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tooboe ni koi
待望の遠吠えに恋の2巻目、楽しみにしてました。
個人的、各項目5段階で
家族愛 5
わちゃわちゃ 2
いじらしい 2
エロ 1
な感じだと思います。
前作に引き続き、タツフジくん×たま菊くんのカプです。
めおとになった狼のタツフジくんと人間のたま菊くん。狼の仲間達とも、里の人達とも交流しながら、仲睦まじく日々を過ごしていた。そんなある日、山火事で燃えた小屋にヒトならざる者が棲んでいた、という噂を聞き…。
今作から初登場のヤマネコのいちごくん。山火事で住処を失い、それだけでなく、祖父とも離れ離れになってしまったいちごくん。泣いたり怯えてる姿が描かれているので、いじらしくて不憫ですね。
でも、たま菊くんの優しさやタツフジくんの気遣い、スズくんやベニくんとも過ごし、少しずつ心を開いていくし、ヤマネコらしい仕草や皆んなとのやり取りが微笑ましくて可愛いです。
そういえば、本編にはちょっと関係ないですが、いちごくんは男の子だったのか?ずっと女の子だと思って読んでいたのですが、村人がいちごくんをぼうずと言ったりスズくんが、「いちごはぼくのおとうとになった」と言っていたので、男の子だったということですね?
前作も合わせて絡み描写が殆どないのが、個人的には少し物足りなかったですね。今作では物語り序盤に絡み描写があったので、続編でめおとになって2人だから、前作よりは絡み描写があるのかな?とちょっと期待したのですが、いちごくんと一緒に過ごすのもあり、暫くお預けだね、となっていたので、結局絡み描写は序盤の一回だけでした。淡い期待をしてしまったので、だったらいっそのこと、絡み描写無しでも良かったのかな?と思いました。
今作は、タツフジくんとたま菊くん、そしてヤマネコのいちごくんのやり取りがメインですが、タツフジくんとたま菊くんの仲が拗れたりすることはないです。いじらしくて不憫な描写はありますが、微笑ましくて心が温かくなる、純愛や家族愛などがしみじみと味わえるので、是非とも読んでほしいです。
1巻の時から大好きな作品でしたが、2巻で更に好きになりました。
私は1巻が好きであれば好きである程、2巻への評価が厳しくなる難儀な奴である…という自覚はあるのですが。
2巻。め……ちゃくちゃ良かったです。1巻が好きだった方は、絶対に読んで欲しい。
最初から最後までほぼ泣きっぱなしで読了しました。…泣き過ぎて目の奥痛い_| ̄|○
たまとタツのみならず、スズもベニもキイバナもイチゴもジジも、それぞれがそれぞれを思いやる気持ちと愛情が本当に尊く、皆んなの気持ちに共感しながら読み進めていました。
懸命に生きるイチゴのなんと可愛いことか…。
厳格に見えたキイバナのなんと愛情深いことか…。
賢いスズと天真爛漫なベニの人柄にたまもイチゴもどれだけ救われたことか。
もぅ皆んな好き。皆んなで、ずっとずっと、幸せに暮らして欲しい。
ジジが亡くなったことだけが悲しい。生きていて欲しかった。
叶わぬ事と理解しつつ。ジジが生きていたら、今のキイバナとどんな関係になっていたかな…。
…なんて勝手に想像してしまうのでした。
1巻では
主人公2人が結ばれるまで、なのでやれ設定やら背景やら説明ありきで辻褄合わせを考えてしまいましたが、2巻は結ばれているところからスタート、なのでお話に集中できました。
ヤマネコの間の子が迷い込んできたことを発端に3人が家族になるまで…だけではなく人里に理解されるところまでが描かれており、よかったです。
完結となっているのですごく残念。
もっと読みたいなぁと思いました。
将来スズとベニが人里で働こうとしているし、
家族になった3人だっていろんな話が展開デキるだろうし、なにより後継問題が解決できていない。
続きを読みたい…!!2巻完結もったいない…!!
絵柄に関しては動きといい、ケモといい、時代風人間にいたるまでほんとにうまい…。
1巻ちょっとな、と思っていたのでなかなか手が伸びなかったですが読んでよかったです。