大人気俳優×平凡サラリーマン、とうの昔に、諦めた恋だった――。

もう一度君に会えたなら

mouichido kimi ni aetanara

もう一度君に会えたなら
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神3
  • 萌×211
  • 萌9
  • 中立2
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
4
得点
88
評価数
27
平均
3.4 / 5
神率
11.1%
著者
愛葉もーこ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
白泉社
レーベル
花丸コミックス・プレミアム
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784592721666

あらすじ

大人気俳優×平凡サラリーマン、とうの昔に、諦めた恋だった――。
しがないサラリーマンの平誠二は、今をときめく大人気俳優・瀬良千秋と学生時代に付き合っていた。
彼の芸能活動のために身を引いてから5年。
千秋の主演映画の舞台挨拶に行くことになり…?
2025年6月刊

表題作もう一度君に会えたなら

高校生→大人気俳優
高校生→25歳、サラリーマン

その他の収録作品

  • あとがき
  • 本編 その後

レビュー投稿数4

平凡リーマンが愛される♡

もーこ先生の可愛らしい絵が大好きです♡

今作は大人気俳優瀬良千秋と平凡サラリーマン平誠二のお話。今をときめく人気俳優の千秋と誠二は、実は学生の頃付き合っていたけれど、別れたという過去があって……!?

2人が初めて再会した時の演出!あんな風に目の前で告白(!?)されたらドキドキする事間違いなしですね。色んな事に不安になりがちで(それが原因で別れてしまった)自信のない誠二ですが、そんな事も全部ひっくるめて大丈夫、どうにかする!とグイグイ愛を伝えてきてくれる千秋の一途さが素敵でした!
身分……ではないですが、自分にはなんの取り柄もないと思っている平凡な子が実は攻めにとっての救いになっていたりするの大好きすぎる!
誠二の職場の後輩にまで嫉妬してしまう千秋の重さも良かったです♡
5年越しのえっちでも、会えなかった間に起きた誠二の付き合い(未遂)にまで嫉妬する始末……笑
これからも秘密の恋愛をしていくのかな思いますが、離れていた分までたくさん愛しあって欲しいな〜と思える2人でした。(*^^*)

0

惜しい

かわいい絵柄、芸能人と一般人、同級生、再会もの…と好きな要素が詰まっているのですが、いまいち盛り上がりに欠けるというか、惜しい作品でした。

高校時代同じ演劇部で、とあるきっかけから仲良くなり交際に至った二人ですが、
卒業後芸能人となった攻めがブレイクし、彼がいない隙に事務所から別れるよう説得されます。その要求を呑み、攻めの前から姿を消した受け…。
しかし数年後、同僚から誘われ攻めが出演する舞台挨拶に行くと、まさかの最前列の席で、攻めも受けの存在に気づき、再会を果たします。
そこから、友達ならということで2人の時間を過ごしますが、キスしたりとなんだかなぁなぁな関係なのも気になりました。
お互い好きだからしたくなるのはわかりますけどね!?
別に一緒にいて、そういうことして大丈夫なら離れなくてもよかったんじゃない?と。

受けの方は攻めの迷惑になりたくない、芸能界には綺麗な人がたくさんいるからいつか振られるかも、みたいな不安があって、事務所から言われるままに離れたし、再会してからも距離を置こうとする姿勢が見られましたが、問題は攻めの方…。
まず、自宅に戻り受けがいなくなったことに気づいた後、彼が通っている大学に行って探したという描写はありましたが、受けは大学やめてないんですよね…?忙しかったのかもしれませんが、この辺りもう少しあがいてほしかったなと。離れていた5年間もずっと好きでいるほどなのに見つけられないって、あまりにも熱意が足りない気がしてしまいました。(受けが4年生だったのかな?大学にあまりいない時期、みたいな…?)
それから、再会までの年月は何をしていたのか?偶然出会えなければそれまでと思ってたんじゃないかなという印象を受けました。
どうしても彼じゃなきゃいけないという想いがあるなら、探偵使って探すとか、事務所を説得するとか、何かできることがあったんじゃないかと。

結局2人はお互い好きなのでまた恋人になろうと決めますが、それって5年前と何も変わってなくない?と。
攻め側の決意として、俳優は演技(嘘)が得意だから、独り身の演技をして周りを騙す(受けの存在を隠す)といったニュアンスのセリフはありましたが、もしまた二人が一緒にいることが事務所にバレたらまた同じことを繰り返すのか?と…。

辛口になってしまいましたが、設定や描こうとしたもの、絵柄はとても良いと思うんです…!
もう一歩踏み込んで感情を描写してくれたらよかったなと思いました。
中立か萌かすごく迷ったんですが、淡々と読み終えてしまったので中立とさせていただきます。

濡れ場は同級生の頃1回と再会後付き合うことになってから1回でした。

0

で、立場違いの恋の覚悟は決まったのか、、、?!!

