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cold sleep kara mezametara
30歳の時感染症の変異株に感染して、治療法が見つかるまでコールドスリープすることになった真人…それから20年!18歳だった教え子が38歳!38歳の渡良瀬くんがさぁ…いいんだよ!!!無邪気な18歳から大人になって感情をうまく隠すことを覚えた大人…!!20年の間途中であきらめつつもずっと探し続けた…ってすごい愛じゃんか…。
真人の教育者としてのスタンスも好きだったな。こういう人は生徒から信頼されるよね。歴史の中で、マイノリティかマジョリティはその時代で変わる、とか偉大な人物だってこんなくだらないエピソードがあった…とかそんな先生に習いたいなぁと私も思った。
2人の気持ちが通じ合ってすごく良かったシーン、真人が渡良瀬の目尻の皺にキスするとこ。年を重ねた男の愛しさ…いいですよね…!!
今回は元生徒と元教員のお話です。
治験でコールドスリープとた受様が
年上となった攻様と再会し、人生を再出発するまで。
今から30年ほど前
未知のウィルスによるパンデミックが世界を襲います。
ウィルスは人から人に感染する間に変異を繰り返し
各国は拡大予防策を立てますが感染者は増加の一途をたどり
緊急医療現場で使われていたコールドスリープが
感染者に広く使われるようになります。
高校で社会科教師をしていた受様は
10年前に変異株に感染、即刻隔離入院しますが
自然治癒が難しい変異株と分かります。
治療薬ができるまで当時の最長期限の2年間、
保険が適用されるコールドスリープを勧められます。
休職もアパート管理会社の手続きも無事に済みますが
コールドスリープの処置の最後の手続きで
受様は20年の長期間治験への協力を求められます。
当時長期治験は認められていませんでしたが
体質的に長期のコードスリープに耐えられ
両親や身内のいない受様は都合がよかったようで
都県者は予定の2年で治験終了したことになり
失踪扱いされて戸籍を失うものの治験後の生活を
全て保証すると言われるのです。
受様は他の人のためと言うよりも
無事に治験さえ終われば生活不安が解消される
と提案に飛びついてしまうのです。
受様は天涯孤独な自分がいなくなっても
困る人間はいないと思いながらも
ある約束が心に浮かびます。
それは去年卒業した生徒だった攻様に
コールドスリープが終わったら連絡する約束でした。
ただ2年後でも忘れられているかもしれない
とも思うのです。
20年が過ぎ無事に治験を終え健康体となった受様ですが
生活を保障するというコールドスリープ社頼り生活は
考えた以上に不安しかありません。
そんな受様にフォロー役として紹介された人物は
コールドスリープ社の社員となった攻様だったのです!!
攻様がフォロー役となったのは偶然なのか!?
受様は20年後の世界に適応できるのか!?
受様を思い続けた攻様と20年間眠り続けた受様の
近未来を舞台とした恋物語です。
受様の両親は高卒で低金銀でして働けず
自転車操業の自営業で身体を壊した挙句に事故死し
養護施設に入った受様は通信教育で大学進学して
公務員である高校教師となります。
教師とて熱心に授業をするとか
生徒に心を砕いて接したつもりはありませんでしたが
攻様に生活全般をフォローされながら
自分のこれからの生き方を探してていく事で
自分の過去を振り返る事となります。
受様が生き方を見つめなおしていく中で
受様のフォロー役となった攻様が何を思い
失踪したと言われた18年を過ごしてきたのか
明らかになってくる展開が胸熱でした ヾ(≧▽≦)ノ
攻様が20年も受様を思い続けられたのは
受様が真摯に攻様や生徒達に対してきたからであり
受様が眠っていた20年によって
攻様が本来なら越えられない年齢の壁を越え
受様よりも年上になるという展開も面白く
年下攻×年上受カプの永遠の課題を乗り越える
IFバージョンな側面もあり
とても楽しく読ませて頂きました。
未知のウイルスに感染し、治療薬の開発までコールドスリープに入るしかない状況になった高校教師の「篠真人」が目覚めたのは20年後。目の前には、かつての教え子がいるというお話です。冒頭から、テンポよく話がすすんでいくので、さくさくよみすすめることができました。
