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千年ずっと、愛してる。
raise mo douse aishiteru
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
輪廻転生モノは好きだけど、先が読める展開のお話が多いんだよなぁ…と、思いつつも。
帯にある、「千年ずっと、愛してる。」という言葉を見てしまったら読まずにはいられない!という気持ちになり購入。
千年分の大きな愛と、現世で交わることになったふたりの日々を見守るべく読み進めました。
千年前に死んでしまった愛する人・呉羽が
何度も生まれ直して自分の前に現れては、同じような年齢で死んでいってしまう…
そんな日々の中をひとり生きてきた晶良。
その切ない流れは予想通りではあったけれど、
呉羽の生まれ変わりである常盤がカラッと明るい子なので、その切なさにはあまり引っ張られることなく「ふたりの話」として読めたかなと思います。
輪廻転生というと、離ればなれになったふたりがどちらも同じ時代に生まれ変わって再び出会う、というお話が多いと思うのですが。
晶良は一度も死ぬことなく生き続けているので神通力なんかも得ていて、もはや人間ではない?みたいな設定が斬新でした。
ただその斬新さの中身がふわっとしているところがあったり、常盤の記憶と呉羽としての意識が繋がらない部分にも「うーん??」となったり…
細かなアレコレは結構気になってしまったけれども。
それ以上の幸せが待っていたので、キレイな結末をすんなり受け止められました。
そして。絵がとにかく綺麗で、なにより晶良のビジュアルが好みすぎて…!最高に良かった…!
とまぜ先生の過去作もぜひ読んでみたいなと思いました。
【もう絶対にお前を手離さない(晶良)】
エロス度★★★★★★
おやおや。
千年も生きる攻めですか。
どんな構造になっているのかナカを少々見せていただきたいですね。
千年も時を生きる美青年・晶良と転生を繰り返す高校生・常盤が紡ぐ祝福の物語。
輪廻転生、同居、年の差、さらに主従関係要素も味わえるのが素敵ですね。
呉羽=常盤に向ける晶良の執着・どんなに時を巡っても色褪せない愛が素晴らしく、常盤も晶良のことを覚えていなくても体は愛されていた記憶を継承しているのはロマンチックですね。
晶良と常盤、晶良と呉羽の濡場を楽しめたり、呉羽の深い愛がとても尊いです。
18歳の常盤が晶良と一緒に暮らすところから始まります。
あまりシリアスさはなく、あっさりお話が進んでいくので細かいところが気になりました。
生活力のない晶良がどうやって千年も一人で暮らしてきたのか、呉羽の生まれ変わりはずっと同じ街に生まれていたのか等、疑問が残ります。
常盤は呉羽の生まれ変わりですが、呉羽の記憶を思い出しても常盤は常盤のままで、呉羽とは別の人格という感じだったので違和感がありました。
呉羽の愛で晶良が生かされていたことを常盤が晶良に教えてあげていたら良いなと思います。
ebookは白抜き&白刻み海苔修正でした。
晶良と常盤だけでなく、晶良と呉羽のセックスも描かれています。
常磐(受)が前世の呉羽と晶良(攻)の絆と愛情を垣間見て、心を痛めてるのが切なかった。
常磐と呉羽が邂逅した時、呉羽は話せなかったけど表情に哀しみが全て出ていて、常磐を愛するが故に自分の命を捧げてもいいから生きて欲しいと願い、それが呪いのような据に……本当にやるせない気持ちになりました。
常磐も、前世の自分と言われても今ある自分とはどうしても違うから、晶良からの愛情がどこに、誰に向かってるのか、それは自分ではないと感じるのは本当に悲痛でした。この悩み揺れ動くのは転生物には付き物ですね。
エチシーンとしては、晶良×常磐より晶良×呉羽の方がページ数(回数)も多く、濃密に描かれていたように思います。
この辺は主人公(常磐)至上主義の読者には地雷になる可能性もあり。
1巻完結なので読みやすいけど、上下巻とかでもドップリ浸れるだろうなって思った。
なんなら小説としても読みたい。
「千年生きる美青年・晶良×転生を繰り返す高校生・常盤」
冒頭はとても良い雰囲気で、
シリアスで壮大な時を超えた恋物語かと思わせながらも、
常盤の「輪廻転生」の要素がかなり薄く、
晶良の「千年生きる」永遠の時間の重さもあまり感じられない。
激しいエッチがかなり濃厚で、
常盤の元気すぎる天然系テンションが前面に出ていて、
繊細さが消えてしまって、
展開も思ったよりあっさり。
深刻さが足りず、ラブコメでもない、中途半端な感じ・・・
個人的にはそのような読後感を持った。
常盤が自分のことを知っている謎の晶良と出会い、
突然のエッチ!と突然の同居生活。
少しずつ蘇る常盤の前世の記憶と共に明らになる2人の前世の関係性、
次第に晶良への愛しさが募っていく常盤の感情の揺れ動きが見どころ。
常盤が「前世の常盤」との戦い、嫉妬という描写が強烈で、
常盤と「前世の常盤」が別の存在のように描かれていて(「前世の常盤」が当て馬のように)、
肝心の常盤と晶良の2人の「永遠の愛」がどこにあるのかという疑問が残った。
せっかく前世の王族陰謀の深さや、
2人関係の切なさがあるのに、
深く刺さることなく、期待したほどの感動に届かなかった。
それは期待しすぎたのせいかもしれないが。
普通に幸せな結末を迎えたこと良かったと感じました。