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tedaremonra
1巻からなんと5年以上もの時を経ての2巻です。
板前の星野トオルは、大人になってから知り合い、親しくなった庭師の庭師の鷹木明のことが好き、週末にささやかな晩酌を楽しみ、泊まっていくことも多い関係です。
トオルは明らかに明のことが好きですが、明の心は読めません。
トオルがくっついたときに焦りも拒みもしない明、でも、一緒に過ごす時間を大事にしているのを感じます。
1巻の途中で登場した友也が、2人とも、他の登場人物とも違う空気感と存在感があって、2巻の世界をさらに広げているようでわくわくします。
2人の関係にちょこっとだけ関わる友也。トオルのお見舞いに一緒に行ったり、2人の話題になったり。
友也自身の思惑はいろいろありそうなのも興味深いです。
そして、近くにいる人からちょっかいかけられることで、ほんのり進展する恋っていうの、甘くて愛らしくて素敵だなと思います。
ほんわか、わちゃわちゃ、愛らしい恋心の育つ様子を楽しみました。
巻末で「つづく」となったお話は、小さな秘密が明かされ、大きな秘密がどうなっていくのかハラハラしたところで終わりました。
3巻の発売が待ち遠しいです。
待ってました、と言うには厚かましい私、新参もん1年生です。
先生が再度筆をとっていただいたことに感謝しかありません。
美しい巻頭カラーの今作、うっとりしながら読みました。
淡々とした美しい情景描写に引き込まれます。
ページをめくると清い空気が流れてくるような気がします。
庭と怪、職人の仕事の裏表。トオルの料理も美しい。
人物描写の色気も半端ないです、上品なコマの中にダダ溢れ(言い方)
トオルの無自覚可愛いが過ぎます。
料理しかしてあげられることがない、といじらしい恋心に萌え悶えます。
トオルの気持ちを知った友也のちょっかいも可愛く、
動と静、明との対比が良き。
知ってか知らずか、明の気持ちは…?と思っていたら
冷静沈着な明が動揺し、激重愛を思わせる終わり方!
明もトオルと居られることを手放したくないと思っていることがわかり胸アツです。
早く続きが読みたいです、期待を胸に明日も生きます。
先生のご健康、すこやかな執筆活動を心よりお祈りしております。
表紙のピンクの鯛とスタジャンが相まって良いトオル
次巻の二人も楽しみです。
ずっと待ってた「てだれもんら」の「2」、来てくれました!
作者様ありがとう。
冒頭は萌え転がるようなトオルの片想い。
庭の怪の部分も、私の大大大好きな、オカルトっぽい、ホラーっぽい、不思議ものっぽい所がしっかりあってとっても面白い。
その上。
前巻から出ていた明の同僚・友也。この人の役割が強まってきた!
パッと見はトオルにちょっかいかける一種の当て馬的行動なんだけど。なんか気になるなこの展開。
私だけかも…だけど、トオルは友也とくっつくんじゃないかな。
まあそれは置いといて。
過去の火事に庭の怪が関係していて、つまりは明も何か知っている…という線が出てきた。
このサスペンス感、俄然面白くなってきた!
神寄りの「萌x2」。次が待ちきれない!
