狐は推しを愛でたい -眷愛隷属-

kitsune ha oshi o medetai -kenaireizoku-

狐は推しを愛でたい -眷愛隷属-
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神13
  • 萌×21
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

37

レビュー数
3
得点
72
評価数
15
平均
4.8 / 5
神率
86.7%
著者
夜光花 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
笠井あゆみ 
媒体
小説
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイノベルズ
シリーズ
眷愛隷属
発売日
価格
ISBN
9784799772249

あらすじ

「俺を興奮させて、どうする気? マジで今の、ぎゅんってなった」
魔を祓う力を持つ討魔師の慶次と恋人・有生の同棲生活は、
慶次のモテ期が来ようともふたりの仲は揺るがない。
ケンカしつつも、ラブラブ生活満喫中 
そんなふたりに訪れる試練は、またもや瑞人が原因で!? 
突然アイドルになると言い出した瑞人に振り回される慶次たち。
討魔師としての才能や今後について悩んでいた慶次は心揺さぶられ…。
弐式家の運命をも巻き込む騒動はいかに…!? 
大人気、眷愛隷属シリーズ第1部完!!

表題作狐は推しを愛でたい -眷愛隷属-

25歳、本家の次男でエリート討魔師、慶次の恋人
21歳、半人前の討魔師で有生の恋人

レビュー投稿数3

おろおろ

シリーズ10冊目?すごく長くなりましたねえ?当巻で一部完とのこと。次からは本のサイズが変わるらしいです。この巻は瑞人がメイン、先生がお書きになりたいものを書かれたって印象でした。一か所おろおろする有生と慶ちゃんのコスが可愛かったので萌にしました。本編220Pほど。

ある日弐式家に瑞人を訪ねて、芸能事務所のスカウトがやってきて、瑞人だけではなく慶次もと言い出して・・と続きます。

この巻でご活躍されたのは、
当主!イケオジ!ジェントルやり手!、瑞人、勝利、芸能事務所のスカウトぐらいかな。待ち針は勿論可愛いっす。子狼もご活躍されてます。

++ この巻で一番好きだったところ

有生がねえーーーーーーっめっちゃ可愛いんですよ!
あることが理由で、慶ちゃんがぽろぽろ泣いちゃったんです、そしたらその涙見て、それはもうオロオロしちゃって♡

おま、どんだけ慶ちゃんに惚れてんの! と思って、めちゃくちゃニマニマしました♡ここ、挿絵も入れて下さっていて、最高です。笠井先生、神。昔から神だったけど、やっぱり神。もう1枚、後光挿したような有生の挿絵も最高。

お話は瑞人に引っ掻き回されそうになるのを、当主がどっしりしっかり差配するって感じのものでした。当主、さすがやなあ。で、第一部終わりとのこと。あっちとの決着は持ち越しですね。第二部の始まり、楽しみにお待ちしております!

4

参加したいな、狸の大集会!この巻も楽しさと萌えが突き抜けてました

大っっっ好きなシリーズ、最新刊!
シリーズももう10冊目なのですね。そしてこの巻で”第一部、完”とのこと。

第二部は一体どんなことが有生×慶次を待ち受けているのか、
今から楽しみで楽しみで仕方ありません...!✨

はーーーー...良すぎて何から語ればいいのか。。
以下、おそらくひたすら「好き!萌えた!」と叫ぶだけのレビューとなります。。

まずは、笠井あゆみ先生の表紙と口絵の素晴らしさを!
リアル書店で購入する皆様、口絵がすんごいのと、
帯に堂々と”エロの”エロい”などと書いてありますのでご注意ください...!

慶ちゃん推しのうちわ、輝くサイリウム...
ワーワーという黄色い歓声が聞こえてきそうな観客席。
そんな中、スポットライトを浴びる慶ちゃんを守るように
しっかり抱え、左手をこちらに向ける有生。

慶ちゃんにマイクを向ける子狸、その上にいる2匹の子狼たち。

…あーーーーみんなみーーんな、まとめて可愛すぎる!!