コールドスリープからめざめるという設定で、ファンタジー色のつよいお話で、たのしくよむことができました。「年の差もの」が好きなこともあって、はまりました。
20年という年月をへて、再会したふたりのお話で、「再会もの」でもあるとおもいます。
先生買い。今回はめずらしく入り込めず、さらっと読み終えてしまいました。変人テイストが無かったからかな。近未来日本、粘り強く追いかける攻めとか、歴史をイキイキ教える先生等に興味あればよいのかも。本編310Pほど+あとがき。
世界中で猛威をふるうウイルスの変異株に感染した真人。依頼されて治験に参加し、20年後に無事目を覚まします。戸籍は無くなっていて、社会生活を営むためのフォロー役になったのは、元生徒の渡良瀬で・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
望月(医学的フォローする人)、受けバイト先の子供たち、攻めの同級生(=元教え子たち)ぐらいかな。
++攻め受けについて
攻めは高校生の時に、社会科教師だった受けに惚れて、でも受けがコールドスリープに入ったために連絡が取れなくなって、ずっと受けを探し待ち続けてきた方。変態要素なし、真摯な態度でクラスのまとめ役的存在→コールドスリープ社で働く優良物件となった方です。高校生の時の可愛い様子もあるし、大人になってからのじんわり待ち続ける愛という様子もあります。ワンコだねえ♡
受けは事情あって20年というコールドスリープの治験を選んだ方。両親ともおらず、社会から必要とされているという確かなものを感じていなかったからなんでしょうね。目覚めてからは戸籍ないから教職復帰とかも出来なくて、コールドスリープ社から全て用意されているから問題はないものの、生きがいってものが無いし、自己肯定感低い感じです。
そんな二人の恋話でした。受けが歴史を興味深く教える先生(様々な逸話を盛り込んでくれる)ってところが、自分の高校時代の歴史の先生とシンクロして、とても楽しかったんですけど、萌えたのはそこぐらいかなあ。「どうなるどうなる」とハラハラ読むのが主だった1冊でした。
20年ぶりにコールドスリープから目覚めた主人公だなんて、導入から思わず興味を惹かれてしまう設定ですよね。
あまり見かけない題材だったものですから、真人が眠りから目覚めた20年後の世界を海野先生がどう描くのかなとわくわくしたのですが…
うーん、あらすじから想像していたお話とは少々異なった印象を持ちました。
暗いか明るいかでいうと、全体的に作中の雰囲気はやや暗く、空気も若干重たく感じます。
どっしり重たいのではなくて、ほんのり重たいというのかな。
けれど、展開的には明るいのです。未来も明るいです。
どことなく無気力で自身に価値を見出せないでいる人間が、決してそんなことはなかったのだと時間をかけて気が付いていく。
もやがかった薄暗さから徐々に光が刺す夜明けのような、とても味わい深い救済物語だったように思います。
真人視点で、真人と渡良瀬という人間の人生をじっくり追いかけられた1冊でした。
元生徒・渡良瀬の一途さと想いの強さにはグッとくるものがありましたし、真人の教師としての一面や、渡良瀬や周囲の人々によって彼の内面が少しずつ前向きになっていく姿は応援したくなるもの。
しかしながら、読んでいてちょっと疲れてしまった自分がいたのも事実かなと、今回はこちらの評価になりました。
設定や展開も、作中にちょこちょこ挟まれる雑学もおもしろく読めたのだけれど、何せ真人がなかなかの低空飛行な人だったもので、読み進めてもしばらくは気持ちがあまり上向かずどうしたものかと感じる面もあり…
それだけ心理描写が細やかだったということでもありますね。
海野先生の引き出しの多さに改めて驚いた1冊でもありました。
繰り返しになりますが、渡良瀬の一途さは見事の一言で本当に素晴らしかった。
ただ、ページ数が残り少なくなっても、2人の恋愛感情がどうしても渡良瀬>>>>>>>>>><<真人の図に見えてしまって、なんだか最後の最後で一気に恋愛面が進んでいった感覚に。
治験に参加した人々の戸籍関係に関しても、なんだかんだであっさりうまく収まっていてここは少し拍子抜けだったかも。
個人的にはもうちょっとだけ踏み込んでほしかったです。
コールドスリープで眠りについて20年後の世界…!
