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kiss dorobou kyoumei series
αの花嫁番外編のSSと同日発売の「キス泥棒」は、サブタイトルに「共鳴シリーズ」とあって、弟たち2人のお話が全部で4編収録されていました。
どちらも短いお話のため、もっとそのお話!!読みたいよーー泣
という現象に陥るくらいぎっしりと旨味が詰まったSSでした。
◆「キス泥棒 共鳴発情」…本浄のお初を2つもいただいた煌騎。うっかり寝ていた本浄の唇を見て抗えず、キス…してしまったが、、、
◆「瀬尾涼の刑事一係日誌 共鳴発情」…瀬尾視点で描かれる、本浄と煌騎のお話。
◆「αとΩとオムライス 共鳴発情」…非番の本浄の家にご飯を作りに来た(道具持参)煌騎のお話。
◆「サマーデイズ 共鳴熱情」…隠れオメガとなって以来実家へ帰省する一紗。きっかけは、ゼロがご挨拶へ行くからで、、、というドキドキ緊張ストーリー。
どのお話も短編なのですが、ときに濃密えちもあり、ときに甘Love展開もありつつで、たっぷりゼロと煌騎たちのcpが楽しめます。
個人的にとくに好きと思った作品は、表題作とサマーデイズでしょうか。
いや、オムライスの上に煌騎が書いた2人のアルファベットエピソードも捨て難いですね!!(グチャグチャにされたところまで愛おしい✧*。)
瀬尾視点のお話も!!
とりあえず、共鳴発情と共鳴熱情ファンは課題図書と思う1冊でした。
岩本先生、、
1月4日に首藤兄弟のファンを熱狂させた罪な作家様です。
ですので、心から全力でありがとうございました!!!!(と、最敬礼するまりあげは)
続き、またお願いいたします!!(図々しい)
『αの花嫁』の番外編ノベルから、圭騎の弟たち…零騎と煌騎の存在を知ることになり、まだまだこのシリーズ初心者の私ですが、弟たちの既刊ストーリーを追ってなくても分かる面白さでした!
前半は煌騎と天音のストーリーで、後半は零騎と一紗のストーリー。圭騎と理玖のお話はNO収録です。
圭騎の未弟のワンコ刑事っぷりは可愛いくて、すぐ下の弟・零騎の野生味ある色気はどこかミステリアス。煌騎と零騎は圭騎とは違うタイプのスパダリαだけど、つがいに甘々で、とことん溺愛し大切に扱うところはやはり兄弟なのだなと感じました^ ^
気まぐれな女王様気質の天音にすっかり尻に敷かれている煌騎は、尽くす感じが良いですね!天音の飴と鞭にすっかり手玉に取られてる素直さが可愛くてキュンとしてしまいました。
天音の煌騎に対する態度はすんげー雑だけど(笑)、ちょっとしたところでデレ感入れてくるところが彼の素直になれない不器用さが滲み出ているなと思いました。
しょっぱく見えても、控えめな甘さのパンチが効いていて、なんだかこの2人から目が離せない。あまあまじゃなくても、塩味のきいたラブラブ感に酔いしれました。
煌騎たちのストーリーより甘々に仕上がってるのが、後半の零騎と一紗ターン。こちらはセックスシーンもあり、濃密なラブラブを楽しめます。
一紗の実家に挨拶に赴くのが見どころで、零騎が一紗の両親(特に父親)と話をするシーンがとても素敵でした。零騎が真摯に一紗の家族に挨拶する姿は、私までウルッ…Ω化したことで医師を辞めることになった一紗を、医大まで出してくれた両親に慮った言葉に胸が熱くなりました。
やっぱ首藤家の男たちは皆いい男だ……( ´∀`)
短編とは思えない読み応えにすっかり読み惚れてしまいました。
愛する人を大切に想う煌騎と零騎の男っぷりが最高!ますますこのシリーズのファンになりました^ ^