました
でも、上巻とは違い、より真の意味での「大人の良さ」を感じられたと感じてます

良き人との出会い、そしてその出会いに気付いて大事に出来るか⁈が真に〝良い大人〟への道だな~って東瑚の揺れ動く葛藤を見ていて感じたりしました

元から心底擦れていた訳では無い東瑚
だけど、仕事が優先事項過ぎて善悪の境界線が濁ってしまっていて、、、
そんな自分に嫌気が差すも流されない自信が持てず、ドイツへ避難
それでリセットされたハズなのに、、、
何の因果か元凶となる西野先生との再会

バレなければ、このままでも、、、
でも、、、
と苛まれていく東瑚

ココで西野先生への道に戻ってしまうかどうか、、、
ココが真の大人への道への分岐点だったな、と思うのです
そしてその分岐になったのが忍さんとの出会いであり、忍さんとの時間、生まれか感情、彼の存在そのもの、、、‼
本当に素晴らしいストーリー展開で恋の軸をブラさずに人の感情の機微を魅せて下さっていました

西野先生も含めて脇キャラの使い方もお上手でした…!
東瑚の後輩くんのビビりで頑張り屋な中村くん!
忍さんの良き友人の自然体な安和先生!
上手い具合に彼らの存在が忍さんとの東瑚のONとOFFを繋げてくれたな~と思います

東瑚のお兄ちゃんのお話しは忍さんとは直接関係なかったですが、東瑚のパーソナリティを深く理解するのに深度が深まるエピソードになっていたと思いますし、ちょっとやっぱりグッと来てしまいました(*p´д`q)グス…

終盤でまさかの出会いを再現する流れ!!
これぞ大人だから出来ちゃうロマンティック展開♡*:.。.(o→ܫ←o).。:*♡
しかも!上巻で私がグッと来た「手を繋ぐのではなく腰を引き寄せた」好きだったシーンが、、、‼‼‼
まさかの「手繋ぎ」に変化してるんです♡

これこそ「仮初めの大人の恋人関係」から、忍さんと東瑚の「2人の恋」への変化を象徴したシーンだったな~~~~~(ღˇ◡ˇ*)と個人的に注目していたシーンの変化に大興奮してしまいましたヾ(●’∀’●)ノ

いやぁ…ホントに神展開続きだったです!
素晴らしい上下巻でした♡
先生作品で間違いなくトップランクで好きな作品に出会ったと思います‼

忍さんと連れ立っての天地家ご挨拶とか、、、
めちゃくちゃ見たいのですが、、、|q•д•,,)チラッ♡ワガママでしょうかね???!!!
描き下ろし直前の扉絵でのとびきりカワイイエピもじっくり見たいよぉぉぉお!(と、思ってるのは絶対に私だけじゃないと思うのですよ???|⌔•..)デスヨネ?!)

と、言う事で♪また2人に出会えたら最高を更新する神展開だな~と密かに強く願っています☆彡

修正|上巻に続きトーン+シャーシャーマヨビーム修正でした~(Renta!)

1

更に切なさ多めの下巻。大人の恋の過程が丁寧で、一緒に号泣。

下巻も最高…!
上巻の熱量そのまま最後まで駆け抜けました。超大満足です。

下巻早々に過去をバラす男がやってきて、一気に拗れるかと思いきや、
さすが超優秀なエリートドクター、冷静でした。
頭を整理するから一分くれという辺り、とてもロジカルで理知的なキャラクターの性格がよく出ていたと思います。

その時すべてを告げることはできなかったけど(そりゃ出来ないよね…)
やはり隠しておくことができなかった受け。
運を天に任せようとする気持ち、よく分かりました。もう過去とやましさと恋心の板挟みになっている辛さが半端ない。
そして、天の采配は…。

すべてを打ち明け拒絶されてからの受けが、これまた切なくて切なくて…
マフラー抱えて涙ボタボタ流すシーン、一緒になって胸が締め付けられました。

久しぶりに再会したときの無愛想でクールな攻めの、あの表情もまた堪りませんなぁ。ツライの受けだけじゃない。
既に心を通わせてお互いに恋に夢中になっていたのだから。

パーティー会場でのアレコレのあと、攻めが見せた優しい表情が最高でした。そしてシャンパンぶっかけられて拉致られ、「MRが奥村先生怒らせた」って噂になるまで最高。笑

恋の予感からトキメキ、一緒にいる幸福感、
そしてちょっぴり言えないことがありつつ付き合うやましさや、
拒絶されて傷つくこと、
相手と自分に向き合っていこうとすること、
2人でいる選択をすること…

2人の恋愛のひとつひとつの過程や心理描写がとても丁寧で、どこかで自分も経験したような気持ちを思い起こさせて共感の多い物語だった気がします。
失恋の痛みとかね。。

乗り越えたその後の2人がどんな風に過ごしているのか…までしっかり見せてもらえたので、本当に大満足。何度でも一目惚れしちゃうなんて惚気られて、こちらまでご馳走様ですという感じです。(確かにドイツの街並みが似合いすぎて格好良すぎる)

仕事の出来る大人の男たちの本気の恋愛、最高によかった!ありがとうございました!

