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お人好し社畜男×引きこもりなヤクザの若
waka to ore
タイトルと表紙からヤクザ系BLだと想定しますがいわゆるヤクザBLとは異なるストーリーが新鮮でした。
ヤクザの妾の子とそのお世話役として採用された男が繰り広げる日常のお話です。
若と呼ばれてはいるもののヤクザらしい仕事は一切していない短気で孤独な和といまいち危機管理能力が足りないお人好しな越智くん。
全体的にそこまでトーンが変わらずスムーズに物語が進むので読みやすく、でもそんな中に和や越智くんの喜怒哀楽や柴崎さんのゆるさや絶妙な気遣いが見えて面白かったです。
個人的にオチがすごく好きでした!!
タイトル通り、893の妾である愛を知らずに育った孤独な「若」をお世話する仕事に勤務することきなった「俺」のお話です。
ちなみに「俺」こと、元ブラック企業である不動産屋で社畜だった越智は、転職活動で好条件のマンション管理人の仕事を見つけ、面接にたどり着く。
その面接の最後、パンイチで出てきた若く綺麗な顔した青年と会わせられる。
そして実はマンション管理が、893のシノギだったことが判明。
辞退しようとしたが、若に気に入られ、毎朝ご飯を作るなど、愛に飢えた青年のお世話をしますが、そのうちえちな方面までお世話することに、、、///!!
若との関係にハマっていく越智。
ある日、越智から食べたいものがあると言われ、ふたりは内緒で出掛けます。
そこで越智が道行く人とぶつかり、結果若も含めてトラブルを起こしてしまいます。
一般人である越智は、なるべくならトラブルを起こしたくないタイプでした。
しかし、若は違うため、お世話係の柴崎からだから外へ出したくないのだと言われてしまいました。
孤独な若へ芽生えた感情。
けれど、住む世界が違うことも再認識し、、、
やがて、若の一言で越智は仕事を辞め、去ってしまいます。
が!!
若が越智のもとへ、仕事を辞める前にした約束を果たしに現れます。
そして、無事元サヤへ。
さらりと読める、ガタイ大きい同士の愛に飢えた893の引きこもり息子と、お人好し社畜男の主従(そこまで主従色は強くありませんが)BLでした!
まだBL読み始めて初心者の方などにオススメの1冊です♪
先生の『我が不徳の致すところです』は既読です。
こちら試し読みして面白そうだったので読んでみました。電子で187ページ。(以下少々ネタバレあります)
元リーマンの越智(攻)が、ヤクザの息子和(やまと)(受)に雇われ、料理など身の回りのお世話をすることに。そのうちにシモのお世話もする関係になり…というお話。
キャラデザなんですが、越智によると和がすごい美形とのことだけど、一重瞼でそこまで美人に見えなくて…。(というかどのキャラもお顔が似てる気がする。)
和が美人だから越智もうっかりハマっちゃうストーリーなので、その点ちょっと残念でした。
(でも濡れ場ではかわいかったかな。)
年齢は出てこないんですが、多分年上攻めですかね?越智が心の優しいワンコでほっこりします。
和は性欲処理で普通に女性を抱いてるんだけど、男とする時はネコ。越智と寝る前も何人も男と寝ていて、相手が和に沼っちゃうんだそう。
越智は男性相手は初めてみたいなのに、初回の濡れ場から抵抗感もなくかなりノリノリで、グイグイ和を抱くのがギャップです。ノーマルと思ってたけど男もいけた系かな。
お店で越智が他の客に殴られるシーン。相手と言い争ってたのは和なのに、なんで越智が殴られたんだろう?ちょっと違和感。
二人がちょっといい雰囲気になってきたら、ベッドで越智が失言を!和をかわいいって思ってるのに重いかな、とか越智真面目すぎるw
(そういう時はかわいいって言っときゃいいんだぞ〜w)
和を怒らせたからと、唐突に仕事を辞めるのは「?」。なぜ和の知らないところで辞めることになる?雇い主は和だから和の了承が必要なのでは?また違和感。
最後は、孤独な和が優しくて自分をきちんとみてくれる越智のこと好きになっちゃって、越智も不器用なワンちゃんみたいな和に絆されちゃった感じかな。
「戻らなくていいからいなくなるな」って一生懸命に伝える和はかわいかったです。
なんだかちょこちょこ気になるところはあるんですが、越智のおかん的ワンコみは好きかも。優しくて癒されます。和は越智と出会えてよかったな〜と思いました。
⚠︎和が女性を抱く絵はないけど、ドアの外から声が漏れるシーンはあります。
電子 白抜き修正(GUSHさんなのに「スペシャル修正」じゃない?!って衝撃だったんですが…変わっちゃったのかな??真っ白でした、残念)
試し読みの独特な軽妙なテンポが気になり読んでみる事に!!
