電子限定版
hinemosu notari kimi to boku
こういう番外編は発売当時に、指定書店に買わないと入手できないことが多くて、後から、しかも電子で集め始めたファンにとっては、手の届かない存在でした。
とてもありがたく読ませていただきました。
5作品の番外編、13作品が収録されています。
「ひねもすのたり君と僕」
なおちゃんという人
君といつまでも
お世話をしたい
なおちゃんのひょうひょうとしたところ、よーちゃんのツンデレなところ、そんな2人がやりとりしているところ、どれもとってもかわいくて、にやにやしながら読みました。
「性悪猫も恋をする」
性悪猫も恋をする
夏の思い出
幸せ猫の話
3編とも道場の頬を染めたいろんな表情が楽しめます。
とにかくかわいいです。
「浪漫のお国で逢いましょう」
英語のススメ
手紙でやりとりしているのにまず萌えますが、英語を一部、または全部、使っていて、相手の気持ちをゆさぶっているところ、イタズラ心と、その反応がかわいいです。
糸井さんがきぃきぃ怒って頬を赤らめているところがまたかわいいのです。
「うちの王子いりませんか」
こねこおうじ
幸福の王子
王子はご機嫌ナナメ
王子のたしなみ
不器用と不器用のやりとりがもどかしくてじれったくて、とてもかわいいです。
携帯電話と家電でのやりとりも、現代のスマホ対スマホにはない、萌えがあり、素敵です。
「わが愛しのドクター」
わが愛のドクター
木下先生の手書き文字の1枚、やや細目に描かれている(と思う)線画とあっていて、ほんわかします。
クラウスによる相対的恋愛の法則
収録されている番外編の中で最もページ数が多いのですが、キャラクターと一緒になって慌てたり、照れたり、そして最後にふふっと笑わせてもらいました。
木下けい子先生の作品が大好きで、ちょこちょこ紙・電子で集めていますが、
発売当時の特典やら何やら…はさすがに手に入れることはできず、
諦めていました。
それが!!!
こちらの電子番外編集、5作品の配布小冊子やらペーパーセレクションやらが
合計13個も集められています!!(興奮)
一つ一つのお話は短いですが、どれも
クスッと笑えてほのぼのできるお話ばかり。じっくりしました。
まだ本編を読んだことがないものもあり
(『浪漫のお国で会いましょう』、『わが愛しのドクター』)
ファンなら読まねば…と、読後そそくさとカートに入れました(*´∀`*)
以下、表題作の「ひねもすのたり〜」と
「性悪猫も恋をする」の中のお話について、簡単な感想を。
◆『ひねもすのたり君と僕』
三篇が収録されています。
・「なおちゃんという人」
スマホ充電器、シェービングクリーム、ヘアワックス、
新品のLサイズのパンツ…と、そんなもの全てが尚ちゃん元カレSの
置き土産(?)だったと発覚!
ケロッとしている尚ちゃんに、自分の気持ちを味わわせる
よーちゃんのやり方、うまいなあ( ̄∀ ̄)
ナチュラル天然無神経なおちゃん、これでちょっとは反省したでしょうか。
・「君といつまでも」
昔は泣き虫だったよーちゃん。
なのに最近のよーちゃんときたら泣けるゾンビ映画/ドラマを見ても
表情一つ変えず。
そんなよーちゃんが言う「(尚ちゃんがゾンビになったら)もちろん俺が殺す」
「尚ちゃんは俺が死ぬまでも死んだ後も面倒見るんだから」
…うーーーん、激重で深い愛!
ゾンビになっても愛し合える二人、いつまでもお幸せに〜!w
・「お世話したい」
風邪をひいたよーちゃんを世話するなおちゃんのお話。
冷えピタ的なものを尚ちゃんがよーちゃんの体に貼ってあげようとすると、
男の子のよーちゃん、アソコが大きくなっていて…
二人のやりとりにぷっと吹き出してしまう、なんとも平和で可愛い
お話でしたꉂ(๑˃▽˂๑)
◆『性悪猫も恋をする』
こちらも三篇収録。
・番外編
アナウンサーで顔が命!の道馬。
むくみを取るため顔にコロコロをかけていると、
有志&翔太に「何やってんの?」とつっこまれ…
ごくごく自然に「全然むくんでないじゃん ピチピチスベスベ」
と笑顔で言ってくれる有志と、ボッ!と赤くなる道場、
可愛いが過ぎる〜!!
とうふふ、と萌えた後の「おさるさんみたいだね」
のオチに笑ったお話でした◎
・夏の思い出
山へ海へ、遊園地へ…とひと夏を坂口一家と遊び倒し、
思い出を作った道場。
このままではファミリー層向けの庶民派アナになってしまう…!と
一人危惧する様子が笑いを誘います(*´艸`)
そんなことに思いを馳せていると、
「用意できたー?」と楽しそうな翔太の声が。
いそいそろ浴衣姿で三人、花火大会へと出かけるのでしたー
というオチ。思い出どんどん増やしてね✨笑
・幸せ猫の話
翔太が描いた「家族の絵」。その中に道場も描かれていてー
というお話。
生真面目な道場が「俺は君の家族じゃないだろ」と指摘すると
(もーーーそんなこと言わなくてもいいのに!)
翔太は「でもさーいっしょにどうぶつえんいったじゃん
遊園地もいったしプールもいったじゃん」
「じゃあかぞくでいいじゃん」
と一言。(拍手!)
極め付けは、「とーちゃんも家族って言ってたし」
この後泣いちゃう道場、
「なにないてんの?」と聞く翔太に
「泣いてません!」と真っ赤になって答え、
翔太の描いた絵をちゃっかりスマホの待ち受けにしていて…
かっわいいなあ、もーーう!と
ニヤけてキュンキュンしてしまうよ〜〜〜(*´∀`*)
その他3作品の番外編小話も、みーーーんな平和でほのぼの、
心がじんわり温かくなるお話でした。
木下先生の紡ぎ出してくださるお話、やっぱり大好きだなあ…と
あらためてしみじみ思う、素敵な番外編集でした・:*+.
★修正:なし(描写なし)