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hatsukoi ha kojirete mashite.
盗聴癖かぁ〜……スミマセン。刺さりませんでした。
というか、このコの盗聴癖が、ですが。
好きな人の声を聞くのはまぁ良いとしても、他の誰かとのあの声をこっそり聞いて悦に浸るって、エンタメコンテンツ化してるだけかと…。本当に好きな人なら、誰かとシてる声聞いてニコニコしてられないと思います。
ただの変態かサイコパスか?
でも、過去に櫂吏が女の子とエッチしてるのを見て泣いていたくらいだから、真っ当な好きの感情だろうけど、誰かとのエロ声聞いて嫉妬はすれど、喜ぶなんて一体どんな心情なのかと私にはイミフでした。
そして、攻めの櫂吏。こやつにも物申したい。
女の子が好きで、長く続かないから男の幼馴染みと付き合おうってどんな思考回路?BLのノリ的に百歩譲ってアリだと考えたとしても、あまりにも短絡的思考。しかもその裏に潜む意味もなんもないとか、はぁ?なんですけど。
私は実は期待してたんですよ。
櫂吏は芙幸の思惑を知っていて、わざと泳がせいた。そんで、盗聴してるタイミングでエロボイスを出して芙幸の反応を伺っていた。
結果→→櫂吏の方がヤバい拗れだった。…とかね。
完全にアテが外れてしまいました。
それは良いとして、櫂吏の芙幸への気持ちは思ってたよりもテキトーで軽いかったことに萌え度がダダ下がりでございます。
今は良いけど、のちのち女の子と浮気とかしそうっていうのが想像できるビミョーな読後感でした。身持ち軽そうだし。
芙幸にこれからも一途だよって分かるだけの確証とか、そう思わせてくれるだけの"何か"があればまた違った感想になったのでしょうけど、残念ながらそんな思いには至らずでした。
櫂吏は結局何がしたいのか分からなかったので、そこをハッキリさせて欲しかったですね。肌の温もりが欲しいのか、自分だけに一途な恋人が欲しいのか。あと、なんで彼女と長続きしないのかの理由にも迫って欲しかったです。
ページ数が短いので、アレもコレもと情報を入れ込むのは無理だったとしても、2人恋や恋愛が"そうあるべき"結果だと納得できるストーリーであったら良かったなと思いました。