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invisible world
【貴方が何より大切だって・・・!どうして分かってくれないんですか(松屋)】
エロス度★★★★
下巻、完結。おやおや。歪んだ正義に取り憑かれた緒佐島の元部下の不穏さや緒佐島の秘密、恋の花が開く展開がとても良いですね。
最初は緒佐島の役に立ちたい純粋な気持ちであったのに、霊が視える力に飲まれてしまった灘野の境遇が力に飲まれずに緒佐島の手を取って支えようとする松屋の光と対極で面白い。
松屋を巻き込みたくない緒佐島の想いや彼の抱える秘密、緒佐島の力だけでなくオカルト的な秘密を知っても真っ直ぐに愛を伝える松屋がたまらなく、しっかりと最後に恋愛要素・濡場が組み込まれているのが素晴らしい。
薄すぎる関係性に名前だけが増えて 正直わかりづらいお話になってきた半分ちょいを越えた辺りで変にBL感ぶっ込まれ「なんで?」とはなりがら必死に相関図つくって一応飲み込んでまいりました
せっかく相関図作りましたので 余計な情報ではありますが 上巻だけで何人の名前がでたかだけはお伝えしておこうかとw
リストアップされた名前だけの人を除外しても 19人
Σ19にん+名前のない人が6? 7?
Σ いや実際もっとでてるかもしんないッ!
ね~ぇ どう思う? 1冊に収まる人数じゃなくないですか? ビックリだよ
出てくる人数は半端ないんだけど話は簡単
① 転落事故 ② 交通事故死が絡んだ横領事件
③ 警察関係者による押収薬物横流し事件
④ 轢き逃げ捜査
起きてるのはこの4つなんだけど ややっこしいのが ③の薬物横流し
緒佐島の能力 ここに最初は単独事故で死亡とされた松屋の父が一変 事件性ありとされ直後また単独事故死として処理されたことが気にかかっていた松屋が打ち明けたことで調査を始めるんだけど そこから芋づる式に当初松屋父が追っていた風俗店店長の店員殺害事件に繋がり 警察内部の薬物横流しに繋がっていって もうねここだけで7人人使ってるから
※ 因みにこの相関図はB5用紙で作成 隙間なく埋まりましたw
父の死の真相はわからないまま ただ父の最後に関わった事件を解決できたことで納得する松屋
引っ掛かるものを感じながらも区切りをつけた松屋にそれを持ちかけるかで悩む緒佐島
そして内部調査で繋がった松屋父と部署の後輩で緒佐島の元部下・灘野
下巻は灘野が警察を辞めたあたりから増えた詳細不明の事件の再捜査からになるわけですが 亡くなってるのに松屋の父が働きすぎてて 主役は絶対松屋父だ!
あの言っていいですか?ダメでもいいますけど
警察内部の薬物横流しに繋がる一連の事件 ここはすんごい面白いんです ただ余計な事件の捜査がちょいちょいはいるので気が散るというか
変なBL感も余計な名前もいらないから松屋父の死と そこに絡む灘野に頼むから集中させてくれと
いや ボーイズのラブを楽しまなきゃいけないのになに言ってやがんでぃ((怒))って話なんですが
灘野の登場で緒佐島との距離を思い知り なんとか彼の役に立ちたい
憧れと恋のほんの狭間で上司として彼を熱く想ってしまう 誰やった? 松屋息子 ←人が多すぎて名前がスッとでてこないらしいw
上巻をよんで人が出すぎてパニックになって読むの止めちゃうにはもったいない チラつかしはあったものの明かされなかった緒佐島の体質に関わるもの 松屋父と灘野との関係 父の死の真相
これわ んんんん ないわ~
詰め込み過ぎのところに まさかこんな壮大なファンタジーを乗っけるとかw
これをBLとして読むには些か無理があるかな 恋愛要素ほぼないのにヤるこたぁヤってるからBLだって言われりゃそれまでだけど
最後 灘野と松屋の区別が難しいくなるときはあるし 結局使い捨てられた松屋父の死因は置き去り 横流し関係者だって根絶には至ってなくねぇか?
上下でまとめるなら父の死にまつわる謎解きだけでよかったんだよね きっと
そうすれば憧れが恋に変わるところも 父の死の真相もきちんと解明できただろうに
個人的にはすんごいもったいなかったな って
一応、あらすじに「ひたむきな部下×謎めいた上司」と書いてあるので、
明×緒佐島であることは理解した上巻でしたが、BがLする兆しがなかなか見えなかったので、一体どうやってBがLするの?!!
と、気になりすぎた下巻の冒頭は、いきなり緒佐島の元部下で、緒佐島の力の犠牲者でもあり、明の父の部下でもあった灘野の登場からでした。
もう、顔が胡散臭いので、明らかに黒幕なんだろうなあと。
で、「君恋」レーベルさんなので、BがLする濃密な部分とかはなくて、ブロマンスよりのバディBLなのかなあ、、、
と思っていたら、終盤でえち、ありましたよ!!
あったのですよ!!
半ば、もうないのかなあと諦めモードだったのですが、たしかにありました。(と言いつつ、実はえちシーンがなくとも読み応えがあるので、それはそれでいいかなとも思っていました)
と、同じくらいの衝撃を受けた設定が、実は緒佐島でした。
たしかにこの方の特殊能力設定には、色々伏線回収があるんだろうなあと思っていたら、まさかの、、、でしたね!!!!(読んだ方に同意求めてみる)
緒佐島の存在自体が、ミステリー? だったのです。
でもそんなミステリーな緒佐島も、明と出逢ったことで、長い年月を生きてきて、幸せだと思える相手と巡りあえた幸せ。
寿命の違いなど、その先を考えてしまいがちですが、今回のこのお話はそれでいいのだと思えました。
ちなみに、個人的にはえちがなくとも、この下巻での伏線回収が濃かったので、なくても満足だったなあ、、、
と思った次第でした。