うわー、何だかすごい世界線でした。
突拍子もないような世界でなくリアルというか、海野先生この世界観をしっかり構築されていて、さすがお上手だなぁと思いました。
時代の流れも移り変わりも速い世の中ですが、20年後だからって空飛ぶ車がビュンビュン飛んでるわけでもなく、変わるところと変わらないところの線引きがリアルだなと感じました。
BL的に言うと、執着ワンコ攻め×無気力ほだされ受け…かなぁ。(受けが何と言うべきかちょっと悩む)
無気力と言ってもその辺りもじっくり焦点が当てられていきますので、多少硬さははありつつも解れていく様が見所の一つです!
萌えという観点では個人的には薄めなのですが、お話として面白いし新しいし最後まで楽しく読めました!
そして、何と言っても18歳から20年間受けを待ち続けた攻めにアッパレ。一途が過ぎる~~~。(いや、その20年の間の諸々はあるのですが。逆に無いと不自然と思うのでそれはそれで良い)
正直読んでいて攻めが38歳という割に若い印象(話し方など)ではありましたが、年下×年上が年上×年下になってしまう受けの戸惑いや、徐々に醸し出る程よい甘えが2人の関係をちょっと甘酸っぱい心持ちにさせてくれて、とても良かったと思います。
受けの先生然とした口調や意見、接し方、そして歴史の雑学などキャラクターが徹底されており、教師という職業でも無気力と見せつつ実は無意識熱意が伝わってるの良いなぁと思いました!素敵な先生やん…。
自分が他人にどれだけ影響を与えているかなんて見えないから軽視してしまうけれど、影響を受けた側はいつまでも覚えているしそれを人生の指針にしていることもありますよね。
自分もそんなことがあったなぁ…なんて思い出しながら読んでいました。
余裕無く必死に生きてきた受けの過去や、中々明かされない攻めの20年間。胸にぐっとくる箇所がありました。
攻めが思わず語ってしまった心中は特に胸が締め付けられるような、そして頑張ってきた自分に対する言葉がすごく身につまされました。あまりにも長い年月だもの…良かった…。
20年に及ぶ壮大なラブストーリーですが、2人はまだまだこれからで未来に向かっていく希望のあるお話だと思いました。
読んで良かったです。ありがとうございました!
うーわわわわ。なんじゃこりゃ。こんな設定の作品は初めてです。
コールドスリープ?人工冬眠?
聞き慣れないワードとSFの世界観がめっちゃ面白かったです!( ´∀`)
未知のウィルスに感染し、長期コールドスリープの治験に参加することになった高校教師の篠が、20年ぶりに目を覚ますことから始まる人生生まれ変わりの物語です。
この話の面白いところは、冬眠前に18歳だった教え子が目覚めると38歳になっていて、30歳の篠の年齢を超えて再会するということ。人工冬眠中は肉体的な時間が止まっているので、冬眠前の肉体年齢と同じ状態のまま目覚めることになります。
本来なら50歳になっていた篠は見た目も身体も30歳。なんとまぁ、すごい設定です。
20年前というと、2005年ですか……スマホはない。もちろんWi-Fiもない。スマホ決済システムもない。こうしてレビューを書いたり電子書籍を閲覧するためのタブレットもない時代でした。
まぁ、なくても大丈夫なものもありますが、現代での普及率を考えるといささか不便で生きづらい部分が多少ありそうですね。情報弱者の部分も否定できませんし。
そんな篠の生活の身の回り全般のフォロー役の担当になったのが、かつての教え子・渡良瀬です。
彼はかつて篠を慕っていた生徒で、篠に告白をしてきた相手でもあります。
