夜明け前にきみを呼ぶ

yoake mae ni kimi wo yobu

夜明け前にきみを呼ぶ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神8
  • 萌×22
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
51
評価数
11
平均
4.6 / 5
神率
72.7%
著者
嘉内 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
講談社
レーベル
ハニーミルクコミックス
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784065388174

あらすじ

幼馴染に恋人ができて、置いていかれたような気持ちになっていた暁は、路上で酔い潰れていたところを通りがかりの青年に介抱される。”エマ”と名乗った彼は、お礼の代わりに「今度僕を指名してください」と名刺を差し出してきた。

いっぽう、一夜だけの恋人として暁と体を重ねた売り専のエマは、暁からの指名を心待ちにしている自分に気づいていく。もしも、エマとして出会っていなかったら、暁が客ではなかったら――。

愛されることが苦手なきみに、何度だって手を差し伸べるから。
夜明けのようにぬくもる恋!

表題作夜明け前にきみを呼ぶ

25歳、社会人、バンドマン
20歳、ウリ専ボーイ、大学3年

同時収録作品番外編 夜の底に二人

”SHANTI OSAKA”キャスト
ウリ専ボーイ

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数2

心が優しさで満たされます!!

儚くて、優しさがじんわりと心に染み渡ります。
優しいお2人に心が癒されます。
皆さんの話される関西弁もとても良いです。

アキラさんのあのタイミングでの
「自分を大事にせなあかんよ」
の言葉は感動しました。

エマくんの幸せを願うシーンは涙が出ます。

美夜さんと真昼くんも本当に優しい方たちで。

暁さんと満幸くんが出会えて本当に良かったです。
河村先輩と真理くんも関係に新しい名前がつけられますように。

皆さんが幸せでありますように。

1

方言と、おぼこ清楚系受けと、優しさ200%の攻めと。

ブルーの表紙を一目見て、表紙買いしたこちら。
嘉内先生、初読みでした。とても、とても良かった…
(「萌2」ですが、「神」寄りです。。)

心にズドンと刺さる、夜明けのラブストーリーです。

おぼこ清楚系受け・ウリ専ボーイのエマの切なすぎる小さな願いに、
もう、もう、胸がきゅーーーっとなって。。( ; ; )

そして”方言萌え”を自認している身としては、
二人の関西弁(舞台は大阪、受けは滋賀出身)にもたまらなく萌えました。
(豚まんの有名店がちょっと名前を変えて出てくるのとか、
大阪の駅が出てくるのとか、そういうところにもワクワクしました☺︎)


あ。受けが別の人に抱かれる描写(客とが1回、それ以外が1回)が
2度ほどありますので、苦手な方、ご注意ください;
自分はできれば攻めとだけして欲しい…というタイプなので、
ちょっとそこだけ複雑な気持ちになりました;(その点がどうしても気になって、”萌2”です)


以下、簡単なあらすじと感想を。

幼馴染に恋人ができ、寂しさや”置いていかれた”感などが
自分の中でうまく消化できていない、暁(あきら・攻め)。

やさぐれた気持ちでヤケ酒し、路上で酔いつぶれていたところを
通りかかったウリ専ボーイで大学生の青年・エマ(受け)に介抱されます。

お礼をしたい、と言った暁に自分の名刺を渡したエマ。
そして後日、二人はキャストと客として肌を重ねるのですが、
エマは次第に、暁からの指名を心待ちにするようになりー

と続きます。


エマの健気な恋心にもグッとくるのですが、
攻め・暁のスパダリみが、特にぐーっと沁みた。。

幼い頃、両親が離婚した際に母親にぶつけられた一言が
トラウマになっているエマ。
母に対する恨み、そんな母との関係性に今も悩みを抱えています。

そんな彼は母親とのいざこざからキャストを辞め、
暁の部屋を訪れて大泣きしてしまうのですが、
その時の暁の包み込むような優しさが、沁みて沁みて…

そっと抱き寄せ、ぽんぽん、と軽く頭を撫でてあげながらの
暁の独白に、涙が出そうになりました。

”ここは絶対に安全だと信じて欲しい”
”誰にも傷つけられへんよ”
”弱ったきみにつけ込む悪は存在しないよ”

と。。

圧倒的な優しさと光に、涙( ; ; )

母親から”自分のせいで離婚した”と言われ、
ずっとずっと「ごめんなさい」と言い続けていたエマが
ついに見つけることができた、安心できる場所。

そこが広い広い海のような暁の胸の中で、本当に良かった、、


想いが通じ合った後、”満幸(みつゆき)”と呼ばれ、エマが
本当に幸せそうな笑顔を見せる姿に、思わずこちらもにっこりしてしまいました。


ただ!一つだけ、うーーーんと思った部分が。。

先述したようにエマが”自信をつけるため”に
同僚キャスト・美夜のセフレ(…ではなく本当は美夜のことが好きなんですが)・
真昼と”本番”まで致してしまうところ。ここはちょっとキツかった…です...

お互い本当に好きな人がいるのに、
そこで割り切ってできるのか!?というのは、
読み終えてからも少しモヤモヤが残りました..
暁が知ったら、とても悲しむんじゃないかな。。と、
ちょっとショックを受けたシーンでした;

巻末の番外編は、その真昼×美夜のお話です。
不器用な二人の(特に美夜)への、真昼の一途な想い。
学生時代からの片思いなんですね…
美夜も全く意識していないわけではないと思うんだけどな。
今後の彼らの進展が、とても気になります。


★修正:なし(局部の描写なし)(電子シーモア)

2

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