人気俳優と地味メンリーマンの再会Loveです。

攻めが芸能人設定大好きマンなので、単話配信が三話以降配信になったときは、二話で終わりかと思っていたので大興奮していました。

そんなお話が一冊にまとまったわけですが、電子配信四話+描き下ろし収録。


しがないリーマンのたいらーが、高校時代に後の人気俳優となる瀬良千秋と同じ演劇部で仲良くなり、やがて恋人同士となります。
DDだったたいらーは、俳優として活動する千秋と同棲していたが、ある日、千秋が撮影で遠征している間、千秋の事務所の人たちから千秋の恋人が男だと知られるのはマイナスだから、、、
と、手切れ金を渡され、別れを促されます。


そんなことも露知らずの千秋。

帰宅したらもぬけの殻状態にびっくり。

その前から連絡が取れなかったのは、このせいだったのかとテーブルに置かれていた大金から、事務所の人たちがたいらーに別れを勧めたことを察してしまう。


それから数年後。

しがないリーマンとなったたいらーは、同僚の女性に誘われ、千秋の舞台挨拶に行き、まさかの最前列に。
当然、千秋はたいらーの存在に気付き、、、
という冒頭。


平凡リーマンが、キラキラ俳優に愛される。

この設定が大好きすぎるので、正直もっと長尺で読みたかったなあ!
と思うくらいには、大好きな作品でした。


この先は、大いなる結末ネタバレとなってしまいますが、、、(自衛などご注意を!)


ふたりともそれなりに社会に揉まれ、大人になったことで、以前は別れるしか選択肢のなかった関係が、千秋がたいらーとの関係を続けるために、独り身でいる演技をすると宣言。

その覚悟から、たいらーも断ろうとしていた復縁を了承どころか、告白します。(このコマというか、場面はハイライトと思います!)


時が経ったからこそ、今度はお互い大切に関係を持続させられる努力ができる。
そんなふたりの恋の成就を喜びつつ、もっと恋人編が読みたい!
と、切に願ってしまった今作でした。


ちなみに、コミコミさんの小冊子も甘々で良かったなあ♡







0

可愛いけれど…

絵柄も可愛く、とても良いお話なんですが。。

いまひとつ、盛り上がりに欠けるような。
心にズドンと刺さったり、ぐわーーーっと心揺さぶられる…というところが
特になく、割と冷静に/淡々と読めてしまったかな…?;


大人気俳優になった元カレ×地味・平凡なリーマン、
5年ぶりの再会愛のお話です。

事務所にお金を渡され、何も言わず泣く泣く攻めの前から
姿を消すー

という描写、健気といえば健気なんですが
(そしてよく見るパターンでもあるのですが)
恋愛は二人でするものなのに、
どうして一言も相談せず、黙って消えるのかなー...

と、モヤっとしてしまったり。

再会後の誠二の煮え切らない感じ、もだもだ感も
ハラハラドキドキ…というよりは、
もういい加減覚悟を決めちゃおうよー...と焦ったい気持ちに。

攻めの瀬良の方の気持ちにも、別れて5年間、
”大学に行って探す”以外の方法で探そうとはしなかったのかな?
なんて細かいところが気になってしまったり…で、

攻め受け二人に100%感情移入しきれないまま、
乗り切れないまま読み終えてしまいました。

なんだろう…
空白の5年間のそれぞれの思い・切なさとか、
再会後の受けの覚悟の潔さとか、
そういったものをより感じられたら、また違った感想になったのかな?と
思います;

ただ!

最後の最後、まだ煮え切らず覚悟の決まらない誠二に対して瀬良が言う

「(誠二と一緒にいるために)俳優として、
”ずっと独り身です”って演技するよ」

ってセリフ、そのシーンにはグッとくるものがありました。
(だからこそ、余計にもう少し受けにも覚悟を…というループなのですが…!)

良い話なんだけど…の、「…」の部分、
何かこう、印象的で刺さって抜けない!という部分が欲しいなあ。
そんなふうに思ってしまうお話でした。(辛口、すみません..)


★修正:なし(濡れ場はありますが、修正が必要な描写は特になし)

2

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