と、読む前・読後にじっくりじっくり眺めてしまう
麗しい表紙でした✨

口絵はメイドコスの慶ちゃんで、こちらもどエロいことになっております。
こちらに向けてお尻を突き出す慶ちゃん、
なぜか狸パンツなのがもーーー笑えてしまってꉂ(๑˃▽˂๑)
有生の有生がパンツ越しにもはっきり分かるもっこり具合なのがなんとも…!
(最高です・:*+.)

と、イラストだけでも長々語れるほど萌え悶え... という感じなのですが、
本編の内容も面白さと楽しさが大爆発してました。
読みながら何度も「ブフッ...」と吹き出してしまった...

かと思えば、コミカルな流れの中の
有生×慶ちゃんとのやりとりに、”仕事観”について言及し
考えさせられる言葉がいくつもあったりして、本当に奥が深いです。

もちろん塗れ場の甘さ・えちえちさも突き抜けてる!
濡れ場が出てきたのは2回なんですが、甘く濃厚な絡みが
すんばらしくて、もう。腰にきます...


今回はなんと、瑞人が東京の芸能事務所にスカウトされ、
なんと慶ちゃんも一緒にユニットを組んでアイドルデビューするよう、
丸め込まれて!?

という、”トラブル&面白さ”の予感しかない内容の巻です(*´艸`)

天然ぽやぽや、根性だけは誰にも負けない慶ちゃんの
アイドル姿、ちょっと見たかったなあ〜( ̄∀ ̄)
瑞人は遠慮したいけど。。笑
それにしても、瑞人の”初対面の人を不快にさせる才能”が
凄すぎて笑ってしまう〜w

なんと瑞人がアイドルデビューすることが
退魔師を破滅へと導く道だと有生から聞き、動揺する慶ちゃん。
絶対に退魔師を辞めたくない・滅ぼさせたくない慶ちゃんですが、
この難局を乗り切ることができるのかー?

と、あらすじを書いてみると
なかなかにシリアスな匂いもするのですが、
全体的にはコミカル楽しい雰囲気漂う一冊◎

特に有生×慶ちゃんカプも招かれて…の終盤の狸の大集会、
最高でした〜!!

楽しそうだなあ..今度ぜひぜひ、上野恩賜公園に聖地巡礼に行きたいです...!
見えるはずもないのに、子狸や慶ちゃん・有生の姿を探してしまいそう。


そしてシリーズ安定の、有生の溺愛&執着&独占欲爆発!描写には
この巻でもニヤニヤしっぱなしでした❤︎
やーーーーーメイドコスプレエッチで、あそこまでメロメロ状態、
大興奮状態、挿れずに発射しちゃうなんて。
我慢できずに有生が自分で自分のtn...を扱いてる描写、
かああ...となりながらも文章凝視、熟読でした。

そんな執着攻め・有生も大好きだけど、
自分の”推し”は断然、”天然ぽやぽや、不器用だけど根性で生きてます!”系の
慶ちゃんです。笑

喧嘩してもいつもエッチでめろめろにされ、許しちゃう慶ちゃん、
チョロ可愛すぎる。そんな慶ちゃんを私は推してるよーー…!

最後の狸の大集会...という名の大宴会で、
無事にオタ芸をやり終え(オタ芸は”打つ”と言うんですね!勉強になった...!)
子狸と共にアオハル感を醸し出す慶ちゃんが愛おしすぎました。(*´∀`*)

そんな終始楽しい一冊でしたが、子狸が”才能”について語ったセリフ、
今回特に印象に残りました。

”才能は誰にでもあるのですぅ”
”才能があるかどうかの見分け方は簡単、「好きかどうか、楽しいかどうか」
だけなのですぅ”

”嫌いなことや辛いことをやっても、大成するわけないのですぅ”


やーーーー、シンプルだけど、シンプルだから、
ストレートに心に刺さりました。心にすとん、と落ちてきた感じ。

なんだかとても考えさせられ、
現状を変えようと踏み出す勇気がもらえる言葉だったな。。


笑ってじーんとして萌えてきゅんとして、
読後、本当に最っっ高に満たされた気分になれる一冊。

次回より開幕する第二部も、今から首をながーくして
待ってます!