1巻でもかなり心を掴まれていたけれど……2巻は「特別な庭師」の仕事も恋模様もさらにさらに惹き込まれて、最初から最後までずっと床を転げていたいほど。
庭師の仕事の説明ページだけでも、いつまでも眺めていられる。
何気に明と友也の庭師バディーが好きです。二人の対比が良いし、並び立つ姿もカッコいい。明に庇われてちょっと照れちゃう友也……わかるよ。
トオルも同じくだけど、和風の仕事着も、仕事中前髪を上げているところも、ツボに刺さりまくりです。もちろん、手練れな仕事ぶりにも惚れ惚れ。
睫毛の長い男ってBLではもはや珍しくもないけれど、絵本のようなこの独特の画風で描かれると、明の色気とトオルの透明感が際立って不思議な美しさを感じます。
脇キャラも個性が見えてきて楽しさ倍増。
第九話の扉絵、草太さん。見た瞬間、変な声出そうになった……そ、そーたさん、あなたそんなだった? 1巻でただの脇役だと思ってごめんなさい。マフラー貸してあげてて優しい。そして何やら抱えている雰囲気もチラリ。草太さんのストーリー、俄然見たいです。
宝生さんのことを草太さんも泉くんも「間違えた」そうだけど、BL読者は一発で見抜きますよ。弓を引く姿が佳き。
第十一話の扉絵、泉くん。柴犬のマル介と似ていて可愛いです。まつむら植木のマスコット的な(部外者なのに)。「清いっすね!」その軽さも、すがすがしい。
第十三話の扉絵、友也。期待通りのちょっと悪い男。だけどほんとはいいヤツ。
でも友也視点で考えるとなかなか切ない。トオルを可愛いと思えば思うほど、その可愛さは全部明に向かっていると突きつけられるし。おまけに明の内面も、いちばん近くで見てしまうし。友也ってヘラヘラしてても、図々しくても、ちゃんと相手の気持ちを汲める人。
「好きだよトオルさんのこと 鷹木も 絶対 ね」この言葉の継ぎ方の絶妙さ……この底に、友也の心の機微が見える気がする。普段は見せない真摯な目。うっかり友也に傾きそうになってしまう(私が)。
2巻は恋愛パートが想像以上に充実していて、とにかく萌え散らかしました。
明とトオルの関係は前進も後退もしていないけど……だからこその切なさ。
「このままでいい。このままじゃ、いやだ。」という、あらすじの一文がずしりと重く感じられます。
ささやかなことが嬉しくて満たされるのに、もっと多くを求めてしまう。気持ちがバレるのが心底怖いのに、サラリとかわされてしまうのも苦しい。
揺れ動くトオルの心が切なくて可愛くて愛しくて、心臓がぎゅっと痛くなる。
明はどうなのよ? 「どうしたい?」だなんて、その狡い優しさは何なのよ? と思っていたら、最後に殴られたような衝撃くらいました。
いやまだ明の本心も秘密もわからないけれど。
明がトオルを、すごく、ものすごく、とてつもなく大切に想っていることだけは、間違いなく伝わりました。息が詰まりそうなほどに。
でもそれは“恋”なのか?
BLレーベルならもう200%確実に両片想いのところだけど……いや一般レーベルだからって、恋愛感情なかったらあんな風に抱きしめないよね?
でもたとえ両想いだったところで、過去の経緯によっては気持ちを封じてしまう可能性もある??
続きが気になりすぎて、次巻が出るまで1巻と2巻を延々とループしそうです。
読み返すほどに、明のトオルに向ける眼差しが、微笑みが、優しくて優しくて溶けそう。
二人が幸せに結ばれることを、切に切に祈りながら、待ち続けます。
1、2巻まとめて読んだのでこちらに感想を。
料亭で板前をしている元ヤンのトオルと庭師の明。仕事をきっかけに知り合った二人は、いつしか週末に明の自宅で一緒に食事をする仲に。
二人でいる時の心地良いムードが伝わってきてトオルの作る料理がまたすごく美味しそうで、好きな相手と食べる食事は特別なものだと思える。
トオルの明への想いは隠しきれない程大きくなっていてきっと明にも伝わっているのだろうけど、普通の庭師ではない「モノノ怪」を祓う力を持つ明にはトオルに隠している秘密があって…。
明も絶対トオルを想っているはずなのだけど、それを口にはできない苦しさ。
庭に巣食うモノノ怪たちの妖しさとそれを祓う明の格好良さは、スリリングて美しい。寡黙な明の秘めているものの重さとトオルのいじらしさが切なくて、これからどうなるのか気になって仕方がない〜。
青年マンガだけどこれはすごく上質なBLだ!続きを切望。