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gokudo under lover
ヤクザや裏家業ものには苦手意識があり、あまり積極的には
読んでこなかったのですが...
こちらヤクザものではありながら、ツンデレな二人の恋模様に
きゅんと萌える一作でした〜!
敵対関係×幼馴染×再会、とドラマティック要素、ツボに刺さる設定満載。
両視点で描かれる物語の中で、攻めの一途激重感情が
伝わってくるのがたまらなく刺さりました◎
小さい頃、愛央(あお、受)に”自分だけの呼び名”を付けたくて
「らぶちゃん」とあだ名をつけるヤマト(攻)の姿が可愛すぎた…!
ちみっこの二人のエピソード、まだまだもっと見たいです(*´艸`)
東京のヤクザ組の組長である愛央。
ある日、関西の新興組織の襲撃に備え用意されたセーフハウスに
移動すると、そこにはなぜか人の気配が。
銃を用意し忍び寄ると、なんとそこにいたのは
18年前に突然姿を消した幼馴染で現在は西の組織の組長となっているヤマトだったー
なぜか手違いで同じセーフハウスを利用することになってしまった
敵対組の組長同士、幼馴染同士。
そこから”絶対秘密”の同居生活が始まってー
と続く、ヤクザ再会BLです。
セーフハウスが被るなんて、そんなことあるー!?と
思ったのですが、これには後々明らかになるカラクリがあって...
なるほどそういうことだったのか、と納得。
愛央の組の親父に二人の(偶然始まったとはいえ)同居生活が
バレてしまった時の親父の非情な命令。
「バラしてこい」
と言われた愛央がどう動くのか、ハラハラドキドキしながら
見守りました。
黒幕の意外な動機と執着には驚きつつも...
男同士の、恋愛とは少し違った種類のそういう嫉妬も
きっとあるよね..と思える切ない展開でした。
表紙では長い前髪に右目が隠れているヤマト。
実はその目はー
と作中で明かされる失明の経緯と、真実にもビックリ。
当て馬(とはちょっと違うかもですが;)の執愛にゾクっ...
そして王道ではあるけれど、やっぱりカッコいい攻めが
受けの危機を救うー
って展開にはテンションが上がります⤴︎
体を張って大好きな”ラブちゃん”を守ったヤマト、
男前だったーー…
そりゃ、ラブちゃんこと愛央だって絆されるよね、と
納得です(。-∀-)
中学生の時から、愛央自身も無自覚ながらヤマトに特別な思いを
抱いていたんですよね。
長い長い誤解と別離を経て、やっと再会し、
”雨降って地固まる”形で共に歩むことができるようになった二人。
お互いツンツンしつつも(ケンカップル❤︎)、
甘ーーーい時はとことん甘く逢瀬を重ねてほしい(*´˘`*)
電子特典の描き下ろしイラストが、ヤマトのおっきな愛が
伝わってくるもので最高にキュンでした。
学ラン姿で座って後ろから愛央の腰にぎゅっと腕を回し、
その肩に顔を乗っけてるヤマト。
”昔からずっと大好き!!”というコメントとその表情が、ツンツンヤマトの
本心を表してるよね、とニヤニヤしちゃいました(。-∀-)
あと、方言好きとしてはヤマトの関西弁も、
萌えツボを押される部分でした◎
★修正:tn白抜き(発光系...)電子シーモア