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Hooked on Quasar

下巻レビューなので上巻の内容は少々コアのネタバレもしながら書きたいと思います
上巻ではアーティストの〝Batsu〟の存在がキーとなります
受けである成希はBatsuの曲が大好きで、そのトラックを生み出すBatsu本人の感性にも心酔しています
Batsuの曲に乗せて身を任せダンスする時間に歓びを感じています
その姿に魅せられ、実は彼を夢中にさせている〝Batsu〟本人である攻めの綴
出会いの仕方から言い出すきっかけを失ってしまい、Batsu本人である事を言えないままドンドン成希に惹かれていき、ついには告白をします
そんな綴の想いに戸惑いながらも真摯に向き合い受け入れていく成希
このまま上手く行くのかな…?と思い出した所で2つの障害
1つは綴が成希を好きになればなる程、自分自身であるBatsuに対して嫉妬してしまう…という厄介な感情を抱える事(←自業自得ではあるw)
もう1つは成希が綴の正体に疑問を持つ事…!(←コッチは大事‼)
という所から始まる下巻!!
当然〝Batsu〟の正体に関して明かされる所から始まります
ここに関しては完全に成希の出方次第ではあるので、、、
彼がどう答えを出すのか⁈に注目していました|qд・,,)ドキドキ…ジッ…ドキドキ
そこで成希が綴に向き合ったマインドがとても素敵だったので、今回はそこからレビュタイを考えました♡
Batsuの存在と綴の存在、、、綴自身もBatsuに嫉妬してしまう位成希の中でBatsuの存在は大きい
でも、勿論綴自身の事も成希は好意を感じてる
だけど、その存在の意味の違いを上手く伝えるって難しい。。。
そこで成希が精いっぱい想いを巡らした結果のモノローグ
【椎葉(=綴の事)は『必要』で 好きなもの(ルビ=Batsu)とは違う性質を持つ】
この言葉がとっても素敵だな~って刺さったのです(ღ˘͈︶˘͈ღ)
「日本語」って私を含めて結構便利過ぎるので「好き」という言葉と感覚に助けられたり惑わされたりしがち…(な事ありません…⁈)
でも意外と英語圏だとココの使い分けがシビアだったりするんですけど、そこの感覚に今回の成希のマインドは近いな~って思いまして、、、
お付き合いする前ってほぼ「I Love You」は言わなくて「I Like You」がメイン♪
で、付き合って行く内に愛の言葉は多様するんですよね
その中にI Need YouがあってI Want YouがあってI Love Youが重なって行く感じ
ここを『必要』と『好き』で分けた成希の表現感覚がすごく共感出来たんですよね~✧やっぱり、私するがしぎ先生のこういう感覚を表現する言葉選びがかなり好きだな~って実感!!
そんな訳で結構序盤で上巻からの問題は成希の中では早めに受け入れていきます
逆に下巻ではそんな成希に対して煮え切れない綴に焦点があった流れになります
自分が表面的な付き合いを繰り返して来たからなのか、イマイチ目の前の成希をどう大事にしていいのか上手く出来ない綴
成希の前では〝カッコ良く居たい!〟という想いが自分自身でもあるBatsuに対抗しちゃってるんですよね~
この辺の綴の感じはヘタレ”気味”な攻めがお好みじゃないと合わないと思ったりします(´・ω・`)
綴はアーティストなので繊細なんでしょうね(*´ェ`*)
この繊細さが”考えしい”に見えるかも???
でも!!こんな攻めだからこそ受けが頑張ってる!という構図が私的には楽しめて良かったですヾ(●’∀’●)ノ
1匹狼でどちらかと言ったらコミュニケーションは苦手なハズな成希が、コミュ強に見えた綴のヘタレ具合にしっかり向き合って素直にさせていく…!!
そこそこ回り道しますけど、モラトリアム期にある内だからこそじっくりゆっくり育てていく流れもまた善きです٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
あと、音楽で心が動く感覚にあんまり馴染みが無いともしかしたら合わないかも知れない。。。
だけど、、、逆に物作りとかでの葛藤を感じた人や、単純にグルーヴを感じる作品が好きな人には凄く刺さるフィーリングがあると思う!!
