お買い得商品、セール品、中古品も随時開催中
jajauma narashi zoku
前作の比較的早い時点で主人公・馬場は黒沢の好意を受け入れているものの、黒沢の親友・三木の動向に振り回されなかなか進展しない2人の関係。
本作のキモは、実際には2人に好かれている馬場が、2人の間で揺れると言うよりは、2人の間にやきもきさせられているところであろうか。
いよいよ謹慎を解かれ、寮を出られるという段になって、ようやく馬場はきっちりと黒沢と向き合えるようになる。
飄々としながらも結構本気で馬場を好きらしかった三木は気の毒ではあるが、折り合いが悪くなるわけでもなく、変わらぬ付き合いが続きそうな気配があるところがよい。
三回言いたくなるほど、全編に渡って乙女でした。
馬場と黒沢と三木の三人による、学生寮を舞台にした、トライアングルラブストーリーの二冊目。
コミカルなシーンと乙女ちっくな萌えシーンが満載で、男の子たちみんなめっちゃ可愛くて……一巻に引き続き、ごめんなさい、やっぱり私には合わなかったです。
だって、読んでて、むず痒くなるほど恥ずかしいんだもの…。
最近、水城せとなさんや木原音瀬さんの人気作品を低評価しつつ、申し訳なさそうにしてるレビュアーさんがいましたが、私も同じ気分です。
門地かおりさんの人気を知ってるだけに、けっこう勇気がいります。
正直萌え評価にしとこうかなと、一巻をレビューしたときも迷いました。
過去、周りに引っ張られるような評価をしてしまったときもありました。
レビュアーのみなさま、たかがレビューされどレビュー、自分の萌えに忠実に正直に生きるのは、ときに罪悪感と背中合わせの苦難の人生航路ですね(大袈裟)。