推しつ推されつ恋になる

oshitsu osaretsu koi ni naru

推しつ推されつ恋になる
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神28
  • 萌×214
  • 萌4
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

245

レビュー数
8
得点
208
評価数
46
平均
4.5 / 5
神率
60.9%
著者
夜さわの 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
祥伝社
レーベル
on BLUE COMICS
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784396786106

あらすじ

推しのお仕事、「僕 原作!?」「オレ 主演!?」

人生最大のスランプで限界寸前だった
少女漫画家・初音りんこと柴山稔はヒーロー番組の若手主演俳優・深町悠人と出逢い、熱烈な推し活をへて大回復!

悠人をモデルにして描いた少女漫画「メガネ越しの恋」が大ヒットし実写化が決まるが、ヒーロー役に推しの「深町悠人が抜擢された」と聞かされ…!?

一方、その若手俳優・悠人も稔の漫画の大ファンであった!
撮影現場で初音りんが男だと知った悠人は、稔にゲイだと明かし猛アタックをかけるが、オタク特有のネガポジ・パニックに振り回されてーー?

お互いに強火の推し!な2人が繰り広げるハートフル・ボーイズ ラブコメディ

表題作推しつ推されつ恋になる

ヒーロー番組の若手主演俳優
32歳、少女漫画家(初音りん)

その他の収録作品

  • 描き下ろし

レビュー投稿数8

お互いがお互いの推しだった 推し同士の2人

新人俳優×少女漫画家
ヒーロー番組をきっかけに新人俳優深町悠人にハマり推しになった初音りん(柴山稔)は悠人をモデルにした漫画が大ヒットし実写化することになり、主人公がまさかの深町悠人本人という... かなり奇跡的な話で、そこから実写のアドバイスとし2人がちょくちょく会うようになり、悠人の気持ちに気づいたり、稔が悠人と出会って少しづつ明るくなっていくのがほんとに素晴らしくて、タイトルの推しつ押されつ恋になる はお互いが推しでその推し同士が混じり合い段々恋に落ちるっていう意味なんだって...
稔はほんとに1番しんどい時に深町悠人に出会い、悠人は初音りんのデビュー作品を読んでこんな青春を送りたいって思えて...
素晴らしい作品に出会えたなと思いました!

0

お互いが推しな2人の恋物語

今回は新人俳優と漫画家のお話です。

特撮ヒーローな攻様のファンだった受様が
自作のドラマ主演として攻様と出会い恋人になるまでと
攻視点の後日談短編を収録。

受様は少女漫画家デビューして10年
必死に描いてきますが、スランプで何も描けなくなり
1人暮らしの部屋で死を覚悟して倒れていた時
受様を励ます声が聞こえてきました。

1人でよく頑張ったね。もう大丈夫!
キミの平和はオレが守る! 情熱の赤、シャイニーレッド!

それは特撮ヒーロー番組で主演を務める
攻様の台詞でしたが受様の世界を変える言葉でもありました。

以降の受様は攻様に思いっきりハマって元気をもらい
仕事も絶好調になりますが最終回を迎えて落ち込んでいると
前からオファーがあった漫画のドラマ化が正式に決まり
なんと主役が攻様だと連絡を受けるのです!!

撮影が始まると現場見学の話が上がり
眼鏡を外してコンタクトにして
美容院で見目好く整えらさせられた受様に

女性担当編集者は「結構イケてる」と言われますが
ここ数日の受様は情緒が乱れすぎて悶々状態で
実態は疲れ切っているだけなのです(笑)

その日の撮影は学校での屋外撮影で
それらしい一団の中にいた攻様が一発でわかりますが

なんと受様に気づいた攻様が走り寄ってきて
「先生って男性なんですか!?」「まじヤバい」と
言われてしまうのです!!

ある理由で「ヤバい」が禁句な受様季
攻様をがっかりさせたと落ち込みますが・・・

雑誌連載作をまとめての書籍化で
少女漫画家の受様と受様原作ドラマの主演になる攻様の
ラブコメディです♪

受様は昔
少女漫画を描いているのを見た男友達に
「ヤバっ」と言われてトラウマになっていたのですが
攻様は単に驚きの大きさを現しただけらしく

受様が男性作家さんでこんなに素敵な人で
驚きすぎて失礼な態度をとってしまったと告げられ
受様のドキドキは止まりません。

そんな素敵な攻様に
「かっいい主役がオレなんかでイイのかと不安しかない」
「先生から直にキャラクターについて聞きたい」と
キャラクターを掴む相談に乗って欲しいと
笑顔のおねだりされて嫌とは言えません。