2

加筆

シャンパンぶっかけられてからの2人だけのシーンが結構変えてあって、東湖の拒絶されてからの不安な気持ちや未練タラタラでも不実を働いたこてとが許せないって泣く東湖にめちゃくちゃ萌えました(泣き顔が可愛い♥️)
そして1人が気楽だったはずが東湖を失ったら1人になるのが怖くなったと言う忍さん...
連載では
「お前が手に入ればそれだけでいいと思ってた、甘いな俺」ってカッコ良くキメてたんですが、どちらも好きだけど加筆のほうがより人間味があって好きでした!
仕事が出来る大人の男が恋に足掻く姿が最高でほんっと大好きな作品です!

4

働き盛りの大人は強し

奥村先生、シゴデキだから同僚やかつての教授選の対立関係にあたる先生からも信頼度抜群でカッコ良すぎます。

東湖もMRになった理由が、薬の導入が間に合わず亡くなってしまったお兄さんみたいな人を1人でも出さないために志したというところが感動です。そのため間違えた進み方をしたかもしれないけど、ちゃんと愛する人の懐に収まって良かったです。

やっぱりウノハナ先生の描く受けちゃんは心がタフでマッチョです。やり方はどうあれ自分の力で進んでいくのはすごいなぁ…と。

あと、部下指導完璧!

1

タイトルが秀逸過ぎる。

めちゃくちゃ良かった…………。
ページ捲る手を止められず、上下巻一気読み。いや、これ上巻だけ読んで下巻はまた今度♡に出来る人いないわ。

凄かったーーーーー。
上下巻あるとやっぱり読み応えが違いますね。
大人の恋……「大人のズルい駆け引きとモダモダ純愛を目指した」とウノハナ先生は書かれていたけど、私としては「ズルくなりきれなかった大人の苦悩と救済と純愛」といった感想でした。
東湖は本当の恋をしたからこそ余計に自分の過去を許せなかったし、黙っている事も誤魔化す事もできず…でも奥村のことを諦められずに苦しんだ訳ですよ。ズルくないよ。誠実だよ。それが恋だよ。

そんな東湖の後悔も後ろめたさもやましさも全部取っ払って丸ごと救った奥村の愛と漢気に、惜しみ無い拍手を贈りたい。

最高の形のハッピーエンドを見届けられて、めちゃくちゃ幸せな読後感に浸っています。
この先もずっと、2人で幸せなクリスマスを過ごせますように。。。

まさにドイツでクリスマスマーケットが始まったここの時期に、この作品を読めてすごく幸せでした。
ウノハナ先生、最高の作品をありがとうございました!!

1

今年ベスト級でした。大人同士の恋いいなあ

発売楽しみにしていました。

ドイツで出会って一晩だけのつもりが帰国しても会うことになり…でも東湖にはどうしても言えないことがあるなんて好きしかないじゃないですか!!!

過去のことは確かに言えないよね。しかも教授選に関わってたなんて。このやましい気持ちがありながらも好きだから会い続ける、その気持ちの狭間で揺れる様子が切なかったです。

忍さんがもう大好きなキャラクターで読んでる間中しびれてました。かっこよすぎる…。東湖に本気になりながらも彼が隠していることに気づき、真実を知った時に放つ言葉はしんどかったけど…でも忍さんだって本気だからこそ辛いわけで。

特に好きなシーンが東湖がマフラー抱えて号泣するところ。泣けた泣けた。自業自得だと思ったって愛した人を自分のせいで失ってしまうしんどさがよく感じられたシーン。

そして忍さんが東湖が説明しているところに入っていくところ…結局彼も愛してるからあの表情だもんね。

そこからラストまではもう…もう…たまらなかったなぁ。パーティでの発言も、そのあとのふたりの気持ちを話すところも最高でした。

東湖が抱えてきた過去も気持ちも忍さんがすべて引き受けてくれるって思ったらまた泣けちゃった。
2人が幸せな姿でまたあの地に立つのも良かったです。

今年ベストに入る作品。素晴らしかったです

3

ガン泣き

西野と再会してしまい、忍さんに伝えるも最後の部分は伝えられない東湖のずるさは忍さんへの想い故…

そして、東湖がMRを目指した理由、少しでも新薬を早く認証させたいが為に教授選に関わった東湖の過去が切なすぎて号泣です。

教授選の事実を知った忍さんの怒り、東湖へ向けた冷たい目、言葉が東湖だけでなく忍さんも傷つけているようでまた泣ける。
忍さんの言葉に傷ついたのに、泣くことも出来ず不眠症になり仕事に忙殺される東湖の涙腺崩壊の瞬間はもう!一緒に涙腺崩壊でした!

顔も見たくないと突き放したのに、東湖が気になり中村くんに声かけちゃう忍さんは可愛かったし、説明会に突然現れ東湖を見つめる目が!!!!
もう!東湖をと求めて止まないの最高すぎるし、なんて表情するんだって感動する…

自分の中で折り合いを付けた忍さんの行動力がまた素晴らしくて(笑)
東湖にシャンパンぶっかけてパーティ会場から外に連れ出すの楽しすぎました!
2人がお互いにどれだけ好きか言い合い、我に返えって恥ずかしがるのもほっぺた痛くなるくらいニヤついてよんでました(笑)

最後にまた出会いの場所へ誘ってくる忍さん最高すぎる!!!しかも!ぶっきらぼうなプロポーズに悶え死にます。
東湖を前にすると表情が豊と言うか、言動も子供っぽくなったりする忍さん本当に可愛いです!

エロスもたっぷり!ウノハナ先生の描かれる大人な男のベッドシーンって本当に最高。
とにかく最初から最後まで色んな意味でドキドキさせられっぱなしで読み切れます!!!!

2

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