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shinohara sensei ha zettaini ochinai

2巻も岡本の熱烈アプローチで賑やかに始まりました^ ^
完結編ということなので、……はい。篠原が岡本の手にオチたかオチなかったのかの答えが全て決まります。
教師と生徒のBLなら、多少禁断のエロスが香りそうなものですが、この作品はいつも第三者の声がどこかしら聞こえてきて非常に賑やか。岡本の周りを取り囲むキャピキャピ女子たち、岡本をライバル視するヤンキー、篠原の恩師に、岡本のオジイなどなど、みな個性的なキャラが光っていて、直接的に恋愛には関わってこないけど、2人の恋愛の進みに彩りを添えてくれる面々です。
外野メンバーの雑音を聞きながら、少しずつ距離が縮まっていく2人の恋愛を見守るのはとても楽しかったです^ ^
ただなぁ……
教師としての立場上、一人の生徒だけを特別扱い出来ない葛藤から距離をとってしまったのは仕方ないことだけど、何もあんな風にいきなり冷たくしなくても良いじゃんね、と篠原のあからさまなや拒否姿勢にはうーん…でした。
そうしてる時点で思いっきり岡本を意識してることのサインなんですけどね。突き離すような態度も本意ではないと分かっていただけに、最後は自分の気持ちに素直になってくれて良かったです。
2人の関係が皆に知られているわけでもないけど、最後まで明るい学園のワチャワチャとした雰囲気は2人の恋愛を応援されているような感じがしてホッコリとしました。
岡本だけが一方的に熱を上げてるわけじゃなく、ちゃんと篠原も岡本のことを想っていることが分かる相思相愛の関係もますます良き読後感に繋がりました(*´∀`*)