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『百年続くこの暮らしが、変わらず千年続けばいいのに――』
kangen decadence
作者さん買いですが、緋汰しっぷ 先生が描く、人外同士の初ファンタジー作品です!!と聞いたら連載追う以外の選択肢はなく、連載開始から毎話楽しみに読ませて頂きました♡
…が!!ここまで予想外な話とは!!!
吸血鬼攻(ロズ様)×淫魔受(ユイネ)なんて聞いたら、それはもう初っ端から吸血!フェロモン!体液!ぶしゃー!みたいなの想像するじゃないですか笑
でもこの2人、最後まで身体は繋げません!!(しっぷ先生作品では超一大事!!)
1話からそれはもう、え?これやってる?な、これぞしっぷ先生という吸血シーンはあるのですが(でも手首から吸ってるだけ)
でもだからこそ、ロズ様とユイネがお互いどれだけ相手を大切に思ってきたのか、痛いほど伝わってくるんです…
ロズ様が大事に育ててきたユイネ、本当に何も知らないんですよ!手出せない⇆出したいで100年葛藤してきただろうロズ様の強靭な理性は作中でも所々で見られるし、キーポイントにもなってます!!
特に職業小説家のロズ様がユイネを想い、ことば一つ一つ選びつむぎ出す告白シーンは号泣必須です…!!
個人的には結ばれた後のメロつきすぎるロズ様がどツボです(笑)
そして描き下ろしは作中がピュアなお付き合い(?)だった分、しっぷ先生にしか描けないだろう攻めフェが見られるのですが、初見ではなんだこれは!と思わずバッ…!とページを一旦閉じてしまう程、前代未聞レベルのえっちさでした(汗)
新たなしっぷ先生Worldがこれでもか!と堪能できる甘ディカ、また大好きな作品が増えました♡
吸血鬼と淫魔の100年越しの愛を描いた物語でした。
小さな淫魔のユイネはある日、人間に追われていたところを
通りかかった吸血鬼のロズワルドに助けられます。
それからー
「お前僕のものになる気はあるかい?」とロズワルドの言葉を受け容れ、
一緒に暮らし始めて100年が経とうとしていました。
小さかったユイネは小柄ながらそれなりに成長し、
小説家のロズワルドの身の回りのお世話をし、
ロズワルドの体調がすぐれないときには血を与えるようになっていました。
吸血鬼と淫魔、山奥で二人きりの静かな生活。
そんな穏やかな日々の中で、
いつしかユイネの中のロズワルドへの想いは性愛に変わっていました。
一方のロズワルドは成長したユイネに複雑な想いを抱いていて…。
誰よりもユイネに執着しているくせに、
優しく甘やかすようなロズワルドの静かな溺愛がたまりません。
誰がどう見たって両想いなのに、ユイネへの庇護欲が強すぎるあまり
自分の気持ちを抑えてしまうロズワルドとそんな彼の煮え切らない態度に
誤解してすれ違ってしまうユイネが切ないです。
基本は淫魔とは思えない程のピュアっぷりなのに、
いざ蕩けてしまうと淫魔の本能が滲みでてしまう
ユイネのギャップにドキドキしてしまいました///