実は攻様は攻様の漫画のファンでもあって
悩みを解決しつつ、受様にアピールをするのですが

自分に自身の無いのは攻様以上な受様なので
攻様の気持ちは届かず微妙なすれ違いになっていますが
読者の目には両片思いなのはバレバレで
安心してドキドキ&ハラハラさせて頂きました (^-^)/

どちらも相手が推しなので
自分がダメだと思っていても相手に激励されて
元気100倍な展開が可愛くて良かったです♡

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かわいくてきゅんとする推したち

夜さわの先生のデビュー作でしょうか?はじめて読む先生です。
たまたまツイッターで流れてきた1話の試し読みを読んで「好き!めっちゃいい」と思ったので購入しました。

少女漫画家・初音りんこと柴山稔とヒーロー番組の若手主演俳優・深町悠人が、稔の漫画が実写化することになります。実は稔はその漫画の主人公に悠人をモデルにするほどの大ファン。悠人も原作を読んで漫画の大ファンになっていたという、互いに推して推されている状態です。
実はふたりともゲイで、両片想いなんです。

悠人に「ゲイだから女性との恋愛にピンとこないので、先生から直にキャラクターについて聞きたい」と言われて互いの部屋を行き来したり個人的に会う時間が増える中、悠人はガンガン距離を詰めようとしてきます。
でも男なのに少女漫画を描いている自分に自信がなく、コミ症の稔には、悠人のアプローチに鈍い反応しかできません。学生時代に辛い思いをしたこともあるし、キラキラ芸能人(しかも推し)が自分を好きになるわけないという思いも、年下のアイドル俳優のことを思えばこそ、距離を置きたいという気持ちもわかります。
それでも落ち込んでいる悠人を誠実な言葉で慰めたり褒めたりして、稔のよさがよくわかります。またその逆にネガティブなことを言う稔に対して真っすぐに見つめながら、心から褒める悠人の言葉も稔の心に響きます。タイトル通りに互いに推し合って恋している感じがすごく伝わってきます。

ふたりの想い、過去の辛かったことやがんばったことなども丁寧に描かれていて、悠人も稔のとても好青年になっています。恋愛やセックスにページを割いていないので、ふたりの仕事の様子や変わっていく感じがよく描かれています。それでも「あっという間にくっついた」とか「無理やり話をまとめた」という感じはまったくありません。ふたりとも最後には一皮むけて、一緒になることによって強くなり成長していきます。
キスシーンは何度もありますが、絡みのシーンはありません。やったな、と匂わせる程度です。また、嫌な人だ誰もいない安心して読める作品になっています。

絵柄も綺麗で読みやすく、かわいくてキュンとさせてくれる内容の中で時々クスっと笑わせてくれるこの作品。夜さわの先生のこれからの作品にも期待しています!

1

あなたが推しで、僕も推し!?

あなたが推しで、僕も推されてる!?
お互いが推し同士の二人のほのぼのテイストなラブコメでした♪


漫画家・初音りんこと柴山稔は特撮ヒーローの深町悠人の強火ファン。
スランプ中の頃に彼に出逢ったことで救われ、以来熱烈推し活中。

けれど、ある日、稔の作品が決まり、その主演に悠人が抜擢されてしまい…!

推しが自作品に出演という大事件に喜びよりも動揺が勝ってしまう稔。
そんな中訪れた撮影現場の見学で夢にまで見た悠人とご対面!

悠人の圧に陰キャっぷりを炸裂させてしまう稔でしたが、
そんな稔の様子なんてお構いなしにぐいぐい距離を縮めてくる悠人。

なんだこの距離バグっぷりはと思ったら、
なんと悠人もまた稔のファンだったのです!
その上、自分がゲイであるとカミングアウトまでしてきて…。

お互いがお互いのファン同士で、さらにゲイ同士。
既にラブへの布石は十分すぎるくらいに打たれ、両想いの準備も万端。
悠人の猛アピールで気持ちなど伝えられずとももうダダ漏れだし、
あとは稔がYesと答えるだけで二人はハッピーエンドを迎える…
はずなのに、稔のネガティブ思考が大暴走!

