ウソツキと初恋

usotsuki to hatsukoi

ウソツキと初恋
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×22
  • 萌3
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
22
評価数
6
平均
3.7 / 5
神率
16.7%
著者
牛込トラジ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス・リンクスコレクション
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784344855106

あらすじ

「とび職系男子」をテーマにしたボーイズアイドルグループ「WKMN」は、結成6年目だがいまいちハネない平凡な「地下アイドル」。グループの一番人気で「セクシー担当・藍生」として活動してきた石原蒼は、それでも毎日楽しみながら一生懸命やっていたが、最近、売り上げが伸びていないことや、実はゲイである自分の状況に悩みはじめていた。そんなある日、ひょんなことから出会ったエリートリーマン・光谷孝一朗との関係に身も心もハマってしまい、大事にしていたアイドル活動に不調をきたしてしまう。その上孝一朗が実はグループのファンで、「ファンには手出し厳禁」のルールに違反したという疑惑が蒼にかけられてしまいーー…⁉

表題作ウソツキと初恋

ゼネコン勤務→証券会社勤務エリートリーマン、36歳
メン地下アイドル、25歳

その他の収録作品

  • 「その後のWKMN」

レビュー投稿数3

コンセプトの目の付け所がとてもユニーク!

メン地下アイドルをテーマにしていて、そのアイドルのコンセプトが「働く男」で衣装は作業着
彼らのファンは「ポッカちゃん」と称されるようです(ニッカポッカ由来ですかねw?)
これは何だか色々とてもユニークだな(* ̄▽ ̄)フフフッ♪と思い読んでみました

アイドル設定自体はユニークでしたが、実際の恋愛部分に関しては際立った個性を押してくるような感じではなく、ちゃんとアイドルのBLって感じがして楽しめました

物語の主人公は受けの蒼くん
彼が自身のセクシャリティからの恋や、アイドルとしての今の自分のジレンマなんかを通して成長していく感じが丁寧に描かれています

丁寧ながらも全体的にコミカルな雰囲気をキープしながら進むので、読み難さもなくて物語としてはとても良くまとまっていたと思います

この蒼くんの性格がとても等身大な感じがして応援してあげたくなってしまうキャラでした(ღ˘͈︶˘͈ღ)

そんな蒼くんのお相手となる孝一朗さんにも面白みが隠されていてとても楽しかったです
少々情緒不安定感のあるキャラっていうのも愛嬌があっていいです( *´艸`)♪

実は最初1度目に読んだ時は正直絵の不安定さが気になってしまって、何となく入り込んで読めなかった所がありました
特に1話、2話の作画にはほぼ魅力を感じませんでした
彼らがメン地下アイドルだったから正直読めた、っていう所がある位キラキラ感を感じない作画でした(ゴメンナサイ(。-人-。) …‼)メジャーアイドル設定だったらその説得力に疑問が湧いてしまっていたかも知れません。。。

だけど日を置いて読み返してみたらやっぱり最初の不安定な作画は気になりはしたのですが、3話以降にどんどん作画が安定して見えて来たので再読もすんなり出来ました
1度目は初見のちょっと好みの作画ではないな、、、っていう主観が邪魔した所があったんだなって自覚したので2度目の読み返しでちゃんと物語自体の面白さに気付けて良かったです٩(⁎˃ᴗ˂⁎)۶

終わり方の現実的な所も、BLらしい楽し気な所も混じっていて、読後はとても良い気分で終えられたのも好感度高ったです♡

もしかしたら気になる人もいるかも知れないポイントを書いておきます
主要キャラの「髪型チェンジがあります」ので苦手な方(逆に好きな方)にはお伝え出来たら、と思いました


修正|白抜き基本+無

0

上手く生きるのって難しい

あらすじを読んだとき"とび職系男子がテーマのアイドルグループ"というののイメージがわかず
面白い感じのお話なのかな…?と思ってしまったんですが。
全然そんなことはなくどちらかというとしっかり真面目(?)なお話で、アイドルとしての自分と素の自分自身との気持ちの切り替えに揺れる蒼の姿には切なさがいっぱいでした。

キラキラした見た目のその内側にたくさんの悩みを抱えている蒼は、孝一朗との出会いで自分を少し解き放てたことで逆にバランスが崩れてしまったのでしょうね。
結果、周りに迷惑を掛けることになってしまって
自分を責めている蒼の涙を見るのはすごく悲しいものがありました。
努力の積み重ねでやっと成功に近付けたのに、
ほんの小さなキッカケでそれが簡単に壊れてしまうなんてツラすぎる…。

と、結構切ない展開ではありましたが。
孝一朗と蒼はもちろん、メンバー全員がそれぞれ前に進んでいけるような結末になっていてものすごくスッキリ。
ふたりの恋がメインだったけれども、それ以外の人間模様にも見どころがあったのが良かったです。

0

鳶職系男子をテーマにした、地下アイドルグループの設定が面白い!!

結成6年目だが、いまひとつな「とび職系男子」をテーマにした地下アイドル「WKMN」(ワーカーマン)。
そのグループで一番人気でゲイの藍生は、一生懸命活動を頑張ってきたが、正直限界を感じていた。
そんなある日、メンバーのひとりに連れられゲイバーへ。
そこで変な人に絡まれたのを、エリートリーマンの光谷に助けられ、身体の関係まで持ってしまい、、、
というお話。

ちなみに、光谷×藍生です。


この光谷がどういう人間なのか。
察しのいい腐の民だったら、早々に勘づくと思われますが、それにしても作者様は、盛モリに攻めの設定を盛ったなあという印象でした(褒め言葉)。

また、光谷がエリートリーマンになったきっかけが藍生という設定や、最終的にグループが解散してしまう生々しさなども、キラキラしているだけではない今どきのアイドルBLっぽくてよかったです!

さらりと読めるアイドルBLでした。

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