歌詞付き曲は出来たら歌詞も聴いてみたかった…!!
私的には凄くFeelingの合う感覚が心地良かった作品なのですが、感覚を刺激される作品だからこそバッチリハマる人ばかりではない作品かも知れません
が!私は大好きでしたヤッ*。٩(´ᗜ`*)و*。ッター!
今後も絶対に先生の作品は要チェックして参りたいと思います✧
濡れ場と修正|白抜き、背景同化系「無」、ドデカ発行体(←これ、超酷かった…)、ガタガタ修正(←紙だと短冊修正⁇)残念でした。。。とても…(¯―¯٥)
anl中描写は結構しっかりめに分りました♪
濡れ場回数は標準ですが、濡れ場描写がやっぱり好み♡って思う作家さま♪
性的な事に疎かった受けが実は結構エロかった…⁉という成長(性長w)具合とか、結構可愛くてえっちでした(ΦωΦ)フフフ…
素敵な修正で見れたらもっと嬉しかったな~~~~~|⌔•..)チラッ///
するがしぎ先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作は上巻併せて作家買いさせて頂きました。
個人的、各項目5段階で
クーデレ 4
ギャップ 3
エロ 3
な感じだと思います。
上巻に引き続き、椎葉くん×成希くんのカプです。
椎葉くんが推していた「Batsu」本人だと気付いた成希くん。混乱しながらも椎葉くんへの想いを自覚し、伝える。晴れて恋人同士となった椎葉くんと成希くんだが、椎葉くんは成希くんを大事にしようとゆっくり関係を進めようとするが…。
ついに恋人同士となった椎葉くんと成希くん。勿論絡み描写がありますが、成希くんのことを大事にしない椎葉くんは、最初はキスだけ、次は手だけ、のように段階を踏もうとします。しかし、絡み中に見せる成希くんのエロ可愛い姿に、理性が崩れそうになります。
それもその筈、上巻序盤での塩対応だった成希くんが、少しずつクーデレになって、ちょっと天然発言や見つめられた時に勘違いでキス待ち顔をしたり、絡みでのトロけた涙目や積極的になっていく感じがとにかく可愛い!そして塩対応だった時からのギャップが凄まじいですね。ほんとエロ可愛いんですよ。椎葉くんが我慢出来なくなりそうなのも頷けます。
上巻では椎葉くんと成希くんの距離感や関係性がゆっくり変化していく描写に萌えましたが、下巻では成希くんのクーデレ具合やギャップの凄まじさ、お互いの想いを伝え合ったからこその凄艶な絡みや充実感溢れる2人のやり取りが堪らないので、是非とも読んでほしいです。
Batsuの正体を犬見に明かし、同時にきちんと告白とした椎葉。
縋り付くような全力の告白は、まるっきり上巻のそつなく大学生活をこなしていた椎葉の面影はなく、
むしろ全力で犬見にぶつかるその姿勢に、
攻め厨なまりあげはのなかでは、好感度上がりまくりでした。
で、
無事に恋人となるわけですが、、
とにかく肌色シーン多めです。
そして、紙コミックスでの修正も甘く、細短冊(少し多め)でした(◜ᴗ◝ )
と、先に修正の話をしてしまいましたが、、
犬見も椎葉の周囲と接する機会が増えます。
そこで犬見から、椎葉はふたりの関係を周囲に話しているのか問題が浮上するのですが、
その返答たるや、
ガチ紳士すぎて、本当に最初見た目でチャラそうとか思っててゴメン、、、
と、土下座したくなるほど真面目尽くし系攻めでした。
また、人はそう簡単には変われないけれど、椎葉にとって犬見と出逢えたことで、変われたこと。
それから、本当は人付き合いが得意ではないけれど、それも含めてBatsuの活動はできていることなど、
若いのに人間の真理にも触れており、
上巻のレビューでも書きましたが人間の内面に迫り、丁寧に心理描写が描かれた作品だったように感じました。
ひとつの物事をきっかけに繋がりができ、そこからお互いが恋とその物事から大きく成長していく、
アオハルピュアLoveが読みたい方にオススメな一冊です!
とくに下巻は、えち色が濃かったように思います///♡!!(大事なことなので、繰り返し伝える)