「甘やかさせてよ」

プレイアフターコール 2

play after call

プレイアフターコール 2
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神6
  • 萌×23
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

78

レビュー数
2
得点
42
評価数
9
平均
4.7 / 5
神率
66.7%
著者
オオタコマメ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
一迅社
レーベル
gateauコミックス
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784758028776

あらすじ

自身のDom性にコンプレックスを抱く倉科は、クラスメートで生徒会長をしている一色と紆余曲折の末、プレイのパートナー兼恋人同士に。
高校生活最後の一年、受験も差し迫るなか進路を定められない倉科とは違い、一色は将来のことをすでに見据えている様子。

焦燥感とは裏腹にどこか淡々と日々を過ごす倉科だったが、元カノである早瀬が突然「一色のことが好き」だと言い出し――?
それを聞いた倉科はずっと見ないふりをしていた、一色の選択肢を狭めているのは自分自身だという考えに囚われてしまい……。

揺れ動く心と第二性に翻弄される青い春――。
センシュアルDom×Subユニバース、待望の第2巻。

養護教諭の羽澄の過去を描いたサイドストーリー[プレイアフターコール side羽澄 前編]も収録。

《収録内容》
◆『プレイアフターコール』6~10話
◆『プレイアフターコール』side羽澄 前編
◆描き下ろし9P

レビュー投稿数2

若くて優しいDom/Sub

高校生DomxSub続編!
初めての恋、初めてのパートナー。どぎついシーンの無いセンシティブなD/Sです。

さて、続編とくれば甘々か波乱か。
こちら甘々な部分も波乱の部分もありつつ、2人の高校最後のアオハルをきっちり描いて下さっています。
私個人は、学内であれこれするのは好みじゃないんだけど、恋人になってからも用具室でコソコソっと…
とはいえ、エロエロの〜ではなくて一色が信頼しきって柔らかく身を預ける、みたいな優しいコマンドプレイなので安心して読める。
波乱の方は、まず進路。
2人の間の波風というよりは、心の揺れというか不安定さを際立たせる効果あり。
そして、元カノ登場!
私は「女はイラネ」派なのでうぇ〜〜っとなったけど、現実的に考えると女子と付き合ってたっていうのはリアル。
倉科と一色の間に入る余地無しなのは明らかなので、ちょっと弱いエピソードだと思いました。

今回、養護教諭・羽澄の過去編、しかも前編が収録されています。ニクいわ〜。
こっちもかなり気になるカップリング!ワイルドなSub・瀬尾は今どうなっているのか⁉︎
続きも期待しかありません。「萌x2」で。

1

受験生の彼ら、甘さ&エロはやや控えめ。センシティブDom/Sub続編

どこか静謐な雰囲気を持つ、高校同級生同士のDom/Subシリーズ。
楽しみに楽しみに待っていた続編です!☺︎

…パートナーで恋人同士となった二人の、甘く濃厚なひととき!!!
を期待していたのですが、思っていたのとはやや方向性が違ったかな..?;
勝手に自分が”あまあま”を予想していただけなのですが;

この巻では濡れ場はなく、攻め・倉科の中学時代の元カノが登場し
倉科×一色の間にすれ違いが生じてー

というのがメインのお話。
(※女性の当て馬が苦手な方、ご注意ください。)

女子キャラ、どちらかというと苦手な方なのですが
今作に出てくる早瀬には、一部共感できる部分があり
そんなに嫌な気持ちにはなりませんでした。

共感した点というのは、中学時代に早瀬が倉科にフラれた際、
告げられた理由に傷ついたー
というところ。

「女のSubは無理」と別れを告げられるのですが、
そんな振り方ってないよーーー!!

”早瀬自身”を見ておらず、「女だから」という点だけで
切り捨てられた早瀬の姿、その傷ついた心が切なかったです( ; ; )
(倉科は倉科で、いっぱいいっぱいだったんだろうな、とは思いつつ)

で、倉科にまだ未練を残していた早瀬が、
なぜか一色の方に告白!!

もちろん一色は即座に断るのですが、
それを知った倉科がまた、弱気な対応をするものだから…

「俺を選んでよ」って言っちゃいなよー!!!
なんで、「選ぶのは一色の自由だからよく考えて」なんて言っちゃうのかなー!!
と、読みながらちょっとフラストレーションを感じたシーンでした;


倉科の煮え切らない態度には「うーむ」となったものの。

初めての恋をし、湧き上がってくる嫉妬心や
尖った言葉をぶつけてしまう自分”など、
自分の知らなかった”嫌な自分”の姿に戸惑う一色の姿、
この描かれ方がすごく良かった…!

好きだからこそ、許せない。
特別だから、むかついてしまう。

↑一色の話を聞いた早瀬が心の中で思ったこと、なんですが、
本当にそのとおりだよなあ…と。

初めて見る”嫌な自分”の姿に戸惑いながら向き合い、
”嫌な発見も、存外悪くないかも…”と思えるようになるまで。

終盤、体育祭のリレーで疾走しながら
そんなふうに思う一色の姿、成長を感じさせる姿がとても印象的でした。

エロ目当てではないけれど、二人が体を重ねるシーンが
なかったのは、ちょっと残念だったかな。。(キスと攻めフェラはあります)
まあ受験生だし、忙しいし、仕方ないよね..ということで、
その点は3巻に期待!!

で、こちらの2巻、養護教諭・羽澄の高校時代のお話(前編)が
同時収録作として入っています。

本編の中で「今はパートナーはいない」と倉科に語っていた羽澄。
どんな経緯があって、瀬尾と別れる?ことになったんだろう、、

前編だけではまだ二人はパートナーにも恋人にもなっておらず、
謎が深まります。

で!!!!!
個人的にどびっくりしたのが、このカプ、攻め受けどちらがどちらか
まだ不明なのですが恐らく、瀬尾(Sub)×羽澄(Dom)っぽい…!です。
(瀬尾→羽澄の発言内容より)

変則Dom/Subカップル、彼ら二人がどんな経緯で
パートナーになり、どんな経緯で別れるに至ったのか…
本編の二人のその後と共に、気になるところです。

★修正:tn形の分かる白抜き(電子シーモア)

3

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