キス泥棒 共鳴シリーズ

kiss dorobou kyoumei series

キス泥棒 共鳴シリーズ
  • 電子単話
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神19
  • 萌×21
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

112

レビュー数
2
得点
99
評価数
20
平均
5 / 5
神率
95%
著者
岩本薫 

作家さんの新作発表
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媒体
小説
出版社
大洋図書
レーベル
SHYノベルス
シリーズ
共鳴シリーズ
電子発売日
価格
ISBN

あらすじ

首藤家三男・煌騎と野良オメガ天音の
ツンデレで甘い夜のデート(!?)──『キス泥棒』
同僚刑事から見たふたりの日常──『瀬尾涼の刑事課一係日誌』
煌騎が天音のために押しかけシェフをする──『αとΩとオムライス』
首藤家次男・零騎が、つがいである一紗の実家に
挨拶に行く──『サマーデイズ』(書き下ろし)
四編を収録したファン必読の作品集がついに誕生!

<収録内容>
キス泥棒(共鳴発情)
瀬尾涼の刑事課一係日誌(共鳴発情)
αとΩとオムライス(共鳴発情)
サマーデイズ(共鳴熱情)

表題作キス泥棒 共鳴シリーズ

首藤家三男のα、刑事課の警察官、天音のバディ
トラブルメーカーの刑事課のエース、煌騎のバディ

同時収録作品サマーデイズ(共鳴熱情)

首藤家次男、野良オメガシェルター『レア』のリーダー、会員制サロン『NIGHT SAFARI』オーナー
元βのΩで『NIGHT SAFARI』のマネージャー、元整形外科医

その他の収録作品

  • キス泥棒(共鳴発情)
  • 瀬尾涼の刑事課一係日誌(共鳴発情)
  • αとΩとオムライス(共鳴発情)
  • サマーデイズ(共鳴熱情)

レビュー投稿数2

首藤家弟たちのSS!!

αの花嫁番外編のSSと同日発売の「キス泥棒」は、サブタイトルに「共鳴シリーズ」とあって、弟たち2人のお話が全部で4編収録されていました。


どちらも短いお話のため、もっとそのお話!!読みたいよーー泣
という現象に陥るくらいぎっしりと旨味が詰まったSSでした。

◆「キス泥棒 共鳴発情」…本浄のお初を2つもいただいた煌騎。うっかり寝ていた本浄の唇を見て抗えず、キス…してしまったが、、、


◆「瀬尾涼の刑事一係日誌 共鳴発情」…瀬尾視点で描かれる、本浄と煌騎のお話。


◆「αとΩとオムライス 共鳴発情」…非番の本浄の家にご飯を作りに来た(道具持参)煌騎のお話。


◆「サマーデイズ 共鳴熱情」…隠れオメガとなって以来実家へ帰省する一紗。きっかけは、ゼロがご挨拶へ行くからで、、、というドキドキ緊張ストーリー。


どのお話も短編なのですが、ときに濃密えちもあり、ときに甘Love展開もありつつで、たっぷりゼロと煌騎たちのcpが楽しめます。

個人的にとくに好きと思った作品は、表題作とサマーデイズでしょうか。
いや、オムライスの上に煌騎が書いた2人のアルファベットエピソードも捨て難いですね!!(グチャグチャにされたところまで愛おしい✧*。)
瀬尾視点のお話も!!

とりあえず、共鳴発情と共鳴熱情ファンは課題図書と思う1冊でした。

岩本先生、、
1月4日に首藤兄弟のファンを熱狂させた罪な作家様です。
ですので、心から全力でありがとうございました!!!!(と、最敬礼するまりあげは)

続き、またお願いいたします!!(図々しい)


3

短編とは思えぬ読み応え

『αの花嫁』の番外編ノベルから、圭騎の弟たち…零騎と煌騎の存在を知ることになり、まだまだこのシリーズ初心者の私ですが、弟たちの既刊ストーリーを追ってなくても分かる面白さでした!
前半は煌騎と天音のストーリーで、後半は零騎と一紗のストーリー。圭騎と理玖のお話はNO収録です。

圭騎の未弟のワンコ刑事っぷりは可愛いくて、すぐ下の弟・零騎の野生味ある色気はどこかミステリアス。煌騎と零騎は圭騎とは違うタイプのスパダリαだけど、つがいに甘々で、とことん溺愛し大切に扱うところはやはり兄弟なのだなと感じました^ ^


気まぐれな女王様気質の天音にすっかり尻に敷かれている煌騎は、尽くす感じが良いですね!天音の飴と鞭にすっかり手玉に取られてる素直さが可愛くてキュンとしてしまいました。
天音の煌騎に対する態度はすんげー雑だけど(笑)、ちょっとしたところでデレ感入れてくるところが彼の素直になれない不器用さが滲み出ているなと思いました。
しょっぱく見えても、控えめな甘さのパンチが効いていて、なんだかこの2人から目が離せない。あまあまじゃなくても、塩味のきいたラブラブ感に酔いしれました。

煌騎たちのストーリーより甘々に仕上がってるのが、後半の零騎と一紗ターン。こちらはセックスシーンもあり、濃密なラブラブを楽しめます。
一紗の実家に挨拶に赴くのが見どころで、零騎が一紗の両親(特に父親)と話をするシーンがとても素敵でした。零騎が真摯に一紗の家族に挨拶する姿は、私までウルッ…Ω化したことで医師を辞めることになった一紗を、医大まで出してくれた両親に慮った言葉に胸が熱くなりました。
やっぱ首藤家の男たちは皆いい男だ……( ´∀`)


短編とは思えない読み応えにすっかり読み惚れてしまいました。
愛する人を大切に想う煌騎と零騎の男っぷりが最高!ますますこのシリーズのファンになりました^ ^

3

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