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saiai no venom
子どもの頃、親同士の再婚で義理の兄弟になった煌太郎(こーちゃん)と雛之助(ヒナ)。
幼い頃から一緒にいると居心地が良く、お互いがお互いに大好きだと感じ合っていて、思春期になってからは「大好き」に性欲も絡んできて・・・。
関係が母親にバレてしまい、ヒナは義母から「化け物」「イカれてる」「気持ち悪い」と断罪され、一家は離散。
ヒナにとってはこの出来事がトラウマとなってしまう。
時は流れ、大学生になったヒナ。
ある日自宅アパートのドアの前で、一人の青年と出会う。
それは数年前に生き別れたこーちゃんだった・・・。
再会から再び始まるこーちゃんとヒナの関係は、こーちゃんが一方的に押し切る形で始まりました。
ヒナはトラウマもあり、頭の中では(あってはいけない関係。間違っている関係)と思っている。
ヒナは自分がこーちゃんに間違った感情を教え、こーちゃんの人生を狂わせたと思っているから、自分を許せないんですよね。
それでも、ヒナも心の奥底ではこーちゃんを忘れられなかったから、こーちゃんの言葉に素直になり、共に地獄へ堕ちる決意をする。
ヒナの自己肯定感の低さ、こーちゃんの献身さ、幼少期にお互いがお互いの支えになってしまったことなどなど・・・共依存の要素がばっちり揃っていて、こーちゃんの粘着度も気持ち悪さギリギリで、後ろ暗さ満点の作品でした。
再び恋人同士になった二人だけど、恐らくこの先共依存関係から抜け出せる日は来ないだろうな・・・。
何となく、幸せな未来は待っていそうにない感じ。
義母にバレた時は本当の地獄になりそうだから、一生明かさずに生きていくのかもしれない。
こーちゃんは多分、偶然ヒナと同じ大学に入学したり、アパートの隣人になったわけではなく、すべて計算済みだなと思います。
そのくらい、こーちゃんのヒナに対する執着愛は重かった。
作品中、体感で8割くらいはエチシーンで、表現も汁多め・飲精多め・潮吹きあり。生々しい描写が続きます。
キレイ目なエチシーンが好きな人は面食らうかも?
暴力や痛さのない執着系が好きな人におススメです。
義兄弟物ではありますが、ガチ兄弟BLの禁断感が大好物!という方も楽しめるような退廃的なテイストの作品でした。
以下ネタバレあります。
小・中学生の間義兄弟だった二人はお互いに惹かれて、体の関係を持ちますが、その場面を母親に見られ、両親が離婚。そのまま他人に。
そんな相手が大学で一人暮らしをするアパートの隣人で…というところから始まります。ちなみに大学も一緒。
義兄弟って結局は他人だし、そこまで悪いことかなー?と個人的には思い、義兄弟BLには普段あまり萌えないのですが、
この作品の受は、関係がバレたときに両親にひどく詰られているため、この関係は異常だ、「普通」にならなきゃとあがいています。また、好き好きと組み敷いてくる攻にもその言葉をぶつけたりして。
ということで、ガチ兄弟物のような、葛藤、背徳感が好きな方も楽しめる内容になってました!
あと、攻は定番ヤンデレ気質で、受に迫る際しっかり体から陥落させようとするのもあり、これぞ麗人、いや、他の麗人作品と比べてもエロがすごかった。(ストーリーが薄いわけではない)
愛もエロも濃ゆかった…!
本作、義兄弟愛の共依存愛がテーマとなっております。
大学生の雛之介は進学と同時に上京し一人暮らしを開始します。
けれど、引っ越し先のマンションでかつて相思相愛だった煌太郎と再会。
過去のある出来事がきっかけで離ればなれになってしまった二人でしたが、
まるで昔のことなど忘れてしまったかのように久々の再会を喜ぶ煌太郎。
はじめは過去のトラウマから煌太郎を警戒する雛之介でしたが、
一緒にすごすうちに過去のことは忘れてもう一度普通の友人として
煌太郎と絆を紡いでゆきます。
けれど、ある日、煌太郎の自宅に招かれた雛之介は突然キスをされ…。
この煌太郎の態度が豹変してしまうシーン、ぞくぞくしちゃいました。
過去の傷に蓋をして煌太郎ともう一度“普通”の関係を築こうとしていた
雛之介側の気持ちなんてガン無視で、己の性欲とド執着愛をぶつけまくる
煌太郎の執着愛が凄まじすぎました…!
震えながら抵抗する雛之介の言葉などまるで聞こえていないかのように
笑顔でズレた発言を繰り返したり、待ち伏せたり…
監禁すらも辞さない煌太郎のヤンデレムーブが怖すぎて震えます(誉め言葉)
そんな煌太郎を恐れて避け続けていた雛之介でしたが、
結局は煌太郎から与えられる快楽に抗いきることもできず、
見事に堕ちちゃいました。
ただ、雛之介も義母に突き付けられた言葉に傷つき、
なんとか“普通”であろうと振舞ってはいたものの、
心の底では煌太郎と同じように彼だけを求めていたんだろうなぁ…。
煌太郎に縛られたり、結構強引に身体を貪られながらも
最終的にはグズグズになってしまう雛之介のトロ顔を見ていたら、
こっちが本当の望みだったんだろうなぁと。
ちょっとたまらないくらいゾクゾクする、
「元」義兄弟による共依存的ラブ...!
