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元恋人を一途に想う男×特殊性癖を持つ美青年――官能×執着BLストーリー
blood addiction
個人的に、逢野れお先生作品の中では一番好きだったお話かもしれません。
そんなお話は、、、
攻めの理人には、忘れられない相手がいる。
大学生になって初めての講義で出逢い、最愛の恋人だった星那だ。
けれど星那はある日突然姿を消してしまい、それ以来ずっと、理人は星那を探し続け、他の人などまったく眼中にない様子。
そんなある夜、公園のトイレに立ち寄ると、なんとそこにあれほどまでに探し続けていた星那が。
けれど、口元に血を滲ませ個室から出てきたその一方で、首筋に噛み跡のある男がそこにいて、、、
という冒頭でした。
勝手にこの流れから、オメガバが吸血的な特異体質を持つ世界のお話かなあと思って読んでいました。
だって受けは、血に対して謎の欲求を持ち、幼き頃に初恋の人を噛んでしまい、殺しかけて問題を起こしているくらいなのですから、、、
そして、この攻めにも大学生時代に噛み跡を残していて、また過去を繰り返すのではないかと恐怖を覚え、攻めから受けは去っていったのですし。
ですが、どうやら特異体質設定ではなかったようです。
むしろ終盤で血への欲求の原因は、ストレスやトラウマではないかと医療機関で診断されています。
意外と重めなモノを背負っていた受け。
攻めにたっぷり愛され、少しでもそのストレスやトラウマが軽減されることを祈るしかありません。
ちなみに、受けのセフ〇が登場します。
胸クソ悪くなるタイプなのでご注意ください!
そして、画がキレイです。
受けの不安を美しく、そして攻めの執着溺愛イケメンぶりも美しく描かれ、そしてえちは官能的に描かれており、大変眼福でした!
初めましての作家様、美麗な表紙と”ブラッド” そして”アディクション”という
文言に惹かれ、完全に”吸血鬼もの”だと思って手に取った、こちら。
…ええと、まず、こちら人外もの・吸血鬼ものではありませんでした…!
タイトルのとおり、受け・星那に”人を噛み、その血を吸ってしまう”という
原因不明・謎の「血への欲求」があるーというもの。
攻め受けは大学時代付き合っており、ラブラブの関係だったのですが
なぜか星那は突然理人(まさと・攻め)の前から忽然と姿を消し、
その後6年間、理人は星那を探し続けている…というところから始まる、
執着攻め×特殊性癖受けの再会ラブストーリーです。
で、星那のモブセフレを含めた”三角関係もの”でもある。
作中、このモブセフレに陵辱される場面と、その後一度合意で抱かれる場面が
あります。苦手な方、ご注意ください;
自分の持つ特殊性癖の異常さ、それがゆえに幼い頃
好きな相手を傷つけてしまい、両親にも化け物のように扱われたー
というトラウマを持つ星那。
”噛み付いて吸血”なんて最高にエロティックだし、
どんなふうにこのトラウマを克服し、攻めの手に落ちるのか…と、
ワクワクしながら読み始めたのですが…
↑ここの部分、個人的にものすごーーーく消化不良ーーー…!!!!!
というのも、自分の理解した流れをぎゅっと凝縮して述べると、
理人「俺は噛まれても別に大丈夫だし、きっと二人なら克服できるよ!」
星那「そうか分かった」
→星那、トラウマとなっていた病院へすんなり行き、そこで診断を受ける。
→診断結果「たぶん治ります大丈夫◎」
と、ものすごい急展開というか、急な解決というか、
とにかくあまりにも呆気なくこの”性癖問題”が解決するのです。。
なんか、なんか、もうちょっとじっくりステップを踏んで、
納得いく形で共に解決していく過程が欲しかった…!
読んでいて「えっ?」とちょっとポカンとしてしまった・・
あと個人的に、理人とすれ違ってしまった後、
自分を陵辱したセフレに自ら連絡をとって抱かれに行く星那の行動も
よく理解できず。。
で、あれだけ星那に執着し、「他の男にヤられたのか!」と怒ってた理人なのに、
物語最後には3人で(理人と星那とモブセフレ)仲良くバーで
笑い合ってる……いや、なぜ???
と、ちょいちょい首を捻ってしまうような展開・シーンがあり、
最後まで二人の恋愛面に乗り切れず&萌えきれず、でした。。
美麗絵がとても魅力的なだけに、今回自分は世界観に入り込むことができず、
残念です;
初読み作家様でしたので、また別の機会・作品で
萌えを胸いっぱい摂取させていただきたく…!
★修正:tnライトセーバー、結合部白抜き(電子シーモア)