ちょっと落ち込むこともあった今日この頃ですが、
エネルギーとビタミンをMAX注入していただきました(*´◒`*)✧*。

9

見たい、読みたい、感じたいの最高峰のエンタメがここにある

最高以上の言葉が見つからない、なんっっっじゃコリャァァァの面白さでした!

表紙からして、あーこれは裏切らないヤツだなと。というかいつも裏切られてないんですが、表紙のイラストの期待値がそのまんま内容にも反映される作品ってのはそうあるもんじゃない。
慶次がプリントされたうちわにペンライト、マイクを持つ子狸に、踊る眷属たち……この熱の入ったステージ感は一体何なんでしょう。キュートでラブリーなイラストの神々しさに平伏せずにはいられませんでした!


有生と慶次の討魔師ラブも、シリーズ10巻目に突入とのこと。
こんなに話が上積みしていっているにも関わらず、ストーリーが常に最強クラスに面白いって奇跡すぎませんか?いや、それどころか面白さが研ぎ澄まされていますし、最善と最高を両立させている満足度はピカイチです。
上質なエンタメの絶対領域に足を踏み入れるやいなや、読み始めの1ページ目からこの世界観にトリップ。非常に心地の良い没入感でした^ ^

ストーリーの面白さの精度の高さも、自然とクスッとなってしまう笑いのエッセンスも、今巻も素晴らしかったです。
時代を先取りした業界へのアプローチや、キャッチーなワードチョイスはセンスの塊ですが、特に目立つのは子狸の発信力。この子狸……語尾は"ですぅ〜"とか、"ご主人たまぁ"、とか、ほんわかした言葉遣いながらも辛辣なコメントでピリッと毒を吐くギャップが最高です!
物言う子狸としての一面や、流行にも詳しいミーハーな側面は、一気に場が和む緩衝材としての能力が有能すぎる。有生と慶次の恋愛をよく知る事情通としてのコメント力は特に切れ味が鋭く、腹を抱えて笑いました(笑)


BL的には、2人のラブラブっぷりの安定感はもんのすごいです。
有生がクールに慶次をディスするのはデフォルトとして、慶ちゃん大好き。とも、慶ちゃん、エッチしよ。ともサラリと言ってのける溺愛のウェーブにどれだけ私のハートがハッスルしたか分かりません!
イケオジの実父当主にヤキモチ妬いたり、慶次に好意を寄せていた新人討魔師に牽制かけたり、ちゃんとして欲しいデレを忘れない有生は、今ストーリーもかゆいところに手が届くスパダリっぷりを存分に発揮しておりました。

今巻は瑞人に巻き込まれるカタチで、慶次が芸能界に入りそうな局面に立たされ、それによって弐式家全体の問題にも派生していくピンチにどう立ち向かうかが見どころ。慶次だけがワーッてなって、周りは各々自分のペースで突き進むチグハグワチャワチャ感が最高に面白かったです!
討魔師としての仕事はそんなに出番がなくて(慶次は 笑)、瑞人のアイドルデビューを阻止するべく動き回るのがメイン。慶次にとって討魔師という仕事がどんなものなのか、改めて振り返ってみる仕事観にも繋がるストーリーにもなっていました。

相変わらずの熱血漢で有生に呆れられる慶次のポンコツ感にはやれやれですが、バカな子ほど可愛いを素でいくのが慶次の良さ。有生とケンカ越しになりながらも、ラブラブを深めていく2人のイチャイチャシーンは飛び抜けた甘さがいっぱいでフォッフォッフォッでした(〃∀〃)
中でも慶次のメイドコスは一番の見せ場でしょう。慶次のいつもと違う装いに大興奮する有生には笑わせてもらったし、ノリよくメイドになりきる慶次の煽りは必見です!


何やかんやありながらも、最後は特濃なラブラブで締める読後感の良さは今巻も圧巻の景色。ストーリーもキャラもイラストも全部が神の領域でした。
次巻から四六版に移行するニューステージでの眷愛隷属シリーズも楽しみです♪

8

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