念願の“両想い”はすぐそこなのに、推しへの愛と恋心の間で葛藤する稔と
フラれても諦めるどころか「恋人になってくれないと頑張れないかも」と
押しの手を一切緩めることの悠人のやりとりが面白かったです♪

悠人への恋心を拗らせ、じれったさに悶絶させられっぱなしな稔でしたが、
「推しに認知されたくないファン」の思考など、共感できる部分も。
稔にとっては他人が自分を好きになることですらファンタジーなのに、
よりにもよって推しから溺愛されてしまうなんて…
そりゃ受け入れ難い現実ですよね(奇跡的な意味で)

一方、そんな稔を年季の入った強火ファンとして慕っていた悠人。
けれど、そのファン感情が恋愛感情に変わるのはあっという間で、
そのきっかけが「初めて会った時めちゃくちゃタイプだった」
というのはやや軽めに感じてしまいました。
ただ、その後のフラれても受け容れられなくてもめげない健気さや
ネガティブな稔に惜しみなく愛を注ぎ支えて続けるひたむきさなど
まっすぐな愛情表現によって好感度はじわじわと上がってゆきました。

最後は悠人の一途な愛に稔が折れる形でようやく正真正銘の恋人同士に。
お付き合い後は一応初エッチまで進んでいる二人ですが、
直接的な描写はなくドサチュンスタイルで描かれていました。

夜さわの先生、今回がはじめましての作家様でしたが、
柔らかな絵柄と同様に読み心地もソフトな印象で、
BL初心者様やライトBLがお好きな方に推したい1冊です。

1

良作に出会ってしまった

初めましての作者さんでしたが、設定が好きかも!と手が伸びてしまいました。
お互いが推し同士の素敵なお話。

少女マンガ家の初音りんこと柴山は、スランプ中に偶然見た日曜朝の戦隊ヒーローモノでシャイニーレッドこと深町悠人くんという推しに出逢ってしまって世界が一変。推し活に励みつつ連載作「メガネ越しの恋」も絶好調!なんとドラマ化の話が持ち上がり、主演俳優がなんと推しの深町悠人くんに!
なんて夢のような展開!
しかも、撮影現場見学に伺ったら悠人くん人懐っこくてグイグイ絡んでくるの。
役作りの参考にしたいからと相談にのってほしい、役の心情をしりたいとプライベートでもやり取りするようになるんよ。
しかも、悠人くんってば距離感が近い!肩が触れたり至近距離で話したり。顔のいい推しにこんな事されたらドキドキしてまうやろー。

恋愛に奥手で自分に自信がない初音先生、悠人くんに押されっぱなしってわけでもないんよ。
悠人くん、一見順風満帆な俳優生活なのかと思いきやスカウトされて芸能界入り、流されて今の立ち位置にいるけど、中途半端な自分がこの場に居ていいのかと悩んじゃってんの。
そんな悠人くんを心から励ます初音先生がとってもいい顔してる。だって、スランプの自分を救ってくれたのはシャイニーレッドの悠人くんだったんだもの。悠人くんのキラキラ感に癒されてたんだもん。
その想いを伝えた瞬間感激して思わず抱きしめてしまった悠人くんの気持ちもわかる〜。頑張る気力出るよね。

このお互いにリスペクト出来る関係性ができた時にペンネーム初音りん先生から本名の柴山稔として接するようになるんだー。
それまでは、[初音先生][深町君]呼びだったのが、[稔さん][悠人君]呼びになってより親密に。

悠人君、イケメンでそこそこモテてきたんだろなー、めっちゃドキドキさせんの上手いんよ。
私が稔だったら心臓がもたないししんどいわ。

とにかく、自分の作品に推しが主演。それきっかけで仲良くなる。実は俳優側も先生の描く少女マンガ作品の大ファンで自分が実写化の主役で尚且つ先生が男性で好みのタイプだったからお互いが両思い過ぎる関係で超絶ハッピーWin-Winなのです。
読後感が多幸感で溢れました。
即おススメしちゃいました。

みんな読んでくれ、幸せな気持ちになれるよ。

電子で購入
修正がいらない描写。

4

お互いに強火なファン!

初読みの先生です。絵もきれいでスッキリとしていて読みやすくて、ストーリーも所々にクスッと笑える描写があって楽しく読めました。

少女漫画家・初音りんこと柴山稔はヒーロー番組の若手主演俳優・深町悠人と出逢い、熱烈な推し活をへて大回復!悠人をモデルにして描いた少女漫画「メガネ越しの恋」が大ヒットし実写化が決まりますが、ヒーロー役に推しの「深町悠人が抜擢された」と聞かされ…!?
一方、その若手俳優・悠人も稔の漫画の大ファンで……!?

