愛欲オーバードーズ

aiyoku overdose

愛欲オーバードーズ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×22
  • 萌2
  • 中立1
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
1
得点
15
評価数
6
平均
2.8 / 5
神率
0%
著者
下野圭 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
オーバーラップ
レーベル
リキューレコミックス
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784824010117

あらすじ

君を救える”ドラッグ”は僕だけ

触れるだけで病気を治療することができる”ドラッグ”と、慢性的な体調不良を抱える”クランケ”が存在する世界。
病をなくす唯一の方法はドラッグと”番”になること。
どんな治療も効かない一匹狼の”クランケ”三ヶ崎(みかさき)は、医療施設に新しくやってきた”エリートドラッグ”の遊馬(あすま)と出会う。
「大丈夫、気持ちよくなっていいよ」
治療だと分かっていながらも、深くキスされて体液を摂取するとつい快感がせり上がってきてしまう。
最初は自分とは真逆の男に苦手意識を抱いていた三ヶ崎だが、いつしか心も体も遊馬を求めてしまい――…
救う者と救われるしかない者…不条理な世界で生まれる究極の愛《ドースバース》。

表題作愛欲オーバードーズ

26歳、クランケ専門治療施設にやってきた職員(医師)、エリートドラッグ
20歳、クランケ専門治療施設に入院中、クランケ

その他の収録作品

  • 描き下ろし「その後」
  • あとがきってこれであってる?

レビュー投稿数1

グッと興味を惹かれる”ドースバース”!一匹狼クランケの運命は…

キラキラした表紙と、「ドースバース」の文字に惹かれて購入!
左側の攻め・遊馬の愛溢れる表情と、優しいキスが素敵です☺︎

初めて読む、”ドースバース”世界観のお話、ワクワクしながら手に取りました。
初めのページに、世界観の詳しい説明があります。

ドラッグ・クランケという特殊な性質を持つ人間が共存する世界。
(それ以外は「ノーマル」と呼ばれる)

クランケは生まれつき体が弱く、その不調は医療だけでは完治せず、
ドラッグに触れることにより改善する。
病をなくす唯一の方法は、ドラッグの血液を飲み”番”となることー

ドラッグがいないと生きていくことが困難はクランケは、社会的に差別を受けやすい。

そんな世界観のもとでのお話です。


主人公は三ヶ崎 菖汰(みかさ きしょうた・受)、クランケ専門施設に入院中の
20歳の青年。

どんな治療も効かない一匹狼の三ヶ崎はある日、医療施設に新しくやってきた
”エリートドラッグ”で施設の新しい職員・遊馬(あすま)と出会い、治療を受けます。

すると、全く期待していなかったのに効果は抜群!
そしてそれから交流を重ねていくうち、いつしか恋をしている自分に気が付いてー

と続きます。


初対面では「なんだコイツ」と思っていた相手に体の快感を教えられ(あくまでも”治療”として!)、
遊馬の心を求めるようになるツンデレ三ヶ崎が、可愛い…!!

反発心→あれっ?なんか思ってたんと違う…→→→好き…!
となる流れ、大っっ好き(*´˘`*)♡

この三ヶ崎、実の母親から酷い扱いを受けてきており(今も続いている)、
体も心も傷付いているんですね。

それを、遊馬の優しい言葉と態度、接触による治療がゆっくりと癒してくれる。。

いつしか遊馬に対してだけは心を開き、預けられるようになるのですが、
遊馬は「治療」だから自分に優しく接してくれるに過ぎないーー
そんな誤解をして落ち込む三ヶ崎の姿が切ないです( ; ; )

遊馬の表情や態度を見ていたら、読者にはお互いの気持ちがバレバレなのに〜!
もどかしくも、きゅんとするポイント。

…なんですが、この二人の気持ちの変化や関係性、もうちょっと掘り下げて
深くじっくり読めたらなあ、と。。(特に攻め・遊馬の心情変化)

遊馬というスパダリ年上攻め、本当に素敵なんですが、
やや物語の進行上の”都合の良さ”を感じてしまった点もありました。
(※途中から「しばらく三ヶ崎の治療だけに専念することになった」と告げる場面)

一人の患者の特別扱い、いいのかな…?と。


…とかなんとか、言いつつも!


スパダリの溺愛を一身に浴び、誤解も解けて番になり、
幸せそうな顔をする三ヶ崎くんの姿に、心地よい甘さと幸福感を感じる一冊でした◎

ドースバースの設定、すごく面白いと思うので
これからもっともっと増えるといいなあ。


★修正:白抜き(電子シーモア)

1

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