大人気俳優×平凡サラリーマン、とうの昔に、諦めた恋だった――。

もう一度君に会えたなら

mouichido kimi ni aetanara

もう一度君に会えたなら
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×28
  • 萌5
  • 中立1
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
2
得点
53
評価数
17
平均
3.3 / 5
神率
5.9%
著者
愛葉もーこ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
白泉社
レーベル
花丸コミックス・プレミアム
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784592721666

あらすじ

大人気俳優×平凡サラリーマン、とうの昔に、諦めた恋だった――。
しがないサラリーマンの平誠二は、今をときめく大人気俳優・瀬良千秋と学生時代に付き合っていた。
彼の芸能活動のために身を引いてから5年。
千秋の主演映画の舞台挨拶に行くことになり…?
2025年6月刊

表題作もう一度君に会えたなら

高校生→大人気俳優
高校生→25歳、サラリーマン

その他の収録作品

  • あとがき
  • 本編 その後

レビュー投稿数2

で、立場違いの恋の覚悟は決まったのか、、、?!!

人気俳優と地味メンリーマンの再会Loveです。

攻めが芸能人設定大好きマンなので、単話配信が三話以降配信になったときは、二話で終わりかと思っていたので大興奮していました。

そんなお話が一冊にまとまったわけですが、電子配信四話+描き下ろし収録。


しがないリーマンのたいらーが、高校時代に後の人気俳優となる瀬良千秋と同じ演劇部で仲良くなり、やがて恋人同士となります。
DDだったたいらーは、俳優として活動する千秋と同棲していたが、ある日、千秋が撮影で遠征している間、千秋の事務所の人たちから千秋の恋人が男だと知られるのはマイナスだから、、、
と、手切れ金を渡され、別れを促されます。


そんなことも露知らずの千秋。

帰宅したらもぬけの殻状態にびっくり。

その前から連絡が取れなかったのは、このせいだったのかとテーブルに置かれていた大金から、事務所の人たちがたいらーに別れを勧めたことを察してしまう。


それから数年後。

しがないリーマンとなったたいらーは、同僚の女性に誘われ、千秋の舞台挨拶に行き、まさかの最前列に。
当然、千秋はたいらーの存在に気付き、、、
という冒頭。


平凡リーマンが、キラキラ俳優に愛される。

この設定が大好きすぎるので、正直もっと長尺で読みたかったなあ!
と思うくらいには、大好きな作品でした。


この先は、大いなる結末ネタバレとなってしまいますが、、、(自衛などご注意を!)


ふたりともそれなりに社会に揉まれ、大人になったことで、以前は別れるしか選択肢のなかった関係が、千秋がたいらーとの関係を続けるために、独り身でいる演技をすると宣言。

その覚悟から、たいらーも断ろうとしていた復縁を了承どころか、告白します。(このコマというか、場面はハイライトと思います!)


時が経ったからこそ、今度はお互い大切に関係を持続させられる努力ができる。
そんなふたりの恋の成就を喜びつつ、もっと恋人編が読みたい!
と、切に願ってしまった今作でした。


ちなみに、コミコミさんの小冊子も甘々で良かったなあ♡







0

可愛いけれど…

絵柄も可愛く、とても良いお話なんですが。。

いまひとつ、盛り上がりに欠けるような。
心にズドンと刺さったり、ぐわーーーっと心揺さぶられる…というところが
特になく、割と冷静に/淡々と読めてしまったかな…?;


大人気俳優になった元カレ×地味・平凡なリーマン、
5年ぶりの再会愛のお話です。

事務所にお金を渡され、何も言わず泣く泣く攻めの前から
姿を消すー

という描写、健気といえば健気なんですが
(そしてよく見るパターンでもあるのですが)
恋愛は二人でするものなのに、
どうして一言も相談せず、黙って消えるのかなー...

と、モヤっとしてしまったり。

再会後の誠二の煮え切らない感じ、もだもだ感も
ハラハラドキドキ…というよりは、
もういい加減覚悟を決めちゃおうよー...と焦ったい気持ちに。

攻めの瀬良の方の気持ちにも、別れて5年間、
”大学に行って探す”以外の方法で探そうとはしなかったのかな?
なんて細かいところが気になってしまったり…で、

攻め受け二人に100%感情移入しきれないまま、
乗り切れないまま読み終えてしまいました。

なんだろう…
空白の5年間のそれぞれの思い・切なさとか、
再会後の受けの覚悟の潔さとか、
そういったものをより感じられたら、また違った感想になったのかな?と
思います;

ただ!

最後の最後、まだ煮え切らず覚悟の決まらない誠二に対して瀬良が言う

「(誠二と一緒にいるために)俳優として、
”ずっと独り身です”って演技するよ」

ってセリフ、そのシーンにはグッとくるものがありました。
(だからこそ、余計にもう少し受けにも覚悟を…というループなのですが…!)

良い話なんだけど…の、「…」の部分、
何かこう、印象的で刺さって抜けない!という部分が欲しいなあ。
そんなふうに思ってしまうお話でした。(辛口、すみません..)


★修正:なし(濡れ場はありますが、修正が必要な描写は特になし)

2

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