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aiyoku overdose
初めて読んだドースバース。触れるだけで相手の病を癒す事が出来るドラッグと、生まれつき病弱でドラッグから治療を受ける事でしか回復出来ないクランケのいる世界。
どんな治療も効かなかったクランケの問題児三ヶ崎は、新しく担当になった遊馬には触れられると気持ちがフワフワする。治療のはずがお互いにそれ以上の感情が芽生えていく2人…。毒親のトラウマを乗り越え初めて人を愛し愛される事を知った三ヶ崎、良かった〜(泣)
でも治療には直接触れたり唾液を飲んだりすると効果があるのだけど、これは相手によってはキツイのでは?
遊馬と三ヶ崎は運命の番だったから良かったけれど、他の患者たちはどうしてるのだろうと思ったり。番を解消されると死ぬしか無いのも切なすぎる。Ωはもう少し一人でも自立出来る要素があると思うけど、クランケは生きる事と直結してるから難しいなぁ。ドースバース、もっと色々読んでみたい。
今作は、商業BLでは比較的レアなバース、「ドースバース」でした。
ちなみに、「ドースバース」とは?!!
というと、、、
「ドラッグ」というと、接触するだけで相手の病を治してしまう特別な力を持つ者。
この作品では、攻めです。
「ノーマル」。
オメガバでいうならば、βに分類されるいわゆる一般人。
ドラッグとの接触で、薬の投与よりも早く治癒するらしいです。
「クランケ」とは、生まれつき身体が弱く、慢性的な体調不良に蝕まれています。
医療だけでは完治させられず、ドラッグがクランケに触れることのみで癒すことができる。
クランケはドラッグがいないと生きていくのが困難だそうです。
このお話では、受け。
依存関係っぽくて、ちょっぴり病みBL好きな方とか大好きそうな設定です(ニヨニヨ)!
で、こちらのお話の受けは自傷癖(身体を引っ掻くクセがある)を持つ、どんなドラッグでも癒すことのできない、心身ともに重度の体調不良を抱え施設に入ったクランケの菖汰でした。
というのも、毒親に育てられた家庭環境に難あるせいだと思われます。
そこへエリートドラッグの医師・遊馬がやってきます。
どんなドラッグも菖汰を癒すことはできなかったのが、遊馬の接触はなぜか身体の反応が違って、、、
というお話です。
ドラッグの遊馬もまた、ドラッグが故の苦悩を抱えていて、二人ともある意味心に傷を負った、似た者同士だからこそ惹かれあったのでしょう。
ドラッグである遊馬は、菖汰に対してクランケだから接している。
なにも特別じゃない…的な、切な展開もあり切なラバーとしては、分かっていても胸の奥を震わせていました。(ドMなまりあげは)
それにしても菖汰の母親が最後の最後まで胸クソ悪くて、最後と描き下ろしのえちで癒されました。
えちは濃厚です。
紙本修正は、ぐじゃぐじゃ修正です!(分かりずらい表現すみません!!)
ドースバース履修するのに、とても分かりやすい1さっだと思いました。
エロス度★★★★★
おやおや。新しいバース〝ドースバース〟とは実に興味深い設定ですね。
遊馬と三ヶ崎が紡ぐ祝福の恋物語・・・開幕。
クランケの立場が非常に理不尽なのが印象的で、三ヶ崎もクランケ故に酷い境遇であったのがしんどい。
ドラッグの治療の効果が無かった三ヶ崎でしたが、遊馬だけが彼を癒す唯一無二のドラッグであるのが運命的で悶え、最初は心を閉ざしツンツンだった三ヶ崎の遊馬への態度の変化が可愛らしい。
2人の距離が縮まったり、治療方法にドキドキしたり・・・傷ついた三ヶ崎を遊馬が愛で癒していくのが尊いです。
キラキラした表紙と、「ドースバース」の文字に惹かれて購入!
左側の攻め・遊馬の愛溢れる表情と、優しいキスが素敵です☺︎
初めて読む、”ドースバース”世界観のお話、ワクワクしながら手に取りました。
初めのページに、世界観の詳しい説明があります。
ドラッグ・クランケという特殊な性質を持つ人間が共存する世界。
(それ以外は「ノーマル」と呼ばれる)
クランケは生まれつき体が弱く、その不調は医療だけでは完治せず、
ドラッグに触れることにより改善する。
病をなくす唯一の方法は、ドラッグの血液を飲み”番”となることー
ドラッグがいないと生きていくことが困難はクランケは、社会的に差別を受けやすい。
そんな世界観のもとでのお話です。
主人公は三ヶ崎 菖汰(みかさ きしょうた・受)、クランケ専門施設に入院中の
20歳の青年。
どんな治療も効かない一匹狼の三ヶ崎はある日、医療施設に新しくやってきた
”エリートドラッグ”で施設の新しい職員・遊馬(あすま)と出会い、治療を受けます。
すると、全く期待していなかったのに効果は抜群!
そしてそれから交流を重ねていくうち、いつしか恋をしている自分に気が付いてー
と続きます。
初対面では「なんだコイツ」と思っていた相手に体の快感を教えられ(あくまでも”治療”として!)、
遊馬の心を求めるようになるツンデレ三ヶ崎が、可愛い…!!
反発心→あれっ?なんか思ってたんと違う…→→→好き…!
となる流れ、好き(*´˘`*)♡
この三ヶ崎、実の母親から酷い扱いを受けてきており(今も続いている)、
体も心も傷付いているんですね。
それを、遊馬の優しい言葉と態度、接触による治療がゆっくりと癒してくれる。。
いつしか遊馬に対してだけは心を開き、預けられるようになるのですが、
遊馬は「治療」だから自分に優しく接してくれるに過ぎないーー
そんな誤解をして落ち込む三ヶ崎の姿が切ないです( ; ; )
遊馬の表情や態度を見ていたら、読者にはお互いの気持ちがバレバレなのに〜!
もどかしくも、きゅんとするポイント。
…なんですが、この二人の気持ちの変化や関係性、もうちょっと掘り下げて
深くじっくり読めたらなあ、と。。(特に攻め・遊馬の心情変化)
遊馬というスパダリ年上攻め、本当に素敵なんですが、
やや物語の進行上の”都合の良さ”を感じてしまった点もありました。
(※途中から「しばらく三ヶ崎の治療だけに専念することになった」と告げる場面)
一人の患者の特別扱い、いいのかな…?と。
…とかなんとか、言いつつも!
スパダリの溺愛を一身に浴び、誤解も解けて番になり、
幸せそうな顔をする三ヶ崎くんの姿に、心地よい甘さと幸福感を感じる一冊でした。
ドースバースの設定、すごく面白いと思うので
これからもっともっと増えるといいなあ。
★修正:白抜き(電子シーモア)