まさかのお互いに推し同士の出会い!悠人の方は(読者から見ても)稔のファンで好きなんだろうな〜というのが伝わってくる、『推しに認知されたい』派の子ですが、対する稔は『推しに知られたくない』派。笑笑笑
その違いからもなかなか悠人の気もちは伝わらないし、推しと特別な関係になるなんて!?と恐れ多すぎて……と考えるタイプで、2人のジレッジレな気持ちのすれ違いが可愛かったです。

男性で少女漫画を描くという行為そのものに自信がなくなっていた稔だけど、悠人の存在が救いになっているのがとても素敵でした。

えちシーンは少なめです。

1

推しとお近づきになっちゃった!ハートフルなラブコメディ

初コミックスでしょうか、おめでとうございます!ラブコメ好きで、試し読みしたら楽しかったので読んでみました。以下少々ネタバレあります。全200ページ。

ヒーロー俳優・悠人(はると)(攻)という推しによって、スランプを抜け出せた漫画家の稔(受)。自身の漫画のドラマ化で主演が悠人に決まり、撮影現場で悠人と対面することになり…というお話。

まず作画が、スッキリしているのにとても綺麗で、すごく好みです。特に悠人がシュッとしたイケメンくんでかっこいいです!若干の体格差も良きです。(すっぽりおさまるバックハグが好き!♡)

稔は32歳、悠人の年齢は不明ですが、ストーリーから推測するに10歳ほどは離れている(はずの)歳の差CPです。

試し読みが面白かったので、あらすじも読まずに読みました。ずっと受け視点だったので、攻めの悠人も実は…というのは知らずに読んでました。それが逆によかった!
というのは、悠人が撮影現場で初めて稔と会った時から、ずっと稔にグイグイきて、頬を赤らめたりしてるので、「え、この年下イケメン、まさか稔のこと好きなん?え、え?会ったばっかで一目惚れなん??」とか思いながら読み進めるのがすごく楽しかったです♪

一方稔は悠人オタクで陰キャ、思考もネガティヴなので、どんなに悠人がグイグイきても、まさか自分に好意があるなんて全く気づかない。いちいち距離の近い悠人にテンパる姿が可愛いですw

この前半の、悠人が稔にグイグイ迫って、部屋に押しかけたり、逆に自分の部屋に招いたり、強気に且つ爽やかに稔との距離を詰めていく描写が、すごくコミカルで楽しかったです。

悠人の部屋で、稔相手にセリフを言うシーン、すごく好きです。悠人がどさくさに紛れてキスしようとして、失敗して「チッ」とか言ってる、オモロww

中盤、ある出来事をきっかけに、悠人が自信を持って稔に告白!ネガすぎて受け入れられない稔に、あざと可愛く迫る手腕w

とりあえず期間限定のお付き合い開始。ちょっとえっちなことしてみようとなりますが…。悠人のリードでキスしていい雰囲気になったけど、えちシーンはカットでした〜、残念!

後半は二人のお付き合いが描かれます。
前半はコメディ色強かったけど、後半は稔が悠人と付き合ううちに、だんだん前向きになっていくような、ほっこりほのぼのした展開でした。

ラストはとうとう二人が最後まで結ばれる展開になったのですが…こちらも濡れ場は割愛でした。なるほどえちシーンは無しなんですね。これは残念でした。少しでいいから濡れ場が欲しかった。作風だから仕方ないですね〜。

お付き合い前は、がんばる悠人と鈍感な稔がちょっと噛み合わないのがかなり楽しかったです。後半は笑いよりもほのぼの心温まる感じでした。
エロなしで、ほのぼのハートフルなラブコメをお求めの方におすすめです♪

電子 濡れ場なし(キスが数回。ベッドでいい雰囲気になるところまでは描かれます)

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強火オタク全開〜!ネガポジパニックで攻めを振り回す受け♡

もーーーーとんでもなく可愛く楽しく、
萌え悶え〜!!! な推し活ラブコメでした!