初めての作家さまです♪
1冊を通してずっと軽やかな印象です
設定舞台はヤクザ絡みではありますが、直接的な実働部隊って事ではなく、ヤクザの身内が受けって感じなのでヤクザ感はほぼありません(`・ω・´)ゞ
流れるように…?絆されるままに…?好待遇求人情報に釣られてやって来た越智くんが新たな世界に翻弄されてるようで、実は翻弄されていたのは…⁈⁉
と、展開して行くラブコメです
全てに於いて軽やか過ぎて、キャラの気持ちの変化も重さが分かり難いと言うか、、、重けりゃイイって事でもないのですが、今作の雰囲気は私にはちょっと軽やかさが軽さに感じてしまう所がありました。。。
特に攻めの越智くんのセリフで、気持ちを吐露するシーンがあるのですが、、、
「価値観の合わない人を抱くこともできません」
というセリフがあり、、、
・・・ (。゚ω゚) え?…お兄さん、貴方さんざん抱いてやしませんでしたか…?????
と、、、w
どうにも納得の出来ない今更では⁈な…似非真摯なセリフに聞こえてしまい。。。
結構終盤にきてス…っ…と熱が冷めてしまったのです(*´д`)ウーーーン…
多分軽やかに進んで来たのにココで急な正論的な価値観をぶつけられてしまい、なんかそりゃないょ。。。と思っちゃったのかも。。。
なんだか、元々ちょっと感情表現が苦手だった受けの和(やまと)が越智くんに縋る感じが健気を通り越して、余計不憫に見えてしまって、、、作品の盛り上がりとは反比例するように自分的な感情は2人を見ていて切なくなってしまい、複雑な気持ちのまま軽やかにクライマックスに雪崩れ込む感じで追い打ちを感じ…・・・少し置いて行かれる感覚のまま読了となってしまいました(´ 。•ω•。)
ヤクザものの主従系かな?って思ってたら全く違ってたって所から少しずつ自分の中で読みたい感じのズレが生じてしまい、埋まらぬ溝がそのままにサクサク進む展開でゴールテープを切ってしまった感覚だったので、今回はちょっと求めていた読みたい方向とは違ったようです
逆に、どっぷりヤクザものではないのでその辺が苦手な方にはご興味あれば、受けの重くなり過ぎない救済ストーリーとしてハマるかと思います(﹡´◡`﹡ )
和の不器用な懐き方を可愛い!!と思う萌えは確実にあると思います!!
今回少々評価を厳しめに付けた理由は、上記の「読みたい方向の違いとキャラの心理への理解が追い付かなかった」という点があり、ここまでなら和の可愛さもあるので「☆3」評価かな?と思ったのですが、、、実はもうひとつ合わなかった所があり、、、
それが、、、濡れ場描写で。。。
濡れ場、、、複数回ありますが、、、正直色気があまり感じませんでした(>ω<)
動きが硬いと言うかダイジェストを見てるような濡れ場でここが好みではなかったのです。。。
しかも濡れ場自体もストーリーの鍵ではあったと思うので、もっと惹き付けて欲しかったな。。。と思いました
本来なら熱気が伴って読んでるこちらもテンション上がる魅せ場でもあるはずが、濡れ場がある度に冷静になっていくようでした、、、
これは初めて作家さまでの私の読み方、見方の不慣れや好みの違いがあったのかも知れませんが、、、
結構ストーリーに絡んで来る濡れ場描写であれば期待したいタイプなので、そこが合わなかったので評価に反映させていただきました(,,•﹏•,,)
最初のレビューなのに厳しめで心苦しいのですが、、、あくまでも私個人の感覚なので。。。是非、軽やかに進むお話しを気になる方には読んで頂きたいと思います!
修正|性器の強調描写無しで挿入状態多め、コマ割りや吹き出しでカバー、一部白抜き、Ke有り
注意点:衝動的な軽めな暴力描写あります
受けが女性をお部屋に呼んで致してる事が分かるエピあります(絡み描写はなし)