1LDKとふたり

1LDK to futari

1LDKとふたり
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神3
  • 萌×21
  • 萌1
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
1
得点
23
評価数
6
平均
4 / 5
神率
50%
著者
和間そばえ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA
レーベル
ジーンピクシブシリーズ
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784046841896

あらすじ

君の「おかえり」が特効薬。

自身が働く飲食店に彼女とふたりでよく来店する常連客の男性・幸人に、長い間片思いをしている司。
司は、幸せそうなふたりを見るたびに、これは「叶わない恋」なのだと思い知らされ、幸人に想いを告げることを諦めていた。
しかしある時、司に大きな転機が訪れる。
「もしどこも行くところないんだったら、俺のうち来ませんか」
思いがけず幸人に告げたこの一言で、司の「日常」が大きく変化したのだった――。

この世界で最も純粋で、不透明。
片思い拗らせ男子×わけアリアラサーのふたりが送る、
同居ボーイズライフ・ストーリー!

表題作1LDKとふたり

25歳、飲食店店員
34歳、無職の居候→大学事務員

その他の収録作品

  • 5話後帰り道にて

レビュー投稿数1

エロがないとか 非BLだからってわけではないのだけれど

なんとなくです
ほんとに なんとなく目について なんとなく買ってしまった
こういうのが「ご縁」なんでしょうね

作家さまには初単行本発売の 幸中の不幸 かもしれないけれど テヘ


あの 今風なキラキラ男子が出てキャッキャうふふしてるお話でたまに見分けがつかなくなる老眼の持ち主
なので ハッキリと見分けがつく味のある絵面にあたるとちょっとテンションがあがるみたいです あたし

と どうでもいい情報を挟みつつ
お話はいたってシンプル 絶賛片想い拗らせ中に掴んだ一筋の光ならぬ 幸せ


退職をきっかけに恋人と別れた意中の人との夢の同居が淡々と描かれているだけなんですけど 当然片想いを伝えているわけではないし 相手はドがつく天然だしで ちょっとズレたふたり のほのぼのさで押しきるんだと思ったんです 非BLですし

ところがどっこい 幸人さんって人が思いの外人間臭くて
世間にも自分にも疲れちゃった大人 ってのを見せにきちゃうもんだから変なところ身につまされたり ちょっとせつなくさせられたり
塩﨑のキャラもただのヘタレじゃなく こう うだつの上がらないというか 地味で平凡な青年で 特に楽しんでいる事もなく日々に忙殺されたり流されたりを繰り返してるような

なんか ほんとに1番難しいことだと思うんです 普通とか 平凡って
その1番難しいところが丁寧に綴られてるんですよ ふたりの間にゆる~く流れる空気と共に


非BLなので当然エロはないです が ゆる~くはじまった同居とその解消にムダに知ってしまった彼への気持ちが溢れて 止めることも放つこともできないまま勝手に思いこんで暴走して
傷つけあうようなことはなかったけど 諦めるつもりで離れてみて余計に募るものに苦しんで
劇的な再会でも告白でもなかったけど 意思の疎通を図りおつきあいするまでには至るので ←端折った?
平坦なお話でもいいから 一途に相手を思い その想いをゆっくり伝えていくようなお話が読みたいんじゃ勢にはグッと来るものがあるんではないかと


なにもなかった日々に見つけた小さな幸せ

個人的には良くも悪くもなかった っていうのが読み終わったってのが本当のところで
最後のシーンにもらい泣きができるような 例えば 広くなった部屋や移り香に後悔したり 会えない彼の座った席に想いを馳せたりとか 痛む胸のエピがもうちょいほしかったッ! って感じになってしまったんだなこれが

うーーん ジーンピクシブさんのお話読んだーーーーって感じではあったけど

2

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