表紙のお顔は、義弟攻めのもの。
伸ばされた手とその微笑みだけでもゾクっと痺れます。
タイトルの”ヴェノム”といえば...マー◯ルのあのダークヒーローが
思い浮かぶのですが、調べてみたところ「ヴェノム(venom)」とは
「毒性を持つ動物が分泌する毒液」とのこと。
互いの体から染み出した毒液に侵され、
共に地獄行きを決意する義兄弟ー
ダークな雰囲気も確かにあるけれど、
お話の中で描かれ語られる攻め受け双方の切ない思い、
恋情はどこまでも真っ直ぐでピュア...
そこにどこか共感を覚え、気付けば貪るようにページをめくっていました。
好みは分かれるかと思いますが、自分の癖にはズドン!と刺さったー...
再会前、彼ら二人が引き裂かれた過去の思い出が
かなり痛々しく胸が痛むものだったのも、
物語への没入感を高めてくれる要素でした。
互いにキスしまさぐり合っているところを
母親(受けの雛之助にとっては義母)に見つかり、
「変態」「異常者」と罵られ...( ; ; )
この描写、読んでいてなかなかにキツいところが;
そうして家庭を壊してしまったことを悔いながら
大好きな「こーちゃん」には二度と会わない決意をして生きてきて数年、
これから華々しい大学新生活が!
というところに現れた、”お隣さん”=義弟。
攻め本人の口からは結局何も語られませんが、
それ、絶っっっ対偶然じゃないでしょ!というありえない偶然に
背筋ゾクゾク。
警戒する雛之助の様子を見ながら、
徐々に徐々に距離を詰めてゆき
油断しきったところに一気に!!
切り込み詰めてゆく煌太郎の狡猾さよ...(最大限に褒めてます)
そして手首を拘束され、いやいやと言いながら
そんな言葉とは裏腹に体に表情に気持ちが表れてしまう雛之助が
愛おしくてたまりません。
一度体を重ねた後、タガが外れたように
自分から激しく煌太郎を求め、積極的に仕掛けていく雛之助ー...!
乱れに乱れるその姿、物語前半では思いもしなかったそのギャップに
思わず「ふわっ...!」と変な声が出ました、、
絶対に後ろに気をつけながら読まなきゃいけないレベルで、
えち度はかなり高め。
奥までガツガツ突いちゃう攻め、
快楽に任せて自分から求め、攻めの上に跨って腰を振る受け。
えち中、攻めの突き抜けた執着が見えた
ピカイチのセリフが↓(少しだけ省略・隠してます)
互いの◯液を混ぜ合わせながら…の
「これがもし…だったら きっと受◯しちゃってたね」
や、病んでるーーー...!
そんな義弟攻め・煌太郎がかなり
突き抜けてイっちゃってる人物なのかと思いきや。
その一途さが垣間見える描写、可愛らしい幼少期の姿が
合間合間に挟まれるお話の進め方がうまいなあ!と...
特に描き下ろしの「閑話」での「離れてる時の攻めの姿」が
ハート直撃でした。
やってることは冷静になって見ればエグいのだけど、
そこにどうしようもない愛おしさを感じてしまうーーー!
読み進めるうち、いつの間にか読者である自分も絆され
陶酔感に包まれていました。。
ダークで、切なくて、でもどうしようもなく愛おしい
禁断の愛。
本編はコミカルなシーンで終わりますが、
手を取り共に堕ちてゆく義兄弟の”その先”が
知りたくてたまらない、ヘキに刺さるお話でした。満...腹...!
★修正:tn白抜き(電子シーモア)
竹書房さんなのでRenta!や紙本では修正甘めなのかも?(未確認です)
エロス度★★★★★★★★★★
おやおやおやおや。関係がバレて引き裂かれた義兄弟の再会LOVE、かわいいですね。
元義兄弟同士の恋を描いた作品で、義弟のド執着と〝普通〟になろうと気持ちに蓋をした義兄のひとつに溶けて地獄まで滴る愛欲の蜜が素晴らしい。
煌太郎からの無理矢理な行為に翻弄され、彼の想いも自分の想いも否定し続ける雛之助・・・・・・でも煌太郎の甘言とただ純粋にお互いを欲していた頃と変わらない笑顔にほだされていき、猛毒の愛が全身にまわるように雛之助も自身の想いを素直に受け入れていくのがたまりませんでした。
倫理観をぶっ壊してからのふたりの愛を育む濡れ場は垂涎で、特に素直になった雛之助のド淫乱っぷり・煌太郎を煽りまくる可愛さに悶えまくりで、個人的には雛之助が出した噴水を飲んだり足の裏さえも美味しそうに舐める煌太郎の変態チックな愛がツボりました。
他にも雛之助の濁音喘ぎや気持ち良すぎて思考がトんでしまっている状態も最高です。