その答えを保留にしたままコールドスリープに入ってしまったので、若干気まずいぞーみたいな空気感を感じながらも、二人三脚で篠の生活力を取り戻していくことになります。
人工冬眠の設定のストーリーではありますが、この作品の核心の部分は篠の冬眠前と冬眠後の意識変化の部分です。
天涯孤独の彼は仕事にも生活にも執着があまりなく、それがコールドスリープの治験者にもなった理由の1つだけど、冬眠明けは教師という職がいかに篠にとっての天職なのかを知っていく自分探しの物語になっています。
篠は自分が教師に向いてると思っていなかったけど、実はそうじゃなかった。
篠の教えによって救われた者も、将来の道を選択するキッカケになった者もいる。一番は、多くの生徒たちが、こんな先生だったよね!って記憶に残っていたことが何より嬉しかったと思います。
自分の存在は無価値、みたいに思っていた彼がどんどん変わっていく姿を見るのがとっても楽しかったです。教師職にやりがいを見出した彼の姿はコールドスリープ前とは全然違います。
その背中を押したのは渡良瀬に他ならないのですが、彼がずっと20年もの間篠のことを想い続けてきた執念がすごかった。恩師としての尊敬の心も、愛する人としての情愛も、篠へ向ける想いの強さは20年の時間を耐えるだけはあります。
高校時代からワンコな男でしたが、まるで忠犬ハチ公さながらです^ ^
ホンモノの忠犬ハチ公ですら約10年なので、渡良瀬がいかにすごいか。…恐れ入りました。
物語は終わってしまったけど、2人にとってはここからがスタートです。
20年前の続きからスタートじゃなくて、目覚めた瞬間から生まれ変わってリセットした。という解釈の方がしっくりくるかもです。
愛する人と過ごす時間の針が動き出した今、彼らには20年の時間の重みのぶんだけたくさんイチャイチャして幸せになって欲しいなと思いますヽ(´▽`)/
待望の、海野幸先生の新刊!!
あらすじを読んだ時からワクワクどきどき、発売を心待ちにしていました。
…最高に、最高に胸を打つ物語。。
20年越しの、元教え子×教師のラブストーリー。
そこには確かにラブがあり、BL的萌えもあるのですが、
今回は”萌え”というよりも”静かに胸を打つ感動”に震えるストーリーだったように
思います。
主人公・真人の辿ってきた苦難の過去、
彼の”歴史”に対する想い、
そして何よりも行方不明になった真人を探し続けた渡良瀬の想いーー
いろんなシーンでぐっと胸を突かれ、途中何度も涙ぐみました( ; ; )
以下、簡単なあらすじと共に感想を…
色々気持ちが昂っているため、ちょっと長くなってしまうかも…です;
主人公は30歳の高校社会科教師・真人(受け)。
未知のウイルスが世界を襲い、その変異株が猛威を振るう中(←このへんはきっと
コロナ禍を意識して書かれたんだろうな、と)、彼も治療薬のない変異株に感染してしまいます。
その時既に技術としてあった”コールドスリープ”、
いわゆる「冬眠」という形で治療薬ができるまで2年間だけ眠る選択をした真人。
しかし、コールドスリープ社から思わぬ提案を受け、治験という形で
20年の長い時をスリープ状態で過ごすことに…
そして目覚めた20年後。
真人を迎えに来たのは、かつて自分の担任クラスの学生で、
何度も告白をしてきた元教え子・渡良瀬(攻め)。
会社との契約により戸籍を失っている真人の生活サポートをする、と微笑む
38歳になった元教え子の姿に、呆然とする真人だけれどー
と始まる、逆転年の差ストーリーです。
もうまず、何に心打たれるって、渡良瀬のこの20年間の想い…!!