はわわ…となってる受け君(&推しぬい)の表紙が
とんでもなく可愛いこちらヾ(*´∀`*)ノ

シーモアさん先行で拝読しました。

実は互いに強火推し…!という
年下ワンコ若手俳優×隠キャ少女漫画家が織りなす、
楽しすぎる&可愛過ぎるラブコメです。

疲れた脳に染み入る、優しい笑いが嬉しい!(*´◒`*)・:*+.
くすっと笑って癒されたい方、そして時にはじーん...としたい、
という方にぜひぜひ!強くおすすめしたい〜

隠キャ強火オタク全開!!のネガポジパニックで
攻めを振り回す様を、存分に味わい楽しめる一冊です◎


主人公はスランプ中の少女漫画家・ゲイの稔(みのる・受け)。
彼は日曜朝の番組で若手俳優・悠人(ゆうと)に出会い、
そこから熱烈な推し活ライフが始まります。

そんな推し活により仕事もはかどり、
なんと悠人をモデルにして描いた学園漫画が
実写ドラマ化されることに!

さらに、その実写版の主演俳優が
悠人に決まった、と聞かされてー

と始まる、ゲイ同士×互いが”推し”同士(最初は知らない)という
二人のラブストーリーです。

オタクには”推しに認知されたいタイプ”と
”認知されたくないタイプ”がいるんだ!!という稔の叫びや、
浮き沈み激しいネガポジ思考に笑わされること、いと多しꉂ(๑˃▽˂๑)

ちっちゃな”悠人ぬい”を片手に握りしめて眠ってるところなんかも
可愛い...
三次元には萌えずとも、二次元萌えには自信あり!の自分も
グッズ系揃えているし、同じベッドで寝たこともあるので
「わかる〜!」と共感多々です(。-∀-)❤︎

爆イケ若手俳優の悠人が稔を推すようになったわけ、
そのエピソードもキュンに満ちていました✨
悠人が見せてきた幼少期の写真、私もてっきり
右側のお姉ちゃんが悠人だと思ったよ…!
(ふくふくほっぺの悠人も可愛くて大好き//)

学生時代からお姉ちゃんきっかけで少女漫画にハマり、
初音先生(※稔のペンネーム)が同じ高校にいたら…なんて
妄想していたのかと思うと、ニヤニヤが止まらん。。

そんな悠人の、ワンコで策士な一面が見える部分もまた
たまらなく可愛いっっ!!!

”先生が恋人になってくれたら頑張れるかも…”
”稔さんからキスしてくれたら、頑張れるかも…”
”フラれたら演技できなくなっちゃうかも…”

もーーーーー自分の推しにこんなこと言われて、
絆されないヲタクがいる!? いや、いない。(反語)

そのあざとささえも、もはや可愛い。

善意から漫画の手伝いを申し出るものの、
びっくりクオリティ(悪い意味でw)すぎる作画に
飲んでたコーヒー吹き出しそうになりました笑
声出して笑ってしまったー...!

と、そんな楽しい”推し推され❤︎”なラブコメなのですが。

ただ「楽しい」だけじゃなく、じんと沁みる部分があるところがまた、
最高に良かった。

受けの稔は学生時代の思い出がトラウマになり、
極端に自分に自信が持てずにいます。
そんな彼の口癖は「自分なんか」...
無自覚に、自分を卑下する癖がついてしまっているのですね。

そんな稔に対し、自分自身が稔の漫画に支えられてきたことを伝え、
「なんか」なんて言わないでー

と説く悠人の悲しげで優しい目線、
その悠人の思いにきちんと応えようとする稔、
そんな二人の姿が愛おしくてたまらなかったです。

そうして救われたのは実は稔だけではなくて、
強火オタの稔だからこそ出てくる誠実で正直な言葉に、
悠人の方もまた勇気づけられているんですよね。

オタクが互いに推しを救っている...!尊...!!!✨

互いを”かけがえのない人”として想いを伝え合う二人、
素敵でした。

オタク力(?)で色々悠人のことを振り回した稔だけど、
腹を括り覚悟を決めればウジウジしないところも
好感度大です⤴︎

稔のトラウマとなっていた、高校時代の思い出の一コマ。
それが悠人の言葉によって(現実のことではないけれど)
甘いシーンに塗り替えられていく終盤の展開、グッときたー...(๑•̀ㅂ•́)و✧

そんな二人のエッチは、さりげなくさらりと描かれています。
濃厚な描写を求める方には
ちょっと物足りないかもしれないのですが;

恋が成就するまでの過程に、
最高に萌え悶えることのできるお話。
大大大満足!!の、”推しつ推されつ”萌えキュンラブコメでした(*´˘`*)♡

あんなに怖がっていたサイン会も実現できて、
良かったね☺︎✨

この二人の”恋人編”、続編や番外編でぜひぜひぜひ!
希望いたします✧*。

7

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