基本的に受けである真人視点でお話が進行するんですが、
終盤になって明かされる渡良瀬の20年の行動に、胸を突かれて「ああ…」と
ため息が出ました。
「2年後に目覚めたら連絡する」と言った真人の言葉を信じ、
目覚めを待っていた渡良瀬ですが、予定どおり2年が経つと突然真人は
行方不明に。(実際はコールドスリープし続けていた)
何度も学校へ行き、警察にも行き、コールドスリープ社にも直接掛け合うも
けんもほろろに追い返さる。
すると今度はコールドスリープ社の内情を探るため、目指していた技術職を諦め
総合職に転向、就職を勝ち得て、時間をかけて内部事情を探り、
時には上司の弱みなども握りそれを利用しながら、
”隠された治験者”の情報を一つ一つ確認しーー
と、想像するだに気の遠くなるような努力の積み重ねによって、
目覚めた真人の前に現れたのですね。
その執念にただただ、感服。。
「途中実は諦めかけていた時もあった」という告白があるのですが、
それが却って、挫折があっても諦めきれなかった渡良瀬の強い強い想いを
印象付けている気がして(完璧な彼の影にもあった弱さ、人間らしさも)、
より渡良瀬という攻めを好きになってしまいました。
高校時代の、陽気な人気者だけれど性的嗜好に悩み、
真人の前でだけは弱い姿を見せていた渡良瀬。
そして38歳となった現在の、憂いや本音を上手に隠せるようになり、
目尻に素敵な笑い皺の寄るようになった渡良瀬。
…もう、もう、どっちも魅力的すぎるんだが…っ!!!!
と、萌えて萌えて&愛に心震えてたまりませんでした。。
ハートを撃ち抜かれる、とはまさにこのことでしょうか。。
高校時代に生徒として甘やかされていた渡良瀬が、
スリープ状態から目覚めたばかり、右も左もわからず所在なさげにする真人に
優しく手を差し伸べ導き、甘やかす姿に、勝手に胸が高鳴り、熱くなりました。。
酔った彼が同窓会後、元同級生たちに漏らした
「俺、頑張ったよ…」という呟き。その言葉の持つ重みがね、、
とついつい、攻めについて熱く語ってしまったのですが
受けである真人の生きてきた道の苦しさ、想いにもまた
胸打たれるんです。
非正規労働者としてがむしゃらに働くも、正人が中学の時に
事故で亡くなった両親。
本来ならば家庭で両親から学ぶであろう”大人の人生の乗り越え方”、
失敗を乗り越えたり、乗り越えられずに挫折する姿を学ぶ機会のなかった真人は、
それを歴史書に求めるようになります。
食べていくために、安定した公務員として教職を選んだー
と自身では思っていた真人ですが、
実は本当は歴史が好きで好きでたまらなかったのだ、
ということに、渡良瀬とのやりとりの中で気付いていく…
(余談ですが、高校の授業中に”雑談”として真人が話した内容、というのが
すごく興味深くて面白い!
三蔵法師のお話やあのルソーが実は…という小話、ワクワクしました☺︎)
コールドスリープ時の契約により戸籍を持たず、
会社からの緩やかな監視のもとで生きていかねばならない真人が、
自分の中に燻る情熱に気づき、「もう一度歴史を教えたい」と思えるようになった時。
渡良瀬と共に行動を起こし、事態が大きく動いていきます。
このへんの「会社とのシリアスな対立」部分はそこまで重くなく、
サラッと。
もうちょっと色々かなり大変な事態になるのでは、という気もしないでは
ないのですが、二人のラブ面の進行も詳しく見たかった自分には
ちょうど良い配分でした。
色々あって、二人の身辺も少し落ち着いてからの、
やっとやっと…!の結ばれる瞬間も、良かった…・:*+.(語彙力の限界が;)
意を決して自分から「したいと思ってる」と告げる真人、
カッコいいです。目覚めた後の告白もね。
甘さに酔いしれるというより、「ついに、やっと…!」と感無量、
ほっと安心感に包まれるような二人の濡れ場、素敵でした。
渡良瀬を誤った道に連れ込んでしまったのではないか、
と漏らす真人に渡良瀬が告げた言葉も最高に痺れます。
そうだよね、歴史は後から振り返って判断されるもの。
二人の作った歴史は、二人が一緒にもっともっと歳をとった後に、
一緒に判断すればいい。
20年越しの、再会ラブストーリー。
最高